経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

心ない言葉

私はうつ病になって、10年は経ちます。その間に母から言われた心ない言葉。お前は生きてるだけで迷惑だと。それと、働きもしないんだったら、死んでしまえと言われました。私の希死念慮が酷くなったのは、この言葉を受けてからです。精神科に入院した時も、恥だ!と言われました。精神病って現代病だと思います。誰しもなり得る病です。母はそれがわからないんだな、と。今も死にたい気持ちでいっぱいです。母に迷惑かけずに死ぬにはどうしたらいいのか、と。消えてしまいたいです。もういきてるのが辛くてたまらないんです。

感想1

投稿を読んで、あなたがこの10年どんな思いで生き抜いてきたのかあれこれ考えていました。お母さんからの言葉はあなたに「もういきてるのが辛くてたまらないんです。」と思わせてしまうには十分だと私は感じています。そしてお母さんから何かを言われるたびに理解されることはない現実に絶望感や無力感を抱いてきたのではないでしょうか。
「母に迷惑をかけずに死ぬにはどうしたらいいのか」とあるのは、自分は生きていてはいけないという思いもあったりしますかね・・・。言われ続けた言葉がそう簡単に消えるものではないと私も体感としてありますし、生きていること自体の辛さがこの先良い方向に傾くこともあまりイメージは持てないかもしれません。あなたの死にたい気持ちを否定する気はないのですが、どうしても今の辛さから解放される方法が死を選択する以外でないものかと私は考えてしまいます。こうして自分の取り巻いているものを誰かに話す経験は今まであるでしょうか。もし身近に話せる人もいないということであれば、匿名で相談できるSNS相談などもあるのでそういったところを活用して、気持ちを外に出すことで辛さを少しでも手放すことはもちろんですが、お母さんと自分だけの視点ではなく他の人の視点を知ることで今で見えてこなかったものに気づけたり、この先のことについても何かヒントを得られるかもしれません。相談窓口の情報をお伝えさせてください。
(まもろうよこころ https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/)
また、気持ちが落ち着かなくなったり辛さでいっぱいいっぱいになった時は死にトリでは経験談以外でも「とりコミュ」というつらい気持ちを書き込める掲示板もありますので、あなたのタイミングで今後も死にトリに参加してもらえたらなと思っています。経験談の投稿ありがとうございました。

感想2

投稿ありがとうございます。
お母さんの1つ1つの言葉について、心がウッとなりました。「それは違うだろう」というのが率直な思いです。これを直接、しかも弱っている時に言われるとすると、投稿者さんの希死念慮が酷くなったのも当然のことにように想像できます。
お読みしていて、投稿者さんには2つの感情があるのかなあという印象を受けました。1つは「母はそれが分からないんだな」というお母さんを責める気持ち、1つは「母に迷惑をかけずに死ぬにはどうしたらいいのか」という自分を責める気持ちです。その2つがせめぎ合ってどちらにもつかない感じが、私に漠然と苦しさを思い起こさせました。
そして、具体的にお母さんにどのような迷惑をかけているんだろうと気になりました。ご飯を作ってもらったり、生活費を出してもらったり…でしょうか。もしそのような迷惑だとしたら、誰でもかける可能性があるだろうと思います。精神病に限らず病気になったり怪我をしたり歳をとってできることが減ったり…。でもそのことをお母さんが分かってくれないから、さらにつらいのだろうと伝わってきます。
とはいえ、私の感覚では、親の言葉は呪いのような雰囲気をまとって人生の隅々にまで染み渡る感じがあります。もしかしたら、投稿者さんの10年の期間にも、お母さんの否定的な言葉が烙印を押されたかのように消えないでいるのかもしれません。それゆえに、「母に迷惑をかけずに死ぬにはどうしたらいいのか」という言葉から滲み出るつらさもまた、よく伝わってきました。
私の感想をつらつらと書いてしまいましたが、これを読んで投稿者さんがどんなことを感じたか、またお聞きしたいなあと思います。よかったら書きに来てください。

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