生きづらさを感じる人が創る
のびアート
のびアートとは?詳しくは
こちら投稿はアプリからできます。
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鼎庄吉(仮名)は大学生。学生であるからには日々、仲の良い男女がいやでも目に入るのである。自分には猫という彼女がいるから、と自分を安心させるのだが、いまいち満足しない。
しかし鼎君は人付合いが苦手なようである。心から許せる友だちは大学にはおらず、まして異性の友だちなど出来ない。この悩みの正体を明らかにしたく、鼎君は、自らの愛猫との望まぬ恋愛関係に至る道程を、徒然なるままに綴ってみたようだ。
小学3年生。父親がうつ病で自殺。多くの人はこれを不幸だと考えるが、べつに僕は気にかけなかった。普段から父親と触れ合うことが少なくて遊びにほぼ被害がなく、幼くて事の重大さも解さなかったのだ。また、僕が愛していた母親に関しても、シングルマザーはカネさえあればかなり自由の身だ。流石に今の価値観でも不孝者である。
中学3年生。シスジェンダーの僕は次第に性慾が湧いてきた。しかしここは男子校。夢も希望もない動画で、中高6年間を過ごすのであった。
そして家には猫がいた。猫はその円な瞳で俺を見つめると、「にゃ〜」と言って俺様にスリスリしてくるのである。たまらん。好きぃ
高校2年生。文化祭でも勉強でも上手くいかず、確実に精神を病み始めていた。此時から猫との関係を意識するようになり、また僕は家で一番甘えられる存在となっていた。あのフワフワの毛に触れる瞬間だけ心が解放される日々である。人生刑務所のなかの一時の解放。もはや猫は彼女である。
猫以外に心を許して甘える対象はあり得なかったか。男子校で塾もほぼ通わなかった僕には、「家」にしかその対象はなかった。この年で母親に甘えるのは恥ずい。すると結局は猫様にしか愛着が向かないのである。
大学一年生。男子校のエキスが染み込んだ上にシャイな僕は、女子と話せるわけも無く。而も、大学では男の親友すら居ない。ここは目的中心の繋がりばかりの「レベルの高い」大学であるからだろう。
現代日本の都市ではゲマインシャフト的な繋がりはもう破壊し尽くされた。ほぼすべて男女の出会いは恋愛結婚市場を経由する。でも、そんな繋がりがあれば、他の環境に恵まれていた僕はもう少しマシな人生を送っただろうか。やはり、僕が弱い人間だ。
そして、勉強にもサークルにもバイトにも、いまいち身が入りきらない。僕の弱さに萎え、家で猫という逃げ道を探す。ああ、可愛い…。でも終わったらまた地獄と感じる日々が来る。ネコ・セクスアリス
作品にまつわる質問
この作品にまつわるエピソードがあれば教えてください。
決して性愛ではないです。
もちろんこれを読むほどの方から見たら甘いものですが、環境の恵まれた人間の一部も心を病む(僕はこの2年間よく死にたいと思ってます)ということを、皆さんに知って頂きたいです。 -
早朝
作品にまつわる質問
この作品にまつわるエピソードがあれば教えてください。
1年近く前の早朝の橋の上から見えた朝焼け。
周り誰もいなくて静かで、清々しかった気がする。なんも考えなくてよかった。この空間に戻りたい。感想1
雲の陰影がどこまでもとおく遠く連なり、そのむこうから朝がやってくる、境目の時間のはっとするような光景だと思いました。私は水辺にはなにかすごく心惹かれる感覚があり、近いものばかりみておかしくなった遠近感をすこし和らげてくれる感じがしています。こちら側はまだ黒い闇の中にあって、橋の光と、朝の光は全然違っていて、みているとやさしいような、さびしいような気持ちになりました。
感想2
光が一番輝くのは闇の中だなと思いました。闇深ければ深いほど美しく光る人工的なものと、自然が織りなす複雑な色が織りなす曙の光景は、本当の光という感じがしてとても美しいと感じました。生きていくことをどこか許されるような感じで、油絵でも観てみたいと感じました。夜明け前が一番暗いという言葉も思い出しました
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fell into crazy
作品にまつわる質問
この作品にまつわるエピソードがあれば教えてください。
黒い蝶が舞い、
怪しい炎が辺りをつつみこむ
そして私は、狂気に陥る感想1
躍動感があって、流れているような早い動きがこの一枚の中に見えた。何かのエラーが起きている瞬間にも見える…。中央に立つ三人(三体?)はそれぞれ違うけれど、向かう先・見ているものは同じなんじゃないかと想像する。「怒り」の感情が伝わってきた気がするけれど、それだけでなく「覚悟」「決意」と、そんなワードも浮かんできたなぁ…。
感想2
小さい頃に見た「金田一少年の事件簿」というアニメの「地獄の業火に焼かれながら、それでも天国に憧れる」という台詞がずっと心に残っているのですが、この絵を見た時にパッとそれが頭に浮かびました。この人が天国に憧れているか…はわからないのですが。怒りや狂気だけではないなにかが本当はあるはずだって信じたいけれど信じられないような、そんな場所にこの人は立っているのかな…。目や手から放たれようとしている光は暴力なのかもしれないけれど、同じ色の火がこの人たちも焼いているようで、そしてそれもきれいで、じっと見てしまいました。
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病室の窓から見えるなつぞらは
夏空らしからぬ、柔和な水色をしている。
青い絵の具に
ふんだんに白とクリーム色を混ぜて
キャンバスいっぱいに塗りたくったような。
透明感はないが、淡い。
先の見えない闘病生活。
透明感も淡さもない。
微熱が続き、重たい身体。
日々大きな不安を抱えて、心まで蝕まれていくようで、怖くなる。
今が辛くて、早く明日を迎えたいけど、明日だってきっと辛い。
数日前から、窓から見えるのはなつぞらだ。夏空ではない。
真っ暗闇にいる私を
怖がらせぬよう
なつぞらでいてくれてるのかもしれない。
なんてね。
今が辛いけど、今この瞬間は戻らない。淡く儚い。
淡く儚い今を抱え、積み重ねていこう。
あしたもなつぞらを見せてね。無題
感想1
広い空は綺麗で自由な感じがするけれど、たぶん実体はなくて、闘病生活をしている「私」はそれとは全然違っていて、実体があるから熱を持ち、重たさを感じるのかなと思う。ただの夏空ともちがう「なつぞら」は「私」にとってやさしいもので、病室の「私」にもできる、窓から見るということで、あいまいにつながっているようにも思う。「なつぞら」が「私」を怖がらせないようにしているように、「私」も「なつぞら」にすこしだけ心を託しているような、そんな気がした。
感想2
耐えがたい現実と、そこから少しでも逃れるための世界のあいだに「なつぞら」があるのかなと想像しました。つらくて苦しい「いまここ」を、儚さや淡さといった違った感覚から切り取ることができるのも、「なつぞら」が助けてくれているのでしょうか。暗いトンネルの中で、小さな光をぎゅっと握りしめるような、そんなイメージが浮かんでいました。
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無題
感想1
真っ直ぐ見据えたブルーの目とすっと伸びる尻尾に惹きつけられると同時に、空白部分に書かれた「サンコウチョウ」の文字。その鳥のことは見聞きしたことがないような気がして調べてみたら、身近な地域にも生息していそうなうえ名前の由来もおもしろく、知る事で増える出会いもありそうと思った。実際の鳴き声や姿を目撃してから改めて作品をみて想像を膨らませてみたくなった。
感想2
サンコウチョウ、出会ったことがある子かなぁと気になって、思わず調べてしまった。(まだ出会えていない鳥さんだった。)そもそも名前も知らなかったので、投稿をきっかけに知れてなんだか嬉しい気持ち。全体的に柔らかく淡いタッチの絵の中に、サンコウチョウも優しい雰囲気だけど存在感があって視線が集中する。しっかりと木を掴む足が、小さいながらも力強く見えて、生命力も感じた気がしたなぁ…。長い尾の繊細な線が印象的に私は思ったよ。
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ロウソクから連想したもの
作品にまつわる質問
この作品にまつわるエピソードがあれば教えてください。
知合いから、ロウソクを描いてみたい。という発言から「私が描くとしたらどうだろう?」と思って描いてみました。
感想1
炎も蝋も火が灯されたときがら常にゆらめき、溶け出し、変化し続けるロウソク。シンプルな線で構成された作品から周りを照らす様子が想像されます。以前に私も唐突に描いてみたくなったことがあり、その時は輪郭のぼんやりとした絵が完成したのを思い出しましたが、今の私が描くとしたらどうだろう?とバトンを繋いでもらったような気持ちでいます。
感想2
「ロウソクを描いてみたい」ってどういうところから出てきたんだろう!とその言葉も気になりつつ、この蝋燭はポップでかわいくて、仏教美術とかにもあるような後光のイメージも重なって何か神々しい特別な光のように思いました。ロウがたまっているから、置いてある蝋燭、このロウソクはどこに置かれているのだろうな、多くの人が頼りにするような光なのかも……と想像が膨らんでいます。
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孤独
感想1
短歌のリズムかつ口語で書かれた言葉は、すっと胸に入り込んでくるような感じがした。明朝体の文字は立体的で標語みたいにはっきりしていて、対して泣いているこの人は、表情や手を伸ばす仕草はとてもはっきりしているのに、すきとおってしまうのが寂しい。「ここにいる」ってことをすべてが表現している感じがした。
感想2
何かの歌詞のようにも見えて、MVのワンシーンに思えました。縋るように伸ばした手は、誰がつかんでくれるのだろう…。そんな風に考えてしまいます。「待って!」と人物が言っているように聞こえてきた気がして、どこか切ない気持ちになった私がいます。力強く文字が書かれていて、「叫び」と「もう一人の僕」の声の大きさと威力を感じた気がします…。
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柔らかい雨
感想1
雨が降っているからか(?)写真が全体的にぼんやりしていて、それがこの一枚を幻想的に見せているアクセントでもあるんだなぁと感じました。写っている鳥はアオサギでしょうか…。(自信はありません)生い茂る緑と、水面をいつも自由に歩いているのかな…と想像も膨らみます。タイトルの影響からか、この一枚からは雨の冷たさを感じない、不思議な瞬間だなと思ってみていました。
感想2
雨の雫で滲んだ白いもやによって、なんだか違う世界を見ているような感覚を抱きました。生い茂った草に隠れるように佇んでいる鳥は、水に足を浸けて休憩でもしているのでしょうか。ベンチに腰掛けながら、ぼーっと見ていたい景色だと思いました。
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AIじゃないもん(´;ω;`)
作品にまつわる質問
この作品の好きなところを教えてください。
薄くて、シルクみたいな見た目が大好き!
感想1
本当にシルクのようだなぁ…と、まじまじ見てしまいました。沢山の天使の羽が交差してるようにも見えて、空には天使がいるのかなぁなんて考えも浮かんでる私がいます。また、夕陽の光を身に着けた雲たちが、力強く舞っている瞬間にも思えました。鉄塔?の線が五線譜にも見えてきて、ここに音符を置いてみたいなぁという衝動に駆られています。
感想2
ふと空を見上げることで救われるということがあります。人間としてこの世界に生まれて、毎日違う景色を見せてくれる空を感じることができる。それだけでも味わい尽くしたいなと思ったりします。夕焼けは切ない色でもあり明日への色でもあり、その時々の感情を表してくれそうだなと思いました
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出会い、夢の中
作品にまつわる質問
この作品にまつわるエピソードがあれば教えてください。
現実世界でもこの怪物が私を抱きしめてくれて、守ってくれたらな…
感想1
怪物と人がよりそうようにそこにいて、視線を合わせて、影を共有していて、最初にやさしさを感じました。蝶も星のようなかがやきも、じぶんたちらしくそこにありながら、ふたりを見守るようでもあり。怪物の目は、そこからまた別の世界が広がっているようにあざやかで、ふたりはどこに向かっているのだろうと気になりました。
感想2
「怪物」と呼ぶにはあまりにも優しげな表情で、不思議と怖さや不気味さがない存在であることを感じた。人物がサンダル?を履いているところを見ると、待っている怪物の存在に気付いて、急いで駆け寄ったのかな…なんてイメージが浮かんだよ。現実世界にいてくれたら、絶対心強いだろうなぁ…。せめて夢の中で、いつでも会えますように。
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布団に潜れば死にたい気持ちが薄れる気がして潜ってみた
だけど中は真っ暗でどこへでも行けるような気がしてしまった
お風呂に入りながら水を見つめた水みたいに流れて行けたらなんて思う
でも少し汚そうで考えるのをやめた
風が吹いたこのまま飛んで行けたら楽になれるのにと思った
だけど高いところが苦手だと思い出した
息を止めてみたら自分を心の内を全部抑えれた気がした
だけどすこし苦しくて辞めた
音楽を聞いたいい曲だなと思った
ふと自分もこんな曲を作りたいなと思った
歌は上手くない
でも音痴でもない
そんな自分でも初めて最後までやりたいと思ったこと
夢は追いかけてこその夢
やって後悔
やらなくて後悔
どっちがいいかなんてとうの昔に分かりきっている
やった後にはきっと行動した経験値が付いてくる
それも人生の第1歩なのかもしれない夢
作品にまつわる質問
のびアートへの投稿のきっかけはなんですか?
夢を 目指すところを 見てほしい
感想1
布団の中で、水の中で、風の中で、自分の大きさや輪郭を確かめている。暗闇に見える世界の中で、好きな音、光、世界も確かに感じられる。そういう手触りを頼りに生きていくことができればと思う。自分という人間は自分だけでは成立せず、様々な関わりの中で輪郭を持ち始めるものでもあると思った。好きなもの、好きな光、好きな風、好きな温度、嫌いな音、嫌いな空気、あらゆる手触りを感じながら、少しずつ輪郭が見えてくるといいな。
感想2
何かにふと触発され、志しては怖くなったり不可能を感じてしまったりして手放すということを私も繰り返してきたなあと思いました。今考えてみるとその繰り返しは無意味なことではなくて、自分の感性が「良い」「行きたい」と頷くものを集めて、自分の方向性を固めていく作業だったのではないかという気がしました。あなたもその繰り返しから、一段と手を伸ばしてつかみ取りたい何かを見つけたのだと思います。色々なものに目配せして歩いた跡、夢を追いかける足跡、全てがあなたの歩んだ道として記録されているに違いないと思いました。
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くらげさん
作品にまつわる質問
この作品にまつわるエピソードがあれば教えてください。
くらげになりたいなぁと思ったから
感想1
くらげになりたいと思ったきっかけは、なにかあるのだろうかと思いながら作品を見た。私の画面が暗かったから最初はハッキリ絵が映らなくて、明るさをあげていく段階で、不思議な光を纏ったくらげさんが、ぼんやりと映るのがとても神秘的で不思議な瞬間だった…。まるで”そこ”に本当にいるようで、ここが海の中かのように、そして深海にいるイメージも浮かんだ。
感想2
すりガラス越しに海の世界を見ているみたい。きらきらしているのは星空みたいで、空を飛ぶくらげさん?とも思った。くらげ自体も光みたいだから、もしかしたら遠くのきらきらも、とおくの別のくらげたちなのかもしれない、遠くから見たら、このくらげも星みたいに光っているのかもしれないと思った。
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月
作品にまつわる質問
この作品にまつわるエピソードがあれば教えてください。
介護に疲れて少しでも1人になりたく外へ出たら、まんまるく黄色い月が出てました。
見たままが撮れず悔しい1枚なのですが、記録に。
月は撮影が難しいですね…感想1
まんまるい月はいつみても神秘的なもののように感じます。写真をみると、木々の間、電線と電線の間にひっかかった、きらきらの球みたいにもみえました。すぐにどこかに飛んでいってしまいそうな。ハッとする景色は、疲れているとき、心を少しだけ癒してくれる気がします。
感想2
そういえば私も、介護に疲れた時に外に出て夜空を見上げたことがあったなぁと思い出した。その時、やっとちゃんとした呼吸ができた覚えがあって、もしかしたら投稿者さんもそんな瞬間の一枚だったんじゃないかなって想像してみた。変わらず繰り返す日々の中に苦しさを感じることもあるけれど、月のように「変わらないでそこにいてくれる存在」にホッとさせてもらう瞬間ってあるかもしれない。木々の中に浮かぶ姿が幻想的で、ずっと見ていたくなるなぁ…。
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じぶんって、何となく、こわいんだよ。
人のためなら、
無理な事でもがんばってなんでもするクセに、
じぶんの事になると何も言わないじゃん。
平気な顔して、全部1人で抱え込んで、
大丈夫って笑ってさ…。
その笑い方が1番信用出来ないんだよ。
じぶんの中では、とっくに見抜いてる。
放っておいたら、
勝手にどこかいなくなりそうで、怖くて。本当の、自分は?
作品にまつわる質問
この作品にまつわるエピソードがあれば教えてください。
自分は、何で人の為ならなんでもする
のに、自分の、事になるとなんにも出来ないんだろうと悩んだ時の文です。感想1
「自分」に対して思うことがある・気付いている「自分」がいて、それなのに理解できない行動をとってしまったり、なんで?とビックリしてしまうことも、他者のためにやってしまったりがあるなぁ…と思いながら読みました。「信用できない笑い方」が、投稿者さんにとってはキーになる部分でもあるのかなと想像しました。自分に対する心配…というより、不安で、”自分でも手に負えなくなってしまう自己犠牲”に怯えているイメージが浮かんだ気がしています。
感想2
誰かのためにすることを自分にはしようと思えないし、他人の声はよく聞こえるけど自分の声は耳をすませても静かなまま・・そんなことが頭に浮かびました。「じぶん」とひらがなで書くことによって、どこか掴みどころのなさも感じました。
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見て見て見て
こんなに苦しかったんだ
毎分毎秒 自分の言葉
吐き出したい
でも 気力が足りない
凍りついたような心
苦しさの背景
今日も言えずにいる
量産したいよ
思いつく限り
私のしんどさが伝わるような物語
量産したいよ
思ってるだけ
言葉にするのは過酷なんだ
誰か分かってくれ
数だけ増えたものからは
意味や価値が 薄れていくのかな
それでも言わないと
始まらない気がして
毎日何かを生み出したい
そして安心したい
だからやらないと
認めてほしいと願う
自分がいる
やりたいのは本当にこれかな?
伝わってほしいのは本当だよ
量産したいの?分からない
ただ 心すり減らしながらでも
言いたいことは確かに在るよ量産
作品にまつわる質問
この作品にまつわるエピソードがあれば教えてください。
表現したいことが自分の中に蓄積されている感じがあるのに、上手く出せない。大量生産するみたいに流れでたくさん書ければ楽…?いや、でも……。みたいなモヤモヤした気持ち。
感想1
「量産したい」のは証明したいという言葉みたいにも見えた。物量があれば物語に含まれたつらさが伝わるかもしれないという願いもあるかもしれない。自分の中のわだかまりを、なにか形にして安心したい気持ちは私にもある気がする。「量産」は工場や大量生産システムの言葉だと思うけれど、人間が「量産」しようとしたら、全部が同じにはならなくて、そして作っている中にも、作っているということ自体によって変化が生まれると思う。語り続けると語りは変化してゆくことがある。それは相手だけでなく、自分も作品を見て、聞いているからなのかもしれない。そんなことを考えた。
感想2
吐き出したいものや伝えたいものが多すぎるあまりそれを表現しようとする手や声が震えて、上手く出てこないでいるような感じがしました。私は定期的にノートに言葉を書き殴るのですが、後日それを眺めたとき、その筆跡の荒々しさや紙面に滲んだ汗や涙の痕が当時のつらさをいつまでも湛えているような気がします。量産品は生産コストを抑えられるために安価になりますが、はたして言葉・物語を紡ぐことを量産と言えるのでしょうか。生産者が同じなので似通ったものが生まれることもあるしれませんが、きっと一つとして同じ型のものはないのではないかと思いました。
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夢は「さめる」って言うけどさ、鮮やかな夢がはたと醒めたら色のない現実がこちらを見るせいかな。
恋もさ、「さめる」って言うけど、ねえ、あの子を思った気持ちはどんなにカラフルだったろうね。褪める
作品にまつわる質問
この作品にまつわるエピソードがあれば教えてください。
夢は「醒める」、恋は「冷める」と書きますが、色褪せる の漢字も同じく「褪める」と書いて「さめる」と読めます。
どの字だっけ、と悩んだとき もしかして同じ意味があったり…と思いつき、言葉にしてみました。感想1
「さめる」という響きは、どことなく侘しさが漂うように感じています。エピソードを読んで、新しい発見に出会ったような心地よさを覚えながら、思わずパソコンの変換候補から探して「おお・・」と声が出てしまいました。
感想2
「○○がさめる」という文章の主語○○に入る単語によって、「さめる」という述語の漢字変換が決まってくるという言葉のおもしろさが感じられる詩でした。「さめる」の持つ何かの状態が変化する、という漠然としたイメージは同じですが、変わるのは意識なのか、温度なのか、色なのか。現実に戻れば夢も温度を失って冷める、正気に戻るなら恋から醒める。
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ねこ
作品にまつわる質問
制作環境や画材などについて教えてください。
アナログとデジタル両方あります。
感想1
物音か気配かを察知したのか、いかにも「なんだい?」と言いたげな瞳をしているように見えました。首輪のレザーの質感、毛並みの柔らかさが手の中に再現されるような緻密な筆運びに感嘆するばかりです。デジタル版の絵はどんな仕上がりなのか、気になります。
感想2
ピンと立った耳もまっすぐな眼差しも、この猫さんの意思を感じる絵だなと思いました。お部屋の中でくつろいでいるのでしょうか。耳の前の毛やひげが白くしゅっとのびていて、全体に透明感を感じました。くつろいでいても、ふと何か見つけたら、すばやく走ってゆけそうです。
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もう分からないよ
作品にまつわる質問
この作品にまつわるエピソードがあれば教えてください。
どうすれば少しでも楽になるの?
様々な方法を試してもまた振り出しに戻ってしまう、自分の感情も管理できないなんて…感想1
タイトルに思わず、そうだよね...と内側で呟きました。がっかりしているような、疲れ切ってしまって動けなくなっているようにも映ります。細かく描かれた部分がそれぞれどんな事を意味しているのだろうとも思いましたが、全体からは絶対的な正解があるわけではないのかもと思っても苦しさは続いて、どちらを向こうと、どちらに踏み出そうと間違えているような感覚になる時の気持ちが思い出されました。
感想2
どうすれば少しでも楽になれるのか…私も常に模索している一人かもしれない。心の中の葛藤や、もう無理だよ…というような絶望も伝わってきたように思う。これまでのトライ&エラーの背景が、沢山の矢印となっているのかと想像したし、これらは今、絵で静止画だけど、動き出した途端に矢印は四方八方にとんでいくような…止まらない状態も想像できてしまった気がするなぁ…。
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ひとりぼっちの私と星空
感想1
夜空がすごく大きくて、見上げていたらぐわんとなってしまいそう。じぶんがなにかすごく間違ったような気持ちのとき、世界がきれいなことは、優しくて苦しい感じがする。このひとはどんな表情で見上げていたんだろう。下の方がほのかに明るくて、もうすこしで世が明けるのだろうか。
感想2
向こうの空がほんの明るいのは夕焼けにも朝焼けにも見えたけれど、家を飛び出して吸い込んだ外の空気は、気温が高くてもチクチクと感じられそうな気がしました。フィクションではよく登場人物の気持ちと天気が連動するけれど実際はそうもいかず、こちらの心は土砂降りというときほど憎らしいほどきれいな空が広がっていたりしますよね。夜空で一緒に輝く数多の星と、地表の上の一人ぼっちの私という対比に気づいてしまったら、また悲しさも加速してしまうんだろうな。
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えっと…君は…ドラゴン?それとも火の鳥?
作品にまつわる質問
この作品にまつわるエピソードがあれば教えてください。
「えっと…君は…ドラゴン?それとも…火の鳥?」
「………」
「あ、そうだった、話せないわ、当たり前だけど…雲だったわw」感想1
ほんとうだ、いる!どこか、まだ暮れきらない空の彼方に、飛んでゆこうとしているみたい。鉄塔から飛び立ったようにもみえました。とてもなめらかな体躯をしているのだろうな。この翼を持つ大きな生き物が去った後には、ここちいい空気が残っていそうだとも思いました。
感想2
夕日の方向に大きく翼を広げて堂々とした何か。たしかに鳥にも竜にも見えるけれど、どちらにせよ瑞祥な感じがします。シルエットが黒っぽくて影のようになっているので、本当に雲の後ろにいるのかもしれないと覗き込みたくなりました。
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戸惑い
作品にまつわる質問
この作品にまつわるエピソードがあれば教えてください。
入院中に襲いかかってきた不安発作の様子
感想1
筆圧はどのくらいなんだろう、ぎゅうと強く書き込まれた線のように感じました。なんども、なんども、ぐるぐると描く線がヒトのかたちをなしながら、ぼんやりとそこに「居る」ようになっていく過程があったのかなと想像しました。戸惑いという言葉はこの絵の力強さからするとすこし控えめなくらいだとも思って、逆に言えば、言葉にしたらその一言になってしまう中に、こんなエネルギーが渦巻いているとも言えるように思いました。
感想2
人間が思考したり行動したりするのには、過去の記憶も含めて様々な情報が電気信号で心身を目まぐるしく巡っていて、それを絵にするとこうなることもありあそうだなと思いました。一方でぱっと目に入った時に私の心身が受け取る情報としては、深い葛藤や怒りや悲しみなど深いところにある黒い感情みたいなものでもありました。少しずつでも言葉になるとこの絵がどう変わるのかなと関心も湧きました
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私の心を蝕んで 醜く肥える海月が
からだの傷のみ取り去って自然な治癒をこれっぽっちも許さない
あったはずの痛み 確かに流れた血はすぐ跡形もなく
輪郭も色もない恐怖と悲しみは 脳奥にくっきり彫られていくのに
裂かれた肌 見えぬ傷は
地についた足 浮かぶ魂は
感じた痛み 思い出せない無念は
私はその間に虚しく、
存在すると言えぬほど曖昧に
ただ まだ そこに あるはずなのに
唯一 私の外殻を撫でる触手
涙が涸れている 口角が蠢く
もみくちゃになる心が海月の養分だった海月
感想1
読みながら初めに、「深海」のイメージが湧いてきたような気がしています(なんとなくではありますが…)”自然な治癒をこれっぽっちも許さない”というのが個人的には印象的で、自然治癒という言葉や現象が確かにあることとは反対に、それを許されない・起こらないことの残酷さや無力感を抱いた感覚がありました。ふわふわ漂う海月が、ただそこにいるだけのはずなのにそうじゃなく、この作品の中では、おぞましい”何か”が、起きている瞬間でもあるのかと想像しました。
感想2
どことなく厳しいイメージの漢字がつらなる言葉の中に、いくつかのひらがなの箇所が、そこだけ柔く温度を持っているように感じました。「からだ」「ただ まだ そこに あるはずなのに」「もみくちゃになる心」くらげは人間のからだとは違って、神秘的にも思うしすこし不気味に思うこともある。くらげはどこにいるのだろう。「私」の中に「私」とともに生きているのだろうか。
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心を落ち着かせる
感想1
あかく色づいた蓮がまんなかに大きく描かれていて、水彩のあわく霞むような色合いもあいまって、夢の世界のような作品だと感じました。くきはまっすぐ伸び上がっていて、向こうに見えるつぼみも生き生きと空に向かっているような感じがします。やわらかい感覚で見ている私も、心の静けさを感じるような気持ちになりました。
感想2
淡い色合いの蓮の葉と花、すっと筆が置かれて絵の具が紙に滲みゆくところを思い浮かべながら、まとっている柔らかな雰囲気にこちらの心もなだめてもらうような気持ちになります。お部屋の少し高いところに飾ってあるのかなと想像して、この作品に見守られていたら気持ちが少しささくれ立ちそうな時もただしばらくそっと座ってみたくなるかも?と感じました。
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腕に目ができた記念日
作品にまつわる質問
この作品の「生きのびポイント」はどこですか?
部屋の押入れに貼っていた目が片方はがれて落ちてしまったみたいで、床でごろごろしていたら、いつの間にか腕に目ができていた。腕を振ると目も動く。うれしくなって撮り、満喫してから元の場所に貼り直しました。
感想1
目が付いているのに気づいた時、ちょっとした感動みたいな、衝撃?もあったんじゃないかなと思った。ちょうどこちらを見ているような角度で、そういうキャラクターみたいに見えて不思議な愛おしさが芽生えてる私がいる…。私も腕にこれが付いたら振っちゃうなぁ。楽しそうかも。満喫してから元の場所に戻るまでがセットでなんかいいな、と思った。
感想2
小学校低学年の頃の図工で、身近な物に目玉をペタペタ貼る制作課題を楽しんでいたときのことが鮮明に蘇りました。たった二つの丸を付けるだけで味気ないただの物体が一変して愛らしく見えたことを覚えています。腕をぶんぶん振っているあなたとコロコロ動く目玉の様子、そして普段は押し入れにある目玉に見守られて生活しているであろうあなたのことも想像しました。
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イラストレーター失格
作品にまつわる質問
のびアートへの投稿のきっかけはなんですか?
居場所が欲しかった
誰かに絵を見て欲しかった感想1
暗闇と光の世界の間に立って、この人は何を思っているのだろうか。何かに耐えているようでも、喜んでいるようにも見える。人間はいつも何かの間に立っていると思う。一度も止まることなく引き継がれてきた自分の命はいつも原始の海と現代の間をさまよいながら苦しんだり悲しんだりふと何かを思い出したりしている。タイトルは何を示しているかは分からないけれど想像が膨らむ絵でした。
感想2
光が当たっている部分と、影を落としている部分の対比が気になりました。女の子の表情は、何かに身を委ねているような、考え込んでいるような姿にも見えましたが、後ろに伸びた影が、それだけではない何かがあることを物語っているようにも感じています。
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私にとって、「不安」という感情は重荷です。
授業中も、友達と遊んでいる時も、家に帰っても、どんな場所に行っても、座ってみても、寝転んでみても、どうやってもおろすことのできない「不安」を、私はずっと背負っているのです。
「いい加減、離れてよ」
「やだ」
私は背中にべったりとくっついている不安と、時折そんなやりとりをします。
「やだ」と返されてしまっては、それ以上何も言えません。
結局私は、不安を背負ったまま、生活を送るのです。
「何をしても無駄だよ」
ある日、私が部屋でスマホをいじっていると、背後から不安の声が聞こえました。
突然のできごとに、私は自分の耳を疑いました。今まで、私から話しかけたことしかなかったのです。
私はスマホを置いて、不安と話し始めました。
「…どうして?」
「離れることなんてできない」
「…でも、苦しいよ」
胸をぎゅっとおさえ、うつむく私。
そんな私に、また不安の声が聞こえました。
今度は背後からではなく、正面から。
「一応、君を守ってるつもりなんだけどな」
「そんなの分かってるけど、苦しい」
「…ごめんね」
不安が苦笑を浮かべながら言いました。
「苦しいけど…離れろって言ったのは、ごめん…」
不安を傷つけているような、自分を傷つけているような痛みを、実はずっと感じていました。
「いいよ。だって、やだって言ったらそれ以上は何も言わないでいてくれたから」
「…気遣って言ってるでしょ」
「うーん…それは、まぁ…」
不安と私はとても似ていて、お互い苦しくて、お互い傷ついていました。
私は不安のことを、重荷だと感じています。
でも、こうやって向かい合って話せれば、その間だけは重たくないのです。
どんなきっかけで向かい合えるのかは、よく分かりませんが…。不安と私
感想1
この「不安」というものがいると、怯えだけは人一倍感じるものの、面白味も嬉しさもこいつを退散させることはできずむしろ打ち消されてしまうし、身体が重くて動きが遅くなる。けれどそうすることで、こいつは必死で私のことを危険から守ろうとしているのだということも同時に感じてしまうから憎めない。「不安」も常に不安であるのだと思う。だから私は、こいつを安心させる方法を探している。
感想2
内側での不安との対話、こんなにも言葉にしてもらったものを読んだのが初めてのように思って、驚きと納得感も少し混ざり合ったような気持ちでいます。私は色々に対して、こわい、どうしよう...と思ったり、内側でケンカが多発すると身動きが取れなくなる時があって、でもそれって向き合うのが難儀そうなところの声を無視してしまう時に起きるのかも、と気づかせてもらったような感じがします。それから、投稿者さんがただ背負うのではなく横に並んで歩く日もやって来そうなイメージを持っています。
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虚無空間
作品にまつわる質問
この作品にまつわるエピソードがあれば教えてください。
冷たい空気が心を締め付ける
感想1
真っ白な世界を渡り歩いているこの人の表情は見えないけれど、ひび割れたハートは見える。傷心の気持ちでここを力なく歩いていたのだろうか。自分にだけは色が付いているから、まだこの人はこの空間に染まり切ってはいないんだろうと思う。虚無と同化すれば傷ついた心も無いことにできるのだろうか。でも何も感じられなくなったら嫌だなあと思う。
感想2
剥落していくような白い四角が、顔も覆っていて、最初まるで口を開いているようにも見えた。冷たい空気が口から肺に入っていったら、体が内側から凍えることを感じた。心臓のあたりには黒い四角があって、別の位相を移しているように想像した。虚無は寒いんだ。たしかに暑そうというよりはかなり寒そう。寒いなら、ふかふかぐるぐるにして、ぬいぐるみに同伴してもらいたいと思った。
感想1
タイトルからも、文体は(ちゃんと読み込んだことがあるわけではないのですが...)森鴎外をイメージして書かれているのかなと思いながら読みました。作品内では自分のことを客観的な視点から描写していたり、猫と触れ合う場面では溢れる感情をそのままに書かかれていたり、全体を通して「僕」自身との距離感やその捉え方の葛藤がうかがえるように感じました。私はその時々で言葉として表出できることと内側で感じ取っているものは完全に一致させられるとは限らないのかも...と思いながらいるのですが、「ゲマインシャフト的な繋がり」は破壊し尽くされたと感じながらも作品にして共有しようとしてくれていることに、まだ失われていない何かを捉えたいような感じもしています。
感想2
親密な関係性への憧れと苦しみが交錯するような、そんなイメージが浮かびました。「人生刑務所」という表現に至るほど、日常の世界は投稿者さんにとって生きづらい環境であることを想像しています。猫との関係を読んでいると、「自分を受け入れてほしい」という切実な、よるべない心細さがあることを私は感じました。それらは、個人の弱さとはまた違う場所にあるようにも思いました。