経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

つらい

去年夏に別れた人とまだ同棲解消できずにいます。
別れは彼の方から切り出されました。私はまだ嫌いになれずにいます。

すぐに出て行けというわけではなく物件が見つかり次第でいいと言われたので仕事の忙しさもあり1年後の夏前には出て行こうと考えていましたが春に病気がわかり入院手術をし今は自宅療養中です。
その間も彼は献身的にサポートしてくれました。

別れたころはお互い別行動が多かったのですが今年に入ってから彼の言動態度等に変化があり、体の関係はありませんが今は付き合っていた頃と変わらず生活していて時々旅行にも行っています。

彼はどう思っているのかわかりませんが職場も同じで何かと面倒がる彼は色々世話を焼く私がいると楽なんだと思います。
冬前には療養も終わる予定なのでそれ次第出て行くと言っても出て行かなくていいと言っています。

しかし時々なのですが嗅いだことのない匂いが彼の服から匂ってきます。他の女性と会っているのだと思いますが時間的に風俗に行っているのだと思います。
付き合っているわけではないとはいえ正直精神的にキツイです。
そして突然出て行って欲しいと言われたらと考えると将来への不安などで心が潰れそうになり毎日涙が出てツラいです。

最近は死にたいと思うようになってきました。
何の趣味もなくただただ過ごしていて将来は1人孤独に終える人生。
死にたいです。

感想1

お別れを機に連絡や会うこともなくなっていき、生活を共有していた部分も無くなっていき、それぞれの生活を歩んでいく。そうした生活の変化が分かれに対する気持ちの整理をつけやすくしているような気がしています。(その渦中は辛いのですが…)ただ、関係性は変わったものの一緒に暮らす生活は変わらない場合は、どんな気持ちで過ごしたらいいのだろう、と思わず考えてしまいました。

別れている事実と彼の言動や態度で抱いてしまう期待、その間で気持ちが揺れ動いているような想像をしていました。入院手術もあり、弱っている状態だと近くでサポートしてくれる人がいてくれたらと思うのも自然ですし、そうしてくれた彼の元を去る決断は簡単に出来ないのではないかなと感じました。「出て行かなくていい」という言葉も混乱してしまいそうだなと。

今の家から離れることは「彼から離れる」だけでなく「一人になる怖さや孤独」もあるように感じました。簡単に決められないからことだからこそ、療養期間は残り少ないのかもしれませんが、少しでもあなたのペースで今後について考えて進んでいけることを勝手ながら願っています。

感想2

人間関係は本来多様なものだと思っているので、別れた相手と同棲状態が続いていること自体は「それもありなのでは」と考える私がいます。ただ、タイトルにもなっているあなたの「つらい」気持ちが私は気がかりでした。多様な形があってもいいのは双方がある程度対等に尊重しあえることが前提で、それならオリジナルな形があっても良いかと思います。あなたの経験談を読むと、哀しみや孤独、心の悲鳴が遠くから聞こえてくるようでした。おそらく、そこには対等な関係性や尊重はないのだろうと感じました。ただ、愛情や尊重がなくても割り切った打算や利害でも人は関係を作れる(むしろ、そういう方が多いかもしれません)という側面もあります。それもまた、ある程度対等な関係性があることが前提だと私は思います。残念ながら、今の日本社会では男性より女性の方が社会的な立場は弱いです。多くの人たちが理解しているよりもはるかに対等ではないと私は思っています。その実情をあなたの経験談は教えてくれたように思います。相手の人はあなたに住まいを提供し、病気に対しても献身的にサポートをしているので、一見対等そうに見えますが、相手はおそらくこんなにも傷ついていないし、日常的な不安も抱えていないと思います。お互いの意思で今の生活があるように見えて、決定権や主導権には違いがあること、それにあなたは一人傷つき、一方は理解のある人のように振る舞うという構図があることに第三者の私はひそかに悔しい気持ちを抱きました。
そうはいっても、すぐに新しい暮らしを始めるような気力もないことも想像しつつ、何とか公的な支援を含めて、あなたの理解者をみつけて少しでもあなたらしく過ごせる時間や空間を手に入れてほしいと願っています。自分の気持ちに気づいて、つらい気持ちをこうして届けることができるのですから、それだけで第一歩は踏み出していると私は思っています。また、こうして気持ちを表現したい時には死にトリにいつでも来てください。

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