経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

嫌われても

私は今現在、中1です。親の支援もあり念願の女子校に入ってからかれこれ11ヶ月。人間関係に悩んでいます。
中学に入学して以来仲良くしていたグループの子達から嫌われました。理由はおそらくその子達とほんの少しだけ距離を置いたことにあると思っています。私が勝手に不安になって本当にほんの少しだけ別の子達と話すことが多くなったんです。そうしたらそのグループにいる子達と他の子が私の悪口を言っているのが聞こえてしまいました。正直かなりショックでした。今まで仲良くしてたのにどうして悪口を言われたのか、嫌われるようなことはしていないはず。そうやって思考がぐるぐる回って最近は学校に行くのがかなり憂鬱です。もうそのグループとは離れた方がいいと思っているのですが、奴らはなぜか束縛してきます。いわゆるフレネミーってやつです。あの人たちが他の人と一緒に私の悪口を言っているのは確定しています。離れたいですが離れたらモロに私の悪口を言ってくるでしょう。でもここで勇気を出さないと本当に大事な友達すらも離れていきそうです。自分が悪口を言われたくないからとその人達と関わるのはもうやめたいんです。どんなにクラスメイトから嫌われても私は私、というスタンスで生きたいんです。頭ではわかってます。でも、やっぱり勇気が出なくて自分の保身に走ってしまいます。そんな自分よがりな自分を好きになれません。理想と現実の間で苦しんでいます。少しずつ自分の事を認められるようになれるといいなと思って今暮らしていますが、不安です。不安と戦いながら生きています。

感想1

頭の中ではもう答えが出ている。でも、そこに踏み出す勇気がなかなか出ない。そんなもどかしさや葛藤が、あなたの言葉の端々から伝わってきました。
これまで一緒に過ごしてきた子たちの陰口が耳に入ったとき、胸がぎゅっと締めつけられるような感覚になったんじゃないでしょうか。仲が良かったからこそ、「本当なのか?」と思う気持ちと、「でも、そうなのかもしれない」という現実の間で、心が大きく揺れたのではないかと思います。自分では何もしていないつもりなのに、どうしてこんなふうに言われなくちゃいけないんだろう…そんな理不尽さや悲しさが、一気に押し寄せてきたのではないでしょうか。
でも、それだけ悩んでしまうのは、それだけあなたが真剣に人間関係と向き合ってきたからかもしれません。軽い気持ちで過ごしていたなら、こんなに苦しくなることもなかったはずです。私はそう思いました。だからこそ、「どうして?」という気持ちや、「本当はこうしたいのに」と思う自分とのズレが、より一層苦しく感じられるのかもしれません。
「嫌われても、私は私。」そう思いたい。でも、そう思いきるのは怖い。のではないかと思います…たとえ頭では分かっていても、気持ちがすぐについてくるわけじゃないですよね。もちろん、私はあなたの立場ではないから、本当の意味でその苦しさを分かることはできないかもしれません。でも、あなたがどれだけ悩んで、どれだけ自分の気持ちと向き合おうとしているのかは、すごく伝わってきました。
「勇気を出して」と言いたいわけじゃないし、そもそも勇気が足りないわけでもないと思います。ただ、今はまだ、その勇気を「行動」に変えられるタイミングではないだけなのかもしれません。焦る必要はないし、無理に気持ちを奮い立たせなくてもいいと私は感じます。とにかく、あなたがあなたの気持ちを大切にしようとしていることだけは、決して否定しないでほしいなと勝手ながらですがそう思いました。

改めて経験談への書き込みありがとうございました。

感想2

何だか決意表明のような、自分に言い聞かせているような文章だと思って読みました。強い気持ちと弱い気持ちが交差するような印象です。そして、同時にその葛藤に頼もしさも感じました。なぜならば、中学1年生がここまで物事に真剣に向き合い、自問自答をしていることは自分と向き合っている証拠だと思うからです。私たちはあまり考えずに何となく生きることや過ごすこともできますが、いろいろなことを考えて迷いながら生きることもできます。悩むことや苦しむことはつらいことなのかもしれませんが、そうした葛藤から私たちは学んだり、気づいたりすることが多いように思います。
ただ、一人きりで向き合うことはつらいことだと思います。身近に話を聞いてくれる人がいたり、話せる人がいればいいとは思いますが、見つからないこともあります。分かってくれると思った人から、思いがけない言葉を聞き、ショックを受けることもあります。だからこそ、誰かに相談したり、気持ちを伝えることは難しいのだろうと思います。でも、こうして気持ちを書いて死にトリに送ってくれたことは、一人ではなく誰かと分かち合って自分に向き合おうとする姿のように感じて、その相手として死にトリを選んでくれたことを少し嬉しく思います。
自分を奮い立たせて頑張ろうと思っても、周囲に流されてしまうこともあると思います。立ち向かうことも、流されてしまうこともどちらもあなたのありのままの姿だと思いますし、私はどちらでもいいと思いました。ちなみに私もいい年の大人になっても理想と現実の間をいつまでもさまよっています…苦笑 現実にくじけそうになることもたくさんありますが、あなたの経験談を読み、ちょっと励まされた気持ちになりました。また、いつでも気持ちを届けに来てください。

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