私は中学2年の頃から同級生にいじめられていました。理由は、人と話すのが極度に苦手で常に黙っていたからです。
いじめの内容は勝手に私の電話番号を回されて、送信者不明の同級生から【学校へ来るな】と言った内容のメールが来たことです。
たったそれだけです。たったそれだけですが当時の担任は私に言いました。
【携帯は必要なのか?】と。
問題はそこなのでしょうか?
誰も信じられない私は親に相談する事も出来ないまま不登校になりました。
親は【いじめなんかどこに行ってもある】と言うだけで私の話は聞こうとしません。
時には頭を叩かれて無理矢理連れていかれました。
教室に入るのが怖い私はトイレに逃げ込みました。
先生達が探しにくる足跡が恐怖でしかありません。
学校にも家にも居場所なんてありませんでした。
誰も守ってなどくれませんでした。
卒業後も人間不信はひどくなる一方で高校も中退しました。
中退後は何とかバイトが出来るようになり、当時支えてくれた学校以外の友達の支えもあり何とか外の世界を知ることが出来ました。
それから数年、結婚、出産を経て幸せに暮らしていました。
しかし、娘が幼稚園、小学校に上がるに連れて当時の記憶が鮮明に蘇ってきました。
もしこの子達が同じ状況になったら?
私はなんで他のママさん達みたいに上手くやれないの?
今もそのトラウマと毎日戦ってます。
一時忘れても、何かの拍子で蘇って一生消えません。
そして生きづらさが再び襲ってきてまたあの頃の様に死にたいと思う時が度々あります。
経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。
中学のいじめから現在の傷
感想2
私も過去にいじめを受けた経験があり、あなたの投稿を読みながら今ふと考えたのですが、当時の記憶が蘇ってきた瞬間って、その「拍子」は一瞬なのに蘇ってきたものの量は多かったりして、なかなかダメージが大きいかも…と私は感じたのですが、あなたもこの感覚に近いなにかがあるかな、と気になりました。
学校へ来るなといった内容のメールが来たことを、私は「たったそれだけ」だとは思いませんでしたし、すごく怖くて、嫌だと思いました。むしろあなたが「常に黙っていたから」というところで、「黙っていただけでなんでこんなことするのか」と、送った人・携帯番号を回した人へ違和感を覚えました。
親からの「いじめなんてどこに行ってもある」は、あなたをとても傷つけたと思います。私も当時親から「どこにでもある」と言われたことがあるのですが、″いじめがあることを当たり前″のように思い、それを押し付けないでほしいし、そうじゃなくしっかり話を聞いてもらうということが、前提としてとても大事だなと改めてそう感じます。
投稿文にあったように、バイトも外の世界を知ることも「なんとか」な状態で、ここでもつらい思いを沢山したんじゃないかと、私なりにいろいろ想像しました。
聞いてみたいと思ったのですが、「他のママさん達みたいに上手く」はどういうことを指しているのかな、と思いました。「上手くやる」は、あなた自身上手くやりたい気持ちもきっとあるはずだけど、それだけじゃなくて「上手くやらなければいけない、そうじゃないと…。」のようなものがあって、それは社会や世間から引っ張って来てるものもあるんじゃないかと私は思って質問させてもらいました。またここに来たくなった時にいつでも、教えてもらえたらいいなと思っています。
感想1
経験談への投稿ありがとうございます。読んでいて、中学校2年生の時のことが、まるで昨日の出来事のように書かれているのが印象的でした。過去の出来事ではあるけれど、今でもあなたの心の中に大きな傷をのこしているのだとその傷の深さや生々しさを実感しています。
いじめの内容について、突然誰からか分からないメールが届くことなんて、とても怖かったでしょうし、相談して助けてほしいと思うのも当然だと感じました。
先生や親に助けて欲しかったところ、勝手な大人の視点にすり替えられ、あなたの気持ちを聞いてもらえなかったことは2重に傷つくことだと思います。それだけでなく、あなたを責め、無理矢理学校や教室に連れて行こうとするなんて、まるでホラー映画のようで、トラウマになって当たり前だと思いました。あなたの話をよく聞いて、気持ちをまずは分かって欲しかったなあと感じます。
人と話すのが苦手とおっしゃっていましたから、当時話すことも勇気の必要だったことだと感じます。やっとの思いで話して、そこで逆に傷ついてしまった経験はとてもひとりでは拭いきれないものだったのではないでしょうか。
そして、そのまま人に話せてこなかった出来事であったかもしれません。今回、思い出すのも辛いことを、勇気を出してここに書いてくださったのかなとも想像しています。お話しすることが苦手でも、こうして書き言葉で伝えてくださったことはあなたの力だと感じました。
トラウマは「傷ついた経験」から、「話した経験」にしていくことが大切だと言われています。あなたが必要なだけ、何度でも経験談、死にトリを利用してほしいなと思っています。