生きづらさを感じる人が創る
のびアート
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タグ:「詩・文」
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聞こえない
騒がしい周りの吹聴や噂に
自分の心の声も
大事な人のことばも
かき消されていく
砂漠に吹く暴風のような
荒々しい雑音に
耳がツンとして
何も聞こえない
見えない
日々変わりゆく世の中と
それにすがる人の波で
自分の本当の姿も
大切な人のやさしさも
覆われていく
曇りガラスを重ねたような
霞がかかる視界に
目がぼやけて
何も見えない
こうして人は
変わっていくのか
自分や愛する人を
聞こえない見えないと
蔑ろにし
世の中のせいにして
周りの人のせいにして
仕方がないと諦めて
自分がどんどんなくなっていく
世の中はもうずっとこうなんだろうな
息苦しくも儚い世界
聞こえない見えないんじゃない
聞きたくない見たくないんだ
周りに気をとられ
簡単に耳を塞ぎ目蓋を閉じる
自分が自分であるために
大事な大切な人を守るために
耳を傾け目を開けろ
息苦しくも儚い世界を
思う存分生きよう
耳を塞ぎ目蓋を閉じるのは
その生が終わるときだけでいい
無情な世界をそれでも
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ついさっき起きたかと思えば、会社にいる。
気がついたら、昼ごはん食べてる。
そう思ったら、1日が終わろうとしている。【説明】
何、考える訳でもなく、ただその日暮らす。それだけ。人生って?
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自分が今 いるところは、自分が選んできた結果。
運命なんて無い。究極の選択
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いじめがあった時 いじめた方には スカッとしたから
またいじめてやろうと思うか いや 悪い事をしたから もう止めようと思う課題を
いじめられた方には もう止めてくれと言える勇気を持つか 悩んで逃げるか死にたいと思った時 本当に死ぬか いや環境を変えて頑張ってやろうと思うかどうかの課題を
でも俺達には難しい問題なんだけどね 本当に天国に行った時 きっと 神様は聞いてくれるでしょう 人間の世界はどうでしたかと
きっとね神様と課題
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ある時、急に悲しくなった。
悲しくなって、枕を濡らす。
濡らした枕は、何も言わずに濡れたままだった。
何も言わない枕に安心して眠りについた。
きっとこれでいいんだ。
*説明*
よく、鬱状態になる時にひとしきり枕に顔を埋めて泣くのですが、泣いた事と泣いたことに対して何も言われない環境に安心する経験から書きました。初めて書きましたが、結構難しいんですね。枕
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男性は背中で歌っている
サングラスで顔は見れない
歌っている曲は俺の知っている曲ばかり
歌は俺の心に響く
俺の心のトゲを取ってくれている気がしてならない
池にいる鳥は水を叩き拍手
聞いているのは俺と鳥だけ
歌はいつも俺を救ってくれる これじゃ~ダメなんだよね 俺は
また明日ここに来よう池に響く歌声
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風、風が私にまとわりつく
とても、とても鬱陶しい
でも、どんなに鬱陶しくても静まる気配はない
そんな風を邪険に扱いながら私は歩いた
すると、フッ と風が静かになった
私はハッ と辺りを見渡した
そこには風はもういなかった
なくなるのはいつだって突然だ
風
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今日 田んぼにヤギがいた
俺を見てメェーと鳴いた
田んぼにヤギ珍しいなと思った 次の日も また田んぼにヤギがいた また メェーと鳴いた
次の日 田んぼにヤギはいなかった ヤギ調子悪いのかな?小雨だからかな?
ちょっと心配になった
次の日 田んぼにヤギはいた
またメェーと鳴いた
人の人生ってこんな事なのかなと思った
1日でもいないと心配で寂しいだよね田んぼにヤギ
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ある先生が僕にくれた大切な言葉です
どんな環境にあろうとも
真面目に一生懸命に生きてください
チャレンジをあきらめたら
ダメだよ
チャレンジしてるうちは決して失敗はないから頑張ってください
私は 今 その言葉の意味が
分かったような気がします先生がくれた言葉
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心 傷ついてる この傷は一生 治らないだろ
なんで傷つけた人は何とも思わないんでろうね
俺 その人達は楽しい人生だったって天国に行けるのかね その人達 何人も人殺してるけど警察に捕まる事なくまだ生きてる
こう言う世の中どうなんだろうね みんなどう思う?みんなに聞いてみたい
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生きる続ける事 勇気いるよね 死ぬ事凄く勇気いるよね どちらの道を選んでも
後悔するだろう
でも 生き続けたらリセット効くんだ
死んだらリセットきかない
みんなはどう思う?リセット
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この世で一番つらいことは何か
それはおそらく
つらいときに 「つらい」って
素直に
言えないことなんだろうなぁ【説明】
少し前に、支援者の方と面談を行いました。 近況報告をして、日頃つらいと思っていることを吐き出した後に、支援者の方がふとおっしゃったことです。それがとても刺さったので、共有したいな、と思いました。一番つらいこと
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朝起きて 目を開ける
朝なのに暗い気がする
外を歩く 子供の声がする
すぐそこなのに遠く聞こえる
周りと話す 皆が楽しそう
でも、私だけ違うみたい
なんでだろ、なんでだろ
一人でずっと考える
自分が悪いんだ、もういいや
その時隣で声がする
「おい、なんで元気ないねん!元気ださんかい!何もないのに落ち込むな!」
(確かに) クスりと笑う
やっと、現実に戻ってこれた
べつに今じゃなくてもいいや
今日もちゃんと生き延びた日常
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涼しい
真夏というのに
「涼しい」が気持ちいい
その気持ちよさで幸せになれた
君の笑顔
私が「涼しいね」と
幸せな顔をしているだけで
皆が笑顔になってくれる
自由でいいんだ
その感覚が幸せだった
いつからか
初めて会ったあなたに
「涼しいね」と言うと
「寒いだけ」と怒る
私は「ごめん」と謝った
感性の違いを感じた
一人じゃないと知れて幸せだ
自分にそう言い聞かせた
私は幸せなんだと
いつも笑っていた君の元を離れて
あなたと暮らすようになった
幸せだよ
君といっしょにいた頃や
君が笑ってくれていた事を思い出すと
幸せだよ
今は…
きっと幸せと思えば幸せなんだ
幸せを幸せと思えるなら
それができるうちに
笑顔を作っとかないと
さぁ
今日も1日が始まる
今日は何を
幸せと思わなくてはならないんだろう
(幸せ)
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誰かの一番になりたかった。
それは決して言葉にならない叫び。
そう伝えられたら、どんなに幸せでしょう。
そんなくだらない夢を見ていたんです。
目の前で消える“それ”に、必死で手を伸ばした。
「私を見つけて」
それだけが、唯一の願いでした。
きらきら
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人生は嫌なことばっかりだ
つらいことばっかりだ
何故わたしは生まれてきたのだろう
何故生きなければならないのか
わたしはたくさんいやなおもいを
吐き出すことさえ難しい世の中だ
どうしたら強くなれる?
どうしたら死にたい気持ちが無くなる?
つらい思いはだれに話せばいい?
わたしのようなつらい気持ちを誰にもしてほしくはないよ
人生について
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辛い時にはいつも君がいた。
君は僕のこと何も知らないけれど、僕にとって君は太陽。
君がいるから生きてこれた。
一度も会ったことはないけれど、この好きという気持ちは絶対に嘘じゃない。
愛を込めて
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聞こえる外、雨の音
激しくもなく、緩くもなくて
そんな様子を
ただ、ぼんやり見つめる
遠いあの日の記憶に会いに行く
これだけじゃ、世界は変わらない
もう、戻れない
あの水滴は透明だ
なんの色にも染まれない
何も知らないまま
透明の壁に挟まれた
あの時の私に
流れる窓、水滴が
ゆっくりな流星のように伝う
その様子が
妙に美しくみえて
遠く霞む景色はぼんやりとしか
もう、あの記憶も霞んでいる
逃げ場が、無い
あの水滴は透明だ
何の色にも染まらない
気がついたら遅かった
何になることも無い
あの日の私は
すべてがつまらなくって
落ちてくる水滴を
窓の外を
見つめるだけ
目に映る日常の色
きっとは私は
その色にすら染まれない
あの水滴は透明だ
何の色にも染まることなく
消えていく
あの水滴は透明だ
私も同じだ
何にもなれずに
日常にも染まれずに
身動きが取れないまま
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梅雨の詩です
無色透明って何色にも染まれなくて、それが周りと同じようにできない私自身みたいだなぁ、と、書いたやつです
無色透明
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今の自分が間違ってるとは言わない。
無難に過ごして来た自分を認めていないわけじゃない。
動かなきゃ行けない…分かってるけど…
最初の動き出しは自分の中では順調だった。
足取りはとても軽く将来に対して何も悲観もしなかった。
その将来のために轍をつけて来たんだここからが本番だ!そう思っていた。
だが足取りを進めていくごとに自分が「無難」だと言うことに気づいた。
そう…本当に無難だったのだ自分の轍にはぬかるみや水溜り、草むらに入った形跡がまるでない、舗装された道を見て同じ道を辿っただけの跡。
とても焦った、必死に走った、周りの意見なんて気にして暇なんて無いほど走った。
結果は失速…今まで動いていた足はいつの間にか重圧、期待、視線、焦り、の重りがついていてとても足を上げることが出来なくなっていた。
もう無理だって思って足を止めようと思った時、皆んなが安定というゴールに走ってることに気づいた。
別に悪いとは言ってない、ただ怖かった、皆んな安定を目指して一点に集中してるから…
目も暮れずこれが正解という様に全力で安定にぶつかっていくその姿が凄く怖い。
置いていかれて初めて気づいた。
その時ひとりのじゃじゃ馬がこう言ったんだ
「別にこの道を渡らなくても良くね?やりたくない事をやったってキツイだけだし、自分は好きなことしてて楽しいよ?」
無責任だなって思った、だから止まっている、迷ってる。
この安定という道に轍をつけるのか。
初めてぬかるみ、水溜り、草むらに轍をつけるのか。
ぐちゃぐちゃになってる。
動き出したいきっかけが欲しい。
この重りを外してくれるきっかけが欲しい。
自分も無責任だなと気づいた。
*****
キャリアを轍と言う人がいたのでそれとかけてみました。
自分は絶賛就活の最中でこんなこと思ってます。
賛否はあると思うのですがこの気持ちと戦ってます。
何だろうなぁ…
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単純な疎外感がわたしを遮るように理解した
吸い取られたあの言葉は信じられないほど狂おしかった
とてつもない気持ちを抱えて歩く
あたまがおかしくなりそうで わたしは叫んでいる
助けを求める行為は甚だ馬鹿馬鹿しい
自分がどうなるかなど分からない未来で 自分は何をしているのだろう
心が破裂しそうでどうしようもない木曜日の午後
信じられないくらい感情が分からない
If
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あいつが居る。
でも嫌っちゃダメだよ。
綺麗事言うなよ。まあ、陰口とか手を出さなきゃ大丈夫。
よく言うでしょ、喧嘩は同レベルの者同士でしか起きないって。
ちょっと使い方違うんじゃない?
いや合ってるかも。
分からない。
私に聞かないでよ。
ごちゃごちゃして気持ち悪い。
待って今あいつなんて言った?
私への悪口だ!!
攻撃しろ!!やり返せ!!
気持ち悪い視線だ。こっち見んなよ。
目潰ししたいな。出来ないけど。潰してやりたいな。
悲しいな。惨めだな。手を出せないなんて、悔しいなあ。
目が焼けるみたいに熱い、泣くなよ。
あー!!やり返してやりたい!!!なんでもいいから言ってやりたい!!
なんで押し黙ってるんだよ!!言い返せよ!!悔しいんだろ?!
気分悪っ。
深呼吸してね。あんたは偉いよ。
適度に吐き出さないと絶対にやらかすからな。
でも何処にあるんだろうね。
愚痴を聞いて気を良くする人なんていないでしょ?私は人の気は悪くしたくないの。
ここに書出している時点で矛盾があるけど。
何が言いたいんだっけ
クソ、毎回この感覚が悔しい。
お前はそんな風に惨めに生きることしかできないんだよ。
だから友達も少ないんだよ。
キリが無い
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頭の中の沢山の私が騒ぎ過ぎてうるさくて苦しいので。共感者いるかなあ、と。これは詩になるのかわかりませんけれどね、吐き出してみたかったんです。声に出せない沢山の私
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春ですね。恋の歌と母の歌を詠んでみました。季節の歌とはまた違っていいですね。
恋の歌 川沿いで 幼馴染(おさななじみ)と 話し込む それはね恋の 前奏曲(プレリュード)だね
母の歌 七十(しちじゅう)に 手の届こうと する母の 歌聴く時ぞ 胸の安らぎ
恋の歌と母の歌
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桜の花びらを髪に纏って、サイダーの瓶を傾ける。
カラカラとなるビー玉は、
どこにも行けず閉じ込められていた。
そんなビー玉を眺めながら、
僕はどこに行けるのだろうと空想し、
赤や黄色のカラフルな葉っぱが世界を包むことを夢見た。
美しい景色を見て、
思わず出た溜息は、白く、やわらかい。
四季を一気に感じる詩を描いてみたくて、描いてみました。
空気
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詩人です。
孤独のなかで心死にかかっている人たちにいつか自分の言葉が届くよう、切に願っています。
君は見たことがあるか
陸の港を
幾千、幾万もの道が流れる
陸の港を私は値打ちのない 汚れた旅人、
旅人だった
暗闇が 雨雲が友達で
言葉も笑顔も携えなくなった
だから さあ
冬の光に 申し開きをする必要があるか
柔らかな百合の花束を
赤いリボンのような女の笑みを
目に入れる必要はあるか
こんなむさくるしい男の旅人が
こんなに毛羽立った人間が泥と雪で老け込んだ長靴で
心はひとり ボロをまとい
蛇のような
大都会の道路のような
この冷たく不親切な道々を
連れ添う仲間もなく 歩むそして雪がはらはらと
私に落ちる
私の目の前で
私の心の底に落ちる私は死んでは生き、
生きては死ぬを繰り返す
そして今日は再び戻ってきたような感覚だ
水溜まり 泥だらけの陸の港に。『陸港』
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ご挨拶 小春日和の日もありますが、ここ数日でまた寒くなってきましたね。十一月の歌を二首お届けします。
十一月の歌① 思い馳せ 来る(きたる)師走に ぬくぬくと こたつぶとんが お友達かな
十一月の歌② 手袋を して駆け回る 子どもたち 寒さ忘れて ブランコをこぐ
十一月の歌
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ご挨拶
まだまだ毎日暑いですね。九月の歌を二首お届けします。
九月の歌①
九月とは いえど残暑の 日々続く 秋の香りを 待ちわびている
九月の歌②
おじいちゃん おばあちゃんには 何よりの 運動会の 孫の活躍九月の歌
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ふと、日常の様々な物事について考えていることがあります。
昔書いた詩ですが、これを見ると前向きなれたのを思い出します。
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最初に目に入ったのは電球が2つある街路灯
2つあるのに、明るいのは1つだけ…
もう1つの電球
消えているのには意味があるのだろうか
ふと、そう思った
車道が分かれていた
それぞれの道に車が入っていく
それぞれの車が
その道を選ぶのにも意味があるのだろうか
そう思った
そして、
自分の生きる意味を考えている自分もいる
車を見ながら生きる意味を考えていたら、
なんだかおかしくて笑ってしまった
雨が降る中、
傘を差さずに歩いていた
意味はあったのかもしれない
明日は、きっと晴れるかな
意味
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序文
みなさん暑いですね。今回の歌2首では「風」を脇役といいますか演出してみました。
6月の歌
蛍見て きれいと笑う 子どもたち 寝静まったら 風鈴の音
7月の歌
文月(ふみつき)や サラリーマンも OLも ビアガーデンで 風と乾杯
6月と7月の歌
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序文
毎日暑いですね。そんな日々を少しでも潤そうとまた短歌を二首詠んでみました。
永遠(とわ)の愛 誓いの言葉 見守る目 乙女夢見る ジューンブライド
夕過ぎて 見れば三日月 鮮やかに 談笑(おしゃべり)楽し ここチャットかな
6月の歌
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定休日
とあるそば屋の前で、二人の兄弟が話していた。
弟「ここはおかしなお店だね、兄さん」
兄「まったくだ、こんな貼り紙をしておいて」
兄が指差した貼り紙には、こう書かれていた。『定休日はありません』
兄「『定休日はありません』なんて書いておいて、このそば屋は開いていたためしがないんだ」
弟「入ろうとしても、戸に鍵がかかってて入れないしね」
兄「しかし、どうしてもこの店が気になるな。中に誰かいるはずなんだが」
弟「ここにインターホンがあるよ、ちょっと押してみよう」
弟がインターホンを押すと、『ブー』と音が鳴った。
弟「おかしなインターホンだね、兄さん」
兄「まったくだ、普通は『ピンポーン』のはずなんだが」二人が戸惑っていると、戸の向こうから、鍵が外れる音がしたと思うと、ガラッと勢いよく戸が開いた。
中から出てきたのは、不機嫌そうなそば屋の主人だった。主人「おい、おめえら、ひとの店の前で何してやがる」
兄「あの、このお店のお蕎麦をいただきに来たのですが」
主人「なにい?おめえは、この貼り紙が読めねえのか!」
弟「で、でも、『定休日はありません』って書いてありますよね」
主人「そうよ、なんか文句あるか?」
兄「そう書いてあるわりには、営業していたためしがないような…」
主人「ったく!最近のわけえ連中ってなあ、言葉を知らねえんだからな!」二人はけげんな表情で顔を見合わせた。
主人「いいか、『定休日』ってのは、どういう日のことだ?」
兄「ええと、一週間のうちの、ある特定の日がお休みですってことですよね」
主人「それが、うちには『ない』っつってんだよ」
弟「あのう…ちょっと意味が…」
主人「しょうのねえ奴らだなあ!」主人は、いらだたしげに、再び貼り紙を指差すと、こう言った。
「うちは毎日休みなんだよ!」兄弟は呆気にとられた
。
主人「特定の日じゃなくて、毎日休みなんだから、定休日がねえのは当たり前だろうが。だからこの貼り紙を出してんだよ。わかったか?」二人は返す言葉がなかった。
と、奥から、女性の声が聞こえてきた。
「あんた!さっさと食べちゃっておくれよ!お蕎麦がのびちゃうじゃないか!」
「わかってらあ!ちっと待ってろよ!」
主人はいらだたしげに答えると、再び兄弟のほうを見る。
「なにボケッと突っ立ってやがる。うちは昼飯食ってるとこなんだよ。用が済んだならとっとと帰れ!」兄弟はあわててその場を離れ、仕方なく向かいにあるラーメン屋で昼食をとった。
兄弟は、そば屋の件について、ラーメン屋の主人に話した。
ラーメン屋の主人は、感心したように、
「そうかい、いやね、おかしな店だなあと、うちも思ってたのよ。あんな貼り紙しといて、やってたためしがないんだもんね。しかし、そんなウラがあったとは、なかなかやるもんだなあ」数日後、兄弟は再び昼食をとりに出かけた。
例のそば屋のガラス戸には、相変わらず『定休日はありません』という貼り紙がしてあった。二人は横目でちらりとそれを見つつ、向かいにあるラーメン屋を訪れたが、ラーメン屋にはシャッターが降ろされていた。
二人が近づくと、シャッターには一枚の貼り紙がしてあった。貼り紙には、こう書かれていた。
『定休日はありません』
出演:兄、弟、そば屋の主人と奥さん、ラーメン屋の主人
作:友定休日