経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

経験談

経験談
平和な日本が良いのか年と共に自分が良く分かるようになって来ている。私は20歳頃より精神病院に入院した。院長先生は私を見抜いているように「苦しくないかい」と聞いてきた。その当時は適切な応えなど出来る筈もなかった。確かにそういう顔してたんだろう。今考えると。昭和の終戦後私は生まれた。親父さんも戦争参加で居心地の悪い思いをしたんだろう。私も気持ちは沈んでいた。でもこのとしになって東日本大震災も経験しやっと分かるようになって来ている。みんなの気持ちが。以上です。

感想1

はっきりとは分かりませんが、精神科病院に長期で入院をしたことがあるのでしょうか。かつては自分のことがよくわからなかったのが、最近はよく分かるようになってきたことが伝わりました。自分のことに限らず、長い年月や大きな出来事を経て、少しずつあなたの中に「分かる」という実感が持てるようになり、経験談を書いてくれたのかもしれないと想像しています。
もしも、身近にこうした話ができる人がいるのなら、分かってきた実感を共有してみるともう少し「分かる」が広がるかもしれないと思っています。

感想2

終戦後に生まれ、精神科病院に入院してきたあなたの話、そして、戦争に参加したあなたの父親さんの話を(可能であれば)じっくり聞いてみたいと感じながら読みました。
あなたがわかるようになったという「みんなの気持ち」とはどういうものなのか…東日本大震災の話も記載されていることから、想像するにそれは「人の痛み」のようなものなのかなと感じています。それをもとにあなたの痛みがどう語られるのか、父親さんの経験についてどのような思いを馳せるのか、そして、「わかる」を積み重ねたことであなたの視点や考え方にはどんな変遷があったのか…いつかゆっくり聞きたい思いです。またよければ書きに来てください。ありがとうございました。

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