経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

本当の自分

初めての投稿失礼します。

 私の悩みは「本当の自分が分からない」この一言につきます。他人の目を気にし過ぎるが故にいくつもの人格を創り出し、それぞれで人間関係を築いています。とても疲れる生き方だと分かっていますがどうしてもありのままの自分をさらけ出せません。というより、むしろありのままの自分がどんなのかも分からなくなりました。
 度々全ての人と関係を断ち、人知れずこの世界から消えたくなります。こんなことを口に出して言うのは初めてで、いざ口に出すと涙が止まりませんね。なぜ自分はこんなにも冷たい人間なのか、自分は皮肉な人間だなと思います。幼少期から、誰かを傷つけるのが怖くて自分の思ってることを言えた経験がなく、心の中に溜め込んでは定期的に爆発しそうになる自分に常に嫌気が差します。自分でさえ自分を愛してないので、自分のことを好きでいてくれる家族・友達を疑ってしまう自分が本当に大嫌いです。
 自分らしさを取り戻す旅に出かけて、誰にもバレることなく消えてしまいたい

感想1

投稿ありがとうございます。人や場所によって人格(態度)を変えるのは、投稿者さんの思いやりや優しさゆえなのだろうと想像します。私も小学生を相手にする時には普段の自分より明るく、大きな声で話しますし、環境に合わせて違う人格を登場させるのはその場所で適応するために必要なことだったりすると思っています。
しかし、他人に自分を合わせて人間関係を築いていくことは、時に自分の意見を曲げたり、憂鬱な気分なのに明るく振る舞わなければならなかったり、自分への負荷もかかる作業だとも思います。投稿者さんはそれをいくつもの場所でやっているわけですから、疲れるのは当たり前ですし、画面越しですが「頑張ってるね」とお伝えしたいです。
ありのままの自分ってどんなものだろう…と私もこの感想を書きながら考えてみたのですが、分かりませんでした。小学生と話すときの自分、親と話すときの自分、友達と話すときの自分、知らない街を歩いている時の自分…全部違うけれど、全部自分だと思いました。むしろ、いろいろな面を持っているのが、本当の自分なのではないか…?とも思いました。
投稿者さんが思う「ありのままの自分」は、自分の思ったことを気にせず口に出すことができる自分なのかなあと想像します。どんな場所でもその自分でいることは難しいですから、1つでも、そんな投稿者さんの一面を出せる場所が見つかればいいなあと思います。私は1人でいる時、日々溜め込んだことを犬に向かって話すことがあります。私にとってはそれも1つの自分ですし、自分らしく過ごせる時間だと思っています。また投稿者さんの感じたことをお聞きしたいなあと思います。ありがとうございました。

感想2

思考に追い詰められて、生きることから降りてしまいたい気持ちが伝わってきました。内心ではとてもしんどい気持ちを抱えて、でも表面的には明るく日々を過ごしている姿を想像していました。あなたは自分に触れる物事をとても細かく感じ取り、一つひとつ丁寧に対応する人柄なのだろうと推測しました。たくさんの人と関わる必要がある中で、周囲もあなたのことを信頼して関わっているのならなおのこと、誠実に全力で対応しなくては…と頑張ることは想像以上に大変なことだろうと思います。それに疲れてしまったり、放棄してしまいたいという気持ちも無理もないことなのかなと思いました。また、世の中には何かと「〇〇しなければ」「こうすべき」という見えないプレッシャーがあって、あなたは無意識にそうしたメッセージにも応えようとし続けてきたのかもしれないと私は思いました。
今回の経験談に書いたようなことを誰かと話ができたら、追い詰められた状態から抜け出せるヒントが見つかるのかもしれないと思いました。最後の「自分らしさを取り戻す旅」という表現が印象的でした。その旅は、実際にどこかに行かなくても、こうして経験談を書いて送ったところから実は始まっていると私は思いました。実際の旅もいいと思いますが、いろいろな意味でのあなただけの旅を応援したい気持ちでいます。

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