経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

我ながらイタすぎる、病みアピの話。

親ガチャ大成功〜!、、、とまでは行かないけど、普通にいい所に生まれてきたと思う。
暴力、暴言、いじめなど病みルートまっしぐらみたいな状況に陥ったこともない。
(まぁ自分が本当に悪い(思い込みではなく)ことをした時に親に叩かれたことはノーカンで。)

でも何を思ったのか私は紙のノートやスマホ内のメモに、読み返すとイタすぎて逆に羞恥心で死にたくなってくるような黒歴史確定の文章を書き始めた。
わざわざ日付までつけて。
色んなことに対してごめんなさいって書いている日もあれば、何かにキレてる日もあるし、とにかく何かを破壊したいって書いてる日もあった。色々あるし多分これからまだ似たようなのが増える。
ただ、思い出せるだけその日のことを思い出してみると、大体が自分が悪くて親に怒られた後に書いている事だった。

イタい。イタすぎる。
自分が悪くて怒られているというのに周りに対して当たり散らすような文章を書いているとか。
弟に対する接し方も自分の気持ち次第で変わるようになった。
気分が下がってる時は弟相手にキレるし、逆に気分がいいと自分から絡みに行って一緒にゲームする始末。
こんな姉に振り回されて、嫌いになっていてもおかしくないのに関わり続けてくれる弟に本当に申し訳ない。
親も、私がしたことなのに逆ギレされて気分が悪いだろうによく接してくれて本当に泣きたくなる。
ここに書いても意味が無いのは分かっているし、私が泣くのなんてお門違いだとは思うけど書かせておいて欲しい。

世の中には自分よりもっと辛い人もいるだろうし、自分のなんてただの病みアピな気がしてたまらないけど、ここに吐き出させてくれると嬉しい。

こんな長文失礼しました。

感想1

 経験談の投稿をありがとうございます。読ませていただきました。
 「イタい。イタすぎる。」と思う感覚は身に覚えしかなく、恥ずかしいような、どこか懐かしいような、なんだかムズムズする気持ちが湧き上がってきて、思わず苦笑いしてしまいました。「あー、やったわ。」口語で表すならこんな感じの気持ちです。

 あの頃読み返したときに、なんだか情けなくて、申し訳なくて、読み返して思い出してこんな気持ちになるならと、紙に書いたものは捨てて、ケータイに保存していたものは全て削除しました。今はもう、あの時書いたものを読み返すことはできなくなりました。
 あの頃、あの時から年齢を重ねた今思うのは、当時の私は当時の私なりに悲しくなったり、ムカついたり、情けなくなったり、破壊衝動に駆られたり、謝罪したい気持ちになったりしながら、その気持ちを文字に起こすことで、なんとか自分を保とうとしていたんだろうということです。そして、それを読み返したときに感じる情けなさや申し訳なさは、自分への戒めのようなものだったように思います。
 投稿者さんが文字に起こしたことは、感情のままに書いた部分もあれば、書くことになにか意図や意味があった部分もあるのではないかと思います。また、読み返したときに泣きたくなるのは、きっと後悔や懺悔、不甲斐なさ、感謝等、いろんな感情が湧き上がって、涙に変わるのかなと想像しました。
 「イタい」と思う気持ちもあるかと思いますが、自分なりの意図があると思って読んでみると、感じ方が違うのかもしれません。私は全て削除してしまったので、あの頃、あの時の私の意図を感じ取ることはできませんが、投稿者さんの気がもし向くことがあったら、当時の自分の気持ちを少し遠くから感じ取るように読んでみたら…と思いました。
 「イタい。イタすぎる。」も、「あー、やったわ。」も、ここは吐き出せる場所でありたいと思います。病みアピかもと思えたとしても、またここにも書いてみていただけたらと思いました。

感想2

自分で自分のことを客観的に振り返ると恥ずかしいやら、苦しいやら…ということは私にも思い当たります(私もあなたぐらいの年齢の時に、毎日いろいろなことを書いていました)。おそらく、ノートやスマホに気持ちをメモしているあなたは、後になって読み返そうとして書いたのではなく、とりあえず気持ちを書き出してみることに目的があったように思いました。ところが、それをある程度冷静になってからのあなたが読んでしまっているのですから、想定外?な状況で、気持ちのやり場に困ってしまったのかなと推測してみました。
そう考えると、ノートやスマホに吐き出している時のあなたのことを少し心配しています。きっと一人で抱えられない気持ちを抱えた時なのだろうと思うからです。ただ、心配はしつつも、書き出すことで自分で自分のことをなだめ、落ち着かせようとしているのだろうと考えると、心強くも感じます。
だから、それらを総じて私があなたに対して率直に感じたのは、今あなたが経験していることは私はイタいと思わないし、病みアピだとも思えないということです。あなたがイタすぎる、病みアピだと思ってしまう気持ちはとてもよく理解できました。そういう気持ちを含めて今のあなたの葛藤や悩みについて、それで全然いいと思うよと伝えたいです。
死にトリに限らず、気持ちを表現することはとても大切だと思います。ちなみに、私は日記に「にっきくん」と名前を付けて(名前にもなってないそのままですが…苦笑)、話を聴いてくれる相手として任命していました。これからも素直な気持ちを出せる先を探してみてください。

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