経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

自己中の希死念慮

私は現在高校二年生の女子高生です。中学生の頃に嫌がらせにあい、絶対いつか復讐してやると思いつつ、そんなことが出来るわけが無いので自分の腕と心を傷つけながら今まで生きてきました。一度母に腕を見られたことがありました。ですが、一度も病院に行ったことがありません。多分私は病名が欲しいのです。母は私を気持ち悪い、と言い何事も無かったように今を過ごせています。中二から高二に至るまで、何度も希死念慮の波を乗り越えてきました。多分もう私は立派な希死念慮サーファーでしょう。プロだと思います。母に腕を見られ、気持ち悪いと言われてからは腕を傷つけるのをやめました。キッパリ辞められたということはそこまで死にたくなかったのか、と思います。誰にも言えませんでした。死にたいと思っているということを。母になんでこんなことをしたのかと言われても、私は言えませんでした。悲しむ顔を見せたくなかったからかもしれません。別に大して好きという訳ではないんですけどね。可愛い娘心がちびっと残っていたみたいです。死にたいと思うことは何度か収まりました。ですがまたやって来ました。もう来なくていいですよ。そして今回も言えないのでしょう。死にたいと。消えたいと。誰にも言えないと思います。学校では何故か笑えています。ちゃんと人間してます。学校でのちょっとしたことを家で思い返し、あー、なんであんなことしたんだろ。あー、多分あの子に嫌われただろうなぁ。死んでやる!そう思うことしかないです。誰も助けてくれません。誰にも言えません。自分か具体的になんで死にたいのかなんて分かりません。ちょっとしたささくれが家に着いた途端べりぃっとめくれてしまうのです。どうせ母に言ったところで病院には連れて行って貰えません。死にたいです。心の底から。何度も思います。こんなにも死にたいのに、心の奥底では死ねないだろうなぁと。なんなんでしょうね。ほんとに。めんどくさいですとても。

さて、もう書くことが尽きました。この辺でくそ文を終わらせますね。ゆっくりやっていきましょうね。無理せずゆっくり、しんどかったら休んで。

感想1

経験談の投稿ありがとうございます。全部、ゆっくりと読ませてもらいました。
中学生の頃の嫌がらせが今もこうしてずっとあなたの心と身体に傷をつけ続けていることを想像しています。それはすごく、つらく嫌な体験だったと思います。私も嫌がらせ…というかいじめを受けたことがあります。あなたの事を色々勝手に想像することしかできませんが、「つらい体験」という言葉だけでは片づけられないということも同時に感じています。

「病名が欲しい」と書いていましたが、どんな病名だったら納得できる・楽になれる気がする…とか、そういうのはあったりしますか?あるとしたらそれはどうしてなのかとあなたに聞いてみたいと思いました。ここが聞けると、あなたの「死にたい」の気持ちの内側を私がもっと知れるような気がして、聞いてみたくなったんです。(なんとなくなのですが…)
そして私も、何度も希死念慮の波を乗り越えてきた一人なのですが「希死念慮サーファー」という言葉がとってもお気に入りになっています。勝手にサーファー仲間に加わった気持ちです。今日からプロサーファーを名乗ろ〜と思ったので、しっくりくる肩書きを教えてくれてありがとうございます。
母とのやり取りの時、「なんでこんなことをしたのか」と聞かれた時のことですが、その聞き方は怒りだったのか心配そうだったのか…どういう感じだったのかなと気になりました。もしかしたらその時に「あなたの事を知りたい」「聞いてみよう」「言ってくれないか」のように思った母の気持ちがあったりしないだろうかって勝手にイメージしたんです。でも、「気持ち悪い」と言われた経験もあったわけだし、あなたが嫌な思いをした出来事に変わりはないよなぁ…とも感じています。
死にたいと思うことがなくなったかもと思ってもまたやってくる現象、正に波の種類のようだと思いました。「もうこなくていいですよ」に私も同じ気持ちです。でもじわじわとその波にのまれていってしまったり、サーファーの自分が本領発揮してくるところだなぁ…なんて、他人事のようにふと今考えてしまいました。
あなたが、「死にたい気持ちを誰にも言えない理由」はどんなものがありますか?学校での「ちょっとしたこと」もあなたにはちょっとしたことではないかもしれないし、「ちょっとしたことなのに」って自分自身に言い聞かせたりしてしまうところもあるのかなと思いました。実は私がそうでして、自分の言動や行動に対して後々物凄く不安で心配で気になってしまうことが多いです。「ほかの人はこんなこと気にしないんだろうな…それなのに私は…」って、ただでさえ色々気になってしんどいのにこの思考で更にしんどくなってます。なんというか、こんな積み重ねがあるとそれはもう、ちょっとしたささくれではなく大きな傷になってる気がするし、「言えない」の気持ちもあって、あなたの言うささくれは実は大きなものだったりするんじゃないかなぁと勝手ながら心配の気持ちが出ております。嫌がらせを受けた経験もあるし、人との関わりには自分でも気付かないくらいとても気を張って意識し、気にかけることも多くて、疲れてしまうと思いました。私が今あなたに言いたい言葉を、サーファーの時のようにまたあなたが教えてくれました。ゆっくりやっていきましょうね。無理せず。ゆっくりと。しんどかったら少しずつでも休んで。海の荒い波もいいかもしれないけど、穏やかな川でゆっくり波にのるのもアリかもしれない…なんて思いました。私にはあなたの言葉がとても響きました。よかったらまたここを利用してください。

感想2

経験談の投稿、ありがとうございました。
あなたの感じていることを想像しつつ、思ったことを率直に感想として書かせていただこうと思います。

まず、復讐したい気持ちやしんどさをお一人で抱えたままの状況に身を置いていたあなたが、それらのしんどさをやり過ごすため、腕を傷つけることに至ったのだったのだろうかと私は考えていました。それをきっぱりやめさせてしまう母親の一言は、正直心ないものに思え、そんな言葉で片付けてほしくないと感じます。同時に、母親の言葉って良くも悪くも影響力があるものだということが伝わってきて、なんだかやりきれない気持ちになりました。

また、病名が欲しいという気持ちに勝手に共感していました。私としては、なんらかの苦しさを感じている際、それを正体不明・名称不明のままでいさせることが不安を増幅させてしまう気がして、病名が欲しい気持ちになるのかもな、なんて考えているところでした。少なくとも、「病名が欲しい」という感覚自体が、あなたが明確に苦しみを感じていることを物語っているんじゃないかと思いました。加えて、死にたい気持ちと、あなたの心の奥底にある感覚を教えてもらうことで、”死にたい”は、”逃れたい” “解放されたい”という気持ちと密接に関係しているのではないかと、考えを巡らせています。

(蛇足かもしれないですが、個人的に伝えておきたかったので書かせていただきます。)「希死念慮サーファー」や、「ささくれが家に着いた途端べりぃっとめくれてしまう」など、体感的に伝わってくる表現が多く、読みやすさもあり読みごたえもある文章だと感じつつ、読ませていただきました。(不本意かもしれませんが、)私は駄文だなんて思いません。たくさんの考えるきっかけをもらっています。また、ご自身がしんどい状況にありながらも、読み手をいたわるメッセージが書かれており、一読者である私も、あなたに同じメッセージを返したい気持ちになりました。
改めて、経験談の投稿、ありがとうございました。

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