経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

自分が嫌い

私は昔から、人間関係が苦手。
ただ、隣にいて欲しくて、いなくならないで欲しかっただけなのに、結局、父親も、友達もみんな、いなくなってしまった。
人と話すときに自然体でいられない、無駄に偏屈、裏を読んでばかりな私が嫌い。
勉強もできないし、運動もできない、絵も描けないし、歌も下手、習い事も上手くいかないし、何もできない私が嫌い。
いっつもいっつも全力でやっているのに、何もできない。賞状も一度も取ったことがない。友達も親も弟も、貰っているのに。なんで私はできないのか、なんでもっと頑張れないのか、私が嫌いでたまらない。
そりゃあもちろん、親も友達も弟も、たくさん頑張ったんだろう。けど、その頑張りを認められない私が嫌い。
世界には、戦争や貧困、虐待やいじめで、私よりずっとずっと辛い思いをしている人だっているのに。なんで、家があって、毎日お腹いっぱいの食べ物があって、風呂に入れて、暖かく寝れて、母も弟もいて、猫もいるのに、なんで幸せだと思えないの。こんな私が大嫌い。
自分が嫌いすぎて、苦しい。私はただの脇役。主人公は他にいる。
本当に羨ましい。頑張りを認められて、賞状を得た人、誰かに好かれた人、友達がたくさんいる人。本当に羨ましい。
愛される人になりたい。成功する人になりたい。いつも誰かの中心でいたい。
だから私は物語を作り始めた。こんな自分を変えるために。いつか、生まれ変われると信じてる。物語の主人公になりたい。
生まれは選べないけど、生まれ変わりは選べると信じている。
他人を大切にできない私に生きる資格はない。いつになったら生まれ変われるのか。
母は、転生はあり得ないと言った。私は、私の夢をへし折らないでと言ったが、現実を見なさいと返された。
でも、じゃあなんで生きないといけない?こんな真っ暗な世の中を生きる必要なんかない。義務じゃないし、誰も定めてない。いつかきっと、楽になると信じる。
生まれ変われる日が来るはずだから。

感想1

あなたなりに努力をしているけれど、自分が思い描く理想の姿にはなれずにもどかしく、苦しい気持ちが伝わってきました。そして、とても素直でストレートな表現からあなたが自分の気持ちによく耳を傾けていることがわかりました。あなたは明確に「愛される人になりたい。成功する人になりたい。いつも誰かの中心にいたい」と書いていますが、そうした願いはどこから来たのだろうか?と考えています。頑張って結果を出したいという強い気持ちも伝わってきて、その気持ちもどこからやってきたのかな?と考えました。
あなたは頑張れば賞状をもらえるような結果が出ると考えているようです。確かに頑張りが結果につながることは多いかもしれませんが、私は世の中の表彰されるような結果は必ずしも努力と比例するわけではないと考えています。なかにはほとんど努力をしなくても、もともと得意だった人が賞状をもらうこともあります。逆にめちゃくちゃ頑張っても賞状をもらえない人もいます。私は賞状をもらえたか、もらえなかったかという結果よりも頑張ったプロセスに意味があると考えるタイプです。だから、賞状をもらえなくても、自分なりに頑張って手ごたえがあったとか、前の自分よりもいい結果だったなど、自分の都合のよい解釈をして満足しちゃうのです。でも、あなたは他者からの愛や評価やほめられたいという強い願いがあるのですね。私とあなたの違いは何なのかな?と考えました。
マズローという有名な心理学者が人間が自分らしく充実した人生を送るための欲求を5段階のピラミッドの形で表しました。そのピラミッドの上から二番目に「承認の欲求」があります。そして、承認欲求にも「他者からの承認」と「自分からの承認」の二種類があって、最初は他者からの承認から始まり、他者からの承認が積み重なると、自分が自分を認めていくことができると言われています。おそらく、自分が自分でいいんだと思えることが本当の自信につながるのだろうと思います。そう考えると、あなたはまず誰かに認められることを必要としているのが今なのかもしれません。どうしても人と比較して苦しくなることはありますが、賞状がもらえなくてもあなたの努力はいつか何かの役に立つことになっているはずだと私は思います。

感想2

投稿ありがとうございます。
私も人と話す時に自然体でいられなくて、裏を読む…いや、”裏の裏”さえ読んでる気がしたり、「本当の自分」がまずわかっていない感覚もあるので、あなたにはどんな感じがあるだろうと気になりました。
誰かと比較してしまうことが多い日々なのかなと想像しています。それが弟や友達など少し近しい人となると、嫌でも情報が入ってきてしまい、尚更苦しい気がしました。また、誰かに「〇〇はできてるのにあなたはできていない・ほかの人は~」のようなことを言われたことがある可能性も考えています…。できない自分が嫌という気持ちもあるし、そこには悔しさやもどかしさ(自分だけ芽がでていないような)もあったりするんじゃないだろうかと思いました。
賞をもらう・何かで成功して褒められている人に対して私は、イメージで言うとその人の胸元にはキラキラのバッジなどの称号が輝いているように見えます。なのに、賞など目に見えて褒められる何かや、自慢できることがないと感じる自分には、バツ印のペラペラな紙を大きく貼られている気がするかも…と思いました。そして疎外感もあるので、もしかしたらあなたもこのイメージと近い感じがあるかなぁと私なりに色々と考えてみたところです。
でも、あなたの中にはつらさと同じくらいにハッキリと、羨ましい気持ちや主人公になりたい、成功したい…の想いが自分にあることをしっかりと捉えていて、そして否定せず、その気持ちを自分自身で受け入れられている感じもあるのかなと思いました。その「羨ましい」の気持ちからは、「こうなりたい!」のあなたの理想があることも伝わり、それが物語を作った経緯だとしても、しっかりとした願望があなたの中心にあって、そこがエネルギーにもなっているのかなぁ…と、胸元に自分で光を灯したあなたのことがイメージできたように思います。(勝手な想像ですみません)
私も生まれ変わりを信じたい人です。あるかどうかはきっと誰にもわからないかもしれないけど、信じることや考える事は自由だと思いました。そして、生まれ変わりプラン(物語)を考えてみたいなぁ!と真剣にそう思わせてもらいました。あなたの物語はどんなものなのでしょう。既にどこかで描かれていたりするのだろうかと思いつつも、いつか教えて欲しい気持ちになりました。
ここは、誰かと比較される場所ではないと私は思っています。他人を大切にできなくても、いつでも、自由に書き込んでみてください。

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