生きづらさを感じる人が創る
のびアート
のびアートとは?詳しくは
こちら投稿はアプリからできます。
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思いっきり地面に叩きつけると
白い球が大きく飛び上がって
ぽんっぽんっと何度か跳ねたそのまま前へ転がっていくそれを追いかけたら
自分が躓いて、すってんころりんと転がって(ああ、なんてどんくさいんだろう······私)
身体が痛くて、起き上がるのも億劫で
そのまま寝転がって空を見上げてみる「相変わらず、憎いくらいの青空ね」
口を突いて出た悪態は誰にも聞かれることもなく
燦々と降り注ぐ陽の光に吸い込まれて消えたとんで はねて ころがって
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僕は、ふと目覚めるとある森の木の下にいた。
その森は、薄く霧がかかり澄んだ空気をしていた。
目が覚めた僕はその森の宝石の緑碧玉の色のような力強く深い緑色に圧倒されながらどこを彷徨いここまで来たのか目を瞑り考えた。
そして、再び目を開けるとそれは、夢だったと気付かされた。
グリーンジャスパーの森
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キラキラした自然の緑
私にはまぶしすぎる
落ち着いた癒やしの緑
私には優しすぎる
一直線に伸びた若々しい緑
私には美しすぎる私に似合わない色
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コップは、空だからこそ意味がある空だからこそ、何かを溜めることができる
そう誰かが言っていた
じゃあ、どうやって空にするの?
今、コップに溜まっている涙は
どうやったらなくすことができるの?
空のコップ
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それはコップなんだって
満杯のコップなんだって透明かな
にごっていてもいいのかななにをそそいだの
なにがはいってるの
なにをはぐくんだのそれはコップ
でもコップなにか意味があるの
どうしてコップなのこのこえは届くの
届くといいね
届くといいな「 コップ 」
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話してわかる青りんご
目を見てわかる赤りんご
あなたのその目は青りんご
僕のはなしは赤りんご
きっと僕らはわかりあえない
それが僕のまなざし
「赤りんご青りんご」
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解けなくなった靴紐と青くなった左足に
約束だからね、絶対ね、噛み砕いた痛み止め
血の巡るうちに進もう また静かに塗りつぶされる前に
火のゆらぎ 水面の穏やかな心地に瞼落として
頑なに 変わらなかった僕のワガママ
鍵を落とした 待ちぼうけ駐輪場の隅
短命なスカート 感銘は全貌な しょうがないため息
擦れたカバンの底に隠した 赤点の答案 隠そうか思案
イヤホンで影は隠せない ああ まただ 捨てられてく言葉たち ぶれたレンズではとらえられない
解くことのない誤解と青くなったアザたち
ありえないよ、もうやめてよ、捨てられた痛み止め
息のあるうちに進もう またいないフリをされる前に
雨の午後 桜は散る 薄暗い棚の隙間 並ぶは後悔か
もう一度戻りたい何も知らなかったあの日に
残念だね、仕方ないね、噛み砕いたその言葉
ドアは開いてしまった 知らないフリはできない
泣けないから笑えない 消えた火の始末 誰のせい
もう味のしないレモネード 嵐の後 後味の悪いティータイム
眼鏡で音は探せない 二度と 会うことはないメロディー 震える手では引き止められない
解けてなくなった雪と赤くなった頬に
約束だからね、絶対ね、噛み砕いた処方箋
血の巡るうちに進もう また静かに塗りつぶされる前に
解けなくなった靴紐と青くなった左足に
約束だからね、絶対ね、噛み砕いた処方箋
血の巡るうちに進もう また静かに塗りつぶされる前に
静かの春