16歳でうつ病になって現在38歳。既婚。難治性鬱で手帳、年金いただきながらも甘え甘えだと家族含め周りに責め立てられ親戚の農家で働く事に。これも甘えかもしれないけれど、発作起きたら休めるし、冬はないし。
それでも最初は週2〜3、3時間程度が限度だったのが6、7年かけて週5、朝8時から出荷おわるまで(最長18時まで)居られるように!
でもずっと向精神薬は飲んでました。頓服も1日に飲んでいいMAX飲んでました。自殺企図も何度もありました。
29で結婚して、子供はほしくてでも今の自分じゃ産まれた子供が可哀想と思って我慢、37歳で高齢出産。でも妊娠した時にも向精神薬はすごく飲んでて(1日11回)、自傷行為もあって。それを母親になるのだという決意のみで妊娠が分かったその日に全部やめました。
元々強がりで、鬱な部分は見せたくないから誤解されやすいタイプなのかもしれません。
「嘘をつくな」「甘えるな」「ちゃんと通年通して働く企業で働けばいいじゃん、ただ働きたくないだけでしょ」
そんな言葉を言われながら働いてき、妊娠しても出産しても家族の援助も縁者の援助も何も受けられず、子供のものは今までためた年金と農家の時給500円(内職の分類なのでひっかからないそうです)の給料の貯金でまかない過ごしてきました。
結果、酷い産後鬱と難治性鬱の悪化、自律神経失調症の悪化、機能性ディスペプシア(呑気症)、強迫性障害(謝罪強迫、懺悔強迫)と症状がふえるふえる。5ヶ月半まで頑張って授乳して、またクリニック生活です。
でも私は生きます。息子が可愛くて仕方がないからです。
正直、もう無理だと思った事がありました。家族の言動が辛すぎて、それを親戚に相談したとて「母親はお前なんだから」「男なんてそんなもんだ」「お前がもっとがんばれ」「子育ては人に頼るものではない、自分で考えろ」等逆に私が責められてしまう日々。
信頼のおける友人に泣きついて手伝いにきてくれて、少し何か言われただけでふてくされ全てを無視する普段から何もしない夫。気分次第で孫への態度を変え、行政や周りには良い顔をし私が福祉の方に電話相談をしているとスマホを取り上げいかに私が不出来かを笑いながら語る普段何も手伝ってくれない実父。
でも私は生きます。息子が可愛くて仕方がないからです!!(二回目)
人は変われない、皆そういいます。
でも私は恩師に言われ心に止めている言葉があります。
「人は何歳になっても絶対に変われる。他人から変えられる事はできないけれど自分が変わろうと思えば変われる。70だろうが80だろうが関係ない。変わらなければいけない状況下において変われないと簡単に口にする人間は、今の状況下に不満はあれど別に変えるほどでもないと軽く考えているか、変われないと思い込んでいるか、自分が変わるのではなく周りが変わるべきだ、とおもっているのだ。きっかけと、心が大事なのだ」
実際、私は変わったと言われます。病は変わっていませんが、明らかに行動や言葉遣い、感情の表し方が変わった、と。良い方向に、です。夫も最近かわってきてくれました。実父は……ですが、それならと今まで絶対入らなかった私のクリニックの診察に一緒に入って、私の思いや先生とのやり取りを聞いてもらうという作戦を開始したところです。
なんにもしらないのに甘えだなんだといってくる人たちには頭と心の中で虐げる妄想をしています。
誰がなんと言おうと生きてやる!
経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。
生きるんだって
感想2
あなたの人生の一部を少し、一緒に振り返ったり追ったりしながら読ませてもらった気持ちになりました。
投げかけられる言葉から、家族にあなたの味方はいないのだろうか…と最初に思いました。でも、親戚の農家で働くことになったのは、あなたにとって大きな転機でもあったことを感じました。働きながら、自分の自信にも繋がっていったり、自分についての発見もあったり、その期間には、ここには書かれてきない様々なことがあったことも想像しました。でも同時に、体調面との付き合いや、他者からのプレッシャー、理解のない言葉も沢山受けてきて、苦しい期間でもあることを読みながら感じています。
薬を飲むことや自傷行為も、母親になる決意から全て辞めたというのが、私にとってはとても印象的でした。その時の決意の中には「”私が”育てるんだ」という、誰も頼らない…そんな思いもあったような、強い覚悟があったんじゃないだろうかと、勝手な想像です。
「甘え」という言葉がよく出てくることも印象に残りました。これはもしかしたら、ずっと言われ続けすぎて、何をするにも・何を選ぶにも、頭に「甘えではないか」と自分でも自然とよぎるようになってしまっていたり、実際にそこでもまた人から言われてきたであろうことを感じています。そのように、あなたの悩みや苦しさにおいて、理解なく聞こうともせず、しかしこれまでに何かにつけて突っかかられてきた環境を考え、息苦しさも感じましたし、元々強がりと書いてありましたが、更に強がってしまって、自分の限界すらわからなくなってしまいそうだと私は思いました。そういった部分から、支援を受けることにも抵抗が生まれて、尚且つそれを受けた時、これまで苦しめてきた人達に「負けてしまう」と感じる、そんな気持ちに近いものを一人抱えていたのではないだろうかと思いました。
でも、信頼のおける友人が手伝いに来てくれたというところを読み、そういった存在がいること・そして実際に手伝ってもらえたことに、少しホッとしました。頼ってはだめだと思わされていたあなたが、友人に声をかけてみたり、福祉の方に相談してみたりと、自分のペースで少しずつ変化を起こしている姿を感じ、その根底にあるのは、所々書かれていた息子さんへの想いから来るものだろうかと私は感じました。
受けられる支援や制度など、そういったものは躊躇いなく利用していいものだと私は思います。きっとあなたは一人で、何かないか探したり、家族のいるタイミングによっては利用できるものと難しいものがあることに、とても気を張りながらやってきた背景があることを思いました。支援や「頼る」のイメージをもっと近くてラフなものになる社会であってほしいし、どんな支援があるのか・そういったものを発見しやすい環境であってほしいと思うのと同時に、何かに対して「甘え」という言葉を簡単に投げかける残酷さも、この社会には多く存在すると、私が感じている部分です。
恩師から受けた言葉をずっと大切にしている様子も伝わりました。これまでたくさんのシーンで支えられてきたのかなと考えています。また、あなたは変化を恐れないところもあるのかなと思い、例えもしそれが無理している箇所だったとしても、湧き上がる想いや揺らがない決意、自分にとって必要だとわかっている言葉、そういったものからエネルギーを蓄えて、今の自分に出来ることや必要なことは何かと考えながら、自分自身の変化も他者の変化も良いものに捉えていく人なのかなと、勝手ながら私が想像したところでした。
あなたが負担を抱えることなく、今より更にいい状況へとどんどん変化していくことを応援したい気持ちでいます。投稿ありがとうございました。
感想1
経験談への投稿ありがとうございます。乗り越えてきたものとぶち当たる壁、死にたいほど心を折られそうな時と前向きになれる時、長年のうつを抱えながら相当の荒波と対峙してきたそんな風に感じます。
特に病気への理解がないご家族や親戚のもとで、闘病しながら仕事もするということはあなたにとってとてつもない挑戦だったと思います。ご自身の体調と向き合いながら一歩一歩前進してこられたこと、それは誰と比べるものでもなく、甘えでもなく、認められて然るべき挑戦と努力と成長だと私は思います。それを周囲が理解しないこと、否定することはかえって病気の回復が遅れること、それは仕事全体の作業を遅らせることだと私は思うのですが、うつ病が目に見えない分(そしてご両親の年代や、地域全体の病気へ理解の遅れなど)あなたの辛さやしんどさへの理解が出来にくい、追いつかない周囲であったのかなと想像しています。
子どもを授かることにもきちんとご自分で向き合って、今のタイミングで息子さんがおられること、可愛くて仕方がない様子も強く伝わってきます。妊娠から現在に至るまで不安定にもなりやすい時期でもあるのに、周囲に頼れないこと、むしろ辛くなる言動に当てられることはとてつもない負荷がかかることですから、よく頑張ってこられたなあと本当にそう思います。
私も小さな農園で働いていたことがあり、農業の大変さと、また野菜が育つ嬉しさや豊かさの双方を思い出しています。なんなら私たち野菜より家族から甘やかされていないかもしれない、とそんなことを考えてしまいます。
なかなか家族から理解される、というのはささいなことでも難しいことだと私は思っているのですが、そこに歩み寄ろうとあなたがしていることに勝手に勇気づけられました。周りがあなたの影響を受け少しずつ変化していること。それはあなたが出会ってきた恩師や、クリニックの先生、そして息子さんにあなたが心を開いてきたからだとも感じました。
夫さんも、ご両親も、そして息子さんも近い存在だからこそ、この先色々な感情になると思うですが、頑張りすぎず(頑張りすぎてしまう側面がありそうなのでそこは少し心配しています)あなたができるだけ荒波にのまれず、穏やかにいられる距離感でいてほしいなと思っています。時たま頑張った自分をとびきり甘やかす時間も作ってほしいなと願いながら、あなたのこれまでの頑張りをちゃんとここで受け止めたいです。また必要な時にはいつでも投稿してくださいね。