経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

どうすればいいんですか

高校三年です。
長文で読みにくいかもしれません。ごめんなさい。
当たり前のことが出来ない自分が嫌になります。
提出期限も守れず、先延ばしにしてしまう癖があります。
今日も、親に見せないといけないプリントを渡せていません。
既に期限は終わっており先週に先生から催促状も渡されましたが、それすら学校に忘れて案の定まだ親に見せれていません。
本当に馬鹿だと思います。
なんで提出期限を守れないのか。
小学生の頃から計画性がなく課題はいつも終わらずに、後からもちろん後悔するのですが今日の今日まで直りません。
こんな自分が嫌になります。
人の話も集中することが出来なくて聞いていなかったり、勉強ですらすぐに気がそれて違うことをしてしまいます。
親からも散々計画性の無さや、抜けているのを言われます。
どうすればいいのでしょうか。
なんでみんなは当たり前にできるんですか。甘えだと言われますし、自分でも分かってるんですが、それでも直せない自分が嫌になります。
なんで皆のように生きられないのでしょうか。
どうすればいいのですか。本当に、誰か教えてください。最近は夜、毎日泣いて、泣き疲れて寝ています。
もう辛いです。死にたいとまでは行きませんが、一生目覚めないか、消えてしまいたいと思います。
長文ですみません。もし読んでくれた人がいたならありがとうございます。
アドバイスください。

感想1

文面から周囲と同じように当たり前のことができない、直そうと思っても直せない苦しさを感じました。高校三年ということは、進学か就職かどちらにせよ、卒業後に向けてやらなければいけないことを否応なしにこなしていかなければいけない時期ではないかと想像します。そんな日々の中でこれまで以上に期限を守ったり、計画的に動くことを求められているのではないでしょうか。親や先生からのプレッシャーもあるのかなと勝手ながら想像していました。
私も投稿者さんと同じように物事を先延ばしにする癖があります。思い立ったときに取り組んでおけばいいのに、後回し後回しにして結局締め切りに追われてミスの多い結果になってしまうことがこれまで多々ありました。大人になって多少はマシになりましたが、投稿者さんの苦しみは、そういう癖があるとわかっていても直せない、後悔しても直せないところにあるのだろうと思います。それを甘えだと言われることで余計に自分に対しての劣等感のようなものを刺激されているのではないでしょうか。自分のことが嫌になって、またできないことに目が向いて、嫌になって・・・という切れ目のない輪っかに嵌まっているイメージが浮かびました。
私も自分以外の世の中の人はみんなちゃんとしている、と思っているところがありました。でも人にはやっぱり、それぞれ個性や特性があるようで、案外みんな同じようにはできていないみたいです。近頃は、みんな当たり前にできているように振る舞うのが上手なのかも・・・とさえ思っています。自分の頭の中にある「みんな」に合わせるのではなくて、それぞれの個性や特性に合わせてやり方を考えていく方が、生きやすいのではないかなと個人的には思っています。
計画性のなさや、集中することができないことについても書かれていましたね。私も集中力が続かない方なので、「自分は短期集中が向いてるんだ」と思うことにして、30分でも気をそらさずに何かできればOKにしています。期限のあるものは、提出する物を常に目に入るところに置いたり、期限を意識できるように書いて貼ったり、スマホのスケジュール機能を使って定期的に意識できるようにしたりしています。(それでも未だにできないときはあるのですが・・・)
例えば5分とかでもいいと思います。自分ができる形で、できることを増やしていければ、「できない」という苦しさが少しは減るかなと私なりに考えています。
なぜ先延ばしにしてしまう癖があるのか、その「なぜ」の部分を一緒に考えてもらうことで、見えてくることもあるかと思います。もし相談したことがなければ、スクールカウンセラーなどの専門家に相談してみるのも方法だと思います。
ここに経験談を投稿してくれたように、話せそうな人に困っていることを伝えて、遠慮なく力を借りていいと思います。そうしてあなたなりのやり方を見つけられるように、泣き疲れて眠る夜が一晩でも少なくなるように願っています。

感想2

本当はうまくやりたいのに、それがどうしてもできないのはとても苦しいことだと思います。今だけではなく、ずっとそういう自分に悩みながら来たのだろうと考えると、その苦しさははかり知れません。
読んでいて、率直に思ったのは、あなたは努力不足でも甘えているわけでもなく、もともと計画的に物事を進めたり、集中力をコントロールすることが苦手なのではないかということです。走るのが遅い人がいくら頑張っても限界があるように、他にも目に見えないことにも苦労なくできる人と、どうしても苦手な人がいます。特に締め切りを守るとか、計画通りに進めるというのは、一見、誰にでも当たり前にできそうだったり、努力したり気を付けたりすれば改善できると思われがちですが、実はそういうことがとっても苦手な人もいます。私の身近にもそうしたことが苦手であなたのように同じ失敗を繰り返してしまって、自己否定や自己嫌悪に苛まれてしまう話を聞いています。大人になってから、自分のことを知って、「もっと早くに自分のことを知りたかった」と感じる人も多いです。
また、学校という場所の課題もあると思いました。常に能力の発揮が求められ、それを比較される場面が多く、画一的な成果を出さなければマイナスの評価をされる傾向があって、見えない苦手のある人には、大変苦しい環境と言えます。本来なら、一人ひとりの得意や苦手に応じて子どもたちに課題を出したり、学ぶ環境を整えてくれたりするのが理想なのですが、まだまだ実情は難しいようです。学校の課題があなたを苦しめている一因になっていると私は思いました。私はあなたが悪いわけではないと思いました。あなたはあなたなり努力をしているし、おそらく自分も周囲も苦手を理解して、自分に合った工夫をすれば改善することはあるように思いました。甘えているわけではないことは、この経験談からよく伝わってきます。あなたは努力をしていないのではなく自分に合った努力をまだ知らないのではないかと思っています。
そうなると、自分に合った努力とは?ということになりますが、自分ひとりで見つけるのは難しいので、子どもの発達について詳しい人や専門機関などに相談してみるのも一つの方法かと思います。見えない苦手を見えるようにしてくれる発達の検査もあります。保健室の先生やスクールカウンセラーさんが理解してくれそうならそういった身近な人でもいいと思いますし、身近な人には相談できないということであれば、チャット相談や電話相談という方法もあります。
いずれにしても、自分のことをより理解して、力を発揮する方策が見つかることを願う気持ちです。これだけ自分のことを真摯に見つめ、悩めることを誇りに思っていいと私は思いました。また、これからも必要な時には死にトリに来てください。待っています。

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