経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。
主人は、独身だと偽り出会い系サイトに何年間も登録して、何千人もの女性達を騙していました。主人を信じ切っていた私は全く気づかず、主人の詐欺デートや詐欺旅行の為の、洋服のコーディネートや、送迎をさせられていました。
当時13歳の娘が先に気づいて、長い間、我慢をさせてしまいました。娘が精神的に参ってしまって打ち明け、事実が明らかになると、「遊びだ」と逆切れした主人は私に暴力をふるい、主人の母親は「ちょっと魔がさしただけ。大したことじゃないわ。あなたの事が頭にきて一晩中眠れなかったわ」と言い、主人の親戚の弁護士には「裁判をおこして、あなたと離婚させます。あなたには味方がいなくて可哀想だね」と言われました。主人の一族は、狂っているのでしょうか?これが10年前の話です。
女性達を騙した詐欺が会社にばれた主人は、中国に海外勤務になりました。現在は、私、長女(24歳)、次男(13歳)と3人で暮らしていますが、1週間後に主人が日本に帰って来ます。「お前のせいで中国に行かされた。その家は俺の名義の家だから出て行け。また親戚の弁護士を呼んで追い出す」などと言われています。
長女(24歳)は就職し、長男(23歳)は大学院生で、次男(13歳)は中学生です。長女、長男は事情を知っています。次男は当時3歳と幼かったので事情を話してはいませんが、何となく分かっているようです。私は父が18歳の時に病死しております。2歳違いの兄がおりますが、独身で最近まで認知症の母親の介護をしており、頼れる状況ではありません。
お恥ずかしながら、私も精神的にも身体的にもダメージを受けており、精神病院に通い、子宮筋腫も見つかり、現在投薬中で手術を受ける予定です。
死にたいと思ってしまうのですが、子供達が一人前になるまでは、と何とかこらえています。私はいったいどうしたら良いのでしょうか?私の何を反省して、何処を直せば幸せになれるのでしょうか?
感想1
夫さんの帰国が1週間後に迫る今、これまでの出来事、受けた暴力や言葉、夫さん(や夫さんの一族)に抱いた感情、その度にこらえてきた思いが日々呼び起こされる中で、この経験談を書いてくださったのかなと想像しながら、読ませていただきました。
数年にわたる夫さんの行動・その後の振る舞いは、何度想像してみても、およそ信じがたいほど身勝手なものだと感じます。これらが実際にあなたの身に起きたことなのだと思うと…心身に大きなダメージを受けることはあまりにも当然だと、まずはそう伝えたくなりました。
一番印象的だったのは、最後の一節にあった「私の何を反省し、直せば幸せになれるのか?」という言葉です。
一連の話しからは、「夫がすべて悪いのだ」と、自身を省みる隙もないくらい相手を批判したくなってもおかしくないような気がしますが、今回投稿してくださった経験談の中には、直接的に夫さんを咎める表現はあまり見られませんでした。それは一体どうしてなのだろう…と考えてみて、2つのことを想像しました。
1つは、自分自身の在り方に目を向ける以外ないと感じるくらい、夫さん、あるいはその周囲の人間や自分の置かれた環境に対して深く失望・絶望しているのかな…ということです。誰かに幸せにしてもらおう、とはとても思えないというか…。そしてもう1つは、ご自身の心を律するような意識が強いのかなということです。言葉の端々からどことなく、「自分で選んできたことだから、自分で引き受けなければ…」というような想いがあるように感じられたのですが、どうでしょうか…(全然違っていたらすみません…何より、いろんな事情や環境によって「選ばざるを得なかった」「選ばされてきた」部分もあるのだろうなとも思っていますし、それが良い・悪いという意図はないです)。
同時に、「幸せ」とは、どんなものなのか、その形やイメージは新しく作っていくことができるものなのか…ということを考えました。答えは中々出ませんが、1つの考え方として、もし今までの自分が思い描いてきた「幸せ」とは違う形だとしても、今あるものから作れる「幸せ」を探していくことができたら…と感じました。「もしここがこうだったら」と振り返りたくなる気持ちにとても共感しつつも、あなたが少しでも息を付ける場所に向かえるよう、勝手ながら願いたくなりました。
投稿ありがとうございました。
お返事1
お返事が遅くなり、申し訳ございません。先日はお忙しい中、心のこもった温かいお返事をくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
普段は誰にも相談出来ずに苦しんでいた悩みをご相談できたこと、大変うれしく思います。お返事はとても興味深く、涙しながら何回も繰り返し読んで、たくさん学ばせて頂きました。
これからも、ご相談をさせて頂くかもしれませんが、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。お忙しい中、本当にありがとうございました。
感想1
夫さんの帰国が1週間後に迫る今、これまでの出来事、受けた暴力や言葉、夫さん(や夫さんの一族)に抱いた感情、その度にこらえてきた思いが日々呼び起こされる中で、この経験談を書いてくださったのかなと想像しながら、読ませていただきました。
数年にわたる夫さんの行動・その後の振る舞いは、何度想像してみても、およそ信じがたいほど身勝手なものだと感じます。これらが実際にあなたの身に起きたことなのだと思うと…心身に大きなダメージを受けることはあまりにも当然だと、まずはそう伝えたくなりました。
一番印象的だったのは、最後の一節にあった「私の何を反省し、直せば幸せになれるのか?」という言葉です。
一連の話しからは、「夫がすべて悪いのだ」と、自身を省みる隙もないくらい相手を批判したくなってもおかしくないような気がしますが、今回投稿してくださった経験談の中には、直接的に夫さんを咎める表現はあまり見られませんでした。それは一体どうしてなのだろう…と考えてみて、2つのことを想像しました。
1つは、自分自身の在り方に目を向ける以外ないと感じるくらい、夫さん、あるいはその周囲の人間や自分の置かれた環境に対して深く失望・絶望しているのかな…ということです。誰かに幸せにしてもらおう、とはとても思えないというか…。そしてもう1つは、ご自身の心を律するような意識が強いのかなということです。言葉の端々からどことなく、「自分で選んできたことだから、自分で引き受けなければ…」というような想いがあるように感じられたのですが、どうでしょうか…(全然違っていたらすみません…何より、いろんな事情や環境によって「選ばざるを得なかった」「選ばされてきた」部分もあるのだろうなとも思っていますし、それが良い・悪いという意図はないです)。
同時に、「幸せ」とは、どんなものなのか、その形やイメージは新しく作っていくことができるものなのか…ということを考えました。答えは中々出ませんが、1つの考え方として、もし今までの自分が思い描いてきた「幸せ」とは違う形だとしても、今あるものから作れる「幸せ」を探していくことができたら…と感じました。「もしここがこうだったら」と振り返りたくなる気持ちにとても共感しつつも、あなたが少しでも息を付ける場所に向かえるよう、勝手ながら願いたくなりました。
投稿ありがとうございました。