経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

敏感すぎてつらい

27歳にもなって自分の感情をコントロールできない。

昔から他人が泣いていたら私も悲しくなるし、他人が怒っていれば私も胸がザワザワする。
相手に感情移入しすぎてしまう。
そのせいで相談相手に選んでもらうことが多く、それは信頼されているみたいで嬉しいけれど、それ以上にものすごくストレス。相手以上に喜怒哀楽に心が翻弄されてしまう。
そのせいで人と仲良くなっては離れてを繰り返し、フラフラした人間関係のまま。

仕事も転々としている。
上司が誰かを怒っている声が聞こえると心臓がバクバクするし、トイレで誰かが泣いていると私も無性に泣きたくなる。
誰かの悪口が聞こえると「次は私が言われるんじゃないか」と不安になるし、大きな声や扉を乱暴に閉める音や雑談などが聞こえるとものすごくイライラする。
強い匂いも苦手だから、香水からタバコから満員電車まで全部つらい。

あまりに生きづらすぎて、うつ病になった。
転職を繰り返し、キャリアもコネも何もない。
出勤するスタイルがつらすぎて、業務委託として在宅勤務に切り替えた。
かなり楽になると思ったけど、誰かが文面で怒られているのを見るだけで心臓がキュッとなる。
オンライン会議で誰かの機嫌が悪いのがすぐ分かってしまう。

本当につらい。
子供の頃からこうなのに、全然慣れないし、こんな自分を受け入れられない。

感想1

経験談の投稿ありがとうございます。
自分の感情をコントロールできない…というのが、自分の中から湧き出てくる感情というよりも、周りからの刺激に振り回されて起きてしまっている状況なんだろうな…と投稿者さんの日常を想像しています。
私も投稿者さんが書いてくれているように匂いの苦手さや誰が機嫌が悪いか分かってしまう部分があり、「なぜ周りはこんなにも気づかなくて、自分ばかり気づいてしまったり、そこに気を配って苦しくなったりしなければならないんだろう…」と思っていました。
人と自分の間に境界があること、人の感じ方は違う…ということを意識するようになって少し世界の見え方は変わり、「つらい」と感じてたことが「苦手」くらいにはなりましたが、刺激や情報と折り合いをつけながら暮らしていくのって難しいですよね…。
自分の状況を分かっているからこそ受け入れにくいのだとは思うので、どこかで辛さや感じ方を整理してみるのはどうかな…と思いました。死にトリでそんな機会が作れないのか考えてみます。

感想2

文章を読みながら「あれ、私がもう一人いる・・?」と、ちょっと錯覚してしまいそうになりました。相手の感情(特に怒りや哀悲)に影響を受けて揺れてしまうこと、顔色や様子が気になって落ち着かないこと、次第に疲れてスッと距離を置いてしまうこと・・。あなたの気持ちを先取りしていないかと心配しつつ、思わず共感を覚えています。そして私も転職を繰り返して、もうすぐ履歴書の枠が限界を迎えそうです。

敏感さは昔からとのことでしたが、もともと持ち合わせている気質なのか、何か影響を受けた体験があったのか・・聞いてみたい気持ちです。自他境界(バウンダリー)という言葉があったりしますが、相手の領域が自分に広がってくる/自分の領域を相手に広げてしまう癖のようなものが、身体化されているようにも感じました。

「こんな自分を受け入れられない」との言葉は、ご自身を責める思いも込められているのですかね。常にストレスや不安にさらされる中で、そう思ってしまうのも無理はないなと思いつつ、あなたの苦しさが少しでも和らぐ方法はないものかと考えてしまいます。
またよかったらお話を聞かせてほしいなと思っています。経験談への投稿ありがとうございました。

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