経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

もう疲れた

長女として生まれて来たから何かと我慢することが多かった。下には2歳離れた弟と4歳離れた妹がいる。何かする度に何もしてない長女の私が怒られる。叩かれる。蹴られる。「あんたなんて産まなきゃよかった」なんて言われたこともある。今はもう家に帰るのも怖い。涙が止まらなくなってどうしていいかも分からない。ずっと死にたいって思いながら生きてしまってる自分が嫌になる。学校でも自分が常に責められる。例えば、Aプランを私が提案すると頭ごなしに全否定してくる。でも私とほぼ同じ内容のBプランを提案したFちゃんは褒められる。「すごいね」「この提案でいこう」等。その流れで「あんたもFちゃんのこと見習いなよ」と言われる。もしかしたら私の心が狭い、弱いだけなのかもしれないけれど、『私ってこの世の中に必要ないんじゃないかな』ってずっと考えてしまう。
考える暇があるなら今すぐにでも死にたいしもう生きるのも疲れた。『自分が全部悪いから』で腑に落とすようにしているけれどもう限界。寝ることも怖くなって一睡もしてない日が続いていてもう限界。リストカットも止まらない。

感想1

 これまでよく耐えてきましたね。他の人の心の弱さや心の狭さを優しいあなたが一手に引き受けてきたように思えてなりません。あなたの心が限界に達している様子がひしひしと伝わってきました。家でも学校でも常に責められる状態にあれば、心が限界を迎えて死にたいと思うのは無理もないことだと私は理解しました。一睡もしていない日々もリストカットもあなたの悲鳴であると受け止めました。
「自分が全部悪いから」と腑に落とすようにしていたのですね。自分が悪いと思い込んでいるのではなく、腑に落とすようにしていたということを教えてもらいました。あなたの中に今まで置かれてきた状況が納得できないという気持ちが僅かでもあるのかもしれないと私は想像をしました。
 家にも学校にもあなたを受け止めてくれる人や、あなたを気にかけてくれる大人がいないのではないかと心配になりました。保護者が子を叩いたり蹴ったり「あんたなんて産まなきゃよかった」と子に言うことは児童虐待にあたります。家に帰るのも怖い気持ちがあるのですね。18歳以下でしょうか。児童相談所に「家で受けている暴力こと+家に帰るのが怖いこと」をセットにして伝えてみるのも一案かなと思いました(セットで伝えることがポイントです)。もしもあなたが望むのであれば、家に帰らずに生活できる方法を一緒に考えてくれる大人に出会える可能性があります。この方法を押しつけるつもりはありませんが、あなたと出会った私が知っている知識を分け合いたいとの思いで伝えたいと思います。私はあなたのような経験をした人材を失いたくないし諦めたくないのです。あなたはもっと大事にされてよい存在であると私は思っています。

感想2

短めの文章の中から、苦しくても疲れても疲れても終わらない日々の苦しさがひしひしと伝わってくる経験談だと思いました。あなただけではどうにもならない状況の中で、「耐える」というやり方でなんとか生き延びてきたあなたの様子を想像しています。家での暴力や暴言は虐待と呼ばれるものだと思います。それは社会や大人の責任で、あなたがそれを理不尽に受け続けてしまっている状況にやりきれない気持ちでいます。「家に帰るのも怖い」と思うのも当然だと思いますが、それでも他に安全にいられるところもわからない中で、家に帰る日々なのだろうか…と思いました。
学校でも責められる状況があるということなので、生活の多くの場面で、あなたは疲れても我慢し続けるしかない時間を過ごしているのかなと思います。そういう状況について、あなたが全部悪いということは絶対ないと断言したいです。あなたは悪くないし、本当は安心して、安全な場所で生きていい存在です。でも一方では、そういうふうに思い込むしかできない理不尽なことが生活に満ちているのだと思います。あなたが限界と感じているときに、死にトリにあなたのことを書いて送ってくれて、とてもありがたく思っています。死にトリとはまた別なのですが、無料でできる電話相談やSNS相談などもあるので、よかったらそれらも活用してみてほしいです。また、しんどい時や頭の中が休まらない時などがあれば、いつでも死にトリにきてください。待っています。

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