職場でブチギレてしまった。
後から後悔して、1人で泣いて、でもみんな普通に接してくれてた。みんな大人だな。私ももう30なのに、みんなのように冷静でいられない。
あの時のブチギレ方が母親と同じだって気づいたのは失恋してからだった。
ブチギレた人の中に好きな人もいた。
あんな理不尽なキレ方する人なんて嫌だよね、そうだよねって納得して、落ち込んだ。
どうして私はこんなにダメなんだろうってぐるぐる考えているうちに、目の前で起こった出来事にブチギレたんじゃなくて、わたしのこと否定されてるって勝手に被害妄想してブチギレたんだって気づいた。
母が怒る時もそうだった。
母はいつも私が全部悪いんだろ、死ねばいいと思ってるんだろって泣き喚いてた。
お前なんかいらない、出て行け、死んでしまえ、死ななきゃわからないんだろって言いながら殴られて、倒れ込んで髪の毛掴まれて壁とか床にぶつけられた。
姉と喧嘩した時も、わたしだけ怒られた。
妹は全然怒られなかった。
あんたはいつも怒られる時後ろの方に隠れてる、お前みたいなずるい奴は大嫌いだって言ってた。
近くにいたらお母さん殴るでしょ。
姉とは喧嘩でそこらじゅうにあるもの投げ合って罵り合う。妹はそもそも怒られない。私は殴って正座させて髪の毛掴むでしょ。
お父さんは何してたの。いつもタバコ吸って仕事ばかりで、助けてくれなかったね。助ける気なんてなかったんだよね。お母さんと一緒になって怒鳴り散らして玄関に投げつけたりしたもんね。
わたしが12歳くらいで首吊ったことも知らないでしょ。生きていたらいけないって思ってたんだよ。わたしなんていらない、死ぬべきだって確信してたんだよ。
お母さんと同じになりたくない。同じになるのがすごく怖い。
カウンセリングに通ったけど、よくわからなかった。失恋して懲りたのかブチギレはしなくなったけど、涙が止まらなくなった。
自分でもどうしたいのかわからなくなった。
この世の全てから逃げ出したくて、誰とも関わりたくなくて、誰かと話す時はニコニコいい人のスイッチが入る。会話も何したかもよく覚えてない。周りの人みんなが幸せそうに見える。私はあんなふうにはなれないんだなって思って、せめて邪魔にならないように、幸せの手伝いをする。幸せを諦めたい。でも幸せが何かわからない。
薬飲んだら治るのかな。
お母さんみたいな人に抱きしめられたい。
もう大丈夫だよ、よく頑張ったねって言われてみたい。
お母さんじゃない人がいい。安心できる人。お母さんはしてくれないのわかってるから。贅沢な悩みだって怒られちゃうから。
経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。
幸せを諦めたい
感想2
経験談の投稿ありがとうございます。「幸せを諦めたい」というタイトルの意味や背景を想像しながら、繰り返し読ませていただきました。
幼い頃から近くで見てきた大人の考え方・表し方の特徴は、自分でも気づかないうちに吸収しがちで、大人になって他の人たちと関わるようになってから気づくこともよくあるのではないか、と私は思います。(ずっと気づかないこともありそうです。)
あなたが親から痛いこと(暴言や暴力)をされて、助けが得られなかった経験から、今でも、周囲の状況に関わらず、自分の全部を否定する(される)ような感覚を持っていても不思議ではないと思います。
この「死にトリ」に来てくれる人たちやスタッフの中にも、あなたと同じように、自分を否定する(される)感覚を持っている人は、少なからずいそうです。私は、どうすれば自分の存在を否定せず、他人の存在も否定せずに生きられるのか、よく分からず悩むことがあります。
あなたがニコニコ作り笑顔をして会話していると聞いて、今の環境は、あなたが自分のペースで過ごすには、情報量が多すぎたり、必要なものとズレていたりするのかな?と想像しました。なんとなく辛い、無理をしているな、と感じさせる情報や物事から、少し距離を置いて過ごしてみるのも一つなのかなと考えました。
幸せって何でしょうね…。私も悩んでいるところでした。でも、今は分からなくてもいいのかなとも思います。幸せを目指して生きないといけないわけでもないし、他の考え方、生き方もありそうです。
あなたの望みは「贅沢な悩み」なんかではないと、私は思いました。「堂々と悩んでいい」というのもなんだか適切ではないかもしれませんが、あなたの経験や、そこから感じ、考えたことは、他の人たちにとっても必要で大切なことを考えるヒントになると思います。
また、何か感じたことや考えたことを、誰かに見せてもいいかなと思ったら、死にトリでも発信していただけたらありがたいです。
感想1
文章を読んで、家族から「お前が悪い」と言われ続けたことが、自己否定感につながっているのではないかと思いました。何か起こった時に、自分が悪い、否定されてると思う癖があると、怒りが爆発するメカニズムは、とても想像できます。自分を守るために怒りが表出するのだと思うのですが、それと同時に「どうして私はこんなにだめなんだろう。」という自己否定感が出てきて、それもあなたにとって、辛いのではないかと思いました。
文章の中で「お母さんみたいな人に抱きしめられたい」と表現されていましたが、あなた自身、それがあれば、辛い気持ちが和らぐかもしれないということなのかなと思いました。コメントを書いている私もあなたのように考えたことがあります。私は自分のどんな部分も一旦受けれてくれる人がいたら安心できるのにと思ってました。「お母さんみたいな人に抱きしめられたい」という言葉の意味やそう考えた理由等あなたと深めてみたいなと感じました。