経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

生きるルールとは

私は、今まで、自分の人生の中で、
その場で出会う人に対して、
決して失礼のないように接する事を、
私なりに心がけてきました。
それが、私自身も幼い頃に、自分の心を大人たちに踏み躙られて生きてきた経験があるからです。
だから、どんな状況の人に対しても、
自分は生きるルールを守って、
絶対に相手を見下したりしないこと、

けれど、
今の私の周りにいる人々は
平気で底辺を這って歩く私の手を土足で踏んで行く、、、
何も言わずに、

私が、いったい何をしたというのですか?
私はしあわせになってはいけないのですか

もう疲れました。

消えてなくなりたいです。

感想1

経験談の投稿ありがとうございます。短くまとめられた文章の中から、静かな怒りと深い無力感を私は感じ取りました。幼い頃に経験したことが、心に深く刻まれている(それもきっと嫌な形で)のだろうと想像しながら、自分に関わってきた大人たちを反面教師として自分の中でルールを築き上げてきたのだと思います。それだけ過去の経験があなたを傷つけ、そして自分はそうはならないように、関わる相手が自分と同じ思いをしないようにという気持ちが強固なもの(あなたの中の信念として)になっていたのではないかと私は感じます。ただ、そのルールがある種自分(と相手)を守るためのものだったはずが、今はかえって自分が苦しくなってしまう要因の一つになっているのかもしれないなと思いました。なんとなく、ルールが自分だけではなく相手も「こうあるべき」(「こうあってほしい」という願いが込められていたり…)であるはずといったような思いがあなたの中にあって、周りにそこを踏みにじってきたり、軽んじている人が多いことでひどく絶望的な気持ちになってしまうこともあるのではないでしょうか。(全然見当違いなことを言ってしまっていたらすみません)過去の傷つけられ方と同じようなことを繰り返されるのはたまったものじゃないと私は思いますが、人は必ずしも自分と同じ感覚を共有できたり理解し合えるとは限らず、そこで生じている相手(双方)の背景までは残念ながら想像し合えないことも多いなと感じていて、擦り合わせの難しさというのか、噛み合わない中で抱く自分の感情の取り扱いに苦悩してしまうものだなとあなたの経験談を読んで、改めて痛感していました。
あなたにとって“しあわせ”とはどのような状態を指すのだろうと考えを巡らせながら、もしかすると心の平穏…これ以上誰にも邪魔(表現が適切ではないかもですが…)されることなく過ごしたいという思いも込められたりしているのかな…なんてことも考えていました。そう容易なことではないかもしれませんが、「生きるルール」はその時々に合わせて自分が辛く、苦しくならないように更新していっていいのではないかなと私は思います。可能なのであれば自分の心が乱されてしまうような人とは少しでも距離を置くというのもありかもしれません。もしまた、死にトリが必要に感じられたらいつでも繋がってほしいと思っています。

感想2

短い文章で、具体的なことが書かれていないので、いろいろな想像を巡らせながら読みました。私にはあなたの「生きるルール」はあなたがこれ以上傷つけられまいと思って、築いた城壁のようなイメージが湧きました。
頑丈な城壁を巡らせ、傷ついた心がこれ以上、浸食されることのないようにものすごく考えた末、これしかないと追い詰められてつくりあげたようにも感じています。しかし、周囲はあなたが守りたいためにつくった城壁を平然と、攻めようとしてくる…そんな様子を勝手ながら想像しています。
そう考えると、周囲にはあなたがどう見えているのだろう?という疑問が生じました。ひょっとしたら、他の人が無断で入り込むことを避けようとする城壁にはとても見えずに、自分が自由に使ってもいい庭のように感じているかもしれない、いや、誰もが入っていいように思う公園のように感じているのかもしれない…など考えました。
以前、子ども時代に周囲の大人から尊重されなかった経験を持つ人たちと自己と他者の境界について学んだことがあります。子どもの頃に自分の境界を守ってもらえなかった経験は、その後、長い期間人と関わるときに困難が生じると多くの人たちが語っていました。それは怒りとなったり、哀しみとなったり、不信感や孤独感などになって表現されていました。
あなたの短いけれど深く強い吐露を読み、その時のことを思い出しました。
的外れな感想であったなら、ご容赦ください。いずれにしても、心から湧き上がる気持ちをこうして書いて送ってくれたことについて、静かに受け止めたいです。

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