経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

消えたい

生きることに疲れた。
大学までは楽しく過ごしていた。中学の頃に一度いじめを受けたが、それは過去のものとして受け流せているし、その加害者とも友達として仲良くなっている。
いじめを受けてから、人の事を良く観察するようになった。それでしんどくなることがあった。普段は感謝されることの方が多いが、観察しているうちにこの人は私の事をどう思っているのかが気になりだす。本当は嫌いなんじゃないか、つまらないと思っているんじゃないかって。
大学卒業後は看護師として大学病院で働いていたが、同じ部署の唯一の同期が一か月で辞めてしまい、そこから狂っていった。夏には夜寝れなくなり、冬には自傷としての嘔吐をするようになっていった。その頃にうつ病の診断を受けた。薬物治療やカウンセリングを行ったけれど良くならなかった。その後は自傷行為が悪化していって、一度自殺未遂をして閉鎖病棟に入院したこともあった。今は三度目の休職中で、転職しようと考えている。今でも、自殺は生きることに疲れた時の逃げ道として考えている。いつかはまた自殺未遂をしてしまうかもしれない。けれど、それでもいいと思う。そういう人生だと思う。
友人は結婚しだしている年齢になってきたけれど、私は入院していた時に支えてもらっていた当時の彼氏に依存して、新しい出会いを求めずにいる。結婚したいのに。新しい出会いが面倒で怖い。
私は自分の事を伝えるのが苦手で、意見や感想を求められても答えられないことがほとんどで、今も何を書けば良いのか分からずとりあえずこの胸の苦しさが取れないかと書いてみている。これで何かが伝わったらいいけれど、難しいかもしれない。吐き出すことでましになったらいいなという気持ちで書いている。
消えたい。死にたい。いなくなりたい。こんなことを毎日考えて泣いている。

理解しにくい文章を読んでくれてありがとう。

感想1

投稿ありがとうございます。大学時代までのことと、就職以降のことを書いてくださっていました。あなたの中ではそれらの時期には明確に違いを感じるものがあるのかなと思いながら読みました。
「大学までは楽しく過ごしていた」と書かれていたのですが、読むと中学時代のいじめはあなたにとってやはり大きな影響を受ける出来事だったのだろう、とも感じました。「過去のものとして受け流せている」と書いてあったので、きっとあなたはできごとそのものについて、あなたなりに消化してきたのだろうと思います。でも「人の事を良く観察するようになった」ということでうまくいくことも多い一方で不安につながることも多いのかなと思います。そうだとしたら、きっとあなたの対人生活では、気を抜けない状況がずっと続いているということになるのではないだろうか、と感じています。あなたの学生時代には楽しさとある種の緊張の両面があり、でもなんとかやりきってきた中で楽しいと想起できる今がある、ということなのかなと思いました。 

仕事では唯一の同期が一ヶ月で辞め「そこから狂っていった」とあり、不眠や自傷などの目に見える不調が増えていった、ということなのかなと思って読みました。また、「楽しく過ごしていた」と書かれている大学時代を考えると、就職後は楽しいと言っていられるような状況ではないくらい、苦しさを感じる日々なのかなと想像しています。同期の退職で業務量などの変化もあったかもしれないですし、何より、あなたがそれまで何とか大変でも堪えてきたということであれば、それもやりきれない状況になったとしても無理はないと思いました。

自殺について「生きることに疲れた時の逃げ道」という表現に、個人的にもそうだなぁと思いました。私の場合は死にたいと思うこと自体、「この苦しい、どうにもならない状況から逃げたい」という気持ちが多いなと思います。あなたにとって、タイトルにもある「消えたい」気持ちは、いまあなたにそれ以外に苦しさが減ったり、穏やかな気持ちになれたりする可能性や選択肢自体が考えつかないような日々がある、ということなのかなと感じました。本当は、逃げ道も、そうでない道も、たくさんあったらいいと思います。だけど、それを見つけるのも簡単ではないことを、自分ごととしても感じています。
この経験談を書いて送ってくださったことも、あなたの「胸の苦しさ」を少しでもどうにかできないか、というあなたの願いを感じましたし、そのために死にトリを活用してくれて嬉しいです。
自分の事を伝えるのが苦手と書かれていましたが、私は少なくともこの経験談に書かれている内容はわかりやすいと感じました。(もちろん、それで私が受け取れることはあなたの生活や思いのごく一部ではあるにしても)ただ、他者を観察し慮り続ける生活ではきっと自分が何を伝えたいかよりも相手にどう受け取られるか、そもそも何をいうべきかたくさん考えてわからなくなってしまいそうです。あなたがそういうことを少しでも意識せず思いを吐き出せる場所が増えたらいいなと思います。死にトリは匿名なのでもし少し気楽にかけるならいいですし、もしそれもしんどい時は、人ではなくいろんなトリに思いを書き出せる公式アプリもあるのでよかったら使ってみてください。

感想2

投稿読みました。どんな自分でも自分のことを受け入れようとしてはいるものの、ふと日常を過ごす中で現状を突き付けられてしまう瞬間に、気持ちが揺れ動いてしまうようなそんなイメージを抱きました。いじめというものはいくら過去のものとして捉えたとしても和解のような形で自分の中では終結としたとしても、影響は残り続けるものなのだとあなた含め色々な経験談を読んでいると感じることです。私もあなたとは違うきっかけではありますが、人のことをよく観察する傾向にあります。学生の頃や社会人の今でも新しい人と関わる場面などでは自分がどう思われているのかをよく気にして、落ち込んだり不安に思ったりを繰り返してきた(いる)のであなたの感じるしんどさに共感できるところがあるなと感じています。
同期の方が一ヶ月で辞めてしまったことがきっかけで狂い始めたとのことでしたが、それだけあなたの中で同期の方の存在が大きかったというのか、多少大変な思いをしてもつらくても頑張ろうと思える理由にはなっていのかなと想像していました。もし、そうだとすると支えのない中で働き続ける(勝手ながら医療職は相当負担が大きいものだと私は思っています)のは想像以上に苦しいものだと感じますし、自傷や未遂をしてしまうのもある種自分を守るための方法として当然の行動なのではないかと私は思いました。
あなたは人を観察する一方で、自分のこともよく客観的に見ようとしたり内省的に捉えているのではないかなと私は文章を読んでそんな印象を持ちました。それゆえに苦しくなってしまっているところもあるのかなとも感じています。その苦しさや、ずっと抱いている消えたさ死にたさについて上手く言葉にする必要はないので機会があればまたあなたのお話を聞いてみたいですし、そのことについて一緒に考えたいなと私は思いました。良ければいつでも死にトリに参加してください。お待ちしています。経験談の投稿ありがとうございました。

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