生きづらさを感じる人が創る
のびアート
のびアートとは?詳しくは
こちら投稿はアプリからできます。
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濁る
感想1
この人は何を見て、何を考えているのだろうと思いました。この表情は、思考に耽溺しているようにも、すべてを諦めているようにも見え、目が離せなくなりました。濁った色彩はガラスについた曇りのようだなあと感じ、何となく、これを拭きとったら天使の輪っかについているバツも一緒に消えるような気がしました。多分、この天使は元々綺麗な色をしていて、瞳も生き生きとしていたのではないか、だとすれば、この天使を濁らせたものは一体何なのだろうと想像が捗りました。
感想2
どこか遠くを見つめるような、虚げな表情が印象的でした。もともと持っていた力を奪われてしまったのか、力を振り絞った末にもう動くことさえできないような徒労感があるのか・・いろいろと想像しました。濁りに侵食されそうになりながらも、微かに残っている力があるようにも見えました。
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遠い遠い宇宙に飛ばされた
ここには誰もいない
苦しかった現実も
明日訪れるイベントも
何も起こらない
ただ存在しているだけ
悲しさも虚しさも
行き場をなくし
ただゆったりと渦巻いている
空っぽの心地よさと
所在ない感情の行き場が
ただここにあった
さようならも
はじめましても
ない世界
ただ何かがありそうな気がして
僕は歩いたただの僕
感想1
果てしなく広い空間に、身体ごと放り出されて漂っているような感覚を抱きました。「ただの僕」は、「今ここ」の僕でもあるのだろうかと考えました。一つ一つの文章にはどこか清々しさもあって、読んでいてリラックスしている自分がいました。
感想2
とても密やかな、しずかなメロディがどこかに流れているような感覚になりながら、耳を澄ませるような気持ちで読みました。心だけですが、遠い遠い宇宙に、あるいは宇宙の外側まで飛ばされている感覚のときが私にはあります。宇宙は遠くって、現実もなにもかも小さくなって、いろんな意味や名前のある「僕」ではない「ただの僕」でいられるのかな。立ち止まっていても、ただ呼吸をしていても、どうしていてもいいから、歩くこともできるのかもしれない、と思いました。
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冬木立
感想1
両手を広げて、思いっきり大きな声をだしながら走り抜けたくなるような木々の間だなぁ…って私は感じた。右側の歩道?ではなく、絶対ここの道が良い…そんな風に強く感じる想いすら湧いてきてる。陽が当たって影を作る木々も、なんだか私の印象ではどこか楽しそうに見えてきた。木に雪の結晶が沢山乗っているようにも見えてきて、淡いながらも実はコントラストを味わえるような…そんな一枚に思えた気がする。
感想2
当てずっぽうではいけないなと思いつつ、樹皮や枝ぶりて、桜の木かな?と想像しました。(違っていたらすみません・・)整然と並んだ木々を見て、細やかな人が植えたのだろうか・・と考えたりしていました。季節が巡ってくると、また違った景色を見せてくれるのかなと、なんだか少しワクワクしている自分がいました。
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指を縫い目に引っ掛けて
遠くのあなたに球を投げた
いつも緊張した
あなたの手元に
真っ直ぐ届かなかったら
どうしようって
私にあなたが球を投げた
球筋は 左に大きく逸れて
砂を擦る音が聞こえる
「ごめんねー!やっちゃった」
アハハと
陽気に笑う声に
大丈夫だよ
と 気にしてないと安心を与えるトーン
を脳が入力して声帯を震わせた
あなたは 失敗する
私は それを許してる
別に怒ることでもないし
それだけで嫌いになんてならない
なるはずがない
そしてまた
私はあなたに球を投げる
また 緊張した
あなたの手元に
球が届かなかったら
あなたを走らせて
私は 私は
ただ申し訳なく
幻滅される 呆れられる
震える指が
軌道を逸らした
あなたは
おっと っと言いながらも
左手のグローブで捕球した
ごめんね
「いーよー!」
あなたは屈託のない笑顔で
私に球を投げた
あなたは楽しそうだ
私は
あなたの前で
嘘をついてるのに嘘つき
感想1
私には情景がとても鮮明に浮かんでくる文章に感じて、セリフには声が付いて聞こえたし、冬の少し寒い日のやり取りな感じがして、ボールが飛ぶ乾いた音・グローブに入るボールのパシッという音も聞こえた気がした。縫い目に指をひっかけた際の緊張は、「私」の心臓の音が鮮明に聞こえていたんじゃないかと想像。やや遠くの距離感で投げ合っていることをイメージしながら、その距離だからこそ少しだけ表情に本音を出せる…そんな瞬間もあったのではないかな、と感覚的にだけど私はそう感じた。でも常に緊張と不安が交差している様子も伝わってきていて、運動の汗ではなく、またそれとは違う汗を滲ませてしまいそうだよなぁ…って思ったよ。
感想2
コミュニケーションでの言葉のやり取りは会話のキャッチボールと表現されるのはよく見聞きするけれど、ここまで解像度が高く風景や場面が想像される表現ができるのだな...と驚きながら作品を読みました。それと同時に、トーンなどは感覚というよりも(人によっては無意識のうちにであっても)身につけてきた技術のようなところがあったりするのかもと少し共感したり、これまでどんなボールのやり取りを多く経験してきたかによって現在の一球を投げる時に伴う感情や感覚は随分と違ってくるのだろうなと気付かせてもらったような感じもします。「嘘」についても、どんなもなのだろうとか、つかざるを得なくなった背景があるのかなとか、しばし考えてみています。
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しあわせなゆめのなか
感想1
少しだけ見えている奥の言葉(ポップアップ)たちが、現実で追いつめてくる「なにか」の正体の一部でもあるのかな、と私なりにだけど想像してみた。『寂しくない・大丈夫だよ』のように優しそうな声があるなかで、不安そうに、でもそれを恐る恐る信じようとしているような中央の子の表情が、私には印象的だった。端にのびるじんわりとした”黒さ”は、現実との境目を表しているのか、この子の気持ちからくるものなのだろうか…って考えながらみたよ。
感想2
切なさや儚さも感じるけれど、わたしはこの作品を見た時"かわいい"という第一印象を抱きました。たくさんのハートとリボン、キャラクターたち、色遣いなど。夢の外の世界がこの描かれた子、あるいはもしかすると投稿者さんにとってさびしくて逃げ出したくて覆い隠していたいところなのかなという想像もしながらも、こんなにはっきりとした「しあわせなゆめのなか」のイメージがあって表現できるって素敵だなぁと感じました。夢の中の言葉はひらがなで書かれているのだとしたら取り繕わなくていい場所でもあるのかな...とも想像しています。
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死にたい
そう思ったのはいつからか分からない
いつの間にか毎日「死にたい」と思うようになって
なにをしても消えない希死念慮
話を聞いてもらっても
またふりだし
どんな言葉をかけられても響かない
わたしはわたし
みんなの言ってることに惑わされたくはない
プライド高いな
自分を見失いそうになっているのに
苦しくて辛くて寂しくて
みんなは毎日死にたいって思わないのかな
苦しい、寂しい、辛いって思わないのかな
私がおかしいだけなの?
「死にたい」
「苦しさから開放されたいだけだよ」
「しんどいのは今だけだよ」
でもその今がとんでもなく辛かったら
どうすればいいの?
わたしは
どうしたらよかったの?
助けてほしい
でも助けてもらった気がしない
責められた気がする
ああもうよくわかんないな無題
感想1
自問自答を繰り返しながらも、絡まった何かを少しずつでも解こうとしていて、でもその過程にさえも苦しさがまた絡まってきて「わたし」を混乱させてきている様子を想像した。希死念慮を抱えている自分としては、この文章にとても共感している。(勝手にだけども)自分を見失いそうになっている時でもプライドが高く感じるのは、そのプライドで自分自身をどうにか守ろうと(保とうと?)してるのもあるのかも……って、自分の経験からだけど、ふとそんな風に感じた。
感想2
ブランコに乗りながら小声でつぶやいてるみたいな詩だと感じた。私も、死にたいって考えたことない人に会うとちょっとびっくりする。そういうこともあるんだって思う。私も死にたいけど、死にたいって思ったらだめ、なわけないと思う。どんな感情も否定する必要はないはず、と信じる。でも死にたいにも、死にたい以外のたくさんの意味があって、他の人の死にたいを聞いてみると違うところもあったりしてふしぎ。私は逃げたいを我慢してると全部死にたいには埋め尽くされる。苦しい寂しい辛いが毛玉みたいにからまって死にたいのかたまりになっていくのだろうか。
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幸せになりたい
感想1
フードに隠れるようにしながらも、握り拳にぎゅっと力をこめている感じがして、意思を感じました。自由、幸せ。それらがどういうことなのか、どうしたらそうなれるかはわからずとも、そう願う意思だけははっきりしているような気がしています。青いフードの服の外側に、この人が過ごせる場所がない中でやり過ごすためのアイテムが描かれているのかな、と想像していました。
感想2
描かれたひとの表情からは憂いというか無力感や疲れが感じられて、なんだか"幸せになりたいのにな..."と心の中で呟いていそうに感じました。周りに描かれたのは幸せになりたくて試してみた方法なのでしょうか、それとも、幸せになりたいのになんだか幸せってよく分からないし満たされない感じがしてただ居ることさえ難しいような時に手が伸びる道具たちなのかな、などと勝手に想像しています。
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目をひくのはミルクチョコ
計算された甘さで
万人を掌に集める
包み込むのはホワイトチョコ
あなたと私の境界を
ひとつの温度に溶かしゆく
寄り添うのはダークチョコ
舌に残る苦味ごと
あなたを受け止める
個性豊か 三種のちょこれいと
あなたがほしいのは
どんな味ちょこれいと
感想1
読みながらつい、それぞれのチョコレートを食べたイメージをしていました。悩みつつも、「その時の気分によって楽しみたいなぁ」という優柔不断な想いが湧き出てしまった自分です。脳内でそれぞれの擬人化をしてみたり、ナレーションを当ててみたり、投稿者さんはどの味が今の感覚だろうか…などなど色々考えています。(勝手な想像をしてすみません。)それぞれの「個性」を私なりに楽しみたいなと思いながら、この作品自体、どこかチョコレートの香りをまとっているような…そんな感じがしてきた気がします。
感想2
チョコってお菓子の中の王者という感じがしていて、その力を遺憾なく発揮した三種のちょこれいとを想像しました。「あなた」にとっては個性もスパイスとしての楽しみのひとつなのでしょうか。とろけるように夢中になってまう感覚でしょうか。「あなた」にほしがらせるため、魅力を最大限に使ったチョコはなんだか健気な感じもしました。個人的にホワイトチョコが好きなのですが「境界をひとつの温度に溶かし行く」という感じなんだかわかる気がして、また味わってみたくなりました。
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彷徨う行く宛てもなくただ夜を越え
次の日とその次の日も
目的なんて二の次
人生の延長戦
未練だけが体縛ってる
欠けた記憶を埋めるために
今宵も埋められた身体を起こす
冷たい夜風が頬を撫でる
此処を何故か懐かしく感じた
悲しみと温もり混ざるような
記憶が此処に眠っている
キミの影 その温度
ボクが暮らした軌跡
思い出が今蘇る
彷徨い見つけたボクとキミの園
見上げたあの丘の上は
キレイな花が咲くでしょう
キミと見た夕焼けは
もう見ることができないでしょう
ただ忘れられた家にぽつりと
寂しさを埋める雨がささめく
まだ一つ あと一つ
残された未練を断ち切る手段を
アイが又、此の地を覆い
他の道を閉ざし
灰となって 星になって
散る
彷徨いたどり着くこの旅の終点
別れは全てのものに
等しく降り注ぐから
キミと見た此の場所は
時と共に忘れられて
静寂だけが此の地に遺り
残りは消えて行くだけ
次の世界で又、キミと巡り逢いたい
その時はキミの笑顔に
「花束を添えさせてください。」エンドロールの向こう側で。
感想1
もう会うことはないのだろうか。エンドロールももう終わり、だけどもう「ボク」の中では「キミ」との記憶は未練という言葉の中でくりかえされ、未来にも引き継がれていくことを感じた。「アイ」は、愛かな藍かな、哀かな。「キミ」だけでなく「キミ」との記憶も、場所も風景もいずれ風化していって、だけど「ボク」は覚えていたいのかな。漂うような時間感覚の中で、どこか遠い場所を見た気がしました。
感想2
不思議と、歌のように文章が私の中に流れ込んできた感覚がありました。寂しさを感じさせるような言葉もあるし、名残惜しさも感じつつ、でもどこかほわっとすこし温かい空気感をまとっている…そんな感じもしました。花束を想像してみた時、黄色と水色、そしてオレンジがメインの、明るくパッと現れる花束が、私の中で浮かび上がってきた気がしています。
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あ、そうだ!
感想1
二つの色味とハイライトのみなのが、背景ととてもマッチしているなぁ…と思いながら、その背景に対し、とても興味津々な私がいます。何かをひらめいた様子のこの子は、明るい表情に見えても、なんだかすぐに奥にスッと溶け込んで消えてしまいそうな…そんなイメージが私には浮かびました。どんなことを思いついたんだろうかと気になります。
感想2
指パッチンをして思いつきに「!」となっているシーンでしょうか。シンプルな色使いの中の赤がぱっと引き立つような感じがします。お団子やヘアピンなどのアクセントや瞳のなにかわくわくしたような雰囲気はポップなだけでなく、この子にはなにかすごく力がある感じがしました。でも絆創膏や傷もあって、どうしたのかな、いまどうしてるのかなと、なんだか話を聞いてみたいような気持ちになって、この子の目をじっと見てしまいました。
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心の健康診断
感想1
色味はどんな画材を使ったのだろう、どんな時にこの作品を生み出したのだろうかと、初めに気になりました。パッと見て人の顔に見えたのが印象的ではあったけど、優しく包み込むような手のひらも見えたように私は感じました。線の色・形が織りなす、脈打つようなしっかりとした・でも少し繊細にも見える色使いが、心を表現しているのだろうかと想像が膨らみます。
感想2
カラフルで幾重にも重なったような線の独特な雰囲気が飛び込んできました。まだ拡がっていきそうな感じのする線の数々は、右下に貼られた脳の健康診断を勧める文章のためかどこかニューロンも彷彿とさせるけれど、顔に見える部分の周囲を覆っているのか、それとも...どこからどんな風に描き進めていったのだろうというのも気になります。タイトルになっている「心の健康診断」があるとしたら右下はどんな文言になるのだろう、自分は受けたいと思うだろうか、脳と心は違うのかな...などあれこれ考えながら線を目で追っています。
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心の色
感想1
淡い水色のグラデーションの空とはっきりとした輪郭なく浮かぶ雲のように見えます。空はずっと広がっているけれど毎日色も姿もさまざまに変化するし、1日の中でも刻々と変わっていきますがこの色が投稿者さんの撮影時の心の色としっくりきたのかな...私は高く遠い空を眺めていると吸い込まれていきたくなることがありますが、心の色に合う空を見上げたら少し微笑んでしまいそうです。
感想2
漂うような、薄くてしっとりとした感じのする雲と、その上に広がる空の色。最初に感じた水色っぽいイメージよりは、じっと見ていると青は深くて、すこしだけ灰色も内包しているようです。心の色はここに反映された色ということなのかもしれないし、投稿者さんがこの空にじぶんの心を見出したということかもしれないと思いました。この空色はこのあとどんなふうに変化したのだろうな、と想像しました。
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アレンジフラワー
感想1
はっきりとした黄色と紫のうしろに、それらをつなぐようなカラーの咲きかけのバラは独特のニュアンスがあり、温度の違うものが淡くつながっているような感じがしました。お花だけではなく、背景も含めてセッティングされていて、いちばんきれいに、かわいく見えるように丁寧に扱っているような気がして、印象に残りました。
感想2
作品を見て、一番最初に浮かんだイメージが複数ありました。これはあくまで私の感覚的なものですが、『包み込むような穏やかさに乗る少しの寂しさ・”待つ”という想い・大切にしたいなにか』そんなイメージが、勝手ながら私の脳内にふわっと出てきました。そんな風に想像もかき立てられるお花たちな気がしたのと、どこからかふと、お花のいい香りがしてきそうです。
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見て、綺麗だよ。
感想1
私がこの場を歩いていて、見逃していたらもったいなかったかも?と思うような一枚に感じた。なんとなく、雲の流れの速さを感じ、そこに勢いがあることも伝わってきた気がしてる。大きな翼を広げた、左を向いている鳥にも見えたなぁ。照らす街灯や少し見える木々が、「まだ冬だね」と優しく教えてくれているような雰囲気を、私は感じたかも。
感想2
タイトルに呼びかけてもらったような気になって作品をみて、「わ、ほんとだ」と思いました。どのくらいの時間帯でしょうか。私は何だか、街灯が点きはじめてこれから空は暗く月の目立ち出す、そんな夜の始まりを感じました。自分自身が最近そのような場面を綺麗と感じて撮ったから、どこか似ているように感じてこの作品にも惹かれたのかもしれませんが...これから少しずつ日が長くなっていきますね。
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ただ僕はあの子真似をしただけ
僕はただ憧れてしまっただけ
あの子みたいな才能が欲しくて
あの子が妬ましくて
僕には何にもなくて
生き苦しくて
ただそれだけなのに死にたくなって
僕はあの子になりたくて
でも僕はあの子になれない
変われない できない
僕は一人じゃなんにもできないないものねだり
感想1
ないものねだり、なんだか分かるなぁ…って勝手に共感しながら読ませてもらった。変われない・変わりたい、その葛藤の中で常にもがいていて、理想がある分今の自分との比較も更にしてしまうのだろうか…って私は考えてる。この詩の「僕」は、「あの子」になりたい・羨ましい気持ちを持ちながらも、揺るぎないただ一人の『自分』という存在を求めているようにも私は感じたよ。
感想2
憧れから始まって、いろいろと真似をしてみたものの「なんか違う・・」と落ち込むことは、私自身も覚えがあり、共感してしまったところでした。詩を読み終えたあと、「学ぶ」の語源が「真似ぶ(まねぶ)」であったことをふと思い出しました。武道の世界には「守破離」という考え方もありますが、真似という過程は、実は必然的なことなのかもしれないと考えたりしました。
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夜、綴る
感想1
さかさまの花束が、落下しているのか、横たえられているのか。(そう考えること自体、私の認識が重力に依存しているのだなぁと思います)シンプルな絵なのに、暗闇でラッピングされたような赤い薔薇がくっきりと咲いていてそこにあるという質量を感じました。
感想2
とても印象的な絵でした。黒がとても生きていて、余白があり、観ている人の心情が絵を通して表わされるところがあるなと思いました。私は今、ある怒りをお腹の底に貯めていてその処理に困ってしまっていて、でもその怒りの原因となる出来事の中にも何か大切な気づきのヒントもある気がしているのだなと絵を見て勝手に考えました。芽生えていくこともあるかもしれないと。
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あの雲の向こう
感想1
光が燦々と降り注ぐ雲の向こうには、いったい何があるのだろう…って考えさせられた作品でした。鮮やかで、でも決して強くはなく、優しさと淡さを兼ね揃えたような色使いが、個人的にはとても印象的に思います。(あくまで私の感覚ですが…。)見ていて体感温度が不思議と温かくなるような感じもあり、それは色味や光のイメージから来ているのかな、など勝手にですが私なりに色々想像していました。
感想2
願いという言葉が浮かんできました。地上は大変なことばかりで見えない戦争も見える戦争もうごめいていて日々疲れます。しかし空を見上げれば、そこには唯一無二の空の形があり色があり途方もない命の循環があり誰かに見守られているような気もします。何もしなくてもすでに循環の一員でもある私。そんなイメージも持ちました。空から下を眺めたらどんな気持ちなんだろう。もしかしたら今とは全然違う気持ちなのかもしれません。
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雨の中
感想1
雨を浴びながら、この人はこの瞬間、何を思っているのかな、と想像しました。「どうにでもなっちゃえ」と感じるような姿勢でもある気がしたし、でも自分の泣きたい気持ちをこの雨に任せていて、束の間の休息時間にも思えたりで、私の中でつい想像も膨らんでいるところです。
感想2
このひとは傷だらけで冷たい雨にあたっても避ける気力も湧かないのかな...それとも、心ももう雨の中で、雨音をききながらこうしているのがやっとなんだろうか...そんな想像をしながら、寒そうだし傷が濡れたら痛そうだから傘をそっとさしてあげたいような、でもこうしているのが今はちょうどいいならそれもおせっかいかな...なんて考えていました。
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暗がりの中、僕は在る
朝は、僕には合わない
周りの音に振り回されて、頭がガンガンとしてしまうから
昼は、僕には合わない
周りの明るさについていけなくて、目がやられてしまうから
夕方は、僕には合わない
周りの寂しさを実感して、体が縮こまってしまうから
夜は、僕には合わない
周りが無くなって、存在意義が感じられなくなってしまうから
けれど、微かな光は感じていたい
僕が傲慢で自己中心的だと言われても
光の粒が僕の手をすり抜けて行ってしまっても
僕はダメだと言われても
暗がりが僕を連れて行ってしまっても
何も見えない、何も聞こえない、何も掴めない暗がりでも
少しの光を望んでみたい微光
感想1
光はひとびとのいとなみを助けてきたから、日中にはたくさんのひとが混み合っている。夜にすら周りが気にかかるのは、たくさんのひとがいることを知っているからかもしれない。光にもさまざまな色や姿、強さがあって、目も皮膚も壊してしまうような光もあれば、温める光、暗闇の中にあってはじめて気づくような淡い光もあると思う。「僕」はそういう光にそっと手を伸ばそうとしているひとのようにも思った。
感想2
朝も昼も夜も、どの時間帯も自分には合わないな、しんどいなと感じている人間なので、あなたの文章から違和感の正体に気付いたり、発見をもらったような感覚になった私がいます。でも少しの光を求める・望む気持ちも切実に伝わってきた気がしていて、本当に「微光」でいいから、それを”浴びる”でなくとも、”感じたい”「僕」がいることを想いました。
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希望と絶望
感想1
「希望の前には絶望が来る」、私も聞いたことがあって、本当かわからないけれど、たしかにそれらは対極というよりは表裏一体の関係という気もする。ひとつの身体の中に絶望と希望があって、それらが混ざり合うことなく分たれているのが印象的だった。絶望の側は血を流し、バツをつけられ否定されながら積み重なった絶望の重さがあるのかもしれないと思った。希望の側の顔は瞳がキラキラしているけれど、いわゆる「希望にあふれている」感じというよりは、眉がぴっと伸びていて、強い意志がある感じがする。もしかしたら、希望の側でもこのひとはずっと戦ってきたのかもしれないと思った。
感想2
この子には、希望も絶望も両方存在している状態になっていることから「希望が訪れてもその前の絶望が無かったことになるわけではない」というようなことを思いました。希望の前の絶望であったとしても、苦しみ、傷ついた事実は消えないよなと感じるとともに、苦しみぬいた経験があったからこそ、この子はこんなにも凛々しい表情をしているのではないかとも思いました。でも、私はこの子の絶望側を知ってしまったので、たまには気を緩めて休んでほしいなという気持ちにもなりました。
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わたしはあなたがすき
あなたはなにもしらない
しらなくていい
でもしってほしい
かってにすきになって
かってにくるしんで
わずらって
むちゅうになってる
あなたのせい
ふりまくえがおも
ばかでおさないふりも
全部嘘だよ
私は貴方が好き
全部打算
計算ずく
馬鹿なのは嘘だけど
好きすぎて馬鹿になってる
馬鹿な私無題
感想1
文中にある「ばかでおさないふり」を表現したようにひらがなで書かれた前半部分と、「全部打算 計算ずく」という答え合わせのような切り替わった後半部分の構成がおもしろく感じながら読みました。転換部分で「全部嘘」とありながら、どちらも表現されているのはむしろ投稿者さんの本心のようにも感じられるのが不思議で、馬鹿じゃないけど馬鹿になるくらい誰かを好きになるってどんな感じなんだろう...と、恋というワードは登場しないけれど恋について私は未熟ながらも想像を膨らませたりしました。
感想2
読んでいて、不覚にも胸がキュンとしてしまいました。前半はかわいく、あどけない印象なのに「全部嘘だよ」で一気に罠に突き落とされたように感じ、「しまった、なんてあざといんだ……」とドキッとしました。好きな人の前で打算的に振舞ってしまうのも好きがゆえ……本当にその人のことが「好き」なのが伝わってきて、なぜだかジェラシーすら覚えました。「好きすぎて馬鹿になってる」のを自覚するほどの「好き」な気持ち、高揚感。なんて素敵な感情なのでしょう……私もいつか誰かに感じてみたいなあと思いました。
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もし私に才能があったなら
たったひとつのことでも注目されたかもしれない
もし私にお金があったなら
さらに増やして夢のような生活を送っていたかもしれない
もしいい耳があったら
もしいい目があったら
もしいい顔があったら
でも、もしもはもしも
私の中身は普通のものでいっぱい
なにひとつ才能なんかない
私は私の普通を繋ぎ合わせて身に纏う
そうしてできるのは普通のこと
なぜと問う
でも普通の暗闇の中では灯りは見えない
応えてくれない
それでいいのか悪いのか
きっと人にもよるけれど
羽ばたき疲れて落ちてしまう
小さな光は大きな光に消されてしまう
普通の輝きを散りばめて
織り上げたような社会はまだ見えない
虹が出たら顔を上げよう
小さな光もそのひとつになるだろう普通以下
感想1
常日頃、この社会では「私の普通」で生きていくのが辛いなあと思っています。社会から普通以上のことや特別な才能を求められている気がします。でも、そのことについては誰も答えてくれない。この詩にあるように、「そうそう、こんなことでは疲れてしまうよ」と思いました。普通でも、普通以下でも、特別でも、何でも良いから、すべての人の持つすべてのことを織り込んだ社会の方がキラキラしていて素敵そうなのにな、というようなことを考えました。
感想2
普通の輝きを散りばめて織り上げたような社会、という言葉がぐっと刺さりました。あるところでは普通の素晴らしさについて説かれながら、またあるところでは何者かになることを求められ・・社会が向けてくるメッセージは、だいたいダブルスタンダードだなぁと感じています。「普通」という言葉に覆われて隠れてしまいがちなところに、小さくとも深く輝きを放つ、人間の生き様があるように思っています。
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希望って
頑張る理由だ
だからこそ
私はそれを
全て蹴り飛ばした
もう 頑張りたく無かったから
楽しみ とか思いたく無かった
「それを糧に頑張りたく無かったから」
好きなバンドの活動にも耳を塞いだ
物欲も焼いて燃やした
性欲も鍵かけて棚に閉まった
鍵は道端のグレーチングに投げ捨てた
食欲はなかった
口になんとなく放り込むのは
「苦しいな」で「しにたいな」
の風を防音するための心の耳栓
睡眠欲は希死に邪魔された
ストレスの騎士が笑ってた
頑張る理由が欲しいは嘘だった
頑張れる理由がいらなかった
頑張らなくても安心したかった
頑張らなくてもいていいよって
頑張らなくても私は私でいいよって
わたしは もう頑張りたくないもう
感想1
さいしょに、叫ぶような言葉だと感じました。だけどなんだかとても冷静であろうとするように声色を抑えつけるようにして書かれている気もして、「もう」という言葉がすごく重たく響く感じがしました。「頑張る」でなんとかしようとするのは、本当は最後の手段で、99%の時間は頑張らなくていいんじゃないかって思っています。でも社会は最終手段をいつも振り翳して、頑張ることを求め続けているような気もします。……なぜなのだろう。「もう頑張りたくない」っていうことすら封じられてしまいそうな世の中かもしれないけど、「もう頑張りたくない」って私も言いたいと思った。
感想2
読みながら、もしかしたら、身を置く環境で生きる為に聴かないようにしてきた自分の声に耳を傾けて、はじめて外に発してくれた言葉なのかな...と、「もう」になるまで言いたかったけど言えずにいたことなのかなと想像していました。私には投稿者さんが勇気を持って発してくれた宣言にも聴こえて、「頑張らなくていいよ」と自分が自分に言うだけでなく、頑張らなくてもあなたはあなたでいいよと言ってもらえる、頑張らなくても安心できる環境になった時、蹴り飛ばさなくてもいい「希望」と出会えるのだろうか...と願いに近い思いを抱くとともに、私自身もそのような希望を求めているのかもしれないと気付かされました。
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おこぼれ
感想1
最初に聴いたとき、哀愁を感じさせるメロディーが印象に残りました。二回目は、歌詞の内容に耳を澄ませながら聴きました。いくつか聴き取れなかった箇所もあるのですが、何かを受け入れなければならない痛みや切なさ、やりきれなさのような感情が伝わってきました。
感想2
何度か聞いているうちに、メロディを少しずつ覚えてきて、鼻歌のように合わせながら聞いていました。うまく歌詞として聞き取れていない部分もあるのですが、全体からしんと静まった時間と、透明度の高い色合いが揺れるような感覚を想像しました。Cメロの「ため息もつけないままで…」のあたりのところで、心が膨らんでいく感じがしたあと、また淡々とした伴奏に戻ってゆく感じが、さびしくて好きだと思いました。
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近うて遠きもの 遠くて近きもの
感想1
雲の光と影がとても絶妙な瞬間の感じがして、つい「なんかいいなぁ」と思った私がいます。右下辺りの窪んだ?部分に、なんだか雲たちが全部吸い込まれていきそうなイメージも浮かんでいます。迫る暗さもありながら、しっかりと光を放つ幻想的な一枚に感じ、タイトルの意味も考えながら、じっと見てしまいました。
感想2
同じ空、同じ雲には二度と出会えない。すべてがその一瞬だけのものだからでしょうか。私は苦しくなると空を見る時があります。そしてどんな空も何かしら救ってくれる感覚があります。この空もとてもいいですね。場所が違えば見え方も違うし、同じ時間に眺めている人がいてもそれは違うもの。寂しい気もするけどでもやっぱり救いな気がします
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理想のわたし
感想1
”理想の自分”のイメージがとても明確にあり、定まっていることを感じました。そんな風に絵を見ながら、「もしかしたら性格なども決まっていたりするのかなぁ」なんて考えも湧いてきて、気になっているところです。大変個人的にですが、中性的な印象がありました。落ち着いた感じの色使いも何か意味があるのかなぁ、とまた考えながらも、振り返った時になびく髪の毛の映像が浮かんだ気もしています。(私の勝手なイメージですが)
感想2
理想の自分をイメージで表現するって、実はけっこう難しいことのように思いました。投稿者さんが思う理想の姿は、どこか儚げな表情と、落ち着いた雰囲気が印象的でした。目元やヘアゴム、ネクタイにイエローが使われているのは、何か意味があったりするのかなと想像しました。
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煩悩うさぎ
感想1
うさぎの内側にも外側にもびっしり描き込みがあって、このうさぎはとてもノイズの多い環境で暮らしているように感じました。タイトルが「煩悩うさぎ」だから、なるほどこれらは煩悩なのか?と思いましたが、右下には歯がむき出しの口のようなもの、その隣には(泣いているようにも見える?)顔……とうさぎの外側はあまり安心できる場所ではないように思いました。「煩悩」というのは心身を悩ます精神作用のことらしく、これは一切断つべきというものと思いきや、受容する考え方もあるようです。私も煩悩まみれの人間なので、つい自分を重ねてしまい、このうさぎが自分の内外のノイズと上手く付き合えたらいいなとつい思いました。
感想2
どのくらいの大きさの作品なのでしょうか...制作過程を見ることはできませんが、モノクロの画面いっぱいに走る数々の線からは、下書きもなく一発で描き上げられたかのような勢いというか、エネルギーみたいなものを感じました。タイトルから想像すると、うさぎの内側や外側を埋め尽くすように描き込まれたものたちが煩悩なのかな...それぞれじっくり目を凝らしてみたくなりました。
感想1
左端に小さく月が出ていて、時刻は夕方頃でしょうか。空を切るように、真っ直ぐに引かれた線のようにも見えました。頭上に飛行機が見えると、どこへ向かっているんだろうと凝視してしまう私ですが、人間が存在しない場所に人の形跡を感じるような、不思議な余韻が残りました。
感想2
チョークで引いたようなすーーっと遠く横切っていくひこうきぐもだなぁと感じました。雲のただよう右下のあたりと、左上の空の色の濃いあたりの対比が、ひこうきぐもによって際立つような感じがします。しばらく写真をながめていて、ふと今日は空を見ていなかったな、と気づきました。