経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

頑張りすぎた結果、、、心が壊れた

頑張りすぎた結果、、、心が壊れた

うつ病になって6年経ちます。
きっかけは仕事と父親の入退院や施設に入った当たりからです。
親が離婚しているので独身だった自分が、父親の身の回りの世話をしていました。
パーキンソン病で施設に入った辺りから、月2回の通院の付き添い、施設への届け物となど休む暇がありませんでした。
時より仕事中も電話がきて、すぐに来てくれと無茶苦茶てました。
お前も俺を捨てるのか、とにかく暴言が凄く疲弊してました。
職場の人も通院介助で休みを変わってもらったりが続いてくると文句もあり、うつ病にも理解がありませんでした。
会社に休職をお願いしても拒否され、昨年の3月に退職しました。
今は傷病手当をもらいながら生活をしていますが、母親からの早く治してが、、、良くはなるけど治らないまでは理解がなくて。
先を考えると絶望ばかりで死ばかり頭に浮かびます。
頑張りすぎて壊れたのに、まだまだ頑張らないといけないのかな、、、
辛くても笑えてしまう、、、元気に振る舞う、相談や甘え方が分からない。

普通ってなに

うつ病になって6年、母親からしてみれば、亡くなった父親の事も休職させてくれなかった職場からも離れたのにまだ治らないの?
いつまでもこの状態でいられる訳ではないよ、早く治して少しは頑張らないとと一言。
それはプレッシャーにしかならないし、そう言われただけで気分は沈んでる。
ODも最近してなかったのに、忘れたいが為に飲みそうになる、、、
何の為に生きてるんだろう。

感想1

2つの経験談の投稿ありがとうございます。どこにも吐き出すことのできない心の内を届けてくれたのかなと想像しながら読んでいます。仕事とお父さんのサポートは想像以上に身体も心も疲弊するものだと感じますし、周囲から理解を得られない環境の中で何とか生き抜いてきたあなたに労いの言葉を送りたい気持ちに私はなっています。
きっと状況的にもお父さんのサポートを担わざるを得なかったのだろうと感じます。福祉サービス等あっても様々な事情で利用まで繋がらないケースも多い現状もありますが、そもそもこの社会が親の面倒は子がみるべき(家族内で解決すべき)であるという風潮がまだまだ根強くあるところに私は疑問を抱いてしまっています。
また、お母さんからの理解のない言葉もあなたにとっては大きな消耗になるだろうと感じました。「頑張りすぎて壊れたのに、まだまだ頑張らないといけないのかな、、、」という言葉からも無理をするのが当たり前になってしまっているのではないでしょうか。お父さんが亡くなられたことでサポートに関しては一旦肩の荷がおりた(この先お母さんの面倒も待っていると感じてしまっているところもあるかもしれませんが・・・)状態ではあると思うので、そう簡単なことではないと思いますが少しお母さんと距離をとれたりしないものだろうかと考えてしまいました。もう心はSOSを出し続けているのではないかなと感じていて、自分のことをまず尊重していく、それはあなたの当然の権利であると私は思います。そしてそれが親不孝だとか思う必要はなくて、あなたはあなたの人生を生きていいということを伝えたいです。(そういう風に思えるようになるのも容易なことではないかもしれませんが・・・)
相談することや誰かを頼ることに抵抗があるのかなとも思っていて、でも相談や誰かを頼ることは悪いことではないですし(誰しも誰かの助けがないと生きていけないものだと私は思っています)、そういう風に感じてしまっているところ含めて一緒に考えてくれる人が必要なのではないかなとも思うので、匿名で相談できるSNS相談などをもし良ければ活用してみてほしいなと思いました。参考までに(まもろうよこころ:https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/)
あなたに少しでも心休まる時間が訪れること、勝手ながら願っています。あなたにとって死にトリが何か役に立ちそうであればいつでも参加してほしいです。お待ちしています。

感想2

あなたの二つの経験談を読みました。本来、「頑張る」は多分いつもできることではないし、いつもできるように人の心身はできていない気がします。あなたが頑張らざるを得ない状況で、なんとか日々をつないできたのだろうと思いました。そう考えると、「頑張る」という言葉が世の中でやたらと肯定的に使われることになんとなくもやもやした気持ちになります。
読んでいて感じたのは、社会の中でたりないさまざまなことの皺寄せをあなたがなんとか「頑張る」ことで耐えてきたのだろうということです。父親の身の回りのことや介助などをあなただけでやらなければいけなかったり、職場はあなたの状況を無視した扱いを続けたり……。理不尽この上ないと思います。
その中でうつ病になるのも無理はないし、母親から「早く治して」と言われたってどうにかできるものではないのに、余計につらくなってしまいそうだと思いました。なかなか周囲の理解が得られないことってあるよなぁ…とも思っていて、どうしたらいいんだろうと考えていました。あなた自身だって、苦しまずに済むなら苦しまずにいたいだろう、と想像しています。
私はむしろ「頑張る」からもっとあなたが離れられたらいいし、頑張る必要はないと思います。でも、無理をしてなんとか生きてきたやり方を急にやめるのも難しいですよね。私もずっと気分障害の診断がついていますが、うつ状態がひどいときほど、早く元気にならなければ、という気持ちに囚われてしまうことが多いです。
一つ目の経験談に甘え方がわからないと書いてありましたが、これまでも甘えることを十分にできる機会がなかったらわからないのも当然だと感じました。また、相談といっても誰にすれば…?という気持ちになってしまうこともありそうです。
死にトリはいわゆる相談とはまた違いますが、こうやって文章にしてあなたの思いを送ってくれてありがたく思っています。あなたが感じていることは、まだいろいろあるのかもしれないし、心の中で反芻する思いもあるかもしれません。よかったら、いつでも書き込めるとりコミュ(掲示板)も活用してみてくださいね。投稿ありがとうございました。

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