経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

妻が怖い。苦しみを終わらせたい。

妻からモラハラとDVを受けていると感じていて、別居を考えています。

妻は、結婚後から怒鳴ったり「あんた臭い」などの心に刺さる言葉を言うようになり、子供が生まれてからエスカレートし、頻繁に金切り声でヒステリックに怒鳴るようになり、「死ね」「あんたなんかいらない」「家族でいる意味がない」と言うような言葉を投げかけてくるようになりました。

妻は結婚直前の頃に近所での駐車場トラブルでうつになり、それゆえ気分の波があるのは仕方ない、と思っていました。

ところが先月、妻の怒鳴り声でパニック発作が出るようになってしまい、そこから堤防が決壊したかのように一気に耐えることができなくなってしまいました。

私は数年前に発達障害と診断され、先月から仕事をする時はコンサータを飲むようになりました。ある日、コンサータの効き目が切れてぐったりと横になって動けなくなっていると、妻に「子供達のご飯を用意して!起きろバカやろう!」と怒鳴られました。いつもと特別違うことはなかったのですが、その時はなぜか怒鳴られる恐怖感に耐えられず、子供の頃患っていた喘息のように呼吸が苦しくなり、パニック発作が発症してしまいました。

なんとか起き上がってパスタを茹で始めたら、また怒鳴り声が聞こえ、身がすくんでパスタを茹でてる熱湯の中に指を突っ込んでしまいました。幸いひどい火傷にはなりませんでしたが、体がコントロールできなくなる恐怖を肌で感じました。

子供達といつものポモドーロスパゲッティを食べ、娘は美味しいと言ってくれましたが、私には粘土を食べてるかのような味しかわかりませんでした。

その後、洗濯物を干している途中に急に体の力が抜け、子供達が見てる前で床に倒れこんでしまいました。しばらく動けず、なんとか立ち上がって洗濯物干しを続けましたが、妻はその間こちらに背を向けパソコンで動画を観ていました。顔に触れた床の感触がひんやりして気持ちよく、ずっと倒れたままでいたいと感じていたのをよく覚えています。

翌日、急遽無理を言って行きつけのメンタルクリニックに行き、不安の発作が起きた時の頓服薬を処方してもらいました。そして、それ以来、急激に妻の怒鳴り声に耐えられなくなってしまいました。結婚して15年以上経ちますが、なんというか、ダムが決壊したかのように、耐えられなくなってしまいました。毎日「また怒鳴られたらどうしよう、発作が出たらどうしよう」という不安と共に、涙が滲み出てきます。

それとともに、封印してたつもりになってた過去の記憶が頻繁に、生々しくよみがえるようになってしまいました。妻は結婚直後、その時の私の職場の上司と不倫をしていました(妻は違う職場で、飲み会等を通して私の上司と知り合った)。

結婚後まもなくのある日、寝室に見慣れないノートが落ちてるのを見つけました。なんのノートだっけ?とパラパラめくってみたら、ほとんど空白だったそのノートに1ページ、妻によって私の上司との不倫の様子が書かれていました。そこには、上司と会うとろくに話を聞いてもらえず体ばかりを求められるという妻の不満が書かれていました。

悩んだ挙句、妻に「このノートに書かれてることは何?」と聞きました。妻はまず「何で勝手に読んだの!」と怒り、その後泣き出し、向精神薬を飲んだせいで幻覚を見て書いたのだ、いやもしかしたら現実なのかもしれないけど記憶にない、疑うなら離婚してくれてもいい、と言いました。

その時は2匹の犬と暮らしてて、一応家族と呼べるものがありました。そして妻の苦しい言い訳になぜか怒るより呆れてしまい、信じることはできなかったけど、その言い分を受け入れ、飲み込むことにしました。

それからうつで休職するまでの5年間、私は毎日職場でその上司と顔を合わせて働いていました。今思い出すと気が狂いそうですが、それが当時の私の「あたりまえ」でした。

パニック発作と共に、この時の記憶が毎日蘇るようになってしまいました。あの時住んでたアパートの寝室の様子、あのノートの表紙の柄、書かれていた言葉がよみがえります。

妻のうつは、子供が生まれてからかなり良くなったようです。私は車が必要な地方で暮らしているのですが、発達障害の影響か車の運転が大変苦手なペーパードライバーで、運転は妻に任せっきりです。妻は子供達の学校行事にもしっかり参加し、PTAや教師との連絡、他の親御さんたちとの連絡、子供の習い事なども、妻に任せっきりになってしまっています。妻には感謝しています。

ただ、妻の怒鳴り声、言動には耐えられなくなってしまいました。今は別居して穏やかに暮らしたい、子供たちとも安定した精神状態で穏やかに接したい、と思うようになりました。

ただ、お金の問題があります。私と妻は共働きですが、私の給与は全て妻に管理され、月3万円前後の「おこづかい」をもらって暮らしています。通勤交通費や昼食(おにぎり一個)もその中から出しているのでかなりきついです。頂いている障害年金も全て妻に管理されています。また、お金を渡して欲しいと頼んだら一万円札を渡される感じで、頼み方が気に入らないと渡してもらえないこともあります。先日は、一万円札を受け取ろうとしたら、トルコのアイスクリーム屋のようにヒョイヒョイかわされ、心のゆとりがなかった自分は嫌な顔をしていたらしく「何その辛そうな顔。いらないの?」と言われました。妻は面白いことをして楽しませようと思っていたようです。

妻は外では人当たりの良い、楽しい人物です。相談をした人の中には「奥さんもストレスがあるんだね、ガス抜きをさせてあげたら?」とアドバイスをくれる方もいました。しかし、そこにも問題があって、妻は1人で映画を見に行ったり、友人たちと食事をしたりといった「楽しいこと」をすると、帰宅後お決まりのように「大爆発」をするのです。21時過ぎたのに子供が寝てない、部屋が散らかっている、自分が出かけていた間に家事が進んでいない!などの理由で、激怒し、怒鳴ります。

もう、自分には耐えることはできないし、妻も変わることはないだろう、と感じています。娘は妻と折り合いがよく、息子は衝突しがちなので、息子を連れて、もしくは息子の逃げ場になれるような形で別居するしかないだろうか、と考えています。ただ、娘、愛犬と離れることを思うと胸が締め付けられます。

この数週間、妻はあまり怒鳴りません。気を遣ってくれているのかもしれません。穏やかな日々が続き、別居しなくても良いのかもしれないと思うようになりました。パニック発作もあまり起きなくなりました。しかし、なぜか、ふつふつと悲しい気持ちと死にたい気持ちが込み上げるようになりました。そこでつらチェックに辿り着きました…。

感想1

つらチェックから経験談につながってくれたとのこと、一気に率直な今の気持ちを綴ったのかなと想像し、とりあえずこうして外に出せたことは第一歩なのではないかと思いました。
率直に感じたのは、あなたも書いていた通り1つの選択として、離婚するのは全然ありだということです。ここまで虐げられて、尊重されずに、ある意味搾取をされているように私には思えたので、そのような環境からは離れる方が正当だろうと思いました。ただ、あなた自身もその選択肢が浮かんでいるのにもかかわらず、実際には決断や行動をためらう様子があることから、何かしらの理由があるのだろうと推測しています。パニック発作を起こすほどの不安や緊張、恐怖がある様子なので、負担やダメージを受けた心はもはや選択や行動をするだけのエネルギーを残していないのかもしれません。
あなたが置かれている状況は、見方によっては障がい者虐待の可能性もあると感じました。各市町村には必ず障がい者虐待のための相談窓口があるので、一度そうしたところに相談をする方法もあります。今の状況について少し客観的にとらえる機会になると思いますし、また選択や行動をしようと思ったときに手助けしてくれるところとつながりを作る意味でも、役に立つかもしれません。通っているメンタルクリニックがあるとのことなので、そこに話してみるのもありなのかなと思いました。
いずれにしても、あなたの中には長い間デフォルトになっている、自己抑制のようなものを感じています。今回は結婚生活について書いてくれましたが、ひょっとしたら子どもの頃にも家庭で似たような経験をしてきたのかもしれないのかなと推測しています。もし、そうだとしたら、我慢をすることが当たり前になり、我慢によって蓄積してきたダメージは相当のもののように思います。死にたい気持ちや消えたい気持ちになっても無理もないですし、本来なら選択したり行動できる局面でも足がすくんだり、ダメだと思ってしまったりすることもあるだろうと思います。
一方で、そんなある意味極限的な気持ちを抱えながらも、あなたが何とかしようとしてつらチェックを見つけて、こうして経験談を書いて送るという選択や行動ができていることに私は着目しました。自分を救おうとする力がそこにはあるのだろうと思っています。
一人の力では限界があると思いますので、誰かの力を借りたり、こうして使える資源を活用することも大事なことだろうと思っています。そして、あなたのつらさだけではなく、これだけつらい思いをしている親の近くにいる子どものことも気がかりに思っています。子どもたちのためにも、孤立せずに誰かにつながることを願っています。
死にトリも何かの役に立つのなら、またいつでも来てください。

感想2

経験談の投稿ありがとうございます。
妻さんとの関わりで、ダメージが積み重なり、限界に近づきつつある様子を感じました。読んで率直に出てくる言葉は「うん、別居した方がいいと思う」にはなるのですが、そう簡単に行動したり、気持ちを整理したりする余裕がないことも感じ取っています。

家庭外と家庭内で振る舞いが全然ちがうタイプの人(外面は良くて家で暴君といった状態)は、なぜか一定数いるよな・・・と、自分の経験も含めながら、考えを巡らせています。
恥ずかしながら、私は中学生の頃に外面を頑張るあまり、家で周りにきつく当たるような時期がありました。(ちなみに、ストレス源となっていた学校に行くのをやめたら、見違えるほど穏やかになりました)
当たられる側の家族からしたら、勿論たまったものではないと思います。身近な人から投げつけられる暴言や、裏切られたと感じる経験は、本当に苦しいものだと想像しています。

ただ、本来は、もっと家庭以外の場所でもストレスを発散できる場所があるべきだし、そもそもが外でそこまでストレスを蓄えられず生きていける世界だったらいいのに…とは、とても思いました。
あなたが悪いわけでは勿論ないし、妻さんもあなたに辛く当たりたくて当たっているわけではないのかも…?と私は想像しています。表向き「社会でうまくやっていける人」が、実は裏でストレスを抱え込んでいて、それを外に出せずに「ちょっと生きづらい(気が弱い、不器用、自分より立場の弱い…等々の)人」でストレスを解消して・・・ただただみんなが苦しい社会だなと、私は思っています。

とはいえ、あなたが受けている経済的な支配や、暴言の類は、誰かにきちんと助けを求めていいし、助けてもらえるものだと思います。具体的には、弁護士さん、または法律的な知識のきちんとある第三者に間に入ってもらうのが良いのではないか、ということが頭に浮かびました。(でもいろいろハードルもあるだろうな…とも)
親しい間柄で、複雑な利害関係、力関係の生じている相手と冷静にやり取りするのは、たとえ健康な状態だろうと難しいものだと思います。あなたの伝えたいことも、妻さんの伝えたいことも、第三者を通してやり取りするような距離感になるとよいのかな…?と、私は勝手ながら感じています。

別居のための行動も簡単ではないとは思いますが、この先どうしていくにしても、一度妻さんと距離を置いて、あなたの心身を休めてほしいと私は思います。
同居してずっと一緒に暮らしていくだけが家族ではなく、さまざまな家族の形や関係性があると私は思いますし、あなたと、あなたが大切に思っている人とが、より穏やかに過ごせる形が見つかっていけたらいいな…と、陰ながら願っています。

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