生きづらさを感じる人が創る
のびアート
のびアートとは?詳しくは
こちら投稿はアプリからできます。
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今日も素敵だった。
感想1
タイトルから、投稿者さんが日常的に見ることがある風景なのだろうかと想像しました。でも、”素敵”だったのは、この風景のことなのか・それとも何か別のことを想いながら、その気持ちを確かめるようにして撮った一枚なのだろうか…と、勝手にそう考えてもみています。写っている雲は、私には大きく口を開けた龍(左向き)に見えて、このシーンから迫力と雄大さ、そして自由を感じたような感覚になりました。
感想2
今日という日そのものを「素敵」ということで祝福しているみたいだと思いました。「素敵だった」の中には、投稿者さんの感性から現れた部分と、空や木々や鉄塔や空気、そのほかの目に映る・映らないさまざまなものから受け取った部分とが混ざり合っているのかなと思いました。枝の先のほうまで美しいレースのような木々と、すこし薄暗くなってきた空の向こうの雲が薄桃色に色づいているさまはそのままで完璧だと感じてしまうようなハッとする風景のように感じます。
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昔の描いた絵
感想1
にっこりマークで覆いつくされるなか、中央の人物(?)はとても不安そうに、焦りや恐怖を感じているように自分には見えました。少し後ずさっているような…そんな風にも思えます。にっこりマークもよく見るとやや困り顔?が混ざっているのも見えて、この中央の人物に対して笑顔で何かを強要するような・笑顔そのものを強要しているような…何かの「圧」が存在していることを、作品からなんとなくですが受け取った感覚です。
感想2
とても焦っているような、困惑した表情に、どんなことがあったのだろうと声をかけたくなっている私がいました。水色の線で描かれた部分をよく見てみると、笑った顔が散りばめられていて、どこか過剰適応気味な表情にも見えました。全然大丈夫じゃないのに、それを伝えることができないようなもどかしさを感じました。
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無題
感想1
聴きながら、つい身体が音にのってゆっくりと動いていました。個人的にですが、寝る前に何回か繰り返し聴きたいなぁと感じたのと、夕暮れ時あたりにバスに揺られてこの曲が流れる情景も私の中に浮かんだ気がしています。でも、朝目が覚める前にこの曲がすこ~し遠い所から聞こえるのもなんだか物凄く心地良さそうだな…と色々勝手に妄想が膨らんでおります。どんな気分の時にできた曲なのだろうかと気になっています。
感想2
聞いているうちにいつも見ている風景とほんのすこしだけ違う異国、あるいは異世界に紛れ込んでしまったような気持ちになりました。いつもはあまり喋らない子が言葉を選びながら口にするのに耳を澄ませているときに、どこかから聞こえるような曲かもしれないし、あるいは窓辺かベッドの中でこっそりと日記を書くときに聞いていたい曲かもしれないと思いました。
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「自由に二人組になってください」
先生が言った。
脳内に地獄の始まりを告げる鐘が鳴り響いた。
私はいつも余り物だ。
気付いたらペアが完成している。
そこに私はいない。
今すぐにでも透明人間になりたくなるほど、存在が恥ずかしい。
常に申し訳ない。
それは、授業でのグループワークのときだった。
話し合いの話題が脱線した。
「みんな」は楽しそうだった。すごく盛り上がってた。
私はニコニコして愛想笑いするのに必死だった。
でも、1人より安心した。
それは私にとって疲れる時間かもしれない。
でも、「みんな」はそれが最高の時間なのだろう。
授業が終わって、自分の席に戻った。
また1人になってしまった。
とてつもなく寂しくなった。いつも1人なのに
「みんな」の笑い声が聞こえた。
どこか遠くの世界の音のようで、耳の奥でこだました。
虚しかった。
自分が馬鹿馬鹿しかった。
逃げたかった。
つくりものみたいな真紅の液体。
私は傷を付けた。自分にも、「みんな」にも。
私は自分に愛想笑いをした。つくりもの
感想1
とても身に覚えがあるなと思いながら読みました。グループワーク、私も嫌いでした。やるときはちゃんとやりたいタイプだったから本当は脱線が嫌だったし、でもそれを押し殺しさえすれば無事グループに居続けられることには安堵していて、その時だけは「みんな」と一緒になれた気がしていました。つくりものの自分でなければ居られない教室という空間は、私や、この詩のような人にとっては、まるで鳥かごのようでどこまでも残酷だったなあと自分の経験を思い返していました。
感想2
はじめの一文を読んだだけで、学校という場を離れてからもうかなり時間が経つのにうわっと思うくらい私の中にも不快感に近い記憶があることに気付かされました。自分がペアができなかったらという焦りと不安、余りになってしまった人がいた時の何とも言えない空気など...そして私がもし同じ空間に居たら、私もみんなは楽しそうでいいなと思いつつケラケラ愛想笑いをしながら投稿者さんのいう「みんな」に見えていたのかな、どうなんだろう...など、記憶にある机の並んだなんだか息苦しい教室の中で考えています。
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死にたい時は揺らぐ炎で癒される
感想1
「パチ、パチ…」と写真から音が聞こえてくるような気がしました。今この感想を書いている時、少し肌寒さがあるので、ここに立って暖まりたい気持ちにもなっています。死にたい気持ちがきた時、あなたが求めるものは”癒し”でもあるのかなと想像しつつ、こういうものをボーッと眺めている時間って、なんだかどこかホッとする瞬間があるかもなぁと思いました。
感想2
ゆらゆらとした炎をじっと見つめ、音を聞いていると、どこか心と体が一致してくるような、落ち着いてくるような感じがある気がします。タイトルに「うんうん」と共感の気持ちになりました。私は頭が忙しいときに配信サイトで焚き火の音をひたすら聞いてることがあるのですが、こんなふうに本当に焚き火を前にぼんやりすごせたらいいなぁと思いながらのぼっていく火の明るさを写真から分けてもらっています。
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コラージュ作品🌟しーるめもだいすき。
感想1
画面全体から、好きということが伝わってくるなぁと思いました。くまのかたちの「しゃぼんだま」なのかなとか、「おしりのバーゲン」というふしぎ情報とか、かわいくてユーモラスな言葉がさまざまなくまさんやスイーツなどのシールの世界を広げてくれているみたいで、じっくり覗き込むように見させてもらいました。
感想2
一枚ずつに「カワイイ」が盛り沢山で、眺めているだけで元気をお裾分けしてもらっているような気持ちになりました。ペタペタと貼りながら、構図や隙間を考えて埋めていく作業は、なんだかワクワクしそうだなと思います。自分の「好き」をぎゅっと詰め込む作業を、私もやってみたいなぁと思いました。
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濁る
感想1
この人は何を見て、何を考えているのだろうと思いました。この表情は、思考に耽溺しているようにも、すべてを諦めているようにも見え、目が離せなくなりました。濁った色彩はガラスについた曇りのようだなあと感じ、何となく、これを拭きとったら天使の輪っかについているバツも一緒に消えるような気がしました。多分、この天使は元々綺麗な色をしていて、瞳も生き生きとしていたのではないか、だとすれば、この天使を濁らせたものは一体何なのだろうと想像が捗りました。
感想2
どこか遠くを見つめるような、虚げな表情が印象的でした。もともと持っていた力を奪われてしまったのか、力を振り絞った末にもう動くことさえできないような徒労感があるのか・・いろいろと想像しました。濁りに侵食されそうになりながらも、微かに残っている力があるようにも見えました。
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遠い遠い宇宙に飛ばされた
ここには誰もいない
苦しかった現実も
明日訪れるイベントも
何も起こらない
ただ存在しているだけ
悲しさも虚しさも
行き場をなくし
ただゆったりと渦巻いている
空っぽの心地よさと
所在ない感情の行き場が
ただここにあった
さようならも
はじめましても
ない世界
ただ何かがありそうな気がして
僕は歩いたただの僕
感想1
果てしなく広い空間に、身体ごと放り出されて漂っているような感覚を抱きました。「ただの僕」は、「今ここ」の僕でもあるのだろうかと考えました。一つ一つの文章にはどこか清々しさもあって、読んでいてリラックスしている自分がいました。
感想2
とても密やかな、しずかなメロディがどこかに流れているような感覚になりながら、耳を澄ませるような気持ちで読みました。心だけですが、遠い遠い宇宙に、あるいは宇宙の外側まで飛ばされている感覚のときが私にはあります。宇宙は遠くって、現実もなにもかも小さくなって、いろんな意味や名前のある「僕」ではない「ただの僕」でいられるのかな。立ち止まっていても、ただ呼吸をしていても、どうしていてもいいから、歩くこともできるのかもしれない、と思いました。
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冬木立
感想1
両手を広げて、思いっきり大きな声をだしながら走り抜けたくなるような木々の間だなぁ…って私は感じた。右側の歩道?ではなく、絶対ここの道が良い…そんな風に強く感じる想いすら湧いてきてる。陽が当たって影を作る木々も、なんだか私の印象ではどこか楽しそうに見えてきた。木に雪の結晶が沢山乗っているようにも見えてきて、淡いながらも実はコントラストを味わえるような…そんな一枚に思えた気がする。
感想2
当てずっぽうではいけないなと思いつつ、樹皮や枝ぶりて、桜の木かな?と想像しました。(違っていたらすみません・・)整然と並んだ木々を見て、細やかな人が植えたのだろうか・・と考えたりしていました。季節が巡ってくると、また違った景色を見せてくれるのかなと、なんだか少しワクワクしている自分がいました。
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指を縫い目に引っ掛けて
遠くのあなたに球を投げた
いつも緊張した
あなたの手元に
真っ直ぐ届かなかったら
どうしようって
私にあなたが球を投げた
球筋は 左に大きく逸れて
砂を擦る音が聞こえる
「ごめんねー!やっちゃった」
アハハと
陽気に笑う声に
大丈夫だよ
と 気にしてないと安心を与えるトーン
を脳が入力して声帯を震わせた
あなたは 失敗する
私は それを許してる
別に怒ることでもないし
それだけで嫌いになんてならない
なるはずがない
そしてまた
私はあなたに球を投げる
また 緊張した
あなたの手元に
球が届かなかったら
あなたを走らせて
私は 私は
ただ申し訳なく
幻滅される 呆れられる
震える指が
軌道を逸らした
あなたは
おっと っと言いながらも
左手のグローブで捕球した
ごめんね
「いーよー!」
あなたは屈託のない笑顔で
私に球を投げた
あなたは楽しそうだ
私は
あなたの前で
嘘をついてるのに嘘つき
感想1
私には情景がとても鮮明に浮かんでくる文章に感じて、セリフには声が付いて聞こえたし、冬の少し寒い日のやり取りな感じがして、ボールが飛ぶ乾いた音・グローブに入るボールのパシッという音も聞こえた気がした。縫い目に指をひっかけた際の緊張は、「私」の心臓の音が鮮明に聞こえていたんじゃないかと想像。やや遠くの距離感で投げ合っていることをイメージしながら、その距離だからこそ少しだけ表情に本音を出せる…そんな瞬間もあったのではないかな、と感覚的にだけど私はそう感じた。でも常に緊張と不安が交差している様子も伝わってきていて、運動の汗ではなく、またそれとは違う汗を滲ませてしまいそうだよなぁ…って思ったよ。
感想2
コミュニケーションでの言葉のやり取りは会話のキャッチボールと表現されるのはよく見聞きするけれど、ここまで解像度が高く風景や場面が想像される表現ができるのだな...と驚きながら作品を読みました。それと同時に、トーンなどは感覚というよりも(人によっては無意識のうちにであっても)身につけてきた技術のようなところがあったりするのかもと少し共感したり、これまでどんなボールのやり取りを多く経験してきたかによって現在の一球を投げる時に伴う感情や感覚は随分と違ってくるのだろうなと気付かせてもらったような感じもします。「嘘」についても、どんなもなのだろうとか、つかざるを得なくなった背景があるのかなとか、しばし考えてみています。
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しあわせなゆめのなか
感想1
少しだけ見えている奥の言葉(ポップアップ)たちが、現実で追いつめてくる「なにか」の正体の一部でもあるのかな、と私なりにだけど想像してみた。『寂しくない・大丈夫だよ』のように優しそうな声があるなかで、不安そうに、でもそれを恐る恐る信じようとしているような中央の子の表情が、私には印象的だった。端にのびるじんわりとした”黒さ”は、現実との境目を表しているのか、この子の気持ちからくるものなのだろうか…って考えながらみたよ。
感想2
切なさや儚さも感じるけれど、わたしはこの作品を見た時"かわいい"という第一印象を抱きました。たくさんのハートとリボン、キャラクターたち、色遣いなど。夢の外の世界がこの描かれた子、あるいはもしかすると投稿者さんにとってさびしくて逃げ出したくて覆い隠していたいところなのかなという想像もしながらも、こんなにはっきりとした「しあわせなゆめのなか」のイメージがあって表現できるって素敵だなぁと感じました。夢の中の言葉はひらがなで書かれているのだとしたら取り繕わなくていい場所でもあるのかな...とも想像しています。
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死にたい
そう思ったのはいつからか分からない
いつの間にか毎日「死にたい」と思うようになって
なにをしても消えない希死念慮
話を聞いてもらっても
またふりだし
どんな言葉をかけられても響かない
わたしはわたし
みんなの言ってることに惑わされたくはない
プライド高いな
自分を見失いそうになっているのに
苦しくて辛くて寂しくて
みんなは毎日死にたいって思わないのかな
苦しい、寂しい、辛いって思わないのかな
私がおかしいだけなの?
「死にたい」
「苦しさから開放されたいだけだよ」
「しんどいのは今だけだよ」
でもその今がとんでもなく辛かったら
どうすればいいの?
わたしは
どうしたらよかったの?
助けてほしい
でも助けてもらった気がしない
責められた気がする
ああもうよくわかんないな無題
感想1
自問自答を繰り返しながらも、絡まった何かを少しずつでも解こうとしていて、でもその過程にさえも苦しさがまた絡まってきて「わたし」を混乱させてきている様子を想像した。希死念慮を抱えている自分としては、この文章にとても共感している。(勝手にだけども)自分を見失いそうになっている時でもプライドが高く感じるのは、そのプライドで自分自身をどうにか守ろうと(保とうと?)してるのもあるのかも……って、自分の経験からだけど、ふとそんな風に感じた。
感想2
ブランコに乗りながら小声でつぶやいてるみたいな詩だと感じた。私も、死にたいって考えたことない人に会うとちょっとびっくりする。そういうこともあるんだって思う。私も死にたいけど、死にたいって思ったらだめ、なわけないと思う。どんな感情も否定する必要はないはず、と信じる。でも死にたいにも、死にたい以外のたくさんの意味があって、他の人の死にたいを聞いてみると違うところもあったりしてふしぎ。私は逃げたいを我慢してると全部死にたいには埋め尽くされる。苦しい寂しい辛いが毛玉みたいにからまって死にたいのかたまりになっていくのだろうか。
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幸せになりたい
感想1
フードに隠れるようにしながらも、握り拳にぎゅっと力をこめている感じがして、意思を感じました。自由、幸せ。それらがどういうことなのか、どうしたらそうなれるかはわからずとも、そう願う意思だけははっきりしているような気がしています。青いフードの服の外側に、この人が過ごせる場所がない中でやり過ごすためのアイテムが描かれているのかな、と想像していました。
感想2
描かれたひとの表情からは憂いというか無力感や疲れが感じられて、なんだか"幸せになりたいのにな..."と心の中で呟いていそうに感じました。周りに描かれたのは幸せになりたくて試してみた方法なのでしょうか、それとも、幸せになりたいのになんだか幸せってよく分からないし満たされない感じがしてただ居ることさえ難しいような時に手が伸びる道具たちなのかな、などと勝手に想像しています。
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目をひくのはミルクチョコ
計算された甘さで
万人を掌に集める
包み込むのはホワイトチョコ
あなたと私の境界を
ひとつの温度に溶かしゆく
寄り添うのはダークチョコ
舌に残る苦味ごと
あなたを受け止める
個性豊か 三種のちょこれいと
あなたがほしいのは
どんな味ちょこれいと
感想1
読みながらつい、それぞれのチョコレートを食べたイメージをしていました。悩みつつも、「その時の気分によって楽しみたいなぁ」という優柔不断な想いが湧き出てしまった自分です。脳内でそれぞれの擬人化をしてみたり、ナレーションを当ててみたり、投稿者さんはどの味が今の感覚だろうか…などなど色々考えています。(勝手な想像をしてすみません。)それぞれの「個性」を私なりに楽しみたいなと思いながら、この作品自体、どこかチョコレートの香りをまとっているような…そんな感じがしてきた気がします。
感想2
チョコってお菓子の中の王者という感じがしていて、その力を遺憾なく発揮した三種のちょこれいとを想像しました。「あなた」にとっては個性もスパイスとしての楽しみのひとつなのでしょうか。とろけるように夢中になってまう感覚でしょうか。「あなた」にほしがらせるため、魅力を最大限に使ったチョコはなんだか健気な感じもしました。個人的にホワイトチョコが好きなのですが「境界をひとつの温度に溶かし行く」という感じなんだかわかる気がして、また味わってみたくなりました。
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彷徨う行く宛てもなくただ夜を越え
次の日とその次の日も
目的なんて二の次
人生の延長戦
未練だけが体縛ってる
欠けた記憶を埋めるために
今宵も埋められた身体を起こす
冷たい夜風が頬を撫でる
此処を何故か懐かしく感じた
悲しみと温もり混ざるような
記憶が此処に眠っている
キミの影 その温度
ボクが暮らした軌跡
思い出が今蘇る
彷徨い見つけたボクとキミの園
見上げたあの丘の上は
キレイな花が咲くでしょう
キミと見た夕焼けは
もう見ることができないでしょう
ただ忘れられた家にぽつりと
寂しさを埋める雨がささめく
まだ一つ あと一つ
残された未練を断ち切る手段を
アイが又、此の地を覆い
他の道を閉ざし
灰となって 星になって
散る
彷徨いたどり着くこの旅の終点
別れは全てのものに
等しく降り注ぐから
キミと見た此の場所は
時と共に忘れられて
静寂だけが此の地に遺り
残りは消えて行くだけ
次の世界で又、キミと巡り逢いたい
その時はキミの笑顔に
「花束を添えさせてください。」エンドロールの向こう側で。
感想1
もう会うことはないのだろうか。エンドロールももう終わり、だけどもう「ボク」の中では「キミ」との記憶は未練という言葉の中でくりかえされ、未来にも引き継がれていくことを感じた。「アイ」は、愛かな藍かな、哀かな。「キミ」だけでなく「キミ」との記憶も、場所も風景もいずれ風化していって、だけど「ボク」は覚えていたいのかな。漂うような時間感覚の中で、どこか遠い場所を見た気がしました。
感想2
不思議と、歌のように文章が私の中に流れ込んできた感覚がありました。寂しさを感じさせるような言葉もあるし、名残惜しさも感じつつ、でもどこかほわっとすこし温かい空気感をまとっている…そんな感じもしました。花束を想像してみた時、黄色と水色、そしてオレンジがメインの、明るくパッと現れる花束が、私の中で浮かび上がってきた気がしています。
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あ、そうだ!
感想1
二つの色味とハイライトのみなのが、背景ととてもマッチしているなぁ…と思いながら、その背景に対し、とても興味津々な私がいます。何かをひらめいた様子のこの子は、明るい表情に見えても、なんだかすぐに奥にスッと溶け込んで消えてしまいそうな…そんなイメージが私には浮かびました。どんなことを思いついたんだろうかと気になります。
感想2
指パッチンをして思いつきに「!」となっているシーンでしょうか。シンプルな色使いの中の赤がぱっと引き立つような感じがします。お団子やヘアピンなどのアクセントや瞳のなにかわくわくしたような雰囲気はポップなだけでなく、この子にはなにかすごく力がある感じがしました。でも絆創膏や傷もあって、どうしたのかな、いまどうしてるのかなと、なんだか話を聞いてみたいような気持ちになって、この子の目をじっと見てしまいました。
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心の健康診断
感想1
色味はどんな画材を使ったのだろう、どんな時にこの作品を生み出したのだろうかと、初めに気になりました。パッと見て人の顔に見えたのが印象的ではあったけど、優しく包み込むような手のひらも見えたように私は感じました。線の色・形が織りなす、脈打つようなしっかりとした・でも少し繊細にも見える色使いが、心を表現しているのだろうかと想像が膨らみます。
感想2
カラフルで幾重にも重なったような線の独特な雰囲気が飛び込んできました。まだ拡がっていきそうな感じのする線の数々は、右下に貼られた脳の健康診断を勧める文章のためかどこかニューロンも彷彿とさせるけれど、顔に見える部分の周囲を覆っているのか、それとも...どこからどんな風に描き進めていったのだろうというのも気になります。タイトルになっている「心の健康診断」があるとしたら右下はどんな文言になるのだろう、自分は受けたいと思うだろうか、脳と心は違うのかな...などあれこれ考えながら線を目で追っています。
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心の色
感想1
淡い水色のグラデーションの空とはっきりとした輪郭なく浮かぶ雲のように見えます。空はずっと広がっているけれど毎日色も姿もさまざまに変化するし、1日の中でも刻々と変わっていきますがこの色が投稿者さんの撮影時の心の色としっくりきたのかな...私は高く遠い空を眺めていると吸い込まれていきたくなることがありますが、心の色に合う空を見上げたら少し微笑んでしまいそうです。
感想2
漂うような、薄くてしっとりとした感じのする雲と、その上に広がる空の色。最初に感じた水色っぽいイメージよりは、じっと見ていると青は深くて、すこしだけ灰色も内包しているようです。心の色はここに反映された色ということなのかもしれないし、投稿者さんがこの空にじぶんの心を見出したということかもしれないと思いました。この空色はこのあとどんなふうに変化したのだろうな、と想像しました。
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アレンジフラワー
感想1
はっきりとした黄色と紫のうしろに、それらをつなぐようなカラーの咲きかけのバラは独特のニュアンスがあり、温度の違うものが淡くつながっているような感じがしました。お花だけではなく、背景も含めてセッティングされていて、いちばんきれいに、かわいく見えるように丁寧に扱っているような気がして、印象に残りました。
感想2
作品を見て、一番最初に浮かんだイメージが複数ありました。これはあくまで私の感覚的なものですが、『包み込むような穏やかさに乗る少しの寂しさ・”待つ”という想い・大切にしたいなにか』そんなイメージが、勝手ながら私の脳内にふわっと出てきました。そんな風に想像もかき立てられるお花たちな気がしたのと、どこからかふと、お花のいい香りがしてきそうです。
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見て、綺麗だよ。
感想1
私がこの場を歩いていて、見逃していたらもったいなかったかも?と思うような一枚に感じた。なんとなく、雲の流れの速さを感じ、そこに勢いがあることも伝わってきた気がしてる。大きな翼を広げた、左を向いている鳥にも見えたなぁ。照らす街灯や少し見える木々が、「まだ冬だね」と優しく教えてくれているような雰囲気を、私は感じたかも。
感想2
タイトルに呼びかけてもらったような気になって作品をみて、「わ、ほんとだ」と思いました。どのくらいの時間帯でしょうか。私は何だか、街灯が点きはじめてこれから空は暗く月の目立ち出す、そんな夜の始まりを感じました。自分自身が最近そのような場面を綺麗と感じて撮ったから、どこか似ているように感じてこの作品にも惹かれたのかもしれませんが...これから少しずつ日が長くなっていきますね。
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ただ僕はあの子真似をしただけ
僕はただ憧れてしまっただけ
あの子みたいな才能が欲しくて
あの子が妬ましくて
僕には何にもなくて
生き苦しくて
ただそれだけなのに死にたくなって
僕はあの子になりたくて
でも僕はあの子になれない
変われない できない
僕は一人じゃなんにもできないないものねだり
感想1
ないものねだり、なんだか分かるなぁ…って勝手に共感しながら読ませてもらった。変われない・変わりたい、その葛藤の中で常にもがいていて、理想がある分今の自分との比較も更にしてしまうのだろうか…って私は考えてる。この詩の「僕」は、「あの子」になりたい・羨ましい気持ちを持ちながらも、揺るぎないただ一人の『自分』という存在を求めているようにも私は感じたよ。
感想2
憧れから始まって、いろいろと真似をしてみたものの「なんか違う・・」と落ち込むことは、私自身も覚えがあり、共感してしまったところでした。詩を読み終えたあと、「学ぶ」の語源が「真似ぶ(まねぶ)」であったことをふと思い出しました。武道の世界には「守破離」という考え方もありますが、真似という過程は、実は必然的なことなのかもしれないと考えたりしました。
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夜、綴る
感想1
さかさまの花束が、落下しているのか、横たえられているのか。(そう考えること自体、私の認識が重力に依存しているのだなぁと思います)シンプルな絵なのに、暗闇でラッピングされたような赤い薔薇がくっきりと咲いていてそこにあるという質量を感じました。
感想2
とても印象的な絵でした。黒がとても生きていて、余白があり、観ている人の心情が絵を通して表わされるところがあるなと思いました。私は今、ある怒りをお腹の底に貯めていてその処理に困ってしまっていて、でもその怒りの原因となる出来事の中にも何か大切な気づきのヒントもある気がしているのだなと絵を見て勝手に考えました。芽生えていくこともあるかもしれないと。
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あの雲の向こう
感想1
光が燦々と降り注ぐ雲の向こうには、いったい何があるのだろう…って考えさせられた作品でした。鮮やかで、でも決して強くはなく、優しさと淡さを兼ね揃えたような色使いが、個人的にはとても印象的に思います。(あくまで私の感覚ですが…。)見ていて体感温度が不思議と温かくなるような感じもあり、それは色味や光のイメージから来ているのかな、など勝手にですが私なりに色々想像していました。
感想2
願いという言葉が浮かんできました。地上は大変なことばかりで見えない戦争も見える戦争もうごめいていて日々疲れます。しかし空を見上げれば、そこには唯一無二の空の形があり色があり途方もない命の循環があり誰かに見守られているような気もします。何もしなくてもすでに循環の一員でもある私。そんなイメージも持ちました。空から下を眺めたらどんな気持ちなんだろう。もしかしたら今とは全然違う気持ちなのかもしれません。
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雨の中
感想1
雨を浴びながら、この人はこの瞬間、何を思っているのかな、と想像しました。「どうにでもなっちゃえ」と感じるような姿勢でもある気がしたし、でも自分の泣きたい気持ちをこの雨に任せていて、束の間の休息時間にも思えたりで、私の中でつい想像も膨らんでいるところです。
感想2
このひとは傷だらけで冷たい雨にあたっても避ける気力も湧かないのかな...それとも、心ももう雨の中で、雨音をききながらこうしているのがやっとなんだろうか...そんな想像をしながら、寒そうだし傷が濡れたら痛そうだから傘をそっとさしてあげたいような、でもこうしているのが今はちょうどいいならそれもおせっかいかな...なんて考えていました。
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暗がりの中、僕は在る
朝は、僕には合わない
周りの音に振り回されて、頭がガンガンとしてしまうから
昼は、僕には合わない
周りの明るさについていけなくて、目がやられてしまうから
夕方は、僕には合わない
周りの寂しさを実感して、体が縮こまってしまうから
夜は、僕には合わない
周りが無くなって、存在意義が感じられなくなってしまうから
けれど、微かな光は感じていたい
僕が傲慢で自己中心的だと言われても
光の粒が僕の手をすり抜けて行ってしまっても
僕はダメだと言われても
暗がりが僕を連れて行ってしまっても
何も見えない、何も聞こえない、何も掴めない暗がりでも
少しの光を望んでみたい微光
感想1
光はひとびとのいとなみを助けてきたから、日中にはたくさんのひとが混み合っている。夜にすら周りが気にかかるのは、たくさんのひとがいることを知っているからかもしれない。光にもさまざまな色や姿、強さがあって、目も皮膚も壊してしまうような光もあれば、温める光、暗闇の中にあってはじめて気づくような淡い光もあると思う。「僕」はそういう光にそっと手を伸ばそうとしているひとのようにも思った。
感想2
朝も昼も夜も、どの時間帯も自分には合わないな、しんどいなと感じている人間なので、あなたの文章から違和感の正体に気付いたり、発見をもらったような感覚になった私がいます。でも少しの光を求める・望む気持ちも切実に伝わってきた気がしていて、本当に「微光」でいいから、それを”浴びる”でなくとも、”感じたい”「僕」がいることを想いました。
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希望と絶望
感想1
「希望の前には絶望が来る」、私も聞いたことがあって、本当かわからないけれど、たしかにそれらは対極というよりは表裏一体の関係という気もする。ひとつの身体の中に絶望と希望があって、それらが混ざり合うことなく分たれているのが印象的だった。絶望の側は血を流し、バツをつけられ否定されながら積み重なった絶望の重さがあるのかもしれないと思った。希望の側の顔は瞳がキラキラしているけれど、いわゆる「希望にあふれている」感じというよりは、眉がぴっと伸びていて、強い意志がある感じがする。もしかしたら、希望の側でもこのひとはずっと戦ってきたのかもしれないと思った。
感想2
この子には、希望も絶望も両方存在している状態になっていることから「希望が訪れてもその前の絶望が無かったことになるわけではない」というようなことを思いました。希望の前の絶望であったとしても、苦しみ、傷ついた事実は消えないよなと感じるとともに、苦しみぬいた経験があったからこそ、この子はこんなにも凛々しい表情をしているのではないかとも思いました。でも、私はこの子の絶望側を知ってしまったので、たまには気を緩めて休んでほしいなという気持ちにもなりました。
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わたしはあなたがすき
あなたはなにもしらない
しらなくていい
でもしってほしい
かってにすきになって
かってにくるしんで
わずらって
むちゅうになってる
あなたのせい
ふりまくえがおも
ばかでおさないふりも
全部嘘だよ
私は貴方が好き
全部打算
計算ずく
馬鹿なのは嘘だけど
好きすぎて馬鹿になってる
馬鹿な私無題
感想1
文中にある「ばかでおさないふり」を表現したようにひらがなで書かれた前半部分と、「全部打算 計算ずく」という答え合わせのような切り替わった後半部分の構成がおもしろく感じながら読みました。転換部分で「全部嘘」とありながら、どちらも表現されているのはむしろ投稿者さんの本心のようにも感じられるのが不思議で、馬鹿じゃないけど馬鹿になるくらい誰かを好きになるってどんな感じなんだろう...と、恋というワードは登場しないけれど恋について私は未熟ながらも想像を膨らませたりしました。
感想2
読んでいて、不覚にも胸がキュンとしてしまいました。前半はかわいく、あどけない印象なのに「全部嘘だよ」で一気に罠に突き落とされたように感じ、「しまった、なんてあざといんだ……」とドキッとしました。好きな人の前で打算的に振舞ってしまうのも好きがゆえ……本当にその人のことが「好き」なのが伝わってきて、なぜだかジェラシーすら覚えました。「好きすぎて馬鹿になってる」のを自覚するほどの「好き」な気持ち、高揚感。なんて素敵な感情なのでしょう……私もいつか誰かに感じてみたいなあと思いました。
感想1
そっと涙を溜めながら、小さく消えてしまいそうな声で「ここが痛い…。」と言っている声が聞こえてきた作品のように感じました。多分もう何度も痛みを我慢してきてやっと言えた言葉にも思いましたし、痛んだ傷口はじわじわと確実に広がってしまっている様子も想像します。この人の周りを囲っているものは、もう残り少ない、弱くなってしまったバリアにも感じられたし、この人の苦しさが物体となって表れたものにも感じた私がいます。
感想2
赤色が滲んだ胸元をぐっと抑えて一人佇んでいる姿に、こちらも切ない思いがしました。心の痛みが周囲から見えにくいというやるせなさも、あらためて感じました。「痛い」ということを周囲に分かってもらえなかったり、誰かに伝えたいけど言えないと感じるような心細さも想像しました。