経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

私と、ADHDと鬱状態

私は、兵庫県在住の33歳です。ADHDと鬱状態の精神障害があります。

 ADHDの私は他の方と同じように要領よくすることが難しく、しかも夢中になると過集中になってキャパシティオーバーになってしまい、疲れてしまうことがしばしばあります。

昔は、親が厳しかった為、自己肯定感が低くリストカットばかりしていました。しかし、家族はそんな私を心配してくれることなく何か自分が失敗をしたり自己嫌悪に陥ってしまったときにリストカットを繰り返していました。

そんな中、友人の紹介で夫と知り合いました。彼と付き合っているうちに少しずつですが心を開くようになりリストカットも減っていきました。そして、結婚をし産休を取り長女を授かりましたがその反対に悲しい出来事が起きました。それは、私の母の病でした。もう余命も幾ばくもなく母は亡くなっていきました。

その頃から「死にたい」という感情と食欲もなくなり布団からでられなくなり、心療内科で「鬱状態」と診断されました。

薬を処方されて飲んでいますが、ふと、「この処方された薬を飲んでしまったらどうなるんだろう?」と考えたこともあり、死にたくなった時に4錠だけ飲んだこともありましたが、ただ眠くなっただけでした。今はどうやったらキャパシティオーバーにならないか、薬を飲み過ぎないようにしないか試行錯誤中です。

感想1

経験や気持ちを書いて、送ってくれてありがとうございます。娘さんの誕生という出会いとお母さんの病死という別れが同時に訪れたのですね。
人はそうした人生の中での節目の出来事で気持ちが不安定になったり、価値観が揺らいだりして、生きていることが難しくなることがあるのだろうと思います。生まれることと死ぬこと、どちらも誰にとっても必ず訪れる当たり前のことですが、それぞれの人にとってその意味や影響は違います。
これまで自分のキャパシティーに苦労しながら、苦しみも嬉しさにも向き合って生きてきたあなたにとって、ほぼ同時に起こったライフイベントの影響がそれこそキャパシティーを越えた刺激だったのかもしれません。でも、すでにご自身でキャパシティーを意識していることや薬を飲み過ぎない試行錯誤をしているのですから、これまでの経験や感覚を信じてできることに取り組んでいけば、何かしらの答えを見つける力のある方なのではないかと勝手ながら思いました。
この後、子育ても含めて生活の中で試行錯誤が続くと思いますが、その試行錯誤で分かったことや気づいたことなどあれば、また教えてください。他の人たちの参考になると思います。

感想2

今まさに「死にたい」気持ちを持ちながら、どうしたらよいか試行錯誤されているのですね。親は厳しくて自分を心配してくれなかったと書かれていますが、お母さんが病気で亡くなったのはとても悲しい出来事だったのだなと思いました。本当はもっとお母さんに理解してほしかったという気持ちがあったのかなと想像しました。

今、夫や友人など周りで支えてくれる人はいますか?一緒に試行錯誤したり、死にたい気持ちとの付き合い方を考えてくれる人がいたらなと思いました。死にトリは名前の通り「死にたい」の取り扱い方をみんなで考えて支え合っていくコミュニティです。同じように試行錯誤中の人がいるはずなので、あなたがうまくいった方法・うまくいかなかった方法などを発信してくれると、とても役に立つと思います。今後も掲示板などで発信してみてください。

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