経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

ずっと疲れていて辛い休みたい

一難去ってまた一難、自業自得、生まれてからの宿業…わかっているけど、とても疲れました。仕事も辛い、離婚して、大切な子供を一人手離したというか感情的になり父についていかなくていいのかとあおって追い出したといってもいい。離婚まで、家庭に自分の居場所がなかった、居たくなかった2年ほど、物に依存し、借金が膨れ上がり、自転車操業で自己破産しかなす術がなくなってしまった。発達障害の息子の支援を受ける手続き、離婚の手続き、母子家庭の手続き、自己破産の手続き…ストレスを抱える仕事も辞めることもできず、それらをやってきて、生活を助けてもらう支援を受けられてあ、りがたいこと、感謝しているのに、もう疲れていて、休みたい。一緒に暮らす娘も小学1年生になったばかりで、複雑な気持ちや環境にいるのに、「また明日も頑張ろう」とはげましてくれる。自分が情けなくなる。自分が必要なくなったらいつでも消えてなくなりたい。ずっと心の底から消えない危うい自分が不安です。

感想1

たくさん葛藤して、闘うように走り続けるようにこれまで生きてきて、擦り減った心身が今ここにあるのかな・・・というイメージを抱きました。
あなたの生活を想像するほどに、自分の生活はあまりに身軽で、そんな私が一体どんな言葉をかけられるのだろう・・・と、自分の想像力に不安を感じてしまいます。とにかく気持ちとしては「休んでいいよ、と言いたい…」なのですが、「でも簡単にそうはできないから、そんなことを言ってもむしろ虚しくさせるかも…」という思考が浮かび、もどかしさや無力感を抱く自分がいます。

人間が過剰に苦しまずに生きるためには、自分のための時間や、休息、ときに逃げることも、私は必要だと思っています。でも家庭をもち、子育てをしていると、そういったものの確保が難しく、自分以外の人のこの先何十年のことも考えることになったり、キャパオーバーしてもむしろ当然では…?と思うほどの状況になることも多い気がします。
その中で弱るのは自然なことだと私は思いますし、自分の理想の自分であれないことは、あなたのせいじゃないと言いたい気持ちになりました。

経験談の最初に「自業自得、生まれてからの宿業」とありましたが、そうなのかな?と、私はちょっと半信半疑です。(捉え方はそれぞれなので、あなたの感じ方を否定するつもりは全くありません)
私は人生を一番左右する要素は、どんな環境にいるか、どんな人と付き合うか、だと思っています。その巡り会いさえ宿業だと言われれば、もしかしたらそうかもしれないですが、良い人や環境に巡り会う可能性は誰にでもあるし、それがあなたに(そして、できれば全ての人に)訪れてほしい気持ちです。
経験談の投稿、ありがとうございました。

感想2

困難が次々と現れる中で、疲れを癒す間もない日々を過ごしているのだと思います。まず一読して、それはあなたの自業自得ではないと思いました。離婚によっても生活が大きく変わり、娘さんを養育しつつ生活を維持していくプレッシャーの中でへとへとになるのも無理はないと思いました。もう一人の子との別れもつらいことだっただろうと思うし、それ以前の、自己破産や離婚に至るまでにも、大変なことがいろいろあったのだろうとも想像しています。
支援を受けているといっても、あなたや娘さんが頼れる場所や人が周りに十分にはない状況にいるのではないか、と思いました。疲れ果てても「休みたい」が叶わない中で消えたいと感じるのは、それ以外に苦しさから逃れられるイメージが見つからないからなのかなと思います。世の中で、子育てを親と呼ばれる二人でやるのが普通みたいになっていることすら、あまりにも足りなすぎるように感じているのに、一人ではあまり休む時間も見つからないのではないかと思います。ちょっと休んでも回復なんて簡単にできないし、チャージし切る前にやることは出てきちゃうし、そもそも休むことにも申し訳ない気持ちになるし…みたいなことが私もあるので、そういう悪循環もあるのかな、と想像しています。お疲れ様です、と言いたい気持ちと、言ったからって、あなたの困っている状況に対して私はなにかができるわけじゃなくて…という思いの間で、勝手になんだか悔しくなっています。あなたがゆっくり休めるべきだし、あなたにとって美味しいと思えるものとか、ちょっと気晴らしになるようなことがあるべきだし、逃げてもやめてもどうにかなるべきだし、ちょっと息をついたらまた戻ることもできるような、そんな社会であるべきだと思います。ただ、そんな状況には程遠い中にあなたの煩悶があるように感じました。あなたの今の状況を言葉にしてくれてありがとうございました。

お返事1

「死にトリ」のスタッフの皆様、私の経験談投稿にご感想をいただき、ありがとうございます。
私は、とても疲れていて、誰かに話したい、聞いてほしいと思い投稿しました。
仕事の帰りに地下鉄のなかで、お二方のご感想を拝見しながら、泣くのを我慢しました。
私も疲れたとか逃げたいと思ってもいいんだなと張りつめた心が、少しゆるみました。
おっしゃってくださったように、気持ちの行き場がないと、苦しい、辛い、でも死ねない、だったら、人前からも人の記憶からも消えられないかな…と思ってしまうんです。
私と一緒に暮らす小学1年生の娘が、「ママ、大丈夫?」「今日も頑張ろう。頑張ったね」と気遣ってくれます。娘も複雑な気持ちや環境で新しい生活を始めながら、心配になるくらい前向きなんです。別れて暮らす息子も自分らしく頑張っています。私も励まされ、時には休もうと思います。「死にトリ」のスタッフの皆様の存在も一緒です。
人それぞれに悩みや苦しみ、痛みはちがいますが、お話を聞いて、お返事をくださり、ありがとうございます。

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