経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

本当は自分のこと許したかった

両親は余裕のない人たちだった。母の顔は般若のお面の顔だと思っていたし、父は怒りの感情しか持ってない人だと思ってた。
最後に男の子が欲しくて余裕がないのに頑張ったそうで、結果的に女の双子として私が生まれた。
一卵性ゆえ、すべてが同じだと思われるらしく、妹より身体が小さく病気がちで食の細い自分は親の手を焼く存在であった。
親から認められたくて、頑張って頑張って頑張って市内で3位を取った模試は、1位が妹だった。
その時言われた「何でもっと頑張れないの?」は未だに耳から離れない。
学校では思春期特有のカースト制度が存在してて、もちろん私は妹より下だった。
下の者たちは搾取していい存在として扱われた。
命を脅かすほどの行為を受けて育ったわけではない。
ただ親もクラスメイトも、自分より弱い存在がなきゃ自分で立ってることもできない弱い人達だっただけ。
大人になって私は被虐される事で自分を認めるようになった。
被虐される事によって存在が許される気がしていたし、小さい頃からそう生きていたから何も疑問には思わなかった。
アンダーグラウンドの世界に住み着くようになり、弱い人達の中でパートナーを作り、飼い主を作り、私はやっと生きた心地がしていた。
でもまた搾取されて終わった。
どこに行ったら私は認められるのか、生きててもいいのか本当にわからなかった。
何度も生きるのを辞めることを試みた。
でも試みは成功することがなく、今は致し方なく生きている。
この事をすべて話した人はいない。周りにはなんてことない顔して普通に生きてるフリをしている。
障害者として年金をもらい障害者雇用で社会人をなんとかやっているけれど、未だに自分が生きる場所がわからない。自分を認めてあげられない。
もういいよって、頑張らなくてもいいんだよって、本当は自分に1番言いたかった。

感想1

「命を脅かすほどの行為を受けて育ったわけではない。」何かと何か、誰かと誰か、あれとそれ。自分の痛みも喜びも、いつの間にか比べられ、自分自身もそうすることで居場所を見つける。そんなことは納得できることではないけれど、納得せざる得なかった。あなたは、そうして自分自身を守ってきたのかと思う私がいました。劣った自分を演じ切り、虐げられる自分がいることで周囲の調和が成り立つのなら。その役割が自分にできるのならと、自ら見つけ手を挙げた。自分を後回しにすることで、混乱や面倒が避けられていたはずなのに、その先にはまた搾取が待っていた。絶望のような、底突きのようなどうしようもなさを感じたあなたを想像します。

一方で、最後の一文は嵐が去った後に絞り出したような言葉にも思え、あなた自身が「あなたを許したい」と語りかけているような気もしました。たくさん傷ついてきたあなた、自分自身に対する感覚を鈍麻にすることはその時のあなたにとって必要なことだった、あなたを肯定したいと思う私がいます。揺れ動く自分を見守ることは、辛抱やいたたまれなさ様々な葛藤があることかと思います。けれど、こう思ったり、そう感じたり、ああ思ったり、あなたの言葉を止めることは本当は誰もできません。言葉にならない思いとか、まとまらない言葉とか、そのままのあなたの気持ちをまた書きにきてください。投稿ありがとうございました。

感想2

経験談の投稿、ありがとうございます。
綴られた言葉から、ご自身を「許してあげたい」という願いと、それでもすぐには許しきれないしんどさが、静かに伝わってくるように感じました。

「両親は余裕のない人たちだった」という最初の一文からも、幼い頃から周りの様子をよく見てきたのだなと感じています。また、一卵性の双子として「すべて同じ」と見なされながら常に比較され続ける環境の中で耐えてきたのは、何気ない顔をして周りに合わせることができた、あなたなりの周囲への配慮や遠慮があったからなのかもしれないな…とも私は感じていました。(私の勝手な想像にはなってしまうのですが…)

そのような状況の中で投げかけられた「何でもっと頑張れないの?」という言葉は、「今のままの自分では、ここにいてはいけないのかな」と、安心できる居場所を奪ってしまう言葉だったのではと思います。その言葉を聞いたとき、どんな気持ちだったのだろう、他にはどんな言葉を飲み込んできたのだろう…と、つい聞いてみたくなっていました。

最後に書かれていた、あなた自身にかけてあげたい言葉…。その気持ちを、そっと両手で包み込むように受け止められたらなと私は思います。
今、あなたがあなたのままでいられる、安心して息ができる環境はあるでしょうか。これまで抱えてきた荷物を、ここでは少しでも、好きな時に下ろせたらな…と思います。いつでもまた、待っています。

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