経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

心に空いた穴

何処にでもある話ですが先日付き合っていた彼女と別れました
理由は他に好きな人が出来たとの事でした。LINEもXもdiscordも連絡取れる手段は全部切られました
自分は彼女と毎日のように通話をして全ての時間を彼女のことを思って行動していたと自信を持って言えます。
彼女と別れてから自分にはもう何も残っていないと感じてしまいます
家族も友人もいる!それでもこの悲しみはこの穴は誰にも埋めれないんだなと思います
自分が求めているのは彼女ただ一人、何をするにも彼女の顔が頭によぎり、何をするにも一緒だったらなとか何してるのかな?とかなんでこーなったんだろうと悲しく辛くなります
こんなのはどこにでもある話でみんな経験したことのある話なのかもしれませんがどーしようもなく耐えれません!
連絡手段を絶たれた今もう死に別れとなんら変わらないと思います
彼女のことを思う度涙が出て一人の時間の過ごし方も忘れてしまって何をしても辛い!何を見ても悲しい!気づけば死にたいと口にして楽な死に方と検索してました
どこで間違えたんだろうとなんでこーなったんだろうと今もずっと考えています!
もう生きるのが辛いです!この先彼女なしの人生を生きていく自信が無いです!彼女が全てだったから、彼女が1番だったから
彼女の為に全て捨てる覚悟も彼女の為なら死ぬ覚悟だってあったから
もう自分は生きていく意味がない、生きていても仕方ない
死にたい
これが物語だったらいいのに、過去に戻れたらいいのに!夢であればいいのに
彼女と幸せになれないなら自分は死にたい
よくあるこんな話で本気で死を選びたいと感じてます。生きていたくないと泣くだけの日々は嫌だと感じています
この心の穴を埋めれるならその方法、この涙を止める方法、希望を持てる方法をぜひ教えて欲しいです

感想1

あなたの中にぽっかりと「彼女」という”穴”が空いた様子を想像しながら読み始めました。何度か読んでいくうちに、これはもはや”穴”ではなく、あなた本体と一体化してしまっている(そのくらいの感覚)なのではないかなと感じるくらい、強い喪失感と「彼女がいない」という現実への失望感が伝わる文章でした。あなたの中で彼女の存在がどれだけ大きいか、強いか、彼女を思っていたかが先立つのは、別れを到底受け入れられないという悲しさの表れのようにも思えますし、彼女に対して「どうして」という納得いかない気持ちもあったりするのかなと想像しています。思いの重さに伴って相手が自分を重んじてくれるわけではないのが、人間関係の悩ましさ(時に残酷さ)なのかなと考えています。

一方で、「どうして彼女は自分にとってそこまで絶大な存在だったのか」という「理由」があまり書かれていないのが個人的には印象深かったです。「自分にとって彼女がどういう存在だったのか」、ひいては「自分がどんな人か」に立ち返ることはまだ難しい段階なのかなと感じました。どのくらいの期間付き合っていた関係値の方かわからないので、言語化するのが難しいくらいなのかもしれませんが、彼女と「自分」を切り分けた思考、「自分」がどんな人なのかという部分の整理が必要な段階なのかなと感じました。

「彼女と別れた」とだけ聞けば、あなたが言うように「どこにでもある話」と言ってしまえるのかもしれませんが、あなたの中ではそんなふうに一般化できない、よくある話にできないくらいの思いを彼女に抱いていたのだろうと思うので、だからこそ「彼女に何を埋めてもらっていたのか?」という自分への問いかけが、日々を何らかの方向に変えていくヒントになるのかもしれない、と勝手ながらに思いました。

感想2

恰好つけることなく打ちひしがれている自分を表明しているあなたが少し羨ましい、悲しみのどん底にはいるけれど人間味あふれ美しいなと率直にそんなことを思いました。もう相手の一番では無いと思うと悲しく、自分の価値が下がったようなそんな思いに駆られ、生きていく自信が無いと感じるほど、あなたにとって彼女の存在は大きかった。私たちの生活では意外にも、真正面から拒否やNOを突き付けられることが少ないように思います。精一杯やってきた自分の想いが通じない、そして相手のために気持ちや時間をたくさん使ったのにも関わらず、その思いがないがしろにされてしまった。喪失感と共に、傷つきショックな思いでいっぱいだと思います。

自分以外の誰かの気持ちは、残念なことに紐で結んでぐるぐる巻きにして木にくくり付けておくことはできません。何をもって心を結び付け合えるのでしょうか。ひとりひとり求めあうものが異なり、その環境や状況によっても全く違い世界一難しい問題な気もします。誰かに恋したり愛されるという主体である自分だけは変わらない事実でもあるので、恋愛に限らず相手や状況に左右され過ぎず、自分が信頼できる自分でいるということは生きていくうえで心強い味方になるのかもしれません。

とは言え、今のようにしっかり悲しみつくすということはとても大事なことにも思います。世界中にあふれている愛を失う物語や音楽を聴き、残っている涙を出し切ることで成仏される何かがあるかもしれません。投稿いただき、ありがとうございました。

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