経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。
もうすぐ、受験。
受験生になって、ただでさえ悪かった精神状態がもっと悪くなって、成績がどんどん落ちていった。模試が返される度に自暴自棄になった。その勢いで国公立の推薦試験を受けようとしたが私立の学校に変え、それに対してまた発狂した。発狂しながら私立の学校に出願した。
自分が決めたことなのに、泣きながら準備した。
昔、カウンセラーに言われた。「大学はコスパ良く行って、大学院で頑張るんだよ。」って。
この前、元担任に言われた。
「大学院で頑張ったら？」って。指定校でどこか行こうよ、とも言われた。親も似たようなことを言っていた。
指定校制度を使おうよ、と言われることも大学院で頑張るんだよ、と言われることもとても贅沢な状況だと言うのは分かっている。
でも、そう言われる度に今の自分を全否定されている気がして、とても苦しい。理由も分からないけど、悔しい苦しいしんどい。
勉強しなきゃ。私馬鹿だから。全能力低いから。とてもとても低くて馬鹿だから。
自分が受験生だったころのしんどさを思い出しながら読みました。あなたの懸命な様子を想像していて、お疲れ様です、って言いたい感じがして、でもそんなこと言われても今目の前の受験というあなたの状況の前ではあまり意味のない言葉かなという気もするし……と色々考えています。
あなたは元々、どちらかといえば勉強すること、大学に行くこと、学校の中で学ぶことは当然すべきことだと教えられ、またそれに応えようとやってきた人なのかなぁと想像しています。受験して大学に行って勉強して…ということがあまりに「当たり前」とされてきたとしたらすごいプレッシャーだし、その「当たり前」に向かうことが苦痛になったときには「発狂」も「自暴自棄」も無理もないことのように感じました。私も大学受験のとき、しんどすぎてメンタルも生活の様々な部分でも崩壊していて、希死念慮いっぱいで思い詰めていたことがあり、その当時周囲の大人たちに言われることにもどう応えていいかわからなくなっていたことを思い出しました。
個人的な話を続けるのも変なぁだとは思いつつ、かつてイメージしていた「当たり前」や「こうなるだろう／なるべき」とはだいぶ違う学校に行き、だいぶ違う大人として生きている私としては、受験がすべてに思えるかもしれない今のあなたも本当だし、同時に、国公立でも、私立でも、大学に行っても、行かなくても、どんなあなたであっても大丈夫だということも伝えたいと勝手ながら思いました。
正直、学校や受験の範囲で測れる能力もそれを重視する価値観も限られたものだと私は思います。（今までのあなたの努力や思いを否定する意図ではないです。）あなたにとって興味を持てたり、不思議に思ったり楽しかったり楽だったり気になったりするものに、これからのあなたの生活の中で（学校に限らず）出会えることを願っています。
と言っても直近しばらく「受験」が眼前にある日々なのかなと思うので、見続けることに少し疲れた時は、息抜きにでも死にトリにきてみてくださいね。
感想1
経験談への投稿ありがとうございます。
発狂しながらの出願手続き・・相容れない思いの中で、ものすごい葛藤があったのではないかと感じました。自分が決めたこと、と書かれていましたが、決めざるを得なかった状況でもあったのかなと想像しています。
決まった規格に合わせることを求められながら、数字や他者の評価で一方的に自分を測られるということは、なかなかに苦しく、傷つくことでもあると私は感じています。「今の自分を全否定されている気がして、とても苦しい」との言葉に、周囲が良かれと思ってかける言葉とは裏腹に、置いてけぼりにされたように感じているあなたの気持ちを想像して、こちらも胸が苦しくなるように読みました。
受験制度そのものに文句をつけたところで、あなたの息苦しさが解消されるわけではないのですが、あなたがしんどいと感じることは真っ当だと伝えたい気持ちになりました。また、あなたがご自身を責め、追い詰められているようにも感じ、勝手ながら心配になっています。
しばらく落ち着かない日々が続くかと思いますが、よかったらまた気持ちを吐き出しに死にトリを訪ねてみて下さい。