経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

ずっと独り

母子家庭で育ち、19歳のころに母が病気でなくなりました。友達もおらず、そこから誰の力も借りず39歳まで何とか生きてこれました。
ただ、正社員になることもできず、職を転々として将来は絶望しかないです。
最近はもう人並みに生きたので、死にたいと思う気持ちしかありません。
自分がなぜ生きてるのかもわかりませんし、空っぽの人生だったなぁと思うばかりです。
早く死にたいなぁと毎日考えています。

感想1

病気の母親の看病(書いてないので想像ですが)や、お別れは精神的にも肉体的にも壮絶な出来事だったと思います。
それからの20年間色んな不安、困難に立ち向かって来た、自分の力だけではどうにもならず諦めた事もあったのかなと想像しました。
社会的、公的な支援などは受けてこられたのか?苦しい、辛い気持ちを話せた人はいなかったのか?など気になりました。行政のサービスは自分から行かないと受けられない、教えてくれないのが今の社会制度なので分からないことだらけだったと思います。
私もなぜ生きてるのか分からず、考えたことも無く日々を過ごしています。人生という名の入れ物に何をいれて良いのか分からず空っぽ状態ですが、「これ」といった自分だけの物を入れていけたらな・・・と読んで思うと同時に、投稿者さんの「空っぽ」に何か入れられるような「これ」が見つかって欲しいなと勝手ながら思います。
投稿ありがとうございました。

感想2

19歳のころから、どのような思いで過ごされて来たのかと想像するだけで、顔を上げられない思いです。
短く綴られた言葉の中に、大きな空白を感じています。立ち止まる余裕もないほど(それも誰の力を借りることもなく)、生活することに追われるしかなかったのではと想像しています。
どれだけ働いても、自分のために使えるお金も時間もないそんな状態が30年も続いている国で、中身の詰まった人生をどうやって過ごせるというのだろう、これから先に希望を持てないのも当然だなあ、と思うこともしばしばです。
孤独を感じている人は沢山いるのに、これだけ苦しいのに、つながれない私たちは、一体何を奪われてきたんだろう、なんで諦めなければいけないんだろう。

感想3

投稿ありがとうございます。
「ずっと独り」というタイトルと、母親さんを亡くされてから「誰の力も借りず」に生きてきたとのことで、強い孤独感・孤立感を抱いてきた(いる)のかなと想像しました。ただそれ以上に、あなたがこれまでどうやって生きてきたのだろうか…と詳しく聞きたい気持ちの方が大きい私がいます。「空っぽの人生だった」と書かれていますが、私にはそうは思えず、あなたがこれまでに(誰にも言えずに)抱いてきた様々な気持ち・苦悩・葛藤・経験を聞くことができればなぁと感じています。
「職を転々と」することは全然問題ないことのはずですが(国によってはむしろいろいろな
経験をしていると評価されるという話を最近聞きました)今の日本社会では「我慢が足りない」などと評価される風潮が確かにあるように思いますし、「正社員」になりたい人がなれない(あるいは、そうでないと生きるのが苦しいなど、仕事にまつわる様々な問題)ことは個人の問題ではなく不安定な社会の問題だと私は考えています。「独り」だとそういう問題があることに気づきにくく、自分のせいだと自己責任論に追い込まれることが多いようにも私自身は感じているので、あなたがこうして言葉にしてくれたことでまた改めてその問題を考えられたように思います。よければまたここにも書きに来てもらえたらと思います。一緒に考えることができればうれしいです。

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