経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

心が毎日潰れます。

私は死にたいと思う事が
心が軽くなるので、
死にたいと思いながら生きています。
死にたくなる理由は4つあります。
次男が非行の真っ只中という事。
モラハラ夫から怒鳴られたり、威圧されるのがほぼ毎日あるという事。
要介護4の母親が統合失調症で
身体も不自由。
自分で出来るのはトイレだけという事。
母親を介護をしていた父親が
ガンになり、
認知症を発症したような様子が
目立つようになったという事。

私は厳格な両親から暴言、暴力を受けて育っているので、両親とはあまり
暖かい関係ではありません。
表向きは普通に接していますが、
心から笑える事は今でもないです。

一番心を砕かれるのは次男の事です。
小1から
スポーツに没頭していました。
本当はやりたいスポーツがありましたが、夫が好きなスポーツをさせました。
次男の上達が早く周りの評価が高かったので、本当の所は夫の方が夢中でした。
私と長男には毎日ささいな事で怒鳴ってくる夫でしたが、次男には激甘で、彼の言いなりでした。
私は次男の将来に不安しかなく、
楽しい事だけで、過ごせるなんて事はないんだよ。やるべき事はきちんとやる。
試合前の準備は自分で行う。と
教えて、準備が出来るように
一緒に紙に書いて、慣れるまで一緒に
準備したり、確認もしていましたが、
それでも夫が先回りをして準備をしてしまうというのは中学になっても
変わりませんでした。
道具まで磨いてあげる始末です。
何度も自分でさせるように
夫に話をしましたが、
全く聞きませんでした。
次男にはスポーツが出来るのはみんなの
おかげだよ。感謝の気持ちを持って
向かおう。という話を再々してきましたが、
夫は試合の動画を見ては、次男はいいプレーだったけど、アイツが下手だよな。
勝てなかった。など人の悪口ばかり。
ついに、
中2の頃スポーツのクラブチームを
辞めたいと言い始めました。
それまで夫とベッタリだった次男。
辞めさえすれば、今までの異常な
生活を変えられる。と思い私は
辞める事に賛成しましたが夫は大反対。
それでも次男は辞めました。
そこから激甘だった夫の攻撃が
次男に向き始めました。
それまで酷い扱いをしていた長男を
チヤホヤするようになりました。
そんな夫を長男は手のひら返しが
気持ち悪い。といい嫌がりました。
でも親だからと一生懸命次男と
夫の架け橋になろうと頑張っていました。
次男の素行の悪さが
目立つようになったのはその辺りです。
夫は私へ怒鳴ったり、暴言は変わらずなので、長男が私をかばって旦那に言い返すようになりました。次男にもよく話をしてくれていました。長男は自分にとって家族が大事なんだ。
自分が出来る事は頑張りたい。と
家事も積極的に行い、みんなを繋ごうと頑張っていました。
それでも次男の素行の悪さは悪化。
夫の次男への攻撃も悪化。
高2の今は
夜は帰らないまま朝、着替えに家に戻り、学校は遅刻して行き、授業中はずっと寝てる。
成績は底辺で進級は出来ない気がします。先生から呼び出しがあり、
点数の悪さもだけど、それ以上に
態度の悪さで各先生方の評価が
驚くほど低い。点数より態度を改めないと進級は難しいとの事でした。
それでも、改めていないようです。
先生には卒業したいです。と言っているそうですが、態度を見ていると
自主退学の勇気がなく、退学勧告を受けたくているように見えます。
警察にもお世話になっています。
学校からの呼び出し、電話は
しょっちゅう。
仕事終わりに私が駆けつける事も
しばしば。
本人は反省の態度もなく、
めんどくせーなー。といった様子。
そこへ持ってきて、
母親のいる施設からの呼び出し
父親が検査入院後すぐに文句を言い過ぎて強制退院になり、検査が通院になったり、手術が延期になった呼び出しで
日々振り回されて、
仕事(正社員)、家事、次男
実両親の対応をしている私は
ヘトヘトです。
夫は何もしません。
私の実両親へも20年前に怒鳴り、
出禁になりました。
だから実家の手伝いもしません。
自分のご飯が遅くなると
「俺の飯は!」と怒鳴って電話が来ていました。
長男が夫に対して
自分の飯位自分でやれよ!
やらないなら買って来いよ!
と怒り続けて今は言わなくなりましたが、私が間に合わないと
隣にある夫の実家へ自分だけご飯を食べに行きます。

私が親として次男にしてきた対応で
ダメな事があった事も分かりました。
長男と一緒に講座に通い、
親としての姿勢を学び始めました。
辛い事ばかりの毎日ですが、
長男の優しいフォローと
猫に癒されて、死にたいと
思いながらも頑張る日々です。
こうして文字にして少し心が
軽くなりました。
長文をお読みいただき
ありがとうございました。

感想1

読ませていただきました。あなたを取り巻く人間関係の中での、暴力によるしがらみや傷つきが多い印象を受けました。いつ頃から死にたい気持ちを抱えておられたのだろうかと気になりました。幼い頃から、あるいは夫さんのモラハラによるものか、どちらにせよ死にたいと思っていないとやってられないほどに日々追い詰められているのだと伝わってきます。

夫さんとの子育ての方針の違いがある中で、それを夫さんと話し合う余地もなかったのかなと思いました。息子さんたちがあなたを庇ってくれていることなどから、普段から夫さんのあなたに対する暴言暴力が家庭の中にあったのかなとも想像しています。夫さんの一方的な暴力や圧力を受けながら、水面下で教えたいことや学ばせたいことを諦めずに伝える姿勢はあなた本来の強さにも思えます。夫さんの行動は、そのあなたの努力を踏みにじるようなものだったと思います。

夫さんのお子さんに対する態度には、文章で読んでも胸が苦しくなりました。お子さんのやりたい気持ちやこうしたいという思いが尊重されず、夫さんの「評価枠」みたいなものの中での行動を求められ、はみ出せば攻撃される。もしかしたら「妻」という夫さんの、評価枠があり、そこからあなたがはみ出せば攻撃されてきたこれまでもあるかもしれないなと思いました。

そんなことを考えていると、ある意味お子さんは2人とも夫さんの暴力的な支配に抵抗する力があるんだな、とそんなことがぼんやり頭に思い浮かんできます。(反抗期はいいけど、学校からの電話とか警察沙汰とか、親には迷惑かけるなよな・・と思う私もいます。息子さんの『めんどくせーなー』という態度には、人に迷惑かけるあんたもめんどくさいわと私からつっこみたい・・。勝手にそんなこと言ってすみません・・。)

本当はあなたも息子さんのように反抗したり抵抗することができれば、楽になることもあったりするのだろうかと考えています。満身創痍なあなたが、頼れる人があまりおらず、かえって頼られることが多いのはとても心配です。もしかしたらご両親や夫さんの暴力に晒され続けてきたことで、抵抗する力も奪われてしまっていたりするのではないかなと、悔しい気持ちになっています。

それでも、やれる範囲のささやかなあなたの抵抗はちゃんとあるように感じています。息子さんにあなたの信念を伝えていること、講座に通っていること、そしてここに書き込みに来てくれたこと。あなたの感じていることや考えていることを大切にしていてほしいな、と強く思います。

夫さんに長男さんが「自分の飯くらい自分でやれ」と言葉にしてくれたのはちょっとスカッとしました。「自分だけ実家で食べるんかい。家族のご飯も考えたり協力してくれよ。どこまで自己中やねん。」と続けて心の中の私が言っていました(またまたすみません・・)。ああ暴力さえなければ、対等な立場で言えることもあるのにな。暴力を受けていい人なんていないです。またいつでも書き込みに来てください。

感想2

経験談の投稿ありがとうございます。文章を読みながら、限界をとうに超えてもなお、崩れずに家族を支え続けている様子が伝わってきて勝手ながら何とも胸の詰まる思いになりました。家族の中で誰かが倒れれば、その穴を埋めるのはいつもあなたで、誰かが怒ればその怒りを受け止めるのもまたあなたなのだろうなと想像し、まるで、家族という船を沈めないために、ひとりで桶で水を掻き出し続けているような(あくまでイメージですが…)、そんな息苦しさと心の疲弊感が深く滲んでいるように私は感じました。
次男さんの非行、夫さんのモラハラ、要介護のお母さん、病気のお父さん、それぞれが本来ならひとつの家庭で抱えるのも重く、困難な問題だろうと私は感じます。それが同時進行で、それもすべてあなたの肩にかかっている現状は、もはや個人の努力では支えきれないものとなっているはずです。介護、教育、家庭内暴力、精神疾患…それぞれの課題に対して公的な支援や地域のつながりが希薄な今の社会では、「家族を支えるのは母親」という古い構造がいまだにあるように感じるところもありますし、その重圧が個人の生きる力を奪っていっているということにもっとこの社会は目を向けるべきだとあなたの文章を読んで強く思わされます。あなたの疲弊は、決してあなたの弱さではなく、この社会の支えの仕組みがあまりに脆いことの結果だとお伝えしたいです。
また、夫さんの暴言に怯えながらも、子どもたちを守ろうとする気持ちが文章の端々から伝わってきました。次男さんの行動の背後には、家庭内でのバランスが崩れてしまったこと、父親の強すぎる影響、そして母親であるあなたが責められる構図が何重にも絡み合っているように私には映りました。でも、それでもあなたは“学び直そう”と、親としての姿勢を見つめ直していて、その姿勢は疲れ果てながらも「人として誠実でありたい」と願う力の現れで、周りは気づいてくれないことも多いかもしれませんが、確かにあなたの中にある強さの一つだと私は思いました。
「死にたいと思うことで心が軽くなる」という言葉も、それは生きることが苦しみに満ちすぎて、せめて“死”という言葉の中に一瞬でも安らぎを見つけたいという心の自然な反応に私は思えます。生きていくことの重さに押し潰されそうな時、死を思うことが呼吸のような逃げ場になるのは、人が生き続けるための正しい自己防衛なのではないかなと私は思います。
仮に支援につながるにも、時間も体力もなく、家庭の中には理解がない…そうした“孤立したケアの構造”こそが、今の日本社会の深い課題なのだと強く感じました。あなたの中にある強さに時として押しつぶされてしまいそうな感覚になることもあるかもしれないなと思いながら、どうか抱えているしんどさをあなただけのものにせず、匿名で相談できるSNS相談やメール相談などもありますので、そうしたものも時間を見つけて活用してみてほしいなと思いました。そんな簡単なことではないのは承知の上で、この先あなたがホッと一息つけたり、心が休まる時間がほんの少しでも訪れることを願っています。こうして思いを言葉にすることが、あなたにとって役に立つようであれば、いつでも死にトリに声を届けてください。お待ちしています。

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