経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。
何もかも、生きてることに疲れてしまった
私は30代後半の独身女性です。
実家は、江戸時代から続く代々医者家系。父も祖父も曽祖父も医者で、親戚もほとんど医者ばかり。地元にいると、目立ってしまいます。
親戚のほとんどみんな、国立大学の医学部出身で、義叔父は医者ではないですが旧帝大の教授です。
父方の親戚には、国会議員もいます。
私は子供の頃、両親や祖父母、親戚から、成績はオール5が当たり前、国立大学の医学部に行って当たり前、それ以外はあり得ないと言われてきました。
両親は私が子供の時から不仲で、私は小さい時から、両親に人の悪口や文句や批判を四六時中、聞かされてました。
子供の頃、父のお仕事の関係で、一年に一回転校してました。どこも田舎にばかり飛ばされるので、転校先ではいつも、医者の子医者の子自分たちとは違うと仲間外れにされたり、服装のことでも散々言われました。
実家にいても、両親がピリピリしていて、居心地が悪く、母が元教員なので、私が宿題をしてる時にいつも物差しを持っていて、少しでも間違えると物差しでビシバシ叩かれてました。
社会人になっても、地元にいると、上司がうちの患者さんだったり、職場の人から、病院のお嬢さんがどうして働きに来るの?と言われたり。地元の公共施設でお仕事していた時は、同じ部署のスタッフからは大卒で英語が話せるからと妬まれてたらしく、毎日毎日嫌がらせを受けて、契約を切られる始末。
職場では嫌がらせを受け、プライベートでは、かわいいからとつきまとわれたり痴漢されたりしてました。
地元を離れて、転職活動をしてますが、半年お仕事も決まらず。
大学時代は、夢に満ちてましたが、私の夢は周りの友人たちから真似されて、私は希望を失いました。
新しい夢を見つけても、父から否定されまくるし、それでもしようとすると、父は何をするかわからない恐怖感があるので、先に進めず。
もう、生きてることに疲れてしまいました。さすがに、ここまで来たら、死ねってことでは?とさえ思えてきます。
みんな、困ってる人がなぜか私の所には来て、人生相談をされることも多く、人助けばっかりしてます。もう、疲れました。死なせてほしいって思うくらい。
感想1
投稿ありがとうございます。あなたの経験談を読み、あなたがあなた自身の願いや思い、感じていることよりも優先しなければならなかった多くのことを想像しました。
私も祖父の代まで医者家系で、私の親も子ども時代には地元ではちょっとした行動で「あそこの医者の子どもが」と噂話をされたりするので振る舞いや言動を意識し続けなければいけなかったり、同級生に嫌がらせされたり、親や周囲の人からも色々な「当たり前」を押し付けられたり……ということがあったと聞いています。私自身はそれとはまた別の環境で育ちましたし、また私の親にしても、あなたと状況がまるで同じということではないとは思うのですが、それでもあなたの文章とこれまで私が見聞きしてきたことから、あなたの幾重もの不自由さを少しは感じることができるような気がしています。
転校なども重なれば、あなたがあなたの意思で関わりたいと思って、楽しみで関われるような友達関係を維持することも難しかったかもしれないと思いますし、家でも他の場所でも、あなた自身がほっとしていられるような逃げ場を見つけるのも難しかったのではないかと思いました。
文章の中には、たくさんの過去の周囲の行動や言動、あなたが受け取ってきたことが書かれていましたが、一方では、あなた自身がその時々で感じていたことは後半まであまり書かれていないことが気になりました。「もう疲れた」という感覚になるまでに、きっと日々たくさんの感じていることがあったのだろうと思うのですが、その一つ一つを重視することもできないような状況の中で生きてきたのかな、と想像しています。
「人助けばっかり」という言葉からも、周囲の感情の対処にあなたが明け暮れることが多くて、これまであなた自身の感情を置き去りにせざるを得なかったという部分もあるのかもしれません。(いろいろ言葉から連想して書いてしまっているところがありますが、あなたの生活や感じていることとずれていたらごめんなさい……。)
あなたはこれまでずっと「医者の家系の娘ならば」「病院のお嬢さんが」といった属性がとても重視されるコミュニティで過ごしてきたのだろうと思います。逆にいうと、本当であれば日本国内の医者にもいろいろな生活や人生があっていいと思いますし、また「元教員」だからといって宿題のために子どもに暴力を振るうことは許されないと思います。だけど、そんな別の可能性や、別のあり方がすべて排除されているようにしか見えないくらい、あなたの環境では、色々な属性や職業や家系などが重視されたのだろうと思いました。
その中であなたの「夢」はあなた自身としての重要なものだったのかなぁと思います。私は「夢」というものもよくわからないのですが、あなたにとってそれはどういうものだったのかなぁと気になっています。具体的な職業とか、目標とする生活があなたの「夢」としてあったのでしょうか。
また、本当であれば、あなたは親戚と縁を切る権利をもっていると思いますが、地元から出てもあなたの父から逃れることが難しい状況があり、その中でどういうことがあるか、と考えると不安も強くあるのかなとも想像しています。
死なせてほしいと思うくらい疲れ果てているあなたの話を、あなたがする機会がもっとあったらいいのに、と思いました。その一つはこの経験談と言えるかもしれませんが、ほかにもいくつもの場があればいいと思います。
私も死にたい気持ちが強い時には、自分の感情が絡まって「つかれた」「しにたい」としか思えないことが多いのですが、その中にはたくさんの気持ちやしんどさがあったことに後から気づくことがあります。1回で解決するわけではないかもしれませんが、メンタルクリニックや匿名相談、地域の相談などを(すでに活用しているかとは思うのですが)活用しつつ、あなたの心にあるものにあなたがなるべく安全に触れる機会があるといいのかなと思いました。いろいろな場所や機会があるといいのかもしれないと思ったのは、相手や場所によって少しずつ話せることが違うかもしれない、ということもあるのかなぁと思ったからです。その一つに、もし気が向いたら死にトリも活用してみてほしいです。経験談のほかにもとりコミュという掲示板もあり、短い文章でも気軽に送ることができます。
感想2
江戸時代から続く医者家系、旧帝大の教授、そして国会議員…どれも社会的に地位や権威がある職業で、社会的にはすごいのかもしれないですが、そうした地位は人を勝手に窮屈な型にはめてくるものでもあると真っ先に思ってしまいました。実際に経験談を読んでいくと、「あなた」を「あなた」として捉える人はおらず、「医者の子」や「病院のお嬢さん」として見てくる人が多かったのだなとも感じました。医者の子でも、なんでも、その人にはその人の人生があるし、誰だって自由に生きてていいはずなのに、家族も周りもみんなしてそんなに家柄が大事なんだろうか?とムッとしてしまう気持ちにもなりました。そして、あなたはどんな気持ちだったんだろう?と何度も経験談を読んで考えてみました。でも、どれも結局私の想像で…ムッとしてしまった私ですが、その想像も結局は私の中に内在化された「医者」へのイメージが入っている気がしていて。タイトルの「何もかも、生きていることに疲れてしまった」に全て集約されているのかもしれないと思いながらも、あなたがその時どんな気持ちだったのか、それらの出来事をどんな風に捉えているのか、もう少し聞けたらと思ってしまいました。
色々想像しながらも、1つたしかに感じたのはあなたの中にはあなたの人生を進みたい気持ちがたしかにあるということでした。けれど地元を離れてもなお、それを阻止しようとしてくる家柄の魔の手が迫ってくる。だからこそ何もかも嫌になるし、生きていることに疲れてしまう…そう思わずにはいられないそんな風に感じました。
感想1
投稿ありがとうございます。あなたの経験談を読み、あなたがあなた自身の願いや思い、感じていることよりも優先しなければならなかった多くのことを想像しました。
私も祖父の代まで医者家系で、私の親も子ども時代には地元ではちょっとした行動で「あそこの医者の子どもが」と噂話をされたりするので振る舞いや言動を意識し続けなければいけなかったり、同級生に嫌がらせされたり、親や周囲の人からも色々な「当たり前」を押し付けられたり……ということがあったと聞いています。私自身はそれとはまた別の環境で育ちましたし、また私の親にしても、あなたと状況がまるで同じということではないとは思うのですが、それでもあなたの文章とこれまで私が見聞きしてきたことから、あなたの幾重もの不自由さを少しは感じることができるような気がしています。
転校なども重なれば、あなたがあなたの意思で関わりたいと思って、楽しみで関われるような友達関係を維持することも難しかったかもしれないと思いますし、家でも他の場所でも、あなた自身がほっとしていられるような逃げ場を見つけるのも難しかったのではないかと思いました。
文章の中には、たくさんの過去の周囲の行動や言動、あなたが受け取ってきたことが書かれていましたが、一方では、あなた自身がその時々で感じていたことは後半まであまり書かれていないことが気になりました。「もう疲れた」という感覚になるまでに、きっと日々たくさんの感じていることがあったのだろうと思うのですが、その一つ一つを重視することもできないような状況の中で生きてきたのかな、と想像しています。
「人助けばっかり」という言葉からも、周囲の感情の対処にあなたが明け暮れることが多くて、これまであなた自身の感情を置き去りにせざるを得なかったという部分もあるのかもしれません。(いろいろ言葉から連想して書いてしまっているところがありますが、あなたの生活や感じていることとずれていたらごめんなさい……。)
あなたはこれまでずっと「医者の家系の娘ならば」「病院のお嬢さんが」といった属性がとても重視されるコミュニティで過ごしてきたのだろうと思います。逆にいうと、本当であれば日本国内の医者にもいろいろな生活や人生があっていいと思いますし、また「元教員」だからといって宿題のために子どもに暴力を振るうことは許されないと思います。だけど、そんな別の可能性や、別のあり方がすべて排除されているようにしか見えないくらい、あなたの環境では、色々な属性や職業や家系などが重視されたのだろうと思いました。
その中であなたの「夢」はあなた自身としての重要なものだったのかなぁと思います。私は「夢」というものもよくわからないのですが、あなたにとってそれはどういうものだったのかなぁと気になっています。具体的な職業とか、目標とする生活があなたの「夢」としてあったのでしょうか。
また、本当であれば、あなたは親戚と縁を切る権利をもっていると思いますが、地元から出てもあなたの父から逃れることが難しい状況があり、その中でどういうことがあるか、と考えると不安も強くあるのかなとも想像しています。
死なせてほしいと思うくらい疲れ果てているあなたの話を、あなたがする機会がもっとあったらいいのに、と思いました。その一つはこの経験談と言えるかもしれませんが、ほかにもいくつもの場があればいいと思います。
私も死にたい気持ちが強い時には、自分の感情が絡まって「つかれた」「しにたい」としか思えないことが多いのですが、その中にはたくさんの気持ちやしんどさがあったことに後から気づくことがあります。1回で解決するわけではないかもしれませんが、メンタルクリニックや匿名相談、地域の相談などを(すでに活用しているかとは思うのですが)活用しつつ、あなたの心にあるものにあなたがなるべく安全に触れる機会があるといいのかなと思いました。いろいろな場所や機会があるといいのかもしれないと思ったのは、相手や場所によって少しずつ話せることが違うかもしれない、ということもあるのかなぁと思ったからです。その一つに、もし気が向いたら死にトリも活用してみてほしいです。経験談のほかにもとりコミュという掲示板もあり、短い文章でも気軽に送ることができます。