タイトルにある「人間関係めんどくさいなぁ」に読む前から共感するところがありました。どんなに身近で一緒に過ごす時間が長い相手であっても、自分とは違う人間同士が分かり合うことは簡単ではないと思います。ましてや、たまたま同じ職場になった相手とうまく付き合うとなると、自分の経験からも半分ぐらいはうまくいかないと思っておいた方がいいような気もします。だから、距離をとることや付き合う相手を選ぶことが実はとても大切だと私は思っています。方法はいろいろあるので、その時々によって違いますが、困ってからではなく避けられる距離を置ける方法や戦略を普段から考えておくのもいいのかもしれないと思います。子どもの頃から「誰とでも仲良くすること」が理想でありそれを目指すべきというメッセージが多いですが、ほどほどに付き合ったり、やり過ごしたりする方が私は大切だと思っています。
簡単ではないですが、わからないうちにストレスが溜まらないように生きたいものだと、あなたの経験談を読んで思いました。

他者からのモヤモヤするような言葉選びや、絶妙なタイミングの合わなさ、みたいな居心地の悪い感覚が積み重なっているように伝わってきました。読む限り、絶対に関わらなければいけない関係の相手というわけでもないのかな？と思うと、あなたが色々と考えて対処していることを通り越して不必要に（と感じられる頻度で）接触されている感覚もまた、モヤモヤを増幅させているのでしょうか（相手の方の意図までは分からないですが）。
こちらにはこちらの意図と価値観があって、相手にもそれがあって、どちらが正解ということもおそらく無いからこそ、考えても、もし話を聞いたとしてもわからない（納得できない）という徒労感が生じ得るのが人間関係なのかなと思います。その関わり合いやズレを通して得られるものが無いわけではないかもしれませんが、他者へのモヤモヤと自己内省は往々にしてセットな気がするので、そういった意味で、自分と向き合うことに疲れてしまったあなたがいるのかなと想像しました。また（実際のところはわかりませんが）双方向的なやりとりというよりは、相手から疑問や要請を一方的に受けている構図なのかな？と読めました。あなたとしてはこちらの意図を伝える機会がなかったり、伝えようと頭をひねることも悩ましく思うような相手なのかなと推測したところです。

必ずしも他者と理解し合おうと工夫しなくてはいけない、というわけでもない（そもそも誰と関わるかは自分が決めていい）はずで、でもそれをしないと一方的に言われたり、社会との繋がりが上手くいかなかったり…全部ひっくるめて、「めんどくさい」という気持ちにとても共感しながら読みました。何も誰も問題なくストレスのない人間関係はなかなか難しいですが、すこしでもあなたの生活に穏やかな時間が増えるといいなと思います。