こんにちは。60代のおばあちゃんです。
幸せな結婚生活を夢見て、知人の紹介で老舗の商家に嫁ぎました。長男の嫁で義父母と二世帯同居でした。叔父、叔母、義弟も一緒に勤務してました。幸せな子育てをしましたが、勤労者の義母に遠慮があり、子どもと遊んで帰ってくると罪悪感を感じました。その時から、パニック障害が起こり始め、夫はゴルフ三昧で留守。
子どもが小学校でいじめにあい、その頃から電車に乗れなくなり、外食しててイスが揺れる感覚がしました。再開発で転居を余儀なくされ、義父母は心労がたたり、義母は脳梗塞、義父は脳の難病になり、在宅介護も経験しました。
その後義父母が相次ぎ他界し、義弟からは相続の際に嫌がらせのような催促状が届いて、夫が体調不良になりました。結局 義弟が株を奪って社長となり、長男一家は追い出され、居住ビルの再建をかけて別会社を設立したが、建築コンサル詐欺にあい、大金を損失しました。
ビルを何とか売却して引っ越ししたのですが、夫は働かず、子どもは精神疾患と離婚で孫を連れて帰って来ました。私たち社会人じゃなかった。社会に一度も出たことがない夫、私も精神的に追い詰められ、頭が締め付けられて記憶が無くなり入院。お金が無いのに働く事もできない。一般社会人より一段階下にいる。社会と繋がっていない恐怖。洋服も買えず、食べ物も我慢してる。B型作業所の工賃じゃ、生きて行かれない。旅行も何の楽しみも無く、このままいつまで生きるのか。同窓会にも参加できず、どこにも行かれない。二次元の虚構世界に住む家族。気持ち悪い。ここから脱出したい。
こんな現実ってあるの?一般社会人になりたかった。結婚してからずっと心臓バクバク、穏やかにホッとできる時間が無い。他者と比べてはガッカリする毎日。snsは幸せそう。ここはGazaでは無いし豊かな日本に住んでる筈なのに、どうしてこんな目に遭うのかな。ホラーです。この二次元地獄から脱出したい。
今は事情があり、家族と別居。
お金の相談に夫に会いに行ったら、「ここにはお前の居場所は無い、俺の生き方にケチをつけるな。文句があるなら帰ってくれ」と、ものすごい勢いで怒鳴られて、身体が硬直し、倒れそうになった。もう、どこにも居場所が無いのかな。なんで生きているんだろう。
経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。
二次元の虚構ワールド地獄から脱出したい
感想2
タイトルの「二次元の虚構ワールド地獄」に光るセンスを感じながら目を引かれ、読ませていただきました。
老舗の商家・・字面だけでなんだか緊張してしまいますが、「結婚してからずっと心臓バクバク、穏やかにホッとできる時間が無い」と書かれていたように、あなたが身を置いていた環境は当初から緊張感の漂う雰囲気だったことを感じました。そんな中で、遠慮や罪悪感を感じてしまうのも無理のないことだと思いました。
ご自身の体調も不安定な中、お子さんのこと、義両親の介護と死別、義家族との軋轢、再起をかけた奮闘の末の被害・・こうして書き連ねるだけでも胸が詰まるような思いですが、矢継ぎ早に続く試練と目まぐるしい変化の波の中で、あなた自身にも相当の負荷がかかっていたことを感じました。「頭が締め付けられて記憶が無くなり入院」と書かれていましたが、限界を超えたストレスに心身が悲鳴を上げていたことと思います。「私たち社会人じゃなかった」という言葉は、現実を目の前にしてあなたの絶望を表した一言のように感じて、残像のように刺さっています。
不全感に苛まれながら自分の経験や起こっていることをどう意味付けするか・・あなたは「二次元の虚構」と表現してくれましたが、なかなか受け入れ難い苦悩があるように感じました。環境に振り回され、自分の意思や思いだけではどうにもならなかった経験の連続の中で、現実を「虚構の地獄」として扱うことが、今のあなたなりの受け入れ方のようにも感じました。そんな中で「ここから脱出したい」と書いていた部分には、小さいけれど確かにある、あなたの生き延びようとする力を感じています。夫さんの言葉や態度は率直にひどいと思ってしまいましたが、あなたの力を削いでしまう場面が未だにあることが、なんだかやるせない気持ちです。
今も不安の中に身を置きながら、この文章を綴ってくれたことと思います。簡単に解消される葛藤ではないとも思いますが、またよかったらお話を聞かせて下さい。経験談への投稿ありがとうございます。
感想1
投稿ありがとうございました。お子さんと遊んで帰ってきただけでも罪悪感とは、常に誰かに気を使いながら生活しご結婚当初から、「長男の嫁」として見えないプレッシャーを負いながら家族を維持してきたあなたのご苦労の様子が伝わってきました。男は稼ぎ女が家を守るという家族形態が少しずつ変化してきた世代ではあるかと思いますが、ご商売をされていたということはバブル景気で世の中が大いに盛り上がり、夫さまも飲み会や接待、麻雀やゴルフなど分かりやすいバブル外交に勤しんでいたのではと安易な想像をしてしまいました。再開発で転居を余儀なくされ、ご家族がまたその後の生活も翻弄されてきたことなども個人の生活よりも社会の景気を優先し「いけいけドンドン」の時代背景を苦々しく思うところです。時代の申し子のように振舞ってこられた夫さま、もしかしたら「あの時代」では社会の一員だったのではとも。そんな夫さまを横目に、あなたは義両親の介護やお子様のことなど現実的な対応や対処をお一人で担ってこられたのかと思います。ハイブランド、出世、高学歴のような、知らぬ間に刷り込まれていた「誰かと比べる生き方の価値」から、個人の戸惑いを素通りし「自分らしい生き方の価値」へとジェットコースターのように変化してきたような気がしますが、あなたは二次元虚構世界と表現されていたように、もしかしたら止まったままのホラー家族だらけなのかもとも思ったりしました。 的外れなご返信になっていたらごめんなさい。時代に翻弄されながら、一生懸命生きてこられたあなたが「居場所がない」と感じるのは、社会のせいでもあると憤りを感じずにはいられません。人の顔色を見ず、あなたが穏やかに過ごされる時間が訪れることを願っています。ありがとうございました。