幼少期から忘れ物の量がけたたましく、(自転車の鍵に飽き足らず本体を7台ほど無くし、いつも友達の自転車に合わせて一人だけランニングしており、マラソンが速くなりました)
学校の先生のことは舐めていたので、怒られてもペナルティを与えられても、外に放り出されても特に気にしていませんでした。
いつも何かトラブルを起こしており(紅白いじめ合戦とか、学校内で噂を売り買いして商売したりとか)よく怒られてました。
こんなやつなので誰からも真面目とは思われてなかったのですが、好かれてはいました。
自認ではクソ真面目だと思います。が、もしかするとこだわりかもしれません。
夏休みの宿題では、だいたい1週間以内には7-8割できていて、残りの3割程度を存在ごと忘れてしまい、納期までに提出できたのは小2までぐらいでした。
その後も大学に至るまで納期までに提出できた課題はありません。でもやる気満々で、先生が補習課題を渡すのが少し遅れるただけで、着手できないと大泣きしたこともあります。
そんなやつなのでなぜか(自分が遅刻したからですが)出席日数が毎回足りず1度目は退学、2度目は留年して、高1を3回やり、高校では20歳でスク水を着ていました。成人式は受験のため出られず、友達に高校の体育館で昼休みに目隠しして浴衣を着せられ、お手製の唐辛子入り紅白饅頭をたべました。
ヤンキー校かしら?と思いますがそこそこの進学校です。
高校、大学ともに結局単位は本当は取れなかったのですが先生がおまけしてくれて、なんとか卒業しました。
学校や先生は舐めていたので、なんとかなりましたが、仕事ではそうはいきません。
音がクソ真面目なので仕事はちゃんとしなきゃ!と思って一生懸命やっているのですが、抜け漏れが多く切り替えも下手なため、就業中はぼーっとして、夜中にわけのわからないサービス残業を自主的にしてしまいます。
7年連れそっている彼は20個上で原因のはっきりした鬱になりました。
そんな状況ですが、家事全般はもちろん、朝起こしてくれたり、車で送ってくれたり、スケジュール管理、予定組まで全部彼がやってくれています。
そうなってくると、私が稼ぎ頭として、働けるのがいいと思うのですが、現在の仕事では、一人暮らしでも厳しい収入です。母にはどうやって生活しているの?と言われましたが、わかりません。家計管理も彼だから。見るのは怖いですね。
いままででわかる通り、今のゆるゆる完全テレワークの仕事でもやっとです。
不安薬を飲みながら、休み休みやっています。
お金がなくて辛いと思ったことも、生きづらいと思ったこともないのですが、(幼少期に貧乏と嘘をつかれて貧乏生活をしていたからかもしれませんが)他人に話すと驚かれたり心配されたり、可哀想に思われるようです。
それを聞いて私も悲しくなってしまいます。
経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。
鬱でしょうか?いいえこだまです。
感想2
タイトルも本文も、独特のセンスや個性がにじみ出る経験談だと感じました。その個性があなた自身を振り回したり、仕事で不都合に働くことの多いものだとしても、権威や権力(学校や先生)を気にしない自由さは私には魅力として映りました。
人間の社会はたくさんのルールがあって、それは法律など明文化されて罰則を伴うものから、いわゆる道徳のような社会生活で望ましい振る舞いや、その集団独自の細かい規則まで様々あると思います。現代日本社会においては、目上の人の言うことを聞くべき、という規範が私は過剰に強いと思っています。納期についても、必要な場合もあるとは思いますが、宿題などはそもそも課すところだけで、適切な教育の形ではないと感じています。だからそういった枠組みにはまらないあなたの個性が、貴重なものだと私は感じてしまいました。
一方で、ここまで複雑になってしまった社会で、それぞれの余裕もなくなってきた中、ルールを意識し続けタスクを遂行する力が求められてしまっているという現実もあります。仕事で求められるものは大きくなり、個々の能力の凸凹に合った役割分担をしたり、苦手を理解してどう対処していくのがいいかサポートするような体制もなかなか遠い現状・・・。十分に働けない個人側に問題があるのか、マルチに器用に物事をこなせる人材しか働けないような仕事のありように問題があるのかと考えると、私は絶対に後者だと思っています。
なんだか話がズレてしまった気がしますが、別の国や時代に生まれたら、あなたの個性はどのように発揮され、どう評価を受けたのだろうかとつい考えてしまいました。「鬱でしょうか?いいえこだまです。」のタイトルの意味を想像しても迷子になりながら、人の個性と時代について、思いを巡らせる経験談でした。投稿ありがとうございました。
感想1
自分の人生を憂いたことがないのに、他人に同情されるのは嫌だなと思いました。私にとって平和や平穏は減点法なので、「お金がなくて辛いと思ったことも生きづらいと思ったこともないのですが」という部分を読んで、自分の考え方にあてはめて、あなたの暮らしは平穏なものなのだな、と感じていました。
私の家では自転車の鍵や本体をなくしても、7台も絶対に買ってもらえない(良くて3台かなと予想)ですし、友達みんなが自転車に乗っているのに自分だけ走るのは、自分が体力がないこともあって惨めに感じてしまいそうなので、「私は一緒じゃなくていい」と諦めてしまうだろうなと思いました。噂(情報)を扱う商売なんて、10代では思いつきもしなかったです。こうしたあなたの環境や育った発想には、カルチャーショックを受け、興味深いと感じてしまいました。
自認は”クソ真面目”なのに、トラブルを起こしてばかりだったり、締め切りを守れないなどの問題があると、そのギャップに社会的な弊害が起きていそう…?とは気にかかりました。しかし、先生を舐めていたということなので、他者からの評価にウエイトが置かれていないことで、心に傷を負わなかったのかな、とも想像しました。また、本来取得できなかったはずの単位をおまけしてもらえたりするのは、あなたに能力以外の人を惹きつける魅力があったからなのかな…とも考えました。つくづく自分とは何もかもが違う気がして、非常に新鮮です。
お読みしていて、正直お母さま同様に、どうやって生活しているのだろうと気になってしまいましたが、わからなくても生活できているのなら、特段心配する状況でもないのかなと思います。それに、お金や時間の管理を安心して委ねられる、信頼できる相手が傍にいるといのも、とても大切なことだと感じます。「休み休みやっています」の休む部分を含めて、あなたなりの生活が回っているのだなと思いました。