経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

小さい頃から死にたかったです

私の両親は、私が幼い頃から喧嘩ばかりしていました。
ストレスが溜まった母は、私に暴言を吐き、言葉の暴力をぶつけていました。
そのため幼い頃から、自己肯定感が低く「自分は生きる価値がない」「死にたい」という気持ちが常に近くにありました。リスカもたくさんしました。腕には傷跡がたくさん残っています。
現在は両親と縁を切り、離れて暮らしているのですが、実家を出たタイミングで、今までのストレスからか、精神障害を発症し、通常の生活が出来ていません。
周りに迷惑ばかりかけてしまい、自己肯定感は下がっていく一方です。
私はいつになったら幸せになれるのでしょうか。実家を出れば幸せになれると思っていました。苦しみは続いていくばかりでもうしんどいです。

感想1

幼い頃から両親の喧嘩を間近で見て、母からは暴言があり、その中で安全を感じることはとても難しかっただろうと思います。読んでいて、死にたいと思うほどの苦しみをあなたは否応なしに受け取ってきたのだろうと感じました。
実家を離れたことで、物理的な環境としては、それまでよりも安全な場所にいられるようになったのかなと思います。だけど、これまでずっと危険を感じながら生き延びてきたところから、別の場所でならすぐに安心して暮らせるかと言うと簡単ではないのだろうとも想像しています。
私の経験ですが、私も実家を離れて、それまでよりも安全な環境に身を置いた時、これまでで一番ひどいうつ状態が続いたことがあります。あなたの状況と同じではないかもしれませんが、読んでいてそのことを思い出しました。
私にも幸せというのがどういうものかはよくわからないのですが、あなたが今、自分自身を休ませられるような、あなたのための時間を少しでも過ごせていたらいいなと思っています。といっても、リラックスするのも 簡単ではないのではないかと想像していますが……、あなたにとって楽な時間が少しずつ増えていくことを願っています。
気持ちを吐き出したり、他の人の存在を感じたりすることが、もしあなたにとって役に立つことがあればまた死にトリに来てもらえたら嬉しいです。 投稿してくださってありがとうございました。

感想2

幼少期から苦しめられてきた両親と物理的に離れられたとしても、その影響は後を引くものなのだとあなたの文章を読んで改めて考えさせられています。守られるべき相手に守られるどころかむしろ傷つけられたことは、あなたを小さい頃から死にたくさせるのには十分なことだと私は感じました。縁を切った経緯までは書かれていなかったので詳しくは分かりませんが、もしかしたら誰にも助けを求めたり、家の状況を話すことなく一人で耐え続けてきたのではないかなとも想像し、あなたの腕に残っているたくさんの傷跡は自分を守ってきた証でもあるように思いました。
私自身も幼少期から両親不仲で母親のストレスの捌け口になっていたので、あなたの「自分は生きる価値がない」感覚や死にたさは勝手ながら「分かるなぁ…」と共感していました。そして実家を離れた今でも(もう何年も経ちますが・・・)両親から言われたことをふと思い出しては自分を責めたり猛烈に死にたくなったりを繰り返しているので、両親から受け続けてきたことから抜け出すことは難しさに苦しむこともあります。何をもって“幸せ”というのか私も正直分かりませんが、あなたの中で“幸せ”とはどういう状態だとイメージしているのかもしあればお聞きしてみたいなと思いました。あなたが今通常の生活ができていない状態であるのはこれまでの反動が大きく出ているのだと感じ、でもそれはある意味あなたがあなたとして生きられる人生を取り戻そうとしている正しい反応でもあると私は思います。今はすごくしんどい気持ちであまり前向きなことも考えられない(無理に前向きになる必要もないと私は思っていますが・・・)とは思いますが、また良ければ死にトリにあなたの気持ちを届けてもらって一緒に考えたいなと思いました。いつでも参加してください。経験談の投稿ありがとうございました。

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