生きづらさを感じる人が創る
のびアート
のびアートとは?詳しくは
こちら投稿はアプリからできます。
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なぜだろう
恵まれている
はずなのに
なぜかつらくて
なぜかくるしい
なんでなんだろうなぁ
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心が澄み渡って楽しい日の雨降りは
虹を楽しみにできるくらいわくわくするもの
心が淀んで疲れ切っている日の快晴は
その澄んだ青が自分の嘲笑に見えるくらい辛いもの
教科書で習う情景描写くらい
全ての人の心が天気と共にあれば
誰も傷つけないでいられるのに情景描写
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世界中のたんぽぽをむしって
世界中の人を困らせてやる
それまでは死ねない春になったら世界中のたんぽぽを
むしって売りつける奴らが現れる「1本どうぞ~」
「わ〜ありがとう」
「しっ、だめよ」
「えーなんで?ただじゃないの?」
「魂を抜き取られるわよ」たんぽぽのガクをみると日本産か外来種かわかるんだって
ほーら、たんぽぽ娘におなりよ!お嬢さん
世界中のたんぽぽ
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植物になりたいと思ったことはあるだろうか。
人間に比べると、
自由に動くこともできない、
高度な頭脳も持っていない、
厳しい環境に曝されてもどうもできない、
弱く寂しい存在に見える。しかし私は植物になりたい。
確かに、植物は人間より、弱く寂しい。
私もそう思う。
それでも、私は弱く寂しいことを必ずしも悪とは思わない。人間は、ときおり賢すぎると思う。
賢すぎるせいで、
何かにものすごく悩んだり、
重圧に耐えかねて泣いたり、
現実が嫌になって抜け出そうとする。
賢いことが、考えることができるという私たちの可動域が、私たちを苦しめている。人間であることは、本当に幸せなことなのだろうか。
人間であること
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どこかで 奇跡の音が響いた
誰もが その知らせを待っていた絶え間ない不条理を
嘘だらけの背中を
降りしきる酸の雨を
今だけは
どうか 許してほしいその手で照らして
あなたが歩んでいく行く先を
嵐に怯えないで
あなたはどんな時も愛されているその手を結んで 開いて
世界を確かめて
私の形を覚えて
笑ってその手で照らして
あなたが歩んでいく行く先を
未来に怯えないで
あなたをどんな時も愛しているどこかで 奇跡がまた降ってきた
「奇跡の音」
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『何で関わるの?』
暗い、苦しい、出口が見えない、寒い。誰か気付いて。
ほっといて、関わらないで、近付かないで、気持ち悪い、不愉快
『矛盾し過ぎてどうでもいい…………。』
支離滅裂過ぎて意味もなさない感情を灰塵に帰す。
(もうあたしは解放されたいんだ!!!)
『お願いだからもう止めないで』
(何で、止めようとするの?自由になりたいだけなのに)
二度と、治らない、心の傷、また開いてゆく。
もうそっとしておいてよ。
(何で傷口をえぐろうとするの?)
『どこまで逃げればいいの?』
(もう、そんなの忘れてしまった、、、)
『なんて不自由すぎるの…………。』
『こんなはずじゃなかったのに…………。』
『何を間違えちゃったの…………。』
『お願いだから、答えてよ…………。』
『誰か教えてよ…………。』
『痛くて辛いんだ…………。』
『どうやったら治せるの、涙が止まらない…………。』
『血が止まらないんだ…………。』
『どんどん傷が広がってく…………。』
『聞こえてるなら返事してよ…………。』
『苦しくて悲しいよ…………。』
『答えがどこにもないなんて…………。』
『あたしはどうすればよかったの…………。』
『どうすればこうならなかったの…………。』
『何が悪かったのか知りたいよ…………。』
『それが見えないなんておかしいんだ…………。』
『ねえ、何で…………。』
『誰も教えてくれないの…………。』
『もう、いいや…………。』
『誰も答えてくれないなら…………。』
『もう一度自分で治療しなきゃね?』
矛盾滅列支離ノ絶