生きづらさを感じる人が創る
のびアート
のびアートとは?詳しくは
こちら投稿はアプリからできます。
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誰かの一番になりたかった。
それは決して言葉にならない叫び。
そう伝えられたら、どんなに幸せでしょう。
そんなくだらない夢を見ていたんです。
目の前で消える“それ”に、必死で手を伸ばした。
「私を見つけて」
それだけが、唯一の願いでした。
きらきら
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人生は嫌なことばっかりだ
つらいことばっかりだ
何故わたしは生まれてきたのだろう
何故生きなければならないのか
わたしはたくさんいやなおもいを
吐き出すことさえ難しい世の中だ
どうしたら強くなれる?
どうしたら死にたい気持ちが無くなる?
つらい思いはだれに話せばいい?
わたしのようなつらい気持ちを誰にもしてほしくはないよ
人生について
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辛い時にはいつも君がいた。
君は僕のこと何も知らないけれど、僕にとって君は太陽。
君がいるから生きてこれた。
一度も会ったことはないけれど、この好きという気持ちは絶対に嘘じゃない。
愛を込めて
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聞こえる外、雨の音
激しくもなく、緩くもなくて
そんな様子を
ただ、ぼんやり見つめる
遠いあの日の記憶に会いに行く
これだけじゃ、世界は変わらない
もう、戻れない
あの水滴は透明だ
なんの色にも染まれない
何も知らないまま
透明の壁に挟まれた
あの時の私に
流れる窓、水滴が
ゆっくりな流星のように伝う
その様子が
妙に美しくみえて
遠く霞む景色はぼんやりとしか
もう、あの記憶も霞んでいる
逃げ場が、無い
あの水滴は透明だ
何の色にも染まらない
気がついたら遅かった
何になることも無い
あの日の私は
すべてがつまらなくって
落ちてくる水滴を
窓の外を
見つめるだけ
目に映る日常の色
きっとは私は
その色にすら染まれない
あの水滴は透明だ
何の色にも染まることなく
消えていく
あの水滴は透明だ
私も同じだ
何にもなれずに
日常にも染まれずに
身動きが取れないまま
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梅雨の詩です
無色透明って何色にも染まれなくて、それが周りと同じようにできない私自身みたいだなぁ、と、書いたやつです
無色透明
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今の自分が間違ってるとは言わない。
無難に過ごして来た自分を認めていないわけじゃない。
動かなきゃ行けない…分かってるけど…
最初の動き出しは自分の中では順調だった。
足取りはとても軽く将来に対して何も悲観もしなかった。
その将来のために轍をつけて来たんだここからが本番だ!そう思っていた。
だが足取りを進めていくごとに自分が「無難」だと言うことに気づいた。
そう…本当に無難だったのだ自分の轍にはぬかるみや水溜り、草むらに入った形跡がまるでない、舗装された道を見て同じ道を辿っただけの跡。
とても焦った、必死に走った、周りの意見なんて気にして暇なんて無いほど走った。
結果は失速…今まで動いていた足はいつの間にか重圧、期待、視線、焦り、の重りがついていてとても足を上げることが出来なくなっていた。
もう無理だって思って足を止めようと思った時、皆んなが安定というゴールに走ってることに気づいた。
別に悪いとは言ってない、ただ怖かった、皆んな安定を目指して一点に集中してるから…
目も暮れずこれが正解という様に全力で安定にぶつかっていくその姿が凄く怖い。
置いていかれて初めて気づいた。
その時ひとりのじゃじゃ馬がこう言ったんだ
「別にこの道を渡らなくても良くね?やりたくない事をやったってキツイだけだし、自分は好きなことしてて楽しいよ?」
無責任だなって思った、だから止まっている、迷ってる。
この安定という道に轍をつけるのか。
初めてぬかるみ、水溜り、草むらに轍をつけるのか。
ぐちゃぐちゃになってる。
動き出したいきっかけが欲しい。
この重りを外してくれるきっかけが欲しい。
自分も無責任だなと気づいた。
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キャリアを轍と言う人がいたのでそれとかけてみました。
自分は絶賛就活の最中でこんなこと思ってます。
賛否はあると思うのですがこの気持ちと戦ってます。
何だろうなぁ…
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単純な疎外感がわたしを遮るように理解した
吸い取られたあの言葉は信じられないほど狂おしかった
とてつもない気持ちを抱えて歩く
あたまがおかしくなりそうで わたしは叫んでいる
助けを求める行為は甚だ馬鹿馬鹿しい
自分がどうなるかなど分からない未来で 自分は何をしているのだろう
心が破裂しそうでどうしようもない木曜日の午後
信じられないくらい感情が分からない
If
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あいつが居る。
でも嫌っちゃダメだよ。
綺麗事言うなよ。まあ、陰口とか手を出さなきゃ大丈夫。
よく言うでしょ、喧嘩は同レベルの者同士でしか起きないって。
ちょっと使い方違うんじゃない?
いや合ってるかも。
分からない。
私に聞かないでよ。
ごちゃごちゃして気持ち悪い。
待って今あいつなんて言った?
私への悪口だ!!
攻撃しろ!!やり返せ!!
気持ち悪い視線だ。こっち見んなよ。
目潰ししたいな。出来ないけど。潰してやりたいな。
悲しいな。惨めだな。手を出せないなんて、悔しいなあ。
目が焼けるみたいに熱い、泣くなよ。
あー!!やり返してやりたい!!!なんでもいいから言ってやりたい!!
なんで押し黙ってるんだよ!!言い返せよ!!悔しいんだろ?!
気分悪っ。
深呼吸してね。あんたは偉いよ。
適度に吐き出さないと絶対にやらかすからな。
でも何処にあるんだろうね。
愚痴を聞いて気を良くする人なんていないでしょ?私は人の気は悪くしたくないの。
ここに書出している時点で矛盾があるけど。
何が言いたいんだっけ
クソ、毎回この感覚が悔しい。
お前はそんな風に惨めに生きることしかできないんだよ。
だから友達も少ないんだよ。
キリが無い
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頭の中の沢山の私が騒ぎ過ぎてうるさくて苦しいので。共感者いるかなあ、と。これは詩になるのかわかりませんけれどね、吐き出してみたかったんです。声に出せない沢山の私
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春ですね。恋の歌と母の歌を詠んでみました。季節の歌とはまた違っていいですね。
恋の歌 川沿いで 幼馴染(おさななじみ)と 話し込む それはね恋の 前奏曲(プレリュード)だね
母の歌 七十(しちじゅう)に 手の届こうと する母の 歌聴く時ぞ 胸の安らぎ
恋の歌と母の歌
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桜の花びらを髪に纏って、サイダーの瓶を傾ける。
カラカラとなるビー玉は、
どこにも行けず閉じ込められていた。
そんなビー玉を眺めながら、
僕はどこに行けるのだろうと空想し、
赤や黄色のカラフルな葉っぱが世界を包むことを夢見た。
美しい景色を見て、
思わず出た溜息は、白く、やわらかい。
四季を一気に感じる詩を描いてみたくて、描いてみました。
空気
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詩人です。
孤独のなかで心死にかかっている人たちにいつか自分の言葉が届くよう、切に願っています。
君は見たことがあるか
陸の港を
幾千、幾万もの道が流れる
陸の港を私は値打ちのない 汚れた旅人、
旅人だった
暗闇が 雨雲が友達で
言葉も笑顔も携えなくなった
だから さあ
冬の光に 申し開きをする必要があるか
柔らかな百合の花束を
赤いリボンのような女の笑みを
目に入れる必要はあるか
こんなむさくるしい男の旅人が
こんなに毛羽立った人間が泥と雪で老け込んだ長靴で
心はひとり ボロをまとい
蛇のような
大都会の道路のような
この冷たく不親切な道々を
連れ添う仲間もなく 歩むそして雪がはらはらと
私に落ちる
私の目の前で
私の心の底に落ちる私は死んでは生き、
生きては死ぬを繰り返す
そして今日は再び戻ってきたような感覚だ
水溜まり 泥だらけの陸の港に。『陸港』
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ご挨拶 小春日和の日もありますが、ここ数日でまた寒くなってきましたね。十一月の歌を二首お届けします。
十一月の歌① 思い馳せ 来る(きたる)師走に ぬくぬくと こたつぶとんが お友達かな
十一月の歌② 手袋を して駆け回る 子どもたち 寒さ忘れて ブランコをこぐ
十一月の歌