投稿者さんのおかれている状況や抱えてきた気持ちを読んで、心身ともに疲弊してしまっている様子が思い浮かびました。「引きこもりの本人が1番辛いのは分かっています。」とありましたが、理解しているとはいえ毎日サポートをするのは負担に感じてしまうでしょうし、自分まで気持ちが引っ張られてしまうことは無理もないな・・・と私は思いました。
「わたしの辛さは、世間の目。近所の目。」という言葉から、社会的に引きこもりに対しての偏見や良しとしない風潮の強さが本人をより社会から孤立させ、その家族さえも苦しめる状況に追いやっているのだと改めて感じ、“家族だけの問題”だと感じさせてしまう社会の在り方に疑問を抱いてしまいます。
また、「死なないで、この場から逃げることが出来るならいいのではないかと、思うようになった。」とありますが、投稿者さんの中ではタイトルでも触れていましたが死にたいと逃げたいは同じ意味だと感じられているのでしょうか。（問いに対して問いで返してしまい申し訳ないのですが・・・）今はどちらかというと死にたいほうに気持ちが傾いている状況なのかなと感じますが、とりあえずその気持ちはそのままで可能なのであれば、逃げるという選択をするのは悪いことではない、むしろ今の投稿者さんにとっては必要なことなのではないかなと私は思いました。
他の家族のこと含め、自分のこと以外にエネルギーを日々割いていることが伝わってきますし、難しいことなのかもしれませんが、支える側である投稿者さん自身がまず心休まる時間を確保できることを勝手ながらではあるのですが願っています。「４年ほど前、家族を守りたい、と、ここに投稿しました。」ともあったので、死にトリと繋がることが少しでも投稿者さんにとって役立つと感じられたり支えになるのでしたら、いつでも活用してほしいなと思っています。経験談の投稿ありがとうございました。

朝目が覚めたらぎこちない家庭の中に居て、外に出ても周囲の目が気になって自由ではいられない…私がイメージするよりも遥かに、苦しく疲れる日々だろうと感じました。
タイトルの問いかけについても考えてみました。文中で、あなたが何千回も「死にたい」という言葉を受け取っている描写があります。その言葉を繰り返し聞く中で、「死にたい」という言葉の意味や、そこに込められた思い、死とは何か、等のさまざまな問いや、ある種の諦めのようなものが、あなたの中に浮かんでは消えてきたのかなと想像しました。だからこそ、死以外の選択肢（死なずに、逃げる）が現れてきたのかなとも思います。
「逃げる」という言葉があらわす行動や状態は、おそらく他の言葉に言い換えられます（離れる、抜け出す、退散する等…）。もし他の言葉になると、どう感じられるでしょうか。すべてがわかるわけではないけれど、あなたが「逃げたい」自分を責めたり、もし「逃げた」時に周りから責められたりしないといいなと思いますし、あなたにとってその時々がやわらぐ選択ができるよう、勝手ですが願っています。投稿ありがとうございました。