経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

セーフだったって

今年のいつだかに、「セーフ?アウト?」という体験談を投稿した者です。最近また新たにシニトリさんに投稿したいことができたので、再度投稿させていただきます。
まず、父親について。相変わらず、父は独裁的です。ただ、あのときよりは幾分機嫌が良くなり、陽気にもなりました。しかし、いつ機嫌が悪くなるかが分からず、油断を許さない状況です。いつ「殺され」るか分からない状況です。安心とは?哲学的ですね。笑い事にはなりませんが。姉も、妹も、母も、祖母も。変わりはありません。良い方にも、悪い方にも。家はやはり相変わらずキャバクラ(笑)です。父の機嫌をとるためのキャバクラ。しかも収入はゼロ。やってらんねぇ、とは思いますが、もう半ば諦めました。一生このままなんだろうなぁって。変わんないなぁ、って。
人生とは、幸せとは?私の人生はどこにあるの。わたし、いつまでお父さんの言いなりなの。人形なの?傀儡なの?いいえ、ヒト。人のはずなのに、人権は。私が幸せになる権利。それはどこにあるの。「ヒト」には、人権がついて初めて「人」になるのです。「ヒト」は生物。ただの生物的な分類。種類。しかし「人」は人間。社会の一員となり、支えあいながら生きている。個人。そう私は思います。いまの私は前者のヒトです。だって人権がないんだもの。父の言いなり、母の機嫌とり、妹をなだめ、姉に罵倒される係。挙げ句の果てにはおばあちゃんは賞味期限切れの残飯を私にくれます。迷惑ここに極まれり。はっきり言うなら迷惑、はっきり言わずとも、やはり迷惑。しかも私は今年受験生です。不登校のままで、不安ばかりが募ります。そんな中、上記のような生活を送っています。ストレス120%状態。家族から離れて暮らしたいと思います。しかし、できません。寮付きの高校は、いってはいけないとのことなので。
そんなことを仲のいい人(だとおもっていたひと)に相談したらば、
「いいじゃん、別に。まだセーフっしょ。だって二重人格になって無いじゃん」
うん。それ、学校カウンセラーさんにも言われた。なに二重人格になってないから、って。おかしいだろ。というような事態になり、ストレス140%に。つらーい!!セーフだったって辛いものは辛いの!!と捨て台詞を吐き捨て、泣きながらその場を後にしました、というのが最近の出来事でした。

お目汚し失礼しました。

感想1

2回目の経験談の投稿ありがとうございます。
前回の「セーフ?アウト?」も一緒に読んでみました。せっかくなのでまとめて感想を書かせてもらいます。まず客観性や言葉のチョイス、感情の表現力におぉ…って思いながら過酷な事実にも関わらず2つの経験談を淀みなく読み終えました。そして秩序が保たれていない(あなたの言葉を借りると機能不全)家庭環境の中であなたはバランサーになりながらも自分自身を手離していないことにあなたの地力をとても感じました。あなたが生きるための権利や感情、人格を否定している行為、ひと(特に父)、環境はアウトだということを私も明確に伝えたいと思いますし、できることは何かないか?ってつい私は考えてしまいます。
一方ですごく私なりに感じたことがあります。それはあなたがすでに物事の理解力や思考力で父を追い越しているということです。その逆に父は潜在的にどこかあなたに怯えているようにも見えます。「最近、お前、父親を舐めているよな?」という言葉は、しっぽを丸めて牙をむき出しにしてただ唸る犬のような、もしくはちょっと力の強い中学生が「わかってんのかお前!覚えてろよ!」って内容のないことを大声で言って脅している…そんなイメージが浮かびました。威嚇するのはそもそも弱い証拠でもあります。父は単純にその日の虫の居所が悪い、気にくわない、思い通りにならないといったようなことで無秩序に振る舞って君臨するのでしょうからたまったものではないと思います。
今回の経験談でも独裁的とありますが、本当にその通りですね。(周りが父の機嫌を取る様子をキャバクラという表現した比喩やヒトと人について分析しているところはなかなかですね…感心している場合ではないのだけれど)
繰り返しになるけれど、そもそもあなたが人である権利(寝食含め)を守る大人がその状況ですから、あなたという人はセーフだとしてもアウトの環境下で立ち続けるのもしんどいし、立ちすくんで動けなくなっているあなたの姿も想像します。自分を手離さず、これだけのことが分かるあなただからこそ自分の核心を守れるけれど、その分だけしんどさも極みの域にきていると思うのです。
前回の経験談への感想にも書かれていたようですが、家から離れてあなたの権利が守られた状態で暮らす方法もあります。すでにあなたが家を離れたいという意志に最後のお墨付きを加える大人は家のひとではなく、あなたの権利を守ることができる大人なのだと私は思います。少なくても私はあなたのこれからを応援したい気持ちです。
あなたの権利や安全地帯、安全基地について一緒に考えられるのでまた死にトリに連絡くれたらと思います。

感想2

前回に引き継き感想を書きます。私は完全にアウトと主張したのですが、あなたの周囲の人(といっても、二人という少数のサンプルのようですが)は「セーフ」ではないかとの見解だったようですね。この場合のアウトとセーフは野球と違って、明確な基準がないですし、リプレイ検証もないので、審判が言ったことがルールみたいなことになります。だとしたらあなたの周囲でセーフと言った人はおそらく素人の審判だろうと私は思いました。人権ルールに基づいたらやっぱりアウトです。
私はあなたが今回タイトルに「セーフだったって」と書いていることがちょっと嬉しいです。あなた自身が周囲の審判にセーフと判定したことに納得がいっていない気持ちが伝わってくるからです。そして、その納得いかない気持ちをまたこうして書いて送ってくれたように思いました。
それにしても、受験だけではなく、実にいろいろなストレスを抱えた中3だと思います。私は玉乗りか綱渡りをしながら、いろいろなものでジャグリングをしている姿を想像しています。それはストレス120%、140%にもなるだろうと思います。前回も今回も個性的な表現と軽快さで現状を書いてくれていますが、その裏側のいろいろなストレスを押し込み対処する隠れた苦労を想像すると、何かが決壊するのではないかという心配もあります(本当にお節介な心配で申し訳ないです)。前回も書きましたが、あなたが希望するのなら家から出る方法はあります。決壊する前に、自分らしくのびのび生活できる環境が保障されることを願っています。ただ、自分らしくのびのびの生活は家から出たらすぐに実現できるわけでもないですが、とりあえず最低限の人権を得て「ヒト」から「人」になることはできると思います。
素人審判の話に戻りますが、私たちと素人審判(あなたの周りの人たち)は実は違う競技をしているのかもしれませんし、かなりのローカルルールか独自ルールしか知らないでいるのかもしれないと思いました。でも、私はあなたがそんなに素人審判しか周りにいないのに、本来の人権ルールを知っていることに興味を持っています。多分、人権プレイヤーとしての素質と才能にあふれているように感じています。だからこそ、決壊する前にあなたがもっている本来の力が発揮できるような環境をともに目指したいと思います。
これからも、よかったら死にトリに来てください。待っています。

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