経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

ネガティブ思考

僕は元々メンタルが弱く、些細なことで落ち込んだり、異常なほど物事を心配してしまう性格だった。それに、ネガティブなことばかり考えて、余計に落ち込んでしまう。
そしてつい最近、心の限界が来てしまった。
自分でも何が理由でこんなに辛いのか分からない。人間関係のせいかもしれないし、塾や家庭でのストレスかもしれない。
最近は辛くて学校を休んでいる。学校に行こうとすると震えて涙が出てしまう。この状態がいつまで続くのか。いつ終わるのか。ずっとこの状態だったらどうしよう。そう考えると心配で、何もできなくなる。周りに置いて行かれたらどうしよう。このまま人生崩壊するかもしれない。そんなネガティブなことばかり考えて、また涙を流す。
家族にも迷惑に思っているんじゃないだろうか。学校に行かず、自分の部屋で閉じこもっている自分を。
そう考えるとますます辛くなり、下痢や嘔吐の頻度が増えた。
もう消えていなくなれば、誰にも迷惑をかけずに済むんじゃないか?
何より、この苦痛から解放されるなら、死んだ方がましなのかもしれない。

感想1

ネガティブ思考があなたの頭を一時的に乗っ取り、制御不能になってしまっているような、そんな想像が浮かびました。思考しない時間や不安や焦燥感に駆られない時間もほとんどないのかもしれないと感じています。もしそうだとしたら、学校を休んで部屋に閉じこもっている時間も全然休めていない可能性があるのではないか…と気がかりでした。
学校を休んだり、辞めたり、仕事を転々としたり、いろんな経験を経た人は実はたくさんいます。でも、そうした人に出会う機会が少ないし、なんなら学校はそういう人をたぶんあんまりよく思っていなさそうだし、学校は足並みをそろえることを重視していると私は思っています。そんな環境にいると、置いていかれる不安に襲われてしまっても自然ですし、その環境があなたをそう思わせている、そんな気もしました。投稿ありがとうございました。

感想2

 もともと繊細で傷つきやすい柔らかい心があり、プラス頭で色んなことを考えてしまってさらに辛くなっている姿を想像しました。
 自分の心や身体が人より敏感であることは、とても生き辛さがあると思いますが、人間として大切な力でもあると思います。付き合い方が見つかってくれば、それはむしろ大きな力になると思います。
とはいえ、下痢や嘔吐などなかなか辛い反応も出ているようですから、医療など専門家の力を借りる必要もあるかなと思いました。
 人間の心身は出来事に対して様々な反応をするし、その反応が生きづらさになってしまう時がありますが、それ事態は命が自分を守ろうとしている反応でもあるし、必要があってそうなっているとも言えると思います。自分の心身とどう付き合うかは人間みんながいつかは悩み考えるものですから、あなたはそれが早く来ているということだとも思います。
 今は学校にいくことに強いストレスを感じているなら、身体に従うことが大切だと私は思いますし、どういう時間が自分を助けているかを見つけるチャンスでもあると思います。
 私の周りには学校にいかなかった(行けなかった)人がたくさん居ますが、学校にいかないとか勉強に遅れるということは大した問題ではないんだなと分かります。あなたなりのタイミングで学ぶ時は来ますからそう心配することもないと私は思います。
 人間は膨大な歴史の上に命を繋いできていますからあなたの身体の中には必ず生き延びる命の力があると思います。その力が何等かの反応をしているのだから、あまり目先のことで不安にならなくても大丈夫だと私は言いたいなと思いました。
 茨木のり子さんという詩人の「汲む」という詩があって、繊細な心が大切だと教えてくれます。もしよかったら調べてみてください。

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