経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

努力を、踏みにじらないでよ

今回、2回目の投稿をさせていただきます。
前回は友達関係がございましたが、あれは解消し、今は楽しいです。
それと裏腹に、親の態度などが中学生になってから急変しました。

母は、そこまで変わっておりません。「ちゃんと勉強しときなよ」程度で、私も楽です。
父は、正直辛いです。
先日、学年末テストがあったのですが、どれも自信がありました。それとは裏腹に、英語は74点。国語は82点でした。あとの3教科はまだ返ってきておりません。ですが、特に苦手な英語で74点でした。友達からは羨ましがられるのですが、親からは怒られる。……一番嫌な点数でした。父から、褒めてほしかったんです。「頑張ったね」って。でも、「どうすんの?」とか、「これじゃあ5取れないね」とか。
は……?って、想いました。だって、努力を間近で見てくれてた人だから。
その時は、従いました。次からどうするかというのと、ごめんなさい、って言うのを。
その日の晩御飯、父は職場の愚痴を行ってました。母も私も、共感できるような内容で、「それは疲れたね」って思えるような、話でした。
でも、父はこう言ったんです。
「一番疲れたのは……最後に見たし、kのテスト結果だったかなぁw」って。
もちろん、申し訳ないなと思いました。期待してくれてたから。
でも、笑えなかった。笑えないよ、そんな冗談。私はその日の夕食、人生で初めて、泣きながら抜け出しました。
謝ってくれるのかなっていう淡い期待も消えました。謝ってくれませんでした。それどころか、自然消滅を狙ってるように……自然に話しかけてきます。
もう、お父さんの顔を見ると、吐き気がします。嫌いです。
弟にも、キレないで。あなただってやってることで、私が言ったら舌打ちしながら行動するのに、弟がやったら、自分のことを棚に上げて…ムカつく。最低。
なんのために、生きてたかわからなくて。今は怒りの声を聴くだけで体力を消耗して……消えようとしたくても、誰かに迷惑かけちゃうわけだし。
……わけわかんないなぁ……

感想1

また、死にトリに近況を送ってくれたこと、嬉しく思います。勝手に、嫌なことがあったときに「死にトリに書いて送ろう」と思ってくれたのかな?と想像したら、死にトリの存在が認められた気持ちになったからです(単純ですね…)。
ある日の家庭の情景が目に浮かびました。確かに、タイトルにあるように「努力を、踏みにじらないでよ」という言葉がその場面で頭に浮かんでいたのかなと思いました。「それは、嫌な出来事だったよね、泣くのももっともだよ」と受け止める気持ちもありますが、それ以上に、こうして正直な気持ちを抱いて、それを書き、そして送る行動を自発的にできるあなたのことをとても頼もしく感じました。世の中では家族は仲良くしなければならないとか、親を尊敬した方がいいような圧力もある中で、父親のことを嫌いだと言えるのもまっとうだと思いましたし、最後の「わけわかんないなぁ」も素直な表現だなぁと思いました。テストが何点かよりも、自分が何を感じているか分かり、表現して伝えられることの方がずっと大切だと私は思っているので、あなたの経験談のストレートさに心強さを感じています。
あと、世の中は学校のテストの点数を重要視しすぎだと個人的には思います。人間の価値は勉強ができるかどうかで決まるわけでもないし、子どもの頃は勉強以外にもたくさん経験した方がいいことがあるのに、テストの点数がどうのこうのいうのはみんなで考え直した方がいいと本気で思っています。なんだか、意見が多くなってしまいましたが、実は大人はあまり考えないで「こういうもの」と軽く話をすることも多いので、ほどほどに受け流してもいいよと伝えたい気持ちです。そして、今まで通り自分の感じること、考えることを信じていいよって思いました。

感想2

再度の経験談への投稿ありがとうございます。
友達との関係が一段落したことを読んで、少し安心しました。今回は父親のことが書かれていますが、タイトルや本文から、あなたの悔しさや、やるせない気持ちが伝わってくるように読みました。

テストにあたって「どれも自信がありました」と書かれていましたが、ご自身でも手応えを感じられるほど勉強に打ち込んだのですかね。点数が目に入った瞬間「ん?これはとてもいい点数では・・?」と率直に感じてしまいましたが、例にもれず、私の反応はあなたの友達とほぼ同じかもしれません。「一番嫌な点数でした」とのことでしたが、あなたとしては単純に褒められても喜べない、複雑な胸の内があったことを感じています。
父親は自分の努力を間近で見ているはず・・と思っていたからこそ、想定外の反応にびっくりして、なんだか裏切られたような、その瞬間は言葉を失ってしまったのではないかと想像しました。結果だけではなく過程に目を向けてほしいと思う気持ちは、当然のことだと感じました。

「その時は、従いました」と書かれていましたが、私としては、あなたが謝る必要は何一つないとも感じてしまいました。けれど、従わざるを得なかった場面だったのかなとも想像して、胸が詰まるような思いでいます。子どもがいい点数を取ることと親の人生は一体何が関係しているのか、とも考えてしまいます。
親とすれば、いい成績を取ることを「あなたのためだから」という理由でもって押し付けてくるのかもしれませんが・・それは親自身が安心したいだけなのではと、懐疑的になってしまう自分がいます。「怒りの声を聞くだけで体力を消耗して・・」とも書かれていましたが、父親の機嫌にあなたや弟が振り回されてしまう日もあるのかなと想像して、少し心配になっています。

こうして死にトリに気持ちを伝えてくれることが、少しでもあなたの緊張の糸を緩められる時間になっていたらいいなと思っています。またよかったらお話を聞かせて下さい。

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