経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

仕事と将来について

私は保育士をしています。社会人1年目です。
少し前に職場に行こうと家を出る前と出勤中、涙が止まらなくなることが何度かありました。
働き始めてから、優しい言葉をかけられると月1回ペースで職場で涙を流してしまいます。
私の職場は整っている方だと思います。
残業は毎日あるけれど持ち帰りの仕事はないし、落ち込めば慰めてくれる人もいる。
ただ、8時30分から15時までの間は基本的にトイレに行けません。
気分の上がり下がりが激しい人が直接の上司で、あたられる日も少なくない。
月に2回は障害のある方のいるグループホームに手伝いに行かなければいけないので、6連勤の1日休みなんてザラにあります。
業務が忙しくて休憩をとれていません。
それでも現状を変えようとしている先輩職員もいて、今は仕方ないと思うしかないだろうと思います。

1年目ということもあって、重圧も先輩方より少ないと思うし負担も少ない。辛いなんて言う権利無いんです。

保育士はやりたい仕事だったけど、1番やりたい仕事は他にあります。私が日々の業務に辛いと感じてしまうのはこれも関係しているかもしれません。
あと、月1回ということでどれも生理前に近い。全く生理前じゃない時もあったけど、ホルモンバランスも少なからず影響していると思います。

友だちにはあなたのいる職場はブラックだと言われましたが、客観的な意見が気になります。
精神的な疲労度で言えばこの職場を辞めたいけれど、多少ストレスがあるのは生きていくうえで当たり前で、見習いたい職員もいて、年度が変われば直接の上司も変わる可能性がある(もっと怖い上司になる可能性もある)やりたいことをするにはお金もかかる。
だから辞めるべきではないのではとも思います。
でもやっぱり毎朝辞めたいと思いながら通うのが辛い。
どうしたら良いのだろうと日々考えています。
辞めても良いか、辞めないほうが良いのか意見を頂きたいです。

感想1

保育士は、責任もあるし職場で自分のペースで過ごすことは難しいし、なかなか過酷な仕事ですよね…。だから「本当に日々お疲れ様です」とまず私は伝えたくなりました。
そんな余裕のない状況の中で、、これからの道筋を考えようと、自分の現在地を客観的に理解することを試みる姿勢に私はあなたのもつ力を感じています。

ブラック企業の指標が私はわからないのですが、客観的にブラック企業か否かは関係なく、あなたがもう限界だと感じたら(またはここまでの負担を背負って続けたい仕事じゃないと感じるなら)辞めるが勝ちだと私は思います。
ちなみに、私は多く転職して生きてきた人で、辞めても衣食住で即困る状況じゃない限りは、気楽に辞めちゃってきました。元気な心身と判断力があれば、就職活動にしても福祉に頼るとしてもどうにかなりやすいので、それを失うくらい弱ってから辞めるよりも、さっさと辞める方が安全だと実体験から思います。
衣食住に不安があるなら失業手当がもらえるまでを一区切りとするのも(1年間働くことが必要です)、辞める見通しがあるだけで結構支えになると思うので、ちょっとおすすめかもしれません。あと、最低限の貯金があるなら、すぐに正社員に転職を目指すのではなく、無理ない範囲でバイトしながらゆるやかに貯金を切り崩してのんびり過ごす期間をもってみるのもありだと思います。

「多少ストレスがあるのは生きていくうえで当たり前」は一つの事実だと思いますが、「だからこそとにかく我慢が大事」だという話ではなく、「だからこそ、自分にとって何がストレスなのか・大丈夫なのかを知り、許容範囲内のストレスしかかからない環境を整えるのが大事」だと私は考える派です。
今のあなたはその試行錯誤を始めた段階なのかなと感じます。

とはいえ、経験的に言わせてもらうと、涙が止まらなくなるというのはそれなりにピンチのサインです。辞める選択が必要かはわかりませんが、負担を減らすことはなるはやでやってほしいと私は伝えたいです。
理解ある会社であれば、直接の上司を変えてもらったり、時間数を減らしてもらったり(私は月160時間→120時間に減らしてもらったことがあります)、月2回のグループホームの手伝いはせめて免除してもらったりなどの手もあるかと思います。もし精神科で何かしらの診断が出るほど調子を崩しているなら、休職するという手もあります。

私が実体験的に知っている情報は、とりあえずこんな感じです。
他の考え方や方法も多くあると思いますし、自分のフィーリングを信頼して、取捨選択していったら大丈夫だと私は感じています。もし今後自分の選択を何か後悔することになっても、自分の歩んできた道のりを適切に理解することができれば、どんな経験も自分らしく生きていくためのスキルにつながるとも伝えたいです。投稿ありがとうございました。

感想2

日々のつらさやそれに伴う確かな気持ち、諦めや期待、やりたいことへの想いやそれがあるからこその悩みなど、それらがないまぜになってあなたが答えを持てないでいる現状の一端を垣間見させていただいたような気持ちになっていました。
私自身も仕事との向き合い方・働き方に長い時間悩んできたので、「いっそのこともっとわかりやすく過酷だったり、大変な状況なら自分の気持ちに答えを出せるのに…。」という気持ちももしかしたらあなたの中にあるのかなとも想像していたところです。

今の業務形態(長時間トイレに行けないなどは特に)や人間関係(気分屋の上司)などはとても肉体的にも精神的にも削られるものであるでしょうし、辛いと言えない(言いづらい)ことも相まってあなたをとても追いつめていることのように私には思えました。また、勤続1年であろうが10年であろうが定年前であろうが辛いものは辛いですし、雇用されている側であろうとそれを自由に口に出していい権利はあるはずです。それらができない(もしくはそう感じさせられる)「何かが」あるのだとすれば、それは会社や職場が調整・見直す必要があることのように私には思えます。もちろん「現状を変えようしている職員さんがいる」、「見習いたい職員さんがいる」とのことなので、これから先、何らかの変化があるかもしれませんし、それがあなたにとっての「今の職場は整っている方」という一つの安心材料になっている部分もあるのかもしれません。ですが、確約のない、区切りの見えない(あるかわからない)それらの安心材料はある意味ではあなたを今の場所に「つなぎ留め続けるもの」となって、今のあなたの心の不自由さにも繋がっているのかなとも思えました。

人の仕事や職場のことなので安直には言えませんし、何をもって「ブラック」と判断するのかは私にはできないのですが、少なくとも今のあなたの状況はやりたいことがあったり、将来のことを考えているあなたの気持ちとのギャップがあり、精神的な負荷も大きいように私には思えました。
ですが、「保育士はやりたい仕事だった」とある中で、業務そのものや保育の仕事そのものへのつらさが書かれていなかったのが印象的だったのですが、あなたの中での興味や関心が優先されているからゆえの「多少ストレスがあるのは生きていくうえで当たり前で」という言葉だったのかなとも私には思えました。

とはいえ、精神的・肉体的なキャパを大きく上回る仕事や働き方を続けるのは辛いと思えるので、辞めるか辞めないかをすぐに決断できなくても、一度立ち止まって今ある問題や辛さ、やりたいことやあなたが優先したい気持ちや考えなどをじっくりと整理したり、ぼんやりとでも考える時間があってもいいのかなと勝手ながらに私は思いました(あなたの問いの答えになっていなかったらすみません。。。)。

投稿ありがとうございました。

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