生きづらさを感じる人が創る
のびアート
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僕の世界はふたつあった
僕はいつも首がいたくて、せかいにはしろい靴紐が映える青色と、新緑と、無機物的な灰色だった。
規則正しく分けられて同じ形が羅列された"灰色"を見ると僕はなんだかこんなところにも"普通"とかを感じてヘンになる。
でもきっとそんなことかんがてることがヘンで、余計に僕はヘンになる。
僕はいつも指がいたくて、せかいはカラフルだった。僕はぼくじゃないし僕はぼくのことを見れる。
手には銃を持ってたり、虫取り網、剣、杖、色んなものを持ってるけどぜんぶちがうぼくでそのぼくを僕は見ている。
友達も沢山いてヘンなひとがたくさんいてたのしい。
でもせかいには縁があって、なんとなく脳みその端っこで感じてる。
実は僕にはもうひとつ世界がある
そこはうるさいしずっと泣いてる声と怒鳴ってる声がきこえy\。ぼ$のこえm4(0…だんだせなく5*(・いってどうeよ/もなくあたまAいたcなIていIて
つw#。
*ら#。地面、画面、平面家族
感想1
タイトルに注目しながら、そしてそれぞれの世界や景色、あなたが見えているものについて考えながら読ませてもらいました。ここからは全て私なりの想像で書かせてもらうのですが、下を向いていると首が痛いし、でも下を向いて生活せざるを得ない状況にいたことも感じました。上を向けば明るい色味はあるけど、アスファルトの上は固く、灰色だよなぁと思っています。画面の部分ではゲームの世界が浮かびました。(ゲーム好きとして、指が痛くなる経験があった、というのもあります)様々な世界に入り込めるゲームの世界はときに平和で、時には豪快で…。でも「もう一人の自分」であることは間違いないなと私は考えています。あなたにとって、そこが居場所の一つであることも文章から感じました。最後の世界では、あなたの声が掻き消されてしまうほどうるさく感じている様子が伝わりました。あなたが声もあげられないほどの環境で、でもなんとか声を上げようともしていてもがく姿もイメージできたように私は思いました。
感想2
「せかい」の方では普通と対比されたヘンというのが印象的に感じられました。地面を想像する灰色を見ている時はヘンがネガティブに捉えられているようにも思えるけれど、画面を想像するカラフルのせかいではヘンなままでも楽しそうな姿が思い浮かびました。もうひとつの世界では、せかいで登場した「いたい」という言葉がはっきりとは出てこないけれど、言葉を紡ぐのも声を上げるのもままならないくらい混乱し、痛みを感じている世界なのかな...と想像しています。投稿者さんは世界がふたつあったと表現してくださっていますが、過去形で表されているという事は今はさらにまた違った世界もあるのかな、あるいはこれからもできていくのかな、など心が痛みすぎない世界との出会いへの期待にも似た想像を膨らませながら読ませていただきました。
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未完成
感想1
タイトルから、未完成の状態を表した作品なのか、それともこの作品自体が未完成であるということなのかな...などと考えていました。幾何学模様のステンドグラスのような美しさも感じますが見てみると図形は左右対称に近くても色はそうでなかったりして、完全に整えられたものとはまた違った魅力を放っているように感じました。
感想2
区切られた領域の中で交わることのない色合いの存在感があるように思いました。これらの色は即興的に塗りこまれたのか、それともあらかじめ設計されているのでしょうか。色は一呼吸で塗っていくのでしょうか。制作風景が気になっていました。中心にはハートが浮き出ているようにも見えて、色や形が画面から飛び出してこようとする力を感じました。
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スタンプで自己表現
感想1
スタンプでの自己表現で、あなたなりに自分の心を知る・対話する感覚もあるのかな…?と想像しています。「今日はこんな日だった・今はこんな気持ちかも…」って、スタンプだとすぐ押せるし後で見返した時の記録にもなりそうと思って、私も少しやってみたくなっています。下のスタンプは少しムッとしているようにも見えて、でもどこか誇らしげにも見えた気がしてます。
感想2
スタンプは繰り返し押すこともできるものだけれど、 ちょっとずつ違う表情の猫ちゃんのお顔にみえるスタンプが並んで押されていて、もしかしたら投稿者さんのその時々の機微が反映された表現で、似ていても全く同じことはあまりないということなのかなと感じました。
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くすりのえ
感想1
薬って絵になれるんだ!っていうそもそもの新発見でした…!それぞれの薬によって魚の種類が分かれていたり、小さく切ったもの・大きいもので表現する形があり、個人的には「自分が飲んだことある薬やメーカーあるかな」って探させてもらって楽しかったです。
感想2
私も長年薬を毎日飲んでいるけれど、薬の殻ってきれいなんだってこの作品で初めて気づいた気がする。たとえばこの泳ぐ「2mg」魚たちは、薬としての情報や意味を消されている…という見方もあるかもしれないし、新しい形を得たと言えるのかもしれない。私はこの海を覗かせてもらっているだけで、本当のところはわからないけれど、解体と再構成を繰り返すのは私の身体も同じなのかな…とか考えた。
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鼓動たしかなの
ねむりはやさしい死
仲間離すため うめた砂浜
かなしい示唆 やはり
むねのなか 慕う どこ?
(こどうたしかなのねむりはやさしいしなかまはなすためうめたすなはまかなしいしさやはりむねのなかしたうどこ)無題(回文)
感想1
何度も目線を往復させながら「お見事・・」と思わず呟いてしまいました。どうやって言葉を紡いでいったのだろうと気になりながら、文章が纏う静けさに、なんだか不思議な感覚でいます。
感想2
夜の海の映像がまず浮かんできて、砂浜の砂をそっと両手ですくってそこから少しずつ流れ落ちるイメージも出てきました。(全部こちらの想像ですが…)何かを探す・祈るような思いも伝わってきた気がしたせいか、私が想像したその海からは流れ星が見えました。
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くもり空
感想1
電信柱と電線が画面の端っこを少しだけ切り取っているから、それで、空がそこにあることがわかる。雲は低く光を閉じ込めてしまったように見えて、すこしこわい気も、寂しい気もした。雲の上にあるなにかを隠しているのかもしれない。空はとても高くて遠いけれど、快晴の時にはどれだけ遠いかよくわからない。だけど、ときどき少しだけ地上まで落ちてくるような気がして、それはこんなくもり空のときかもしれないと思った。
感想2
雲の動きを感じられて、迫力があるなぁって思いました。なんだかまるで別の世界みたいです。でもほんとに空ってもうほぼ別世界だったりするのかなぁとも考えちゃいました。写真の下の方の雲に乗って、光に手を伸ばしてる誰かの映像が浮かんだ気がします。
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昏昏
感想1
眠っているのだろうか、祈っているのだろうかと思って、なぜ祈るときには目を閉じるのだろう、目を開きながらも祈ることはあるのだろうか……と思考が飛躍していってしまった。ゆるゆると思考と視線を画面に戻すと、白色のまじる画面のなかに、影の色は深くて蜃気楼の中を浮かび上がるような、やわらかいもののなかへ沈み込むような、静かで澄んだ音みたいな感じの絵だと思った。
感想2
なんだかとても静かな気持ちで眺めていました。静寂の中か、あるいは喧騒の中か・・周囲と自分の境界性が薄くなっていって、混ざっていくような感覚を思い出していました。胸元で組まれた手と落とした目線は、どんな思いが表れた姿なのかなと想像しました。
感想1
疲労、眠気、寂しさ…ほかにも様々なことを感じながら描いた作品だったのかなと思いましたし、そんな瞬間を自分自身で整理するためにも描いたのだろうか(無意識的に?)…とも想像しました。個人的に、左下の一輪のお花が何だかいいなぁと思いつつ、植物が枯れてしまった悲しい表情と、少し小さく見える身体が印象的でした。
感想2
瞬間の感覚や気持ちを切り抜いたような絵が並んでいて、日記みたいにあなたの過ごした時間を保存するものでもあるのかなと思いました。線が多いわけではないのに、言葉と表情や様子で、悲しさや驚きやさまざまな感覚が伝わってくるようで不思議です。私は日々いろいろなことを感じながらも忘れてしまっている気がするので、こんなふうに書いてあるのはすてきだなぁと思いました。