経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

頼れる場所がない

私は今年の6月下旬から突然学校に行くこと、電車に乗ることが怖くなり、学校を休みがちになってしまいました。
母に相談して心療内科に連れて行ってもらいましたが、ただの貧血だと言われて精神安定のお薬の処方をしていただいたのと、サプリメントを進めて頂き、現在服用中です。
スクールカウンセリングを週に1回受けています。
教室での雑音や人の話し声が苦手ですぐ気分が悪くなってしまうため、学校の先生方や保健室の先生には事情を話していて、よく頼っているのですが、正直先生方にも頼りづらい雰囲気で、学校に行くのは怖いです。しかし、我が家は母が割と厳しく、頑張って学校行きなさい、と励ますばかりで、休んでもいいとは言ってくれるものの休んだらいい顔をしません。なので、今ほとんど頼れる場所がありません。苦しいです。
私は部活動で部長を務めており、部活動は土日含め週6日あるため、なかなか休みもなく、休む訳にも行かない役職なので、プレッシャーや責任など、自分の中にあるモヤモヤを整理する時間すらありません。どんどん蓄積していって、爆発して涙が止まらなくなる日が度々あります。
正直もう苦しいです。
母は私のメンタルについて理解してくれてはいるのですが、母は不機嫌なことが多く、私も気をつかって家では甘えないようにしているため、家でもゆっくり休むことができません。母は普段はいい人で本当に大好きなのですが、不機嫌になるとどうしても怖いです。
助けてください。

感想1

今の状況になってしまったことは、あなた自身もまだ困惑しているというのか気持ちの整理がつかない状態で、先の見えない不安も強かったりするのかなと想像しながら読ませてもらいました。“突然”とあり、今に至るまでの経緯等も詳しくは書かれていないので分からないですが、「どんどん蓄積していって、爆発して涙が止まらなくなる日が度々あります。」という一文から、きっと自分でも知らず知らずのうちにあらゆる場面で無理をしていて、そのストレスがついに耐えられなくなってしまったのではないかなと私は感じました。心の許容量が溢れ出てしまった…そんなイメージを抱いています。
先生方の頼りづらい雰囲気や親の不機嫌さを気にしてしまう様子から、あなたは人との関わりでちょっとしたことでも感じ取りやすく(それが元々の性質からくるものなのか、これまでの環境等で培ったものなのかは何とも言えないですが)、そして背負っている役割(部活の部長)からも、自分に対して学校では“優等生”であったり家では“いい子”、少なからずどこかしっかりしなければいけないと課しているところがもしかしたらあるのかもしれないと思ったのですがどうでしょうか。もしそうだとすると、難しいことかもしれませんが自分に課しているもの(肩の荷)をそろそろ下ろしてもいいのではないかなと私は思います。私自身も人の顔色をずっと気にして生きてきて、誰かに心から頼るというのは苦手でつい無理をしたり取り繕ったりしてきたことで実際支障をきたしてしまうことが度々あります。無理をしても決していいことはないと経験して少しずつ自分の中に落とし込むことができた感覚があるからこそ、お節介かもしれませんが、今は周囲に気を遣うことにエネルギーを割くのではなく、自分の心のSOSに耳を傾けて(自分を優先にして)自分をケアすることにエネルギーを使ってほしいと思ってしまいました。とはいえ、それを一人でやっていくのは酷なことですし、身近な人の助けを借りるのは気持ち的に躊躇われてしまうということであれば、匿名で相談できるSNS相談もあるので自分はどうしたいのかというところも含めて気持ちの整理等に活用してみてほしいなと思いました。また死にトリが必要に感じられたらいつでも書きにきてください。投稿ありがとうございました。

感想2

あなたのこころが「できることなら安心するところに避難したい!」って必死に言っているように私には思えました。体の反応って正直なものです。あなたが言う通り、雑音や人の声、そして役割のプレッシャーで心身ともにもう限界だって訴えているんだと私は感じます。あなたも周囲にSOSを出しているし、ある程度は理解して何とかしようとお母さんや学校の人たちは考えている様子なんですね。でもその前提として「学校は行った方がいい」とか「部長の責任は果たすべきもの」というような大人の価値観がありそうです。周囲からのそういったメッセージをあなたは自然と受け取っているような気がします。さらにあなたが言うようにそれらはどんどん蓄積されて、もうどうしたらいいのか分からずに、朝が来たら学校に行くしかないような…自分の意思とは関係なく毎日を過ごしているのかなって私は想像しました。
あなたは自分に今必要なことをとても良く分かっていますね。それは学校に行くことでも責任を全うすることでもなく、信頼できる(ちゃんと理解してくれる)存在が欲しいということかなと私は理解しました。
家ではお母さんの顔色を最優先にして暮らす日々でしょうか。学校から家に帰ってからも緊張状態なのかもと考えていたら、私は自分の幼少期を思い出しました。私の母は激情型で、ずっと母の言動に警戒していた感覚を鮮明に記憶しています。伸び伸びするのが難しかったり、表情ですぐに機嫌がわかるので、それを見ながら自分の行動を決めていたことを思い出しました。そういう親子関係って外からは分かりにくいんですよね…。
ひとりでもいいからあなたが考えていることをもう一歩理解してくれるひとがいると良いなって思います。この投稿文をスクールカウンセラーさんにそのまま見せてみてもいいのでは…とさえ思いました。誰が何と言おうと、学校に行くことよりも部活の部長の責任を果たすことよりも、あなたのこころを守ってほしい…そんな風に私は思いました。

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