経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

助けてって言えない

二度目の離婚確定
40代 会社員です
妻とは五年前に知り合い、授かり婚しました。
この五年間で借金、差押、自己破産、詐欺、給料差押など異常とも思えるぐらいの出来事が起こりました
今回の離婚原因は給料差押をされ、生活が苦しくなるのは分かっていた為
自己破産している為、誰にも相談できず個人融資の方(ヤミ金融業者)を頼らざる得ない状況になっていました
そして、50万円融資してくれるという業者を頼ることになったのですが給料を全額もっていかれました。
振り込んだ時には時すでに遅し
詐欺だと気づいたときには
電話はブロックされ、連絡をする手段がなくなりました
当然、他の個人融資に支払も出来ずにいるとヤミ金融業者として攻撃を開始され、
職場や両親に迷惑を掛けてしまいました

警察にも被害届を提出し
両親にも今月の生活費を出資してもらい
その事が両親から妻に伝わるという
自分の中で最大の悪手だったと思います
両親からすれば、こんな状況で
妻に相談しないお前が悪いと言われ
妻は知らないのになぜ私が責められる?という感情になり納得出来るわけもなく
そしてなぜ頼ってくれなかったのか?
相談できなかったのか?と言われました

普通なら相談すると思います
だけど、もともと自分の実家は裕福でもありません、妻は金がない金が欲しいなど
言う人だったので、何をどう頼れば良いのでしょうか

感想1

お金の関係でこれでもかというくらい様々なことが起こった数年だったんですね。
あなたの話から少し逸れてしまいますが、ギャンブル依存症の方の多くは、誰にも相談できないし、頼ることができない、うそをついてその場をやり過ごしてしまった結果、大きな借金を抱えてしまうと聞きます。実は私の父もそうでした。本心を誰にも明かさずに見えないところで借金を繰り返しては何かの拍子にバレてしまうところを間近で見てきました。
弱みを見せたり、断ったりすることが苦手な方はそういう状況になりやすいのかもしれません。まさにあなたが経験談のタイトルにした「助けて」といえないのです。
なんで相談しなかったのか?と言われても「それができたらこうはなっていないよ」と言いたくなるかもしれません。少なくても私の母は父が相談できる相手ではないことは私から見ても明白でした。何かを相談して聞いてもらえる感じがしなかったのでしょう。波風が立つのを避けている様でした。もしかしたらあなたもそうなのかもしれないと私は想像しました。(違っていたらすみません)
家族や職場など周囲のひとに本当の自分が見せられない、本音が打ち明けられない場合は、利害関係のないひとに打ち明けるのをおすすめしたいです。いまは匿名の相談窓口はたくさんあります。そういうところで少しでも話ができれば糸口が見つかるかもしれません。きっと私の父もそういうところで話せていたらもう少し展開は違ったのかもって思います。
この経験談への投稿をきっかけにあなたが本当の気持ちを話せるつながりが持てることを願っています。

感想2

私自身、困った時になかなかSOSを出せず、躊躇し続けていたことがあったので、タイトルに吸い寄せられ経験談を読ませていただきました。
経済的な余裕は精神的余裕ともリンクすると思うので、この5年間は精神的にもかなりしんどかったのではないかなと感じました。(もしかしたら、今もでしょうか…)
私は、「助けてって言っていいのか?」「どんな風に伝えたらいいのだろう」「相手に迷惑や負担をかけたくない」「こんなことで…思われたらどうしよう」と考えてなかなか相談できずにいました。あなたの場合だと、実家の家計状況や妻さんの発言が違えば、もう少し頼りようがあったように感じるでしょうか?ヤミ金や消費者金融等のお金を貸してくれる場所って、所定の手続きさえ踏めばお金を貸してくれて、個人の事情には口出ししないですよね。なんでこんなことになったんだ!と怒られないというか。そして、審査が通ればお金は確実に貸してくれる…その点があなたにとって身近にいた家族よりも頼りやすかったのだろうか、と考えながら読ませてもらいました。(違っていたらすみません)
だからこそ、「助けてって言えない」とこうして誰かに言葉を伝えてくれたあなたの行動は、すごく大切な一歩のように私は感じました。経験談の投稿、ありがとうございました。

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