生きづらさを感じる人が創る
のびアート
のびアートとは?詳しくは
こちら投稿はアプリからできます。
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見ている
感想1
勢いを感じる線で描かれたいくつもの目、何を見ているのだろう...遠くから見てみたり、近くで見てみたりしながら、水色と白の部分は何か意味を持っているのだろうかと考えてみたり、私もこの目を見ているけれど、タイトルからすると見られてもいるのかななんて考えてみたりしながら、改めて目にはいろんな気持ちや感情が表れるなぁと感じています。
感想2
デザインとしてかっこいいという印象でした。青の色がいいし、目の周りの影も淡くてちょうどいい感じでさらっと書いたような印象も刹那的なかっこよさがあるなと思いました。人の目って情報の宝庫で、憎しみも悲しみも喜びも多様な感情を表現できるおもしろい題材だし、自分の何かを表現するには面白いかもと思いました。
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夜の海、その子はどこかにきっといる。
感想1
静かで月の灯りやネオンライトを映しだしてキラキラと揺れる小さな波の中に、たたずむその「子」は、静かな目をしているんだろうと思いました。海というのは闇も光もすべてが強い場所ですが、この絵はすべての色が淡く曖昧で白いところが多いからか夢の中の海という感じがしました
感想2
初めはどこか儚さを感じたけれど、見ているうちに「存在する・佇む・進む…」といったワードが頭に浮かんだ気がして、儚さの中にもどこか芯のある一枚に感じた私がいます。この色味や、まどろむような感覚に、画材はどんなものを使用したのだろう…と気になりながら、私なりの解釈を書かせてもらいました。
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無題
感想1
いくつか似た絵を描いたうちの一枚なのかなと、上の方に見える柔らかそうな手(前足?)を見てそう感じた。中央の子は、少し困り顔にも見えたけど、誰かのなにかの気持ちに、そっと静かに寄り添っている表情をしてるようにも私は思えた。ボールペン?で書いたのかなぁ。仮にもしそうだとしたら、ボールペン特有の、サッとしたいい音の書き心地を感じられる作品だなって思った。
感想2
どこか困り顔のような、緊張しているような・・物言いたげな表情が印象的でした。ピンと伸びた前足がなんだか可愛らしくて、小さくて丸い手は柔らかそうだなと、いろいろ想像を巡らせました。顔周りのフォルムがしっかり書き込まれていているので、イメージが湧いたのかもしれません。
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うれしくもない
かなしくもない
どちらでもない感覚
アリジゴクの縁を歩いているような
すごく不安定な感覚
いっそジゴクに落ちたなら
逃げ出す元気が出るのかも
その覚悟もない私は
ただじっと黙って動かない
目立たないようにどちらでもない感覚
感想1
一歩踏み外したら落ちてしまいそうな距離をじっくりと感じている感じがして、その眼差しはどこからきているのだろうと思いました。「ジゴク」に落ちたif世界の「私」は逃げ出そうとしたり、しなかったりして、それを想像している瞬間「私」は縁からすこし離れてられるのかも。たくさんの「いっそ」を想像しながら、距離をとりながらじっと過ごすことは、「私」の生存技法なのかも。雨が降ったら、アリジゴクのつくった地形も変わったりするのかもしれないと思いました。
感想2
アリジコクの縁を歩いている
身動きが取れない
強張った身体
現代を生きる我々真面目に生きれば生きるほど息苦しくなっていて、こういう状態になるように思います。
本当はどこまでも自由に躍動する命を携えているのに。どんなに苦しい状態が今あっても、せめて、今はこの状態であり、本当は自由な命なのだというイメージは捨てずにいたいと思いました。 -
戯れ
感想1
見た瞬間、この作品の中(レジンの中?)に、まるで別の世界があるように思いました。音符や星、猫が、淡い感じに写っているのがとても幻想的に私は感じていて、手にもって、動かしながらじっくり見てみたくなる…そんな衝動にも駆られています。この並びで見ると、猫同士が向かい合っていて、このあと一緒になるのかな?と、そういった想像も勝手に膨らんだところです。
感想2
控えめな香りを放ちながら桜の花びらがしきりに舞う中、どこからか微かに優しいメロディが流れてくる。春の陽光に照らされた花びらをうっとりと眺めていると、足元に気配。おや、ネコが花を前足でつついて戯れているではありませんか――。そんな幸せな情景が目の前に一気に広がりました。このレジンのアクセサリーを持っていたら、きっと、いつでもこの世界に遊びに行ける気がします。
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にこにこうさぎとぼろぼろくまさん
感想1
「にこにこうさぎ」・「ぼろぼろくまさん」はそれぞれのお名前なんだと思いましたが、よく見るとうさぎさんもくまさんも、笑顔だけれど体中がズタズタなのは一緒ですね。ハートも体もつながっている様子から、二人が一心同体である、あるいは同一人物が分かれた姿なのかもしれないと思いました。二人とも、傷の痛みがあるとき、作り笑いをしなければいけないときが一瞬でもなくなりますようにと願ってしまいます。
感想2
作品を見てはじめ、他人に見せる顔と見せないようにしている顔、それはどちらも自分で、もうばらばらにちぎれちゃいそうだけれどなんとかギリギリのところでつながりを保っている...もしかしたらこの絵を描いた投稿者さんがそんな気持ちなのかなという想像が浮かびました。そして、うさぎとくまさんどちらも笑っているけれど傷ついているのが印象的で、何に傷ついているのだろう、そして何がつなぎとめていて傷を癒してくれうるのだろうと気になっています。
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眩い
感想1
あたたかい光に手を伸ばしたい瞬間もあるけれど、眩しいを通り越して痛いほどの瞬間をイメージしました。私も死にたいと思っているし、周りにも希死念慮を抱える人と関わることが多いため、たまに希死念慮がないという人に出会うと新鮮にびっくりしてしまいます。淡く水分を含んだような色合いがきれいで、だからこそ「光」にこれ以上この子を焼かないでほしいと願ってしまうような気持ちになりました。
感想2
言葉の数々が、通り過ぎた残像のように見えました。生きていくことを前提として向けられるメッセージは、ときに眩しすぎて直視することができない瞬間があるように思います。絵の中の女の子は、手で影をつくりながら、どうにか目を向けようとしているのでしょうか。
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水色負けヒロイン
感想1
言葉でも書かれていたように、「信じられない」そんな様子が伝わってくる表情な気がしました。あなたはどこかこの人物に共感するような・なにか近しい感覚を抱いている部分もあるのだろうか……と、なんだかそんな風にも考えました。(私の勝手な想像です。)揺れる(歪む?)背景のひとつひとつのシーンから、あまりの衝撃に、一気にあらゆるものが思い浮かんだ様子を表しているのかな…と考えてみました。
感想2
写真とハートの中の暖色が遠く、記憶のウィンドウがノイズの中で呼び覚まされつつ消えるようなシーンだと感じました。停止ボタンを押されたように言葉が出てこない瞬間。細い線とうす水色一色で塗られた瞳と髪の毛が、このひとの存在をなにか希薄にしているような感じがして、なんだかさびしさを感じました。
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高校生の時の絵(救世主)
感想1
なにか神話みたいな風景だと思いました。境界でくぎられた要素と、色のあざやかさ、混じらずに領域や次元を超えていくようなイメージが印象に残っています。なにか禍々しいものが真ん中の人に襲いかかるようにも、この人の方がすべてを制御しているようにも、あるいはすべてを崩しているようにも感じました。
感想2
どんな画材を使って描いた作品なのだろうかと、初めに気になりました。中央の人物(?)の「降臨した」感じが私には伝わってきて、今にも絵が動き出しそうな気がします。その人は目を閉じているけど、くっきりとした赤黒いまなざしはハッキリと正面を見ていたり、作品上部の色使いや、各所に散りばめられた色たちにも、あなたにとって様々な意味があることを感じました。
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少女は、いつも静かでした。
自分の気持ちを言葉にするのが、あまり得意ではないからです。
少女の心の中には、小さな小さな光の粒が無数に散らばっています。ある日その粒の中に、珍しい色のものが混ざっていることに気が付きました。
(今まで上手く言えなかったけど、この事を誰かに話してみたいなぁ)
少女は、誰に話せば良いのかを考えてみました。
ママに話そうかな?いや、ママはだめだ。否定してくるし、まともに聞いてくれない。じゃあ、パパに話そうかな?いや、パパもだめだ。私になんて興味がないもの。その他にもいろんな人を思い浮かべました。でも、結局だれに話す勇気も出ませんでした。
少女の中に、もやもやと煙のようなものが立ち込め、また新たに光の粒が生まれました。
少女はその光の粒に「孤独」という名前をつけました。
「孤独」は、散らばる無数の粒の中にころころと転がっていきました。無題
感想1
文章なのに、不思議と絵本を読んでいるような感覚になりました。感情を光の粒で表しているのかなと私は感じ、その中でも様々な色があり、「光の」ではあるけれど、色味はほんとうに沢山の種類があるんじゃないだろうかと想像してみました。静かに転がっていったであろう「孤独」を思い浮かべながら、また一つあなたが抱え込む「光の粒」が増えていったことも感じています。
感想2
少女が心の中の光の粒を大事に思っていることを感じました。だからこそ、否定されてしまうかもしれないと思うと話せないのも無理はないと思いました。否定されることなく、ただ光の粒をそっと置いて、ゆっくりながめて過ごせるような相手や場所があればいいのにと思いました。光って視覚的なものですが、聴覚的にも光の反射が鳴り響くように感じることがあります。そう思うと、本当は少女は「静か」に見えるだけで、本当は心の中にさまざまな音も鳴り響いているのかもしれないと思いました。
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小さい花
感想1
とても鮮やかな色だなぁとまず感じたのと、それとはまた別に、なんだかすごく「生命力」ってものを感じた気がしてる……。まだこれから咲くであろう蕾も見えたし、咲き途中のコもいるなぁって思いながら、ついつい周囲のクローバーに四つ葉がないかと探してしまった自分がいる。あなたはこの「小さい花」を見た時どんなことを思ったんだろう、って考えた。
感想2
あざやかなマゼンタの花!ムラサキカタバミでしょうか。まだこれから咲くものもあるようで、こんな小さなものがこんなふうに生きていることにハッとする気持ちになります。しゃがみこんで、じいっと見ていたくなります。あなたの眼差しの中で見つけたものを共有してくれてありがとうございます。
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光と陰
感想1
この写真を撮る前から、見た瞬間に「光と陰だ…」とあなたの中で感覚的に思ったのかなって想像した。”写真”として収めたあと、なんだか太陽に透かしてみたくなっちゃう一枚だなって私は感じたし、今ふと、「光と陰」って、”自分と何か”に対して思うことも多い表現でもあるなぁ…とかいろいろ浮かび上がってきてる。
感想2
切り取られた風景とこちら側の影と、どちらが地(背景)でどちらが図(絵柄)なのか曖昧になるような感覚がありました。左側の大きな建物の窓が、切り取られることによって青い色をしていることに気づきました。部分に注目していけばいくほど、意味から離れて色や形に惹かれるような気がしています。
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延命
感想1
切り取られた写真たち、そして様々なイラスト、中央の人は泣いてるように私には見えたのですが、ハートが出てきていたり、でもやっぱりぐるぐると何か思うこともあったり・様々な顔のマークから、自分でも自分の感情・自分という存在に困惑している様子が伝わってきた気がしています。でも私はこの写真たちから柔らかい雰囲気も伝わり、もしかしたらあなたのそんな心を一時でも和らげてくれるものなのかなぁと、勝手に想像しているところです。
感想2
白黒の絵と鮮やかな写真とがコラージュのように構成されていて、中心の人物の現実と想像空間を結びつけているような印象を受けました。青い水と空の広がって混じっていき、四角い写真の外側にも広がっているような感じがしています。制服姿のこの人は遠くを見ているような、なにも見ていないような感じがしました。個人的には、なにか没頭できるものや音楽やアディクションの中でどうにか生きてきたことは、私にとってまさに延命という感じがします。かわいい生き物や太陽のイメージ、薬や青空、そういうものも、なんらかの延命の力を持つような感じがしました。
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遊歩道
感想1
この景色は自分もきっとカメラを構えてしまうだろうなぁ…と、不思議な感動(?)のような気持ちを抱きました。個人的に、左奥の水の青さと、右手前の水の色の差も、この一枚の注目ポイントだと感じました。道がとても長く先まで続いているように見えて、この場に立ったら自分がどこまで進むことを選ぶのか、つい勝手に考えてしまいました。
感想2
なだらかな曲線がうつくしい写真だと思いました。むこうに続いていく道とその向こうに遠くの木々があり、向こうが白んで見えることもきれいに構成されている感じがします。静かな写真に見えて、ちょっと入っていきづらいような、だけどこの誰もいない道を独占してみたいような気持ちになりました。どんな空気が流れていたのでしょうか。
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今日も見えないね
富士山をみて人はつぶやく
手前にある毛無山は まるでないもののように
晴れの日も雨の日も
真夏も真冬も
見えない毛無山は そこにある毛無山
感想1
富士山をみるのにちょうどいい場所としては知られても、その山自体をみる人のいない「毛無山」になにか強烈にシンパシーを感じながら読みました。「毛無山」がそこにあることに気づいている作者さんは、どんなふうにそれをみて、どんなふうにそこにいるのだろうと思いました。私もきっと毎日多くの存在を見逃しているから、こうやって作品のなかに、私ではないだれかの視点を教えてもらいながら生きていたいのかもしれない。
感想2
見えているものはあるのに、「見ようと」意識してないことや、気付かない事…”視点や意識を変えてみること”を教えてもらった気になりました。(勝手にですが…。)見られていない・気付かれない寂しさも文章から伝わってきたように私は感じていて、あなたが長いこと、そんななにかを感じてきていたりするのかなぁ…と、ぼんやり私なりにですが想像したりもしてみました。
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消えなくてもいいから
そばにいて
さらに暗く
どれほど遠い
道を歩いて
風は嵐に
鳥はいずこに
消えていた
泣かないでと
そんな言葉
泣けない私に
言わないで
そばにいて
そばにいて
消えないで
鳥が歌えば
僕らは遠く
歩かされて
風は嵐に
鳥はいずれ
消えていく
でも消えないで
そばにいて
どんなところが
居場所なのか
わかるような
遠くへ歩き
疲れ果てては
また同じ世界
嵐は止んで
鳥は泣きつかれ
また風が吹く
最後には
あっけなくも
塵になるはず
消えていくけど
消えていくけど
そばにいて
鳥はいずこへ
僕らはどこへ
歩かされて
風は嵐へ
歌はいずれ
消えていく
でも消えないで
そばにいてね道は白く
感想1
自身の寂しい気持ちと、誰かを想う気持ち、「もう疲れたよ」と言いたくなるような(言っているような)感情が伝わってきた感覚がありました。でも何かを悟っていて…というより、なにかを「分かっている」感じもあるのかなぁ…と、その「何か」は私には分からないけれど、色々と勝手ながら想像を膨らませ、考えさせてもらいました。あてもなく歩き、そしてそれはとても長旅で、道中様々なことが起こりながらもなんとかここまで来て、自分が安心して「自分」でいられる居場所を探し続ける、「冒険者パーティー(RPGのような)」の映像も、読みながら浮かんできた気がしました。
感想2
広い場所、開けた場所のなかにぽつんと、静かにある声のような詩だと思いました。くりかえされる呼びかけの中で、語り手の心も断片的に、広がったり、途切れたりしながらそこにあることを感じました。鳥はいつも私たちの近くにいるのに、私たちには進めない経路を持っていて、違う次元を生きているような感じがすることがあります。消えていくものへのさびしさと、諦めきれない願いのような祈りのような音だと思いました。
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『オレンジの海』(自分用オリジナル曲)
感想1
率直に、心が落ち着く曲だと感じました。ヘッドホンで少し大きめの音量で聴きながら目を閉じたくなるような…。そうすると、どこにいたとしても、この海の空間にゆっくりと、そしてきらきらとした階段をのぼりながら、連れて行ってくれそうな気がします。このオレンジの海はあなたの中で大切な空間でもあるのかなと感じました。
感想2
海がきらきらしていると思いました。光が踊っているような感じがして、それから、うまくいえないのですがなにか飛び散って循環しているようなイメージを持ちました。つかの間のうつくしい風景を切り取ったような音楽だと感じました。息を止めてしまうような、だけどその後にすこしだけ呼吸がしやすくなるような気がします。
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てるてる坊主の仮面の下
感想1
このてるてる坊主は、涙を隠さないといけない状況にいるのかなと想像しました。仮面の笑顔は、まさに「貼り付けた笑顔」に感じられて、切なく悲しい気持ちを抱いていることが伝わってきた気がしています。すこし重々しく伸びているようなツタ(?)と、鮮やで妖艶にも感じられる花たちの対比もまた、てるてる坊主が感じている・見ている世界の一部なのかなぁと、色々私なりに考えていました。
感想2
てるてる坊主の後ろで、さまざまな色の花が暗がりの中に満開に咲いているのが最初に目に飛び込んできました。背景になっている歯車は平面的で、立体的な手前側の世界とは蔦に隔てられているようにも見えました。その中で笑みの面をつけたてるてる坊主は花からも距離があってすこし寂しくも感じています。
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みんなのこころの安らぎを願える天使になりたい
感想1
「みんな」を想いながら懇願してる表情に見えたし、握ったその手にはぎゅっと力が込められているんじゃないかなと思った。淡く柔らかい色使いがこの天使の儚さを表しているみたいに私は感じたのと、でも翼には沢山のエネルギーがあるようにも見えて、儚さだけでなく強さも感じた気がしているよ。
感想2
まつげも翼みたい。この「天使」自身が光を放っているのかもしれないと思いました。天体でいうと太陽は自分で光を放っているけれど、多分熱すぎてだれも近づけない。だけどこの「天使」はもっと優しく軽やかで淡い光を放つ存在なのかなと思います。でもやっぱり、この「天使」にもあたたかいスープを飲んでおいしいと思ってほしいと考えてしまうのは、私が傲慢な人間だからなのかなぁ…と考えています。
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冬の枝
感想1
迫力があるなぁ…とまず感じました。大きい枝、細く重なる枝…この木が揺れた時に、いったいどんな音がするんだろう、というところまでつい考えてしまいました。中央右側に写っている赤い葉?(花?)が小さい風船のように見えて、少し愛らしさも感じました。冬のカラッとした空気感が伝わりながらも、日差しの穏やかさも感じる写真に思いました。
感想2
空の青い台紙に黒で枝を伸ばして描いたような、見事な枝ぶりの写真だと感じました。雲のないすっきりとした蒼穹の下に葉も落ちた木は静かにあって、枝は空を向いていて、ひるがえって、なんだか自分をせわしい生き物のようにも感じてしまいます。こうやって見上げて写真をとった時、投稿者さんはどんな心地だったのだろうかと思いました。
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優しい棘に甘えていた
柔らかさに埋もれて安心していた
優しい棘は成長を遂げ
私にも棘を固く突き刺す
過去に私が突き刺した棘
痛かった人がいただろうけれど
優しい棘は未熟なだけで
いつか誰かを深く刺す
棘を産むくらいならば
もう棘ごと消えてしまおう
成長を止めることはできない
だからここで消えてしまおう
抱きしめてもらえるほどに
優しい棘を持つ人を
見つけて抱きしめてしまいたい
その棘が固くなるまで優しい棘成長遂げ
感想1
「棘」という言葉が沢山入っている文章だけど、なぜか不思議と痛みを感じないような、あくまで私の感覚的にですが、”儚さ・後悔・慈愛”が感じられた作品でした。同時に。「私も棘を沢山出して(刺して)いただろうなぁ」と振り返ったり、でも棘は痛いけれど時には魅力でもあると私は考えていて(サボテンなど)あなたが表現する「棘」について興味深く読ませてもらいました。
感想2
音の響きとリズムがなんだか独特で、口の中で思わず何度かつぶやいてしまいました。朗読かポエトリーリーディングのような形でも聞いてみたいと感じました。韻を踏みながら棘という言葉の周囲を埋めていくように、痛みはあるけれど、なにか軽やかさもあるような詩だと感じました。棘を持つことは外敵から身を守るすべで、だからこそ「成長を遂げ」ることは強さにつながるように思います。だけど傷つけること自体が傷になるような、そんな感性があるように感じました。
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境界性
感想1
黒と赤のコントラストが綺麗だなと感じつつも、何かを言いたげに、やや怒りも感じる視線でこちらをみつめる子は、「境界線を踏み荒らされた」・もしくは「もう立っていられる場所が”ここ”しか残っていない」そんな気持ちでいるのだろうか…って、立っている場所や中央の黒い穴・様々な色使いから想像しているところです。色使いには、あなたなりのこだわりや、湧き出てくる感覚もあったんじゃないだろうかと、これも私の想像です。
感想2
この人と目を合わせてみたい。この眼差しの前に立ってみたいと思った。私の勝手な気持ちをいうなら、話をしてみたい。そんな気持ちになりながら絵の前にいる。広がる炎が夜の雨に鎮められながらも拮抗しているようで、その中でこの人だけは、水面のように静かな場所に立っているようにも見える。この人はどこからきたのだろう。 どうしてそんなふうに立っているのだろう。体の中心には穴が空いているようにも、力が渦巻いているようにも見える。沈黙の中で、なにかきいてみたいことがたくさんある。
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ほのかに明るい廊下
人の少ない診察室
会話をするのも億劫で
ただただコーヒーを飲み
携帯で文字を打っている
消えてなくなりたい
溶けてしまいたい
子供のことを考える
あたまと心が蒸発してくるほのかに
感想1
ある瞬間。しずかに動いていく周囲からは切り取られるように、停滞する時間が携帯とその人を取り囲んでいる。携帯と思考の中で、あなた(あるいは作中主体)は液体や気体のように溶けて散らばってゆくような、瞬間がある。あたまと心が蒸発してしまっても、なにか大切なイメージは続いているような気がした。ここからその人は立ち去って、どこかに帰ったのだろうか。
感想2
私自身通院しているからなのか、あなたの書いていた診察室や廊下のイメージがパッと伝わってきた気がして、静かなほの暗いグレーの色味の中に、オレンジがかったうすい明かりと、少しの明るさ…でもスッと入ってくる隙間風みたいな寒さが、頭に浮かんだような感覚になりました。(全部私の勝手なイメージですが…。)もしかしたら涙が出ていたんじゃないか・もしくは泣きたいのをこらえていた時の文章だったのかなと感じています。
感想1
年賀状の絵柄にぴったりな、1年の役目を終えた巳さんと午さんがバトンタッチをしている微笑ましい光景だと感じました。午さんはまだまだ少し休んでいたかったように見えますが、12年ぶりの出番、なにとぞ1年間よろしくおねがいします。
感想2
タイトルに、「そうですね~。」と言いつつ、年賀状が届いたような感覚になりました。まだゆっくりしていたそうな午と、『はぁやりきったぞ~!』と満足げな巳の、すこしゆるめなやり取りに、つい癒されている自分がいます。”お正月”を感じられた作品で、個人的には蜜柑が食べたくなったのと、この干支の二人?以外のやり取りはどんな感じなのだろうかと、想像も膨らみます……。