経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

おいてけぼり

私は40代ですが、ネットが苦手です。「まだ若いから大丈夫よ」というのがとてもプレッシャーです。
分からないことや、うまくいかない時は問い合わせの電話や、チャットやメールをしまくります。だからといって解決しないことが多々あり、「やっぱり、また」ととても落ち込んで寝込んでしまいます。何もする気にならず、死んだようにすごします。
これは、ネットに限ったことではないけれど、ネットの時が一番ひどいように感じます。
スマホの機種変更も、出来るだけしたくないので古い機種をだましだまし使っています。
子どもがネットでの苦手な様子や、困った様子を見せると私は恐怖を感じ、どうしたら解決するだろうかと24時間考えてしまいます。私のように困らないように早く直してあげたい。と思いますが、結局は自分が傷つきたくないのです。

感想1

「おいてけぼり」というタイトルの寂しい響きが印象的でした。
ネットが苦手、というのは、インターネットや、パソコン、スマートフォンなど電子機器の設定や使い方がわからなくて困ることが多い、ということなのでしょうか。(解釈が間違っていたらすみません。)問い合わせをしても使えるようにならなかったら、実際に困るし、フラストレーションもたまりそうだし、それが繰り返しあったらとてもがっかりしてしまいそうです。
人にはそれぞれ得意不得意があって当然だし、苦手なのは悪いことではないと思います。でも、「自分が傷つきたくない」と最後に書いてあったのを読んで、あなたにとってただ苦手というだけでなく、苦手が積み重なる中で、傷つく経験がたくさんあったということなのだと思いました。(自分が傷つきたくないのは当然の感覚だと思います)
私自身は、料理や家事などが苦手で、それをほかの人と同じようにやれと言われると、頭がぐるぐるして最終的には固まってしまうような感覚に陥ることがあるし、それを強制され続けると調子が悪くなるくらいしんどいので、あなたにとってはそういう対象が電子機器やインターネットなのかな、と思いました。最近は開き直って、できないものはなるべくやらずに済む方法を考えてみよう…と思いながら生活しています。
あなたの経験談を読んでいて、なにが得意でも不得意でも困らないで生活できる世の中がいいなぁ、と改めて思いました。投稿してくださってありがとうございました。

感想2

ネットが苦手で聞きまくり、でも上手くいかずに疲れてしまう…その様子を想像して少し思ったことがあります。苦手意識や上手くいかない経験がネットのことに代表されてはいますが、その他にも生活の中で困ったことがあるとそれが解決するまではとても不安だったり、気になったり、そればかり頭の中で考え続けるところはあるのかなと思いました。もしもそうだとすれば確かにぐったり疲れてしまいそうです…。しかもご自分のネットのことだけではなくお子さんのこともまるで同じ様に(それ以上に?)必死に悩んだり解決しようとしているのかな…。疲れが2倍になりそうです。
おいてけぼりというタイトルに込められたちょっとぽつんとした響きが誰かに知ってほしい気持ちを感じました。

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