生きづらさを感じる人が創る
のびアート
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タグ:「絵」
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当たり前のことをするように
感想1
イラストの目は光なくみえて、淡々と何か書いているように見えるけれど、その内側ではどんな感情が渦巻いているのかな...それを表したのが、書かれている文章なのだろうか。日記は書き直せたり、夜は生きていると繰り返しやってくるけれど、「天使になる」のは作者さんにとってどんなイメージなのだろうと気になった。不可逆的であっても、今はそれを願わずにはいられなかったり、うたた寝のような日常のことと並ぶくらいその考えが常に頭を占めているということなのかな...と思いながら読んでいる。
感想2
そこじゃないだろうと突っ込まれるような気はしますが、三日坊主の私と違って、この子にとっては日記をつけることは当たり前のルーティンなんだなあと思いました。本当は私も日記を毎日当たり前のように続けたいのですが、できない…と思っているのと同じ感じで、この子にとって「あの空へ行く」「天使になる」ことは「当たり前」となってほしいけれど、そうならない物事なのかなと考えました。この子の日記を覗いてみたいなという気もしました。
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レストランにて
感想1
絵本やアニメのワンシーンのように感じて、勝手に物語に思い巡らせていました。外には黒い人影がたくさんいて、もしかしたら注目されているのかな……この人は招かれたお客さん?それならろうそくに火を灯したのはどんなひと?もしや透明人間や幽霊だったりするかも……真ん中の人よりも植物の方が生命力がありそうで、怖い場所のようにも思えたり……と、すみません、ひたすら妄想が膨らんでしまいました。この子の帰路を無事に見届けたい気持ちです。
感想2
私とこの子が相席しているような画角だなと思いました。キャンドルがたくさんあるのが印象的なお店ですが、往来の激しそうな面に窓があるのは、ちょっと恥ずかしいというか、落ち着かないかもしれないなあと感じました。さて何を食べましょうか、と思ったらどうもそんな雰囲気ではないみたいですね……。この子はどうしてこんなに不安げなのか、店の雰囲気のせいなのか、対面に座る人物の影響なのか、今後の展開が気になりました。
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ここが痛い
感想1
そっと涙を溜めながら、小さく消えてしまいそうな声で「ここが痛い…。」と言っている声が聞こえてきた作品のように感じました。多分もう何度も痛みを我慢してきてやっと言えた言葉にも思いましたし、痛んだ傷口はじわじわと確実に広がってしまっている様子も想像します。この人の周りを囲っているものは、もう残り少ない、弱くなってしまったバリアにも感じられたし、この人の苦しさが物体となって表れたものにも感じた私がいます。
感想2
赤色が滲んだ胸元をぐっと抑えて一人佇んでいる姿に、こちらも切ない思いがしました。心の痛みが周囲から見えにくいというやるせなさも、あらためて感じました。「痛い」ということを周囲に分かってもらえなかったり、誰かに伝えたいけど言えないと感じるような心細さも想像しました。
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昔の描いた絵
感想1
にっこりマークで覆いつくされるなか、中央の人物(?)はとても不安そうに、焦りや恐怖を感じているように自分には見えました。少し後ずさっているような…そんな風にも思えます。にっこりマークもよく見るとやや困り顔?が混ざっているのも見えて、この中央の人物に対して笑顔で何かを強要するような・笑顔そのものを強要しているような…何かの「圧」が存在していることを、作品からなんとなくですが受け取った感覚です。
感想2
とても焦っているような、困惑した表情に、どんなことがあったのだろうと声をかけたくなっている私がいました。水色の線で描かれた部分をよく見てみると、笑った顔が散りばめられていて、どこか過剰適応気味な表情にも見えました。全然大丈夫じゃないのに、それを伝えることができないようなもどかしさを感じました。
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濁る
感想1
この人は何を見て、何を考えているのだろうと思いました。この表情は、思考に耽溺しているようにも、すべてを諦めているようにも見え、目が離せなくなりました。濁った色彩はガラスについた曇りのようだなあと感じ、何となく、これを拭きとったら天使の輪っかについているバツも一緒に消えるような気がしました。多分、この天使は元々綺麗な色をしていて、瞳も生き生きとしていたのではないか、だとすれば、この天使を濁らせたものは一体何なのだろうと想像が捗りました。
感想2
どこか遠くを見つめるような、虚げな表情が印象的でした。もともと持っていた力を奪われてしまったのか、力を振り絞った末にもう動くことさえできないような徒労感があるのか・・いろいろと想像しました。濁りに侵食されそうになりながらも、微かに残っている力があるようにも見えました。
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しあわせなゆめのなか
感想1
少しだけ見えている奥の言葉(ポップアップ)たちが、現実で追いつめてくる「なにか」の正体の一部でもあるのかな、と私なりにだけど想像してみた。『寂しくない・大丈夫だよ』のように優しそうな声があるなかで、不安そうに、でもそれを恐る恐る信じようとしているような中央の子の表情が、私には印象的だった。端にのびるじんわりとした”黒さ”は、現実との境目を表しているのか、この子の気持ちからくるものなのだろうか…って考えながらみたよ。
感想2
切なさや儚さも感じるけれど、わたしはこの作品を見た時"かわいい"という第一印象を抱きました。たくさんのハートとリボン、キャラクターたち、色遣いなど。夢の外の世界がこの描かれた子、あるいはもしかすると投稿者さんにとってさびしくて逃げ出したくて覆い隠していたいところなのかなという想像もしながらも、こんなにはっきりとした「しあわせなゆめのなか」のイメージがあって表現できるって素敵だなぁと感じました。夢の中の言葉はひらがなで書かれているのだとしたら取り繕わなくていい場所でもあるのかな...とも想像しています。
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幸せになりたい
感想1
フードに隠れるようにしながらも、握り拳にぎゅっと力をこめている感じがして、意思を感じました。自由、幸せ。それらがどういうことなのか、どうしたらそうなれるかはわからずとも、そう願う意思だけははっきりしているような気がしています。青いフードの服の外側に、この人が過ごせる場所がない中でやり過ごすためのアイテムが描かれているのかな、と想像していました。
感想2
描かれたひとの表情からは憂いというか無力感や疲れが感じられて、なんだか"幸せになりたいのにな..."と心の中で呟いていそうに感じました。周りに描かれたのは幸せになりたくて試してみた方法なのでしょうか、それとも、幸せになりたいのになんだか幸せってよく分からないし満たされない感じがしてただ居ることさえ難しいような時に手が伸びる道具たちなのかな、などと勝手に想像しています。
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あ、そうだ!
感想1
二つの色味とハイライトのみなのが、背景ととてもマッチしているなぁ…と思いながら、その背景に対し、とても興味津々な私がいます。何かをひらめいた様子のこの子は、明るい表情に見えても、なんだかすぐに奥にスッと溶け込んで消えてしまいそうな…そんなイメージが私には浮かびました。どんなことを思いついたんだろうかと気になります。
感想2
指パッチンをして思いつきに「!」となっているシーンでしょうか。シンプルな色使いの中の赤がぱっと引き立つような感じがします。お団子やヘアピンなどのアクセントや瞳のなにかわくわくしたような雰囲気はポップなだけでなく、この子にはなにかすごく力がある感じがしました。でも絆創膏や傷もあって、どうしたのかな、いまどうしてるのかなと、なんだか話を聞いてみたいような気持ちになって、この子の目をじっと見てしまいました。
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心の健康診断
感想1
色味はどんな画材を使ったのだろう、どんな時にこの作品を生み出したのだろうかと、初めに気になりました。パッと見て人の顔に見えたのが印象的ではあったけど、優しく包み込むような手のひらも見えたように私は感じました。線の色・形が織りなす、脈打つようなしっかりとした・でも少し繊細にも見える色使いが、心を表現しているのだろうかと想像が膨らみます。
感想2
カラフルで幾重にも重なったような線の独特な雰囲気が飛び込んできました。まだ拡がっていきそうな感じのする線の数々は、右下に貼られた脳の健康診断を勧める文章のためかどこかニューロンも彷彿とさせるけれど、顔に見える部分の周囲を覆っているのか、それとも...どこからどんな風に描き進めていったのだろうというのも気になります。タイトルになっている「心の健康診断」があるとしたら右下はどんな文言になるのだろう、自分は受けたいと思うだろうか、脳と心は違うのかな...などあれこれ考えながら線を目で追っています。
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夜、綴る
感想1
さかさまの花束が、落下しているのか、横たえられているのか。(そう考えること自体、私の認識が重力に依存しているのだなぁと思います)シンプルな絵なのに、暗闇でラッピングされたような赤い薔薇がくっきりと咲いていてそこにあるという質量を感じました。
感想2
とても印象的な絵でした。黒がとても生きていて、余白があり、観ている人の心情が絵を通して表わされるところがあるなと思いました。私は今、ある怒りをお腹の底に貯めていてその処理に困ってしまっていて、でもその怒りの原因となる出来事の中にも何か大切な気づきのヒントもある気がしているのだなと絵を見て勝手に考えました。芽生えていくこともあるかもしれないと。
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あの雲の向こう
感想1
光が燦々と降り注ぐ雲の向こうには、いったい何があるのだろう…って考えさせられた作品でした。鮮やかで、でも決して強くはなく、優しさと淡さを兼ね揃えたような色使いが、個人的にはとても印象的に思います。(あくまで私の感覚ですが…。)見ていて体感温度が不思議と温かくなるような感じもあり、それは色味や光のイメージから来ているのかな、など勝手にですが私なりに色々想像していました。
感想2
願いという言葉が浮かんできました。地上は大変なことばかりで見えない戦争も見える戦争もうごめいていて日々疲れます。しかし空を見上げれば、そこには唯一無二の空の形があり色があり途方もない命の循環があり誰かに見守られているような気もします。何もしなくてもすでに循環の一員でもある私。そんなイメージも持ちました。空から下を眺めたらどんな気持ちなんだろう。もしかしたら今とは全然違う気持ちなのかもしれません。
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雨の中
感想1
雨を浴びながら、この人はこの瞬間、何を思っているのかな、と想像しました。「どうにでもなっちゃえ」と感じるような姿勢でもある気がしたし、でも自分の泣きたい気持ちをこの雨に任せていて、束の間の休息時間にも思えたりで、私の中でつい想像も膨らんでいるところです。
感想2
このひとは傷だらけで冷たい雨にあたっても避ける気力も湧かないのかな...それとも、心ももう雨の中で、雨音をききながらこうしているのがやっとなんだろうか...そんな想像をしながら、寒そうだし傷が濡れたら痛そうだから傘をそっとさしてあげたいような、でもこうしているのが今はちょうどいいならそれもおせっかいかな...なんて考えていました。
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希望と絶望
感想1
「希望の前には絶望が来る」、私も聞いたことがあって、本当かわからないけれど、たしかにそれらは対極というよりは表裏一体の関係という気もする。ひとつの身体の中に絶望と希望があって、それらが混ざり合うことなく分たれているのが印象的だった。絶望の側は血を流し、バツをつけられ否定されながら積み重なった絶望の重さがあるのかもしれないと思った。希望の側の顔は瞳がキラキラしているけれど、いわゆる「希望にあふれている」感じというよりは、眉がぴっと伸びていて、強い意志がある感じがする。もしかしたら、希望の側でもこのひとはずっと戦ってきたのかもしれないと思った。
感想2
この子には、希望も絶望も両方存在している状態になっていることから「希望が訪れてもその前の絶望が無かったことになるわけではない」というようなことを思いました。希望の前の絶望であったとしても、苦しみ、傷ついた事実は消えないよなと感じるとともに、苦しみぬいた経験があったからこそ、この子はこんなにも凛々しい表情をしているのではないかとも思いました。でも、私はこの子の絶望側を知ってしまったので、たまには気を緩めて休んでほしいなという気持ちにもなりました。
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理想のわたし
感想1
”理想の自分”のイメージがとても明確にあり、定まっていることを感じました。そんな風に絵を見ながら、「もしかしたら性格なども決まっていたりするのかなぁ」なんて考えも湧いてきて、気になっているところです。大変個人的にですが、中性的な印象がありました。落ち着いた感じの色使いも何か意味があるのかなぁ、とまた考えながらも、振り返った時になびく髪の毛の映像が浮かんだ気もしています。(私の勝手なイメージですが)
感想2
理想の自分をイメージで表現するって、実はけっこう難しいことのように思いました。投稿者さんが思う理想の姿は、どこか儚げな表情と、落ち着いた雰囲気が印象的でした。目元やヘアゴム、ネクタイにイエローが使われているのは、何か意味があったりするのかなと想像しました。
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煩悩うさぎ
感想1
うさぎの内側にも外側にもびっしり描き込みがあって、このうさぎはとてもノイズの多い環境で暮らしているように感じました。タイトルが「煩悩うさぎ」だから、なるほどこれらは煩悩なのか?と思いましたが、右下には歯がむき出しの口のようなもの、その隣には(泣いているようにも見える?)顔……とうさぎの外側はあまり安心できる場所ではないように思いました。「煩悩」というのは心身を悩ます精神作用のことらしく、これは一切断つべきというものと思いきや、受容する考え方もあるようです。私も煩悩まみれの人間なので、つい自分を重ねてしまい、このうさぎが自分の内外のノイズと上手く付き合えたらいいなとつい思いました。
感想2
どのくらいの大きさの作品なのでしょうか...制作過程を見ることはできませんが、モノクロの画面いっぱいに走る数々の線からは、下書きもなく一発で描き上げられたかのような勢いというか、エネルギーみたいなものを感じました。タイトルから想像すると、うさぎの内側や外側を埋め尽くすように描き込まれたものたちが煩悩なのかな...それぞれじっくり目を凝らしてみたくなりました。
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うたわせて
感想1
タイトルに込められた意味も考えながら作品を見ました。中央にいるコは、泣いてるようにも私には見えます。ツギハギのお洋服、首についた重たそうな鍵(でも開いている…?)口の向きや形は「青い人」と同じだけれど、対比の印象も感じました。苦しみや切実な想いがあるように見えながらも、画材の影響でしょうか、どこかすこし温かみがあって、つらい時に寄り添ってくれるような作品に感じました(私の勝手なイメージですが…。)
感想2
柔らかくも鮮やかな色合いが、目に飛び込んできました。一つ一つのパーツや描写には、いろいろな意味が込められているように感じました。「うたう」ことは、感情を表現する一つの手段だと考えるならば、何かを伝えようと、あるいは表現しようとしている姿のようにも見えました。
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無題
感想1
女の子の絶妙な表情も相まって、一見した時点ではちょっとミステリアスな絵だなあという印象を受けました。けれど、モチーフを細かく見ていくことで絵の意味が分かるような仕組みになっているのかな?と思いました。禁止されているのはカミソリ=自傷のシンボル?、女の子がつかみ取っているのは輝いているハートと食べ物……私なりに勝手に解釈してみると、自分を傷つけずに気分が和らぐ方法を見つけたのかな?と思いました。けれどただのハートとキラキラにも禁止マークがついているのが気になります……とっても考察しがいのあるイラストだと思いました。
感想2
寝そべっているようにも、ふわりと浮かんでいるようにも見える女の子の小さい涙は、どんな意味合いが込められているのだろうかと考えました。赤でバツ印が付けられたアイテムは、周囲から禁止されていたり、手に入れてはいけないもの、あるいは手に入れられないもの、失ってしまったものなのでしょうか。野暮なことだと思いつつ、つい意図を聞いてみたくなる私がいました。
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無題
感想1
「清水の舞台から飛び降りる」、そんな言葉を思い出しました。瞳の色が違うこの人は、焦った様子も無く、淡々と何かに挑んでいるのか抵抗しているのか。逆さまになっているのだから、苦しいはずなのに。鮮やかな色に惑わされ、ひとつひつの解説を聞いてみたくなる、そんな野暮なことを思ってしまいました。
感想2
ハッキリとした色彩の中に、投稿者さんのこだわりが詰められてる気がした。私的には、瞳の色が左右違う部分が特に気になって、それぞれ「何を」みてなにを感じてるんだろう…って考えてる。私には、ポップアップ画面が、中央の子の行く手を阻むようにも、押し出す(進ませている)ようにも捉えられる気がして、「もの凄い速度の中の一瞬のシーンの切り抜き」って印象もあったなぁ。はがれかけてるハートの絆創膏、もう一度しっかり補強したい気持ちにもなったよ。
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しんどくなって描き殴ってたらスッキリした。ありがとう。
感想1
思うままに描いていった感じがして、投稿者さんの手に馴染んだ絵なのかなぁ、ということを想像していました。私はしんどくなったとき「しんどい」ってことが書きたい時と、全然違うものが書きたい時がある気がします。なんでだろうなと考えていました。瞳がきらきらしていて白黒だけど、なんだか鮮やかな感じがしました。
感想2
絵を描くときって無意識に自分の好みが出やすいように思います。描かれる絵にはきっと色々な登場人物がいるんだろうなと思いながらも、「ピースをしている子」「ウィンクをしている子」「すこし気だるげな子」「俯いて見える子」、顔も表情も違う4人の子がどこか投稿者さんの中でシグネチャーのような存在になっているのかなと、ふと感じました。
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貫通してとても痛い。でも感覚がもう無くなりそうだ
感想1
大きく穿たれた穴、手に触れて涙のように滴っている血、どちらも確かなものなのに見つめる眼差しはどこか虚ろで朧げなのが印象的でした。なにが身体を貫いていったのか、そこにもともとあったのものはなんだったのか、そんなことに思いを巡らせていました。きっと簡単には塞がらない何かだった...そんな気がしています。
感想2
どこにいるのだろう。血みたいに赤いのだろうか、タールみたいなどろっとした黒い液体だろうか……と考えていました。空洞のような大きな傷を抱えて生きる時、感覚をなくすことは生存戦略なのかもしれない。だけど本当は、痛みをなくしたいわけでもないから、せめて血をたくわえた手のひらを見ているのかも……と勝手に想像しました。
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ともだちとおはなし
感想1
両側にいるパステルカラーのニコニコちゃんたちと、ツートーンのヘアスタイルが印象的な子。ポップなお洋服に身を包み、目を閉じて何か考え事をしているのかな?と、まじまじと眺めていると、両腕の包帯と滲む赤色に目が留まりました。きっと、こうやって私たちはパッと見の何かに囚われ、大事なことを見逃している、そんなことを教えてもらった気がします。
感想2
ブルーとピンクが主に混じる中に、金髪?がとても映えていて、輝いてるように見えた気がした。なんだろう、ちょっと得意げに話している様子に感じて、それを左右の「ちいさいこたち」(イメージ違ったらごめんなさい!)が、うんうんと楽しそうに聞いてるようにも私には見えて、ついこちらが笑顔になってしまったなぁ。あなたの抱えてるかもしれない(私の勝手な想像で)傷のことも、この「ちいさいこたち」はそっと、でも確かに聞いていてくれそうだなって思った。
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心は死んでるの
感想1
希死念慮がある一人として、書いてある文章に勝手ながら共感しつつ、作品全体から「限界」なサインを受け取ったような気持ちになりました。心の揺れや焦り、不安定さ、ただただ苦しい気持ちも伝わってきた気がしましたし、一見しっかりとした線のタッチや塗りではあるけれど、どこか儚く繊細で、小さい細い消しゴムのひとなぞりで消えてしまうのではないかと、そう感じさせられる作品だと私は思いました。
感想2
表情からか、白い背景からか、つよく虚脱しているような感覚を持ちました。仰向けに寝転んでいるのか、世界の軸がすこしずれてしまったのか、文字もうねっていて目眩の中という感じもします。自分の「生きてる」も「死んでる」も「死にたい」も自分と環境と生活のさまざまなものと絡み合っているけれど、体と心がうまく呼応しなくてバラバラに動いているようなときがあって、その感覚を思い出しました。
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夢の案内人さん
感想1
この案内人さんが導く夢はどんなものなんだろうなぁ…。一緒に座って話している感覚にもなったし、自分がふと夢の中で目を開けた時、すこし楽しそうに・こちらを全て知っているような眼差しで、『気づいた?』って声をかけてもらったワンシーンにも思えた気がする。緑に広がる沢山の花たち、夕焼けみたいだけど確実に違う(私の想像だと)淡い不思議な空や雲の色使いから、”夢”を体感させてもらった気がしてる。
感想2
色とりどりの花が咲いていて、空はうすピンク色で、どこか桃源郷みたいだと最初に思いました。重力もすこしだけ小さそうで、空気がやわらかな感じ。黄金色の瞳はやさしげにこちらをみていて、夢の入り口で準備ができるのを待ってくれているみたいだと思いました。このひとが案内してくれたら夢の世界は安全なのかな、それともスリルや刺激のある夢もあるのだろうか。
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破壊
感想1
「思いっきり壊してやる!」って、感情が絵にのっているかのように感じた。(私の勝手なイメージだけど)でもどこか苦しそうで、「本当はこんなことしたくない」って気持ちもあるんじゃないか……そう思わせる悲しさもある気がした。そう感じたのは、この人の表情から私は思ったのかも…?操る糸(のようなもの)を見ながら、手首にもそれがあることに気付いたり、走り書きした部分があるようにも思えて、ふと出来上がった、その時の感情に沿った作品なのだろうかと考えてみた。
感想2
NO DATAでいっぱいになったら、一瞬ちょっとスッキリしそうかも、そのあとでなんだか「あーあ」ってなっちゃいそうかも、でも電子データには感触がないから壊しても物足りないかも……とか、考えていました。どうにもならない時、どうにでもなれって時、笑うしかない気持ちになることがあるけど、この人の充血したような瞳と笑顔はそれにも少し似ている気もする。指は赤い糸で制御しているみたい。巻いている指は痛くないんだろうか…とか瑣末なことかもしれないけれど、気になっていました。
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傷つけてごめんなさい
感想1
これは、おそらくお口でしょうか。歯が全部剥き出しで、笑いながら何か話しているような印象を受けました。これは、誰のお口なのでしょう。「傷つけてごめんなさい」と謝っている人のものなのでしょうか。タイトルから勝手に想像していくと、何か、自分が無意識に言ってしまったことに対する謝罪と反省を込めて、言ってしまった瞬間を切り取って描いたような、「戒め」的なものを感じました。
感想2
周りに書かれている矢印のような線や左上の丸などの中で、真ん中の図像は有機的な形をしている気がして、だれかの開けた口なのか(「ごめんなさい」と謝罪をしたい口?)それとも、これ自体が頭で顔みたいにも見えるかも……と考えていました。塗り潰された中にも傷のように線が刻み込まれています。線に勢いと力強さがあり、作者さんはどんなふうにこれを描いていったのだろうと思いました。
感想1
ただようくらげの、ふわふわとゆるやかに動く海の中のすがたを感じました。くらげは体のほとんどが水でできているって読んで、ゆらりとあるくらげの存在は私の中でなんだか憧れるようなイメージがあります。この絵のくらげは柔らかな速度で上の方に漂っていくのかな、と勝手にくらげたちの周りの海を想像していました。
感想2
たてに並んだ海月、泡が浮かんでいくのは下に海藻もたゆたうのかな。一色でさらりと描かれたようにもみえるけれど、ゆらゆらと動きや流れを感じます。泡はきっと水面に向かって行くけれどこの海月たちはどこへ、どこまでいくのだろう...毒を持たない海月だったら、私も隣で浮かんで漂ってみたいなぁと思いました。