経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

気づいて。

こんばんは。
小学生の頃に酷いいじめに遭い、人を信じられなくなりました。
また、親が少し癇癪持ち?というのでしょうか、ちょっとしたことですぐに怒鳴るので(自分でこう言うのは癪ですが)ご機嫌を伺いながら過ごしています。

そのせいか、特に親に自分の意見を伝えることが極端に苦手になってしまいました。
本音を言おうとすると、喉につかえて出てこない。無理して伝えようとすると自分の意思に関わらず涙が出てきてしまい喋るどころじゃなくなってしまう。泣くと親がさらに不機嫌になり怒鳴られて、私もキャパオーバーになってまた泣いて…という悪循環。

そして結局本当に言いたいことも満足に伝えられず、ストレスが積もりに積もった結果行き着いたのが所謂自傷行為でした。
普段の生活では服に隠れて中々見えづらい場所に傷を作って、ふとした瞬間にちらりと見えて親がそれに気づいてくれればいいなぁ。
そうしたら、一応は話し合いに応じてくれるはず。

そんな思いから始めましたが、最近ではキャパオーバーになって泣き叫んで自分でも訳わかんなくなったときに自傷してます。痛みで冷静さを取り戻すためです。
だけど近頃キャパオーバーする頻度が高くなってきて、必然的に自傷する頻度も高くなりました。
だけど冷静になる度に、こんなことに縋って馬鹿らしい、と自分のことがどんどん嫌いになって、死にたいだとか消えたいって毎日のように思うようになりました。

この胸に渦巻いている感情の名前なんて分からないくらいに、色んな苦しさが混ぜこぜになってます。
辛いよ、助けてほしいよと言えたらどんなに楽だろう
だけど、そんなことすら言えない弱虫の私だから。こんな負のループしか生まない行動に縋ってる。
私の願いはただひとつ。
_。」

まとまりのない長文失礼しました。

感想1

経験談の投稿ありがとうございます。過去の酷いいじめの経験、親との関係性などあなたが今抱えている苦しさは言葉では言い尽くせないほど深いものなのではないかなと感じました。どれだけ時間が過ぎようと、いじめで刻まれた心の傷はそう簡単に癒えるものではないと思いますし、そのような中で、親の顔色を伺いながら毎日を過ごすのは相当酷なことだろうと感じています。
「本音を言おうとすると、喉につかえて出てこない。無理して伝えようとすると自分の意思に関わらず涙が出てきてしまい喋るどころじゃなくなってしまう。」という部分には、私も親がすぐ怒るタイプで(特に母はヒステリーでした)親と話す時はそういう状態になることが多かったな…と思い返すと勝手ながら他人事とは思えない感覚になりました。そういう風になってしまうということは、きっとそれだけずっとあなたが必死に感情を自分の中に抑え込もうとしてきたのだと思いますし、心が悲鳴を上げている状態なのかなとも思いました。すぐに怒鳴られてしまう状況の中で過ごすと、自分の感情や意見を伝えること自体が危険だと感じてしまうので、何も言えなくなってしまうのはある種の自己防衛で、あなたが悪いとかではなく自然な反応なのだと思います。
自傷行為に走ってしまうのも、あなたなりに見つけ出した今の辛い状況の中で何とか生きるための方法なのだと私は認識しました。それで一瞬でもあなたの辛さが軽減するのであれば、今のあなたにとっては必要なことなのではないでしょうか。冷静になると余計しんどさが襲ってくるようなので、自分を傷つける(痛みを感じさせる)こと以外にも何か見つけられるといいな…とは感じました。自分の抱えているものを身近な人(特にあなたは親に理解されたいという思いがあると推測しています)に分かってもらえないのに分かってほしいという期待を抱くのはとても苦しいことだと自分もそうだったので感じることではあるのですが、だからといって諦めたり割り切るのも簡単なことではないので、どうすればこの苦しさから抜け出せるのか…と考えてしまいます。
最後の願いに込められた「」の中の言葉は、どんな言葉が入るのか、私はタイトルにある「気づいて。」かな?と想像しています。もしそうだとすると、なかなか辛さや助けてほしいことを言えないからこその、心の叫びだと私は思います。それは決して弱虫だと私は思わないですし、むしろ自分なりに辛い日々をやり過ごす方法を見つけ生き抜いているところにあなたの強さを感じました。ただ、そんな強さに自分が押しつぶされてしまわないように、せめて死にトリがあなたにとって取り繕わずありのままでいられる場の一つであれたらいいなと思いました。また良ければいつでも参加してください。

感想2

あなたの心の叫びを、確かに受け取りました…そんな気持ちになりました。最後の方に「弱虫の私」とありましたが、あなたの書いた文章にはあなたが自分らしく生きたい気持ちや、そのために自分を守る力強さが宿っていると私は感じています。自傷行為は弱いからやるのではなく、それだけのしんどさを自分で抱えるある種の強さがあるからこそ、自分で自分を守るための生存戦略であると私は思います。
自分の気持ちを誰かに伝えるというのはとても難しいことなのだろうと思います。特に相手が親となると、そこには自分が選んだわけではない力関係がありますし、言うだけ傷つくこともあります。しかし、子どもは親を頼らないと生きていけない側面もあるため、言いたくなかったら言わないとか、適当に言えばいいということにもなりません…本当に、難しいです。
ただ、あなたは死にトリにこんなにも自分の気持ちを率直に伝えてくれました。私はあなたの中に自分の気持ちに気づき、それを言葉にして表現する力と意思があることを明確に感じました。そうした気持ちがあるからこそ、それを身近な人に率直に伝えられないつらさがあるのかもしれません。
本当は親に伝えたいし、わかってほしいこともたくさんあるかもしれませんが、死にトリでよければいつでも気持ちを受け止めます。また、親ではなく他にあなたの気持ちや意見を聞いてくれる人もいると思います。そして何よりも、こうして表現してくれたことを全面的に支持したいと思います。

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