経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

もう、どう生きたらいいか分からない

もう、どう生きたらいいか分からない。
軽度知的障害、うつ病持ちの女です。

兄からは、暴力暴言。
父からは、兄妹差別を受けて。
妹からは、身障と過去に言われ。

そのせいか、自分はダメ人間、無価値と思うように。

もう、生きていたくない。
でも、自殺する勇気がない。

ふと、死にたい気持ちが湧く。

自分は、ダメ人間です。

感想1

タイトルと、冒頭の一文が投稿者さんの今の思いの全てなのかな・・・と考えながら読んでいました。親兄妹の言葉や接し方で日々傷つきながら生きておられるのではないかなと想像しています。その環境の中で、この先どう生きたらいいか・・・と思うのも無理のないことだと思いました。
投稿者さんが書かれている「無価値」という言葉が気になって、「価値」という言葉の意味を調べてみました。すると「どれくらい役に立つかの度合い」と出てきました。何かがどれだけ役に立ってるかって、その立ち位置や状況から見た一面的な物の見方でしかないと思うのです。極端な話になりますが、植物からすれば人間がただ息をして二酸化炭素を出すだけで、生きるのに二酸化炭素が必要な植物にとって人は十分価値があると考えられる。だからこの世に本当に無価値な人っていないんじゃないかと(大きすぎる考えかもしれませんが)、投稿者さんが書いてくれた言葉でそう思いました。ということは、もしかしたら価値って、相手が勝手に見つけていくものなのかもしれません。人が勝手に見つけていくものなら自分がどうこう思わなくてもいいのかもしれないと思いました。
最後の一文でご自身のことを「ダメ人間」と書かれていますが、投稿者さんの言葉で気づきを得た私にとってはダメじゃないです。きっと投稿者さん自身がどうこうではなく、周りからダメ人間だと思わされるような否定的な関わり方をされてきただけではないかなと想像しています。そんな環境の中で死にたい気持ちが湧いてくるというのも理解できるなと思いました。経験談の投稿や、ぷらっとチャットというのもあるので、そういう場で気持ちを言葉にしながら少し息継ぎをしてもらえたらいいなと思います。よければ使ってみてください。経験談の投稿、ありがとうございました。

感想2

文章を読んで、何だか胸の奥が重くなるような感覚になりました。日々を過ごす中で、身近な人たちからの否定や差別、暴力にさらされながら、それでも生きていること自体、どれほどの苦しさと無力感を伴っているのか…想像以上の苦しさをあなたはずっと感じてきたのだと思います。
家族という最も近くにいるはずの存在から傷つけられ、自分の存在に価値を見出せなくなっていく感覚は、決してあなた自身の弱さではなく、社会が弱い立場にいる人を守る構造を持たずに放置してきた結果の一つの現れだと私は感じます。障がいや病を抱えていることが、「生きづらさ」と直結してしまう社会の在り方に問題があるのであって、「ダメ人間」などという言葉で自分を裁く必要は本当はないのだと思うと伝えたい気持ちにもなっています。
「自殺する勇気がない」という言葉、まだどこかに生きたいという気持ちの名残があることの表れかもしれません。ただその気持ちを一人で持ち続けるのはあまりにも酷なことだと思うので、誰かと少しだけでも言葉を分け合えたらなと感じますし、匿名で相談できるところもあるので必要に感じた時は使ってみてほしいなと思いました。情報としてお伝えさせてください。(まもろうよこころ https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/ )
あなたの苦しみが「あなたのせい」にされない社会であったら…と思いながら、こうして抱えている気持ちを言葉にすることで少しでも楽になるようでしたら、またいつでも死にトリを訪れてください。投稿ありがとうございました。

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