昔から所謂HSP気質で、それが恥だと思って生きてきた。自分の感情を上手く出せない、人の感情に入り込みすぎる、余計なことを考えすぎる、傷付きすぎる、常に死にたいという思いが消えない。異常なところが多すぎて、早く普通になりたいと強く願ってきた。でもそれは自分で自分の首を強く絞めることに過ぎず、願えば願うほどますます気が狂う一方だった。普通じゃないから死にたいなんて、やっぱり馬鹿げている。そう分かってはいるが、限界を迎えると死が現実味を帯びてくる。死だけが救いだという思いが膨らんでいく。今まで、死にたいという感情は苦痛を吐き出す為の手段だと思っていたが、最近は違うと思わされた。自分的には、自発的に死にたいと思うというより、死の方から勝手に迫ってくるのだ。それが恐ろしくてしょうがない。軽い気持ちで皮膚を剥がしたり、お試し気分で自殺方法を調べたりして、実際に死のうと思った時、まだ本気じゃないはずだったのに、本当に自分が自分を殺しそうになった。楽しく生きたいはずなのに、自分を傷付けることがやめられない。寄生虫に寄生されているかのように、自分がありたい自分ではいられない。いつ自分が殺されるか分からない。そんな恐怖でまた、いっそ死んだ方がマシだという結論に辿り着いてしまう。でも絶対に死にたくない。どうせ皆傷付くし死ぬのだから、今はせめて楽しく生きていたい。たとえ異常者だろうが犯罪を犯さなければ構わない。自分と同じような人に少しでも寄り添いたい。その為に自分は苦しんできたのだと思いたい。死が救いだという考えは一生消えないかもしれないが、死という救いが待っているからこそ、今の苦痛もどうせ必ず無になるんだと思えているからこそ、案外生き延びられることもあるのかもしれない。将来の一番の夢は、死ぬ時に無理矢理にでも笑顔でいることです。
経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。
自分で自分の首を絞め続けている
感想2
あなたが日々感じること、傷つく出来事やあなたの感じ方そのものにあなたがたくさん翻弄されてきたことを感じました。「自分がありたい自分ではいられない。」という一文から、あなたには、感受性に引きずられているようなあなたがいたり、そんな自分を観察し、その上でその自分を恥ずかしいと思ったり、嫌だと感じたりするあなたがいたり、そういう自分を生かしたいと願うあなたがいたりするのかなぁと思いました。人にはたくさんの要素があって、どれかだけが本物ということもないと私は感じています。ただ、それらの要素がせめぎ合うような状況ではタイトルにあるような「自分で自分の首を絞め続けている」感覚になるのも無理はないと思います。その中でなんとか日々過ごしているあなたのことを想像しました。
私もあなたと同じということでもないとは思うのですが、人よりも、自分の感情が自分に与える影響が大きいほうのようで、強くて耐え難い感覚に巻き込まれることが少なからずあり、そうなるとモードが切り替わってしまったような感覚で、自分についていけない気持ちになることがあります。私の場合はその背景の一つには脳の興奮のしやすさ・しにくさがあり、脳が少数派だということなのかな、と最近は理解しているのですが(私は発達障害と診断されているのですが、発達障害は神経伝達回路などの動きが多数派とは異なるそうです)、HSP気質というのにも、心身の様々な要素が含まれていそうだなと感じています。
あなたの経験談全体から、あなたの強い意思みたいなものを感じました。「こうありたい」という意思は、あなたを苦しめる要素にもなり、サバイブさせてきた力でもあるのかなと思います。そういうふうに感じていることはあまり変わることはないのかもしれないし、もしかすると今後のあなたの生活の中で変化していく部分もあるのかもしれません。現在を生きるあなたが眼差しを向ける、過去〜現在と将来のあなたへの思いを教えてくれてありがとうございました。
感想1
投稿ありがとうございます。
文章を読みながら、いったい何歳くらいの方なのだろう、どんなことを「余計なこと」「異常なところ」と考えていたりするのだろうなど、いろいろ聞いてみたい気持ちになりました。また、個人的にはあなたの文章の中に他者(あなた以外の登場人物)の話や、具体的な他者との(「傷付き」に関する)経験の話が見られないことが印象的でした。きっとHSP気質がゆえに人間関係(環境)で相当苦しんできただろうと思うのですが、その気質(や、もしかしたらそれによってうまくいかない様々なこと)を「恥」だと思うがゆえに、自分の気持ちを誰かに話したりすることなく、ずっと抑え込んで生きてきたのかな、それがこうした文章となったのかななどと勝手ながら想像したところです(全然違ったらすみません)。そんな想像をしながら、ふと、あなたがHSP気質を「恥」だと思ったのはどういうきっかけ(があったのかわかりませんが)で、いつからなのだろうかということも気になった私がいます(気になったのは私もHSP気質なところがある(あった?)ためかもしれません)。
読んでいると、あなたは「普通」になることができずにーそしてそれがもはや「寄生虫」や「死の方から勝手に迫ってくる」という感覚とまでなってー苦しんでいるように感じられました。その苦しさをあなたはひとりでなんとか対処しようとし続けてきて、その結果、自傷行為などでやり過ごすことになっているのかなとも感じます。もしそうだとするならば、あなたが自分の気持ちや言葉を、「普通」という尺度から離れて表現できる機会や誰かがいたとしたら、「自分を殺しそうになる」ほどあなたが苦しまなくても済んだだろうか…などと考えたりもしました。私としては、そもそもあなたが「普通になりたい」と強く願わなくてはならなかったこと、そういう環境があなたをここまで苦しめることとなったようにも見えています。あなたがどのような経験をし、どのような環境で過ごす中で、どのような気持ちを抱いてきたのか。またよければ書きに来てもらえたらと思います。改めて、投稿ありがとうございました。